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600キロを旅した猫 [トピックニュース]

 やっといなくなってほっとしたのもつかの間、アメリカでまたあの方が登場するらしい。

 ちょっともう見たくないなあ〜。

 大統領時代に色々悪さをしたらしいけど、いつまでたっても裁かれない。むしろどこ吹く風で、また政治の表舞台に戻ってくるとなると、他国のこととは言え、どうも釈然としない・・・。

 それはともかくとして、今回は600キロを一人で旅した猫のお話。

 猫は人になつかず家に付くなどと言われますが、それを体現したようなお話です。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 長い旅を終えて椅子の上でくつろいでいるのが猫のコクシです。

 今から1年あまり前、飼い主とともにフランス北東部の小さな村スイイからフランス北西部の小さな村ジネに引っ越しました。

 しかしその直後、コクシは行方不明となってしまいます。家族は、自然の中で暮らす猫、つまり野良になってしまったのだろうと思うことにしました。

 そして今年の10月、かつて暮らしていた家から10キロのところにコクシがいることが判明。

 「10月10日、高速を飛ばして迎えに行ったんです」と飼い主。

 コクシが無事に飼い主のもとに戻れたのはPet Alertという組織のおかげだったそうです。

 この組織、迷子の動物たちを飼い主の元に戻すための活動をしているらしい。

 Pet Alertに保護されたときのコクシの写真がこちら。どうやら引越し先のジネから1年余りをかけてスイイまで戻ってきたようです。

 「10年も一緒に暮らしていた猫ですよ。見つけたときはそりゃあ嬉しかったです」

 とは言え、見つけたときは痩せこけて前とはだいぶ違った姿になっていたそうです。確かに、あの写真でよく見分けがついたなと感心します。

 今は飼い主さんのもとで栄養のある食事を取ってかつての姿を取り戻しつつあるそうです。

 「迎えに行ったときは野生化していて大変でしたけど、抱っこしたりなでたりして、やっとここまでになりました」

 なんだか600キロも旅した猫だと思うと、どこか風格がありますね。


******* フランス人のつぶやき *******

「うちのニャンは、隠れると誘い出すために私が猫缶を開けるのを知ってるらしい。故に、しょっちゅう隠れる[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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