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30ユーロで晩ご飯192 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、ちょうど去年の今頃登場したシェフ・エトワレ(ミシュランの星を獲得したシェフ)のロドルフさんがまたチャレンジしてくれます。

 お題はキャベツ。季節が進むにつれて温かい料理が食べたくなります。

 ではスタート!

Paris_PontDC.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 今回のお題はキャベツですが、ここにはカリフラワーやロマネスコも含まれます。どちらも元はキャベツらしい。

 そしてこちらがシェフのロドルフさん。では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは八百屋さんにやってきました。店頭に並んだ野菜をよく吟味してから、ロマネスコ、ニンジン、玉ねぎを購入。これが合計で9.50ユーロで残りは20.50ユーロ。

 次は、AOP付きのル・ピュイのレンズ豆を1.20ユーロで、ソーセージを3.90ユーロで購入。残りは15.40ユーロ。

 さらに、牛乳と生クリームで4.10ユーロ。残りは11.30ユーロ。

 まだまだお買い物は続きます。こちらのお店でフランボワーズを2.50ユーロで購入し、残りは8.80ユーロ。

 一応、これでお買い物は終了ですが・・・予算内で収まったかどうかはっきりしないまま調理の開始!

 まずは全部の野菜を細かく刻みます。その理由は、早く火を通すため。但し、このシワシワキャベツは別。こうしてそのままさっとゆがいたら、冷たい水にさらしておきます。こうすると野菜の色が保たれるそうです。

 準備ができたら、前菜に取り掛かりましょう。

 ロマネスコを茹で、牛乳と生クリームと一緒にミキサーにかけヴルテにしておきます。ここで登場したのがムール貝。先に買って冷蔵庫に保存してありました。因みにお値段は5.10ユーロ。よって3.70.ユーロが手元に残り予算内におさまりました。めでたし、めでたし。

 それはともかく、ムール貝を蒸し焼きにしたら身を取り出します。冷蔵庫に残っていたリンゴをさいの目に切りムール貝と一緒に器にもりつけたら、ヴルテをかけて出来上がり。

 次はメイン料理。

 レンズ豆を香草と一緒に茹でたら、フライパンで炒めたキャベツ、ニンジン、玉ねぎと合わせます。ソーセージは別のフライパンでこんがり焼いたら中身を先程の具と混ぜて、キャベツの葉で包みます。ラップを使うときれいに形に包むことができます。これを180℃のオーブンに12分ほど入れて出来上がり。

 最後はデザート。

 まずはシュー生地を作りオーブンに入れて焼きます。その間に、茹でたカリフラワーとホワイトチョコレートと生クリームをミキサーにかけてクリームを作ります。焼き上がったシュー生地にクリームとフランボワーズを挟んで出来上がり。因みにシューはキャベツという意味。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、いつもの月曜日の朝と同じように起きてすぐコーヒーマシーンのスイッチを入れた。カップを置き忘れたのに気づくまでに20秒ほどかかり、その後片付けをするのに10倍の時間がかかった[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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