SSブログ

30ユーロで晩ご飯189 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、ミシュランの星2つを獲得しているシェフのパトリック・アンリルーさんがチャレンジしてくれます。お題は、リキュールのシャルトゥルーズ。

 では、スタート!

Paris_Vienne.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 この液体がシャルトゥルーズと呼ばれるリキュール。生まれたのは同じ名前の修道院。アルコール度は55度!

 これを使って前菜からデザートまでを作ってくれるのが、買い物かごを手にやってきたパトリックさんです。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 ヴィエンヌの市場にやってきました。まずは八百屋さんで手にしたのはアンピュイのピーマン。唐辛子とピーマンの間くらいの野菜で辛くはないそうです。さらに、アニスの花、エシャロット、チェリートマト、ほうれん草を購入。これが合計で4.92ユーロ、残りは25.08ユーロ。

 次は乳製品のお店でヤギのフレッシュチーズを購入。これが2ユーロで残りは23.08ユーロ。

 市場を後にしてこちらのお肉屋さんにやってきました。豚の血の入った腸詰めブーダンを購入。これが5.58ユーロで、残りは17.50ユーロ。

 次はこちらのお店で果物を購入。リンゴ(青と赤)、ブドウ(赤と白)等々で3.80ユーロ。残りは13.70ユーロ。

 またパン屋さんでブリオッシュを購入。これが2ユーロで、残りが11.70ユーロ。

 最後は、シェフの貯蔵室でシャルトゥルーズを選びます。ものすごい数!こちらは1840年のシャルトゥルーズ。蓋は開けられていましたが、光を遮断して一定の温度を保っていれば200年でも保存できるそうです。

 今回使用するのは2022年度の黄色と緑のシャルトゥルーズ。これが9ユーロで予算内におさまりました。では調理の開始!

 まずは前菜の”ピーマンのヤギのチーズ詰めとシャルトゥルーズソース”から。

 ピーマンの上の方を切って中身を空にします。ボールに入れてつぶしたヤギのチーズに黄色のリキュールを垂らして混ぜ合わせ、ピーマンに詰めて焼いたら出来上がり。よく見るとチェリートマトとアニスの花が添えられています。

 次はメインの”リンゴとブーダンのミルフイユとカレー風味のシャルトゥルーズソース”。

 輪切りにしたリンゴをバターで炒めたら、同じく輪切りにしたブーダンとアメ色になるまで炒めたエシャロットをはさんでミルフイユにします。どうやらエシャロットを炒める時にリキュールを使っていいるようです。完全にアルコールが抜けるまで炒めるとか。

 最後は、デザート”シャルトゥルーズ風秋の果物のコンフィ”。

 鍋にフルーツと緑のリキュールを入れて蒸し焼きにしたらブリオッシュのトーストにのせてソースを掛けたら出来上がり。イチジクがおいしそう。

 さあ、全部の料理が揃いました。ではいただきましょう!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、八百屋で店番をしていると、高齢のマダムがお金を払う段になってお財布をゴソゴソやり始めた。何を探しているのかと聞くと・・・抜けた歯を探しているという[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(50)  コメント(2) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。