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週末はグシュタードで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はスイスの山村グシュタード(Gstaad)を旅します。パリからは列車で6時間20分ほど。

 山村とは言ってもセレブもやってくるというリゾート地です。

 では出発!

Suisse_Gstaad.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 グシュタードはスイスらしい風景に囲まれたリゾート地。そして目抜き通りは欧州でも一、二を争う高級ブティック街です(赤印)。こんなところにこんなお店がズラッと並んでいるとは!

 しかし、スイスの伝統がしっかり村を支えています。なにやら花束のようなものを頭にくくりつけられた牛の集団が・・・。

 あの花束はここで作られています。住民だけでなく観光客も参加できます。

 「すごくきれいでしょ。村の伝統行事なんです」と女性。

 専用の木製の帽子(?)に花をくくりつけて、牛の頭に取り付けるとこうなります。

 これは、夏の間、山で放牧されていた牛が麓の牧場に戻ってくるお祝いの行事。約3,000人の観客が見守る中、この姿で村の大通りを練り歩きます。もちろん、スイスのあの歌声も堪能できます。

 次は村から南に移動してゴンドラに乗り、岩山の頂きへと向かいましょう(緑印)。ここには2つの岩山の頂きを結ぶ橋があります。標高は3000メートル。通行料は49ユーロ。人一人が通れるくらいの幅。

 「時速250メートルの強風に耐えることができます。雪が積もっても問題ありません」と関係者の方。

 そして、更に南に移動したところには氷河もあります(グレー印)。ここには”悪魔の岩”と呼ばれる岩があります。悪魔がボーリングをして楽しんだために岩がゴロゴロ落ちてきたという逸話があるそうです。

 さて、次は長いコースターですべりおりて午前の旅を締めくくりましょう(青印)。

 そろそろお昼の時間になりました。スイスの伝統料理チーズフォンデュを頂きましょう。とは言ってもお店に入るわけではありません。材料と道具一式をリュックに詰め込みハイキングへと出発!これで費用は18ユーロ。

 この辺りは200キロにも渡るハイキングコースが整備されています。山の中を歩いているとラウェネン湖が見えてきました(水色印)。ここは自然保護区。こちらのエリックさんのような自然保護官の手で守られているそうです。

 山道を登ったところにあるのがチーズ工房。山の上とは言え、チーズが熟成されているのは地下25メートルのところ(オレンジ印)。そしてチーズの数は3,000個もあるそうです。白ワインと一緒に試食もできます。

 地上に上がってこちらのテーブルでフォンデュをいただきましょう。青空の下のフォンデュも面白いですね。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。1時間ほど歩いたこちらの山小屋です。寝室がこちら。一泊80ユーロと少々高め。疲れた足をいやしてくれるのはミルク。足湯ならぬ足ミルク。

 最後はこちらのアトリエを訪ねてみましょう。そこは切り絵工房。レジーナさんは12才の頃から切り絵をはじめました。かなり複雑な文様ですが、17世紀頃から続いているスイスの伝統だそうです。1作品で150ユーロほど。レジーナさんの切り絵には自然豊かな山村の風景が描かれています。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、リモコンにミルクをこぼしてしまった息子が、水と石鹸でリモコンを洗った[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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