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週末はオルタ湖で [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 とは言ってもいつものシリーズはお休み。その代わり、週末旅になりそうな番組を発見してしまったので勝手に組み込みました。

 どこへ行くかと言えばタイトル通り、イタリア北部にあるオルタ湖。風光明媚な高級リゾート地のようです。

 パリからは空路と列車を乗り継いで7時間半足らず。では出発!

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2022年10月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 おお、美しい。

 地図で見ると他の湖に比べて小さいようですが、実際に見てみるとそれなりの大きさ。湖の中に小さな島があるようです。

 湖畔の町を散策する人たち。

 「ここに来ると煩わしい日常を忘れてしまいます」

 「ここなら本当にリラックスできます」

 観光客だけでなく近隣の地元の皆さんもいらっしゃるようです。

 「ここは正真正銘の湖ですよ」とアイスクリーム片手のおしゃれなおじさま方。

 「小さな湖ですが美しいですよ」と別の男性。

 湖畔には19世紀にミラノの富裕層が建てたヴィラが並んでいます。

 こちらは、1815年から同じ一族が経営してきた歴史あるレストラン(オレンジ印)。

 「イタリア語を学ぶために多くの英国人がオルタにやってきた頃から、観光地として新しい役割が生まれたんです」と現在のオーナー。

 レストランからすぐのところにはこんなムーア風のヴィラがあります(青印)。なんとも贅沢なヴィラ。作られたのは1880年。綿産業の先駆者であるクレスピが妻のために作った邸宅だそうです。綿で巨万の富を築いたか・・・。現在は高級ホテルとして使われています。

 ここから30キロほど北へ移動したところには、イタリアの一般家庭でよく見かけるキッチン用品のメーカーとして知られるアレッシィの工場があります(赤印)。

 社長が中を案内してくれました。こちらはレモンやオレンジの絞り器。ああ、これここで作ってたのかあ。それにしても大胆デザイン。

 さらに、様々なデザインのコーヒーメーカーも生み出してきました。なかでも世界的に知られているのがこれ。社長の母方の祖父が発明したのだそうです。先日、わが家でも新しいのを購入して美味しいコーヒーを毎日飲んでいます。

 さあ、最後はやっぱり気になる湖の中にあるあの小さな島を訪ねてみましょう(緑印)。

 ここにもヴィラが立ち並んでますが使われるのは夏の間だけ。唯一の住人はこちらの男性。

 すぐ近くにはベネディクト派修道会のバジリカ式聖堂があります(紫印)。12世紀に建てられたこの聖堂は日曜日のミサの時以外は静まりかえっているそうです。こちらの皆さんは観光客の方々。

 島には面白い伝説があります。4世紀、ここは恐ろしい蛇や怪物が棲む岩山でしたが、聖ジューリオが、嵐の中、自分の外套を湖の上にかぶせて杖をつきながら島に渡ったと言われています。そして教会を立てて平和なキリスト教の島にしたとか。

 聖堂は、未明から午前中いっぱいまで光に満たされ、スピリチュアルで神聖な場所だということを教えてくれます。そのため、こうして結婚式を上げるカップルが数多く訪れるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、息子から聞いたのだが、彼の母親つまり僕の元妻が僕の誕生日に婚約者と結婚するらしい。しかも僕と同じ名前の婚約者。ああ、めでたいめでたい[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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Xmasのオススメ料理 ③ [ブルターニュ地方]

 12月に入って、ついに冬の寒さがやってきた。

 昨晩は、冷たく透き通った夜空に、プラチナ色に輝く丸いお月さまが煌々と輝いてた。

 すぐとなりにあったのが火星???残念ながら建物に隠れてオリオン座は見えなかった。

 さて、今日はシリーズの3回目。紹介するのは、ブルターニュ地方で作られているオマール海老の料理。お祝い事と言えばオマール海老!

 そしてブルターニュは海の幸の宝庫。ちょっと贅沢なソースでいただきます。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその料理。オマール海老のアルモリケーヌ・ソース。

 「代々家族に受け継がれてきた料理です。子供の頃からイブやクリスマス当日に食べていました。今日は親戚の子たちに作り方を伝授しようと思います」とイヴァンさん。

 材料は、バター、パセリ、濃縮トマト、ニンニク、ポモー・ドゥ・ブルターニュ(シードルのリキュール酒)、塩・こしょう、ナツメグ、カニ、そしてオマール海老。

 まずは興奮気味のオマール海老を落ち着かせましょう。眼と眼の間を撫でると良いそうですがホントかな???

 静かになったら、粗塩を加えたお湯で15分ほど茹でます。

 その間にソースを作ります。そのポイントはこのカニ。刻んだニンニクとパセリと一緒に油で炒めます。そこにポモーを加え、ひと煮立ちさせたところで水と濃縮トマトを加えて30分ほどコトコト煮ます。

 茹でたオマール海老はお湯から取り出しバットに入れて外で冷まします。

 その間に、煮込み中のソースの仕上げに取り掛かります。

 ナツメグを加えミキサーで混ぜます。カニの殻は柔らかくなっているそうですが、大きめのものは取り出します。そして必ず漉し器に通して細かい殻も取り除きます。

 次にバターと小麦粉を混ぜ合わせソースに加えてとろみを付けます。これをお皿に注いで、縦半分に切ったオマール海老の身を盛り付けます。

 あの大きなハサミもこうして添えます。これがあるからオマール海老ですもんね。

 そして、複雑なソースなのかと思っていたら意外とシンプルでした。それにしてもカニを出汁につかうというのは、いかにも贅沢ですねえ。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、同居人がベシャメルソースを作った。唯一、家にあったバナナ味の豆乳で[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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Xmasのオススメ料理 ② [ブルゴーニュ地方]

 昨日の朝起きたら、”サッカー日本代表、ベスト8ならず” の文字が・・・。無念。

 でも、ドイツもスペインも負かして格好良かった。しかもワクワクするような勝ち方だった。

 ここまで来たら4年後は必ずその先へ行くでしょう。

 さて本日はシリーズの2回目です。今回はブルゴーニュ・フランシュ・コンテでクリスマスに食べられているお菓子ノネット(nonnette)を紹介しましょう。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのお菓子。

 ディジョンにお住まいのドミニクさんが作り方を教えてくれます。

 材料は小麦粉、牛乳、砂糖、玉子、香辛料のミックス、そしてはちみつ。

 まずは鍋に牛乳とはちみつと砂糖を入れて火にかけ混ぜ合わせます。

 ボールに玉子を割って卵黄を取り出します。息子さん、黄身と白身をわけるのを失敗してしまい平謝り。慣れないと難しいですもんね。仕方ないです。

 取り出した黄身に重曹を加え、さきほどの牛乳とはちみつと砂層を混ぜ合わせたものを注ぎいれたら、ジンジャー、シナモン、クローブを入れた小麦粉と混ぜ合わせます。

 これがなかなかの力わざ。4〜5分かけてなめらかになるまでかき混ぜます。

 「コンクリートみたいだ」と息子さん。

 これはひょっとして混ぜ合わせれば混ぜ合わせるほど固くなる生地か・・・。

 ちょうど良いくらいの硬さになったらスプーンで型に入れます。

 生地の上にはオレンジのジャムをのせ、そこにまた生地をのせます。

 最後はドライフルーツとナッツをトッピングして30分ほどオーブンに入れ焼きます。

 その間に塩バターカラメルソースを作ります。とろっとしたところで、焼き上がったお菓子の上にかけます。

 熱が取れた頃に型から出してお皿に盛りつけます。

 ははあ〜、これは美味しそうですねえ。

 ノネットは中世時代に修道女が作っていたお菓子だそうです。修道女も美味しいもの食べてたんですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家の中に散らばっていたアルミホイルのクズを辿っていくと、犬の餌入れに行き着いた。消えたケーキの行方がやっと分かったのだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯196 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、食品ロスを回避するためのレシピをInstagramやTikTokで発表し、大きな反響をよんでいるシェフがチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 毛糸の帽子をかぶって市場にやってきた方がそのシェフのナビルさん。SNSではN-Zemという名で知られています。

 7人兄弟の一人として生まれ、そのことが食品ロスを考え直す原点になったとか。

 では早速30ユーロを渡して材料をそろえていただきましょう。

 やってきたのは八百屋さん。

 「まだ新鮮だけど形が崩れてるとかキズがあるとか、そんなものはありませんか?」とシェフ。

 お店の方が出してくれたのはマーシュ。普段は捨ててしまうらしいので無料でいただいてしまいました。そして購入したのはエシャトット1つのみ。これが0.25ユーロで残りは29.75ユーロ。

 次はお肉屋さんにやってきました。メイン料理用にランプ肉を購入。これが6.37ユーロで残りは23.38ユーロ。

 さらに乳製品のお店で玉子と生クリームを購入。これが5.75ユーロで残りは17.63ユーロ。

 最後は、デザート用に残り物のパンを求めてパン屋さんにやってきました。昨日の残りが一つありました。しかもタダ。ラッキー!

