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30ユーロで晩ご飯191 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、栗の産地で知られるアルデッシュ地方のレストランのシェフがチャレンジしてくれます。お題は、もちろん栗です。

 では、スタート!

Paris_Meyras.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 秋と言えば、いがいがのついた栗。枯れ葉の中から出てきました。

 落ち葉の舞い散る市場でシェフのクロードさんと待ち合わせ。早速、30ユーロを渡して材料をそろえていただきましょう。

 まずは魚屋さんにやってきました。ニジマスを2尾購入。これが8.80ユーロで残りは21.20ユーロ。

 次は八百屋さんです。店頭に栗が出ています。ここの栗はAOP付き。艶とボリュームがあって美味しそう。この栗を500グラム確保。さらにバターナッツ、フェンネル、セロリ、玉ねぎ、オレンジも購入。これが合計で14ユーロ、残りは7.20ユーロ。

 さらに、こちらのお店で、栗のクリーム、生クリーム、ベーコンを購入。これが全部で7.20ユーロ。残りはゼロ!

 ぴったり賞で見事にちょうどで使い切りました。では調理の開始!

 まずは栗の実を取り出します。これをさっと湯がくと渋皮がむきやすくなります。

 では最初は前菜の栗のヴルテから。

 栗をセロリと一緒に牛乳で煮込みます。その間にキノコをさいの目切りにし、ベーコンと一緒に炒めて器に盛り付けます。栗を煮込んだスープはミキサーにかけてどろどろにしたら、ここにかけてヴルテのできあがり。

 次はメインのニジマス料理。

 栗をオーブンに15分ほど入れて火を通したら粗切りにして、フェンネルとバターナッツの芯と一緒に煮込みます。これをラビオリ風に、バターナッツを薄くスライスしてブイヨンで茹でた皮で包みます。ここにバターで炒めたニジマスを盛り付けてできあがり。

 最後はデザートの栗のムースのオレンジ添え。

 栗のクリームと生クリームを混ぜ合わせ、オレンジの上に絞り出し、最後にオレンジの皮をトッピングして出来上がり。

 この番組、自分で作る料理のヒントになるので楽しみにしてるのだが、最近、作り方の説明がおおざっぱで苦労する[あせあせ(飛び散る汗)]


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼が初めて焼栗を初めて食べて、よくこんなものが食えるなというから、教えてやった。『あのね、普通栗は皮をむいて食べるもんよ』」

VDM(Vie de Merde)より


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