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週末はリエージュで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はベルギー第5の都市リエージュ(Liège)を旅します。パリからは高速列車で約2時間半。

 では出発!

Belguium_Liege.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 いきなり急勾配の道!そこには374段もある階段が作られています。

 かつて丘の上には城塞がありました(青印)。今では街が一望できる観光スポットになっています。

 眺望を堪能した後は階段を降りて中心街に行ってみましょう。ここはサンポール大聖堂。ステンドグラスは16世紀のもの。教会には珍しく悪魔の彫像が設置されています。

 そして特別にこんなところにも案内してもらえます。そこは地上23メートのところにある教会の屋根裏。骨組みに使われているのは樫の木。小さな窓を開けると、正面に別の教会が見えます。リエージュには教会が7つもあるとか。眼下には四角の広場。

 この広場で待ち合わせていたのがガイドのシャンタルさん。導かれるままに狭い路地を進んでいくと、のどかな界隈にやってきました。ここは先ほど上がっていった丘の麓。

 かつてリエージュには裕福な一族が屋敷を構えていましたが、自分たちの家に使用人を住まわせるのを嫌がり、このような小さな建物で生活させていたのだそうです。

 次にやってきたのは司教の宮殿(緑印)。なんとも豪華な建物。柱には彫刻がほどこされています。

 「これはアメリカを発見したとされるコロンブスが現地からお土産としてヨーロッパの宮廷に持ち帰ったものです」とシャンタルさん。

 その作物は今では市場の店先に並んでいます。市場はムーズ川沿いに延々と続き、食事もできます。しかも10ユーロ以下という安さ。ここのサンドイッチは大人気。食事の後のデザートはもちろんワッフル。日本でワッフルと言えばこの形。リエージュが発祥の地だそうです。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。そこは、かつて鳩小屋として使われていた建物。昔は食用に鳩を飼ってました。現在は住宅に改造されています。広さは12㎡と狭小。上の階にはガラス張りのシャワー室が完備されています。そのすぐ横が寝室になってるようです。

 ここで横になる前に、夜のリエージュを楽しんできましょう。大聖堂の北側にあるル・カレ(le Carré)地区には数多くの飲食店がひしめき合っています。今回はそこから少し外れたお店に行ってみました(オレンジ印)。

 ここは1930年まで薬局だった場所。インテリアにはその面影を残す品々が飾られています。夜の8時になるとなにやら片付けが始まりました。これ以降の時間はクラブに変身。

 リエージュのナイトライフを楽しんで、狭小住宅でぐっすり眠った翌朝は、車で移動。20分ほどすると目的地に到着(水色)。ここは洞窟の入口。中に入ってみましょう。侵食によってできた洞窟の気温は一年通して12℃。ボートで中を見学することができます。狭くて暗くてちょっと怖い・・・。

 最後は地上に出てベルギービールで締め!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、子どもたちがいないので階段にペンキを塗った。一番下の段のペンキを塗り終わってふと見上げると、わが家のニャンが階段からこちらを見ていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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