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30ユーロで晩ご飯187 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、2年ほど前にも登場したことのある三ツ星レストランのオーナーシェフ、エマニュエル・ルノーさんが、秋を先取りしてキノコを使った料理でチャレンジしてくれます。

 では、スタート!

Paris_Megeve.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 カゴを持ってリポーターさんと一緒に森にやってきたのがシェフのエマニュエルさん。

 すでに様々なキノコがあちこちに顔をだしていました。この自然の恵みを使って4人分の料理を作ってくれます。

 クレーム・キャラメルにも合うとかおっしゃっているので、デザートにもキノコが使われるようです。

 さて、その他の食材を手に入れるため市場にやってきました。30ユーロを渡して揃えていただきましょう。

 まずは、生産者さんのお店で玉ねぎとモナリザという種類のジャガイモを購入。これが合計で2.02ユーロで残りが27.98ユーロ。そんな名前のついてジャガイモがあるとは初耳!

 次はパン屋さんでパイ生地を購入。これが5ユーロで残りは22.98ユーロ。

 そしてこちらのお店ではソーセージミート、牛乳、生クリーム、チーズ(ボーフォール)を購入。これが合計で15.97ユーロで残りは7.01ユーロ。どうやら前菜はお米を使わないリゾットになるらしい。

 次は・・・レストランの菜園で野菜を収穫。ということは野菜はタダ。低予算で抑えられました。

 調理の前にキノコの汚れを刷毛できれいに取り除きます。水で洗うのは禁止。きれいになったところで調理の開始!

 まずはデザートのクレーム・キャラメルから。

 スライスしたアミヒラタケを鍋で炒めます。アミヒラタケの代わりにマッシュルームを使ってもいいそうです。そこに牛乳を加えて煮込みます。その間に卵黄と砂糖をよく混ぜ合わせたクリームとキャラメルソースを用意します。これを器に入れて湯煎又は蒸して出来上がり。

 次はメインのセープ茸のトルト。

 ジャガイモとセープ茸をさいの目に切ったら、フライパンでニンニクと一緒にバターで炒めます。これを、みじん切りのパセリと一緒にソーセジミートと混ぜ合わせたら、パイ生地で包んで30分ほどオーブンに入れて焼きます。

 最後は前菜のリゾット。

 菜園から収穫してきた根菜コールラビをみじん切りにして茹でたら、生クリームとおろしたボーフォールと一緒に煮込みます。スライスしたキノコをトッピングして盛り付けたら出来上がり。

 お肉たっぷりのパイが美味しそうですが、デザートのクレーム・キャラメルがどんなお味か気になります。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、8才になる息子が、デザートの追加で交渉を始めた。『パパが僕に宿題をさせるためにくれた10ユーロをママにあげてもいいよ』」

VDM(Vie de Merde)より


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