 結局、手元には17.63ユーロが残りました。使ったのは半分以下。しかし、これでまともな料理ができるんでしょうか・・・。とにかく調理の開始!

 シェフのキッチンに行ってみると冷蔵庫から残り物がでてきました。ははあ〜、これを使うわけですな。

 まずは前菜から。

 残り物のコンテチーズを、刻んだエシャロットと一緒に鍋に入れ生クリームを加えて弱火で煮込みます。マーシュはさっとゆがいてミキサーでどろどろにします。これらをお皿に盛り付け半熟玉子をのせたらできあがり。あれえ〜、もう食べちゃうんですね。

 次はメインのアジア風肉料理。

 ランプ肉を薄くスライスしたらコンスターチを水に溶かしたもの(つまりは日本で言うところの水溶き片栗粉)でマリネします。残り物のカリフラワーの葉を茹でて刻みます。これを肉と一緒にフライパンで炒めます。さらに残った冷ご飯もフライパンでさっと炒め、両方ともお椀に盛り付けお皿の上にひっくり返します。◯◯丼みたいな感じですがお皿にひっくり返すところが洋風。

 最後はデザート。

 玉子と生クリームを混ぜ合わせ一口大に切ったパンに染み込ませフライパンで炒めます。残った方のパンはグリルしてから生クリームと一緒につぶして混ぜ合わせ、2時間ほど冷凍庫に入れます。お皿に盛り付けるとこんな感じ。最後はグレープフルーツの皮をおろしてトッピングしたら出来上がり。

 くふうをするとこれだけの予算でこれだけのものができるのですね。脱帽です。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、科学技術の授業で、教授がスパゲティを使って2キロの重さに耐えうる橋の模型を作るという課題を出した。それで僕は言った。『これは食品の無駄遣いです。生活困窮者のことも考えてみてください』すると教授は、天を仰いでため息を付いた」

VDM(Vie de Merde)より


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週末はレンヌで(再訪) [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はブルターニュ地方の中心地レンヌ(Rennes)を旅します。パリからは高速列車で約1時間半。

 では出発!

Paris_Rennes.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2022年11月26日に放送)(▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 街を流れるのはヴィレーヌ川。

 歴史的な街でもあれば近代的な街でもあるレンヌ。ヴィレーヌ川沿いを歩くとこんな建物が見えてきます(青印)。世界的に知られるフランス人建築家ジャン・ヌーヴェルが設計を手掛けました。

 17世紀、ここは工業地帯だったそうです。そしてこの20年で大きく変化を遂げました。長い遊歩道が設けられ、一般市民が車を気にせずのんびり散策を楽しめるような場所に生まれ変わりました。

 次は街の中心にあるこちらの建物に入ってみましょう(赤印)。17世紀に作られ、フランス革命まではブルターニュ地方の権力の所在地になっていました。しかし、1994年、漁業従事者によるデモの際に火災で大きな被害を受けました。なんとも激しいデモだったようです。直後から修復が始まりご覧のように以前の姿を取り戻しました。

 19世紀初頭から裁判所として使われてきたこの建物には、金箔の装飾の施された部屋があります。ここは法廷。ということは一般市民もここに出入りしていたということになります。

 さて、レンヌのもう一つの顔が音楽です。毎年12月にはトランスミュージックの音楽フェスが開催されます。欧州でも最も注目されている音楽祭の一つだとか。ここからデビューしたミュージシャンもいます。昔ながらのレコード店には、LPからCDまで並んでいました。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。中に入ると歴史の重みのありそうな階段をギシギシ言わせながら、お部屋のある上の階に上がっていきます。

 リビングはヒッチコックだらけ。オーナーがヒッチコックファンなんだそうです。こちらが今晩宿泊するお部屋。一泊朝食付きで129ユーロ。

 翌朝は、中央市場に向かいましょう(オレンジ印)。毎月第一日曜日は、食事のできる市場になるそうです。

 おお、これはいいですねえ。美味しそうなものがたくさん並んでいます。カウンターで料理を手に入れたら、この広場のテーブルでいただくという仕組みになっているようです。お料理は一皿6ユーロほど。順番を待つ人の列ができていました。なんとシェフ・エトワレが料理を作っています。6ユーロならかなりお得。

 次はちょっと