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30ユーロで晩ご飯195 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、バスク地方のレストランのシェフが、エスプレットの唐辛子を使った料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Anglet.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがエスプレットの唐辛子。

 栽培できるのはバスク地方でも限られた地域だけ。厳しい条件をクリアして ”エスプレット" という名前をつけることができます。

 元はメキシコで生育していた種類がこの地に根付いて生まれた唐辛子だそうです。ピリッと辛味はあるもの豊かな香りがあるのが特徴です。

 では、シェフのジョリーさんに30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずはその唐辛子を確保。乾燥させてパウダーにしたもの50グラム入りをひと瓶購入。これが4.90ユーロで残りは25.10ユーロ。

 次は市場にやってきました。魚屋さんでメルルーサという白身魚を購入。12.20ユーロで残りは12.90ユーロ。

 乳製品のお店では、ヤギのフレッシュチーズ、玉子、生クリーム、バターを購入。これが合計で6.50ユーロで残りが6.40ユーロ。

 次は八百屋さんで、カボチャ、ぶどう、洋梨、キクイモを購入。これが4.09ユーロで残りは2.31ユーロ。

 最後にデザート用の板チョコを2.23ユーロで購入。ということは・・・・ぎりぎりセーフ。では調理の開始。

 まずは前菜から。

 カボチャは種を取り除き、半分は生クリームと唐辛子と一緒に煮込んでヴルテにします。このとき、唐辛子の種は取り除いておきます。もう半分のカボチャはタリアッテレのようにスライスしてドレッシングであえ、唐辛子のパウダーをひとつまみふりかけます。これをヴルテと一緒に器に盛り付けます。真ん中の白いのはヤギのチーズをつぶしたもの。最後にやっぱりあのパウダーをふりかけます。スライスしたカボチャは生。

 次はメインの魚料理。

 まずは付け合せのキクイモを調理。一つは皮を向いてムース状に、もう一つはフライパンで焼きます。魚は4分ほどオーブンで焼いたら皮を取り除き香辛料(唐辛子、タイム、オレンジの皮))をたっぷりのせます。お皿に盛り付けたら、卵黄で作ったソースオランデーズを添えます。

 最後はデザートの洋梨のチョコタルトレット。

 洋梨をみじん切りに、チョコレートは湯煎でとかし唐辛子のパウダーを一振り。これをタルトレット(タルトの小型版)に盛り付けて、最後に唐辛子のスライス(オイル漬け?)をトッピングして完成。

 そう言えば唐辛子入のチョコレートがあるという話をどこかで聞いたことがあるような・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「うちの父は呆れるくらいのケチ。節約と称してファストフード店でかき集めてきた塩の袋を開けては食卓の塩入れに詰め込んでいる[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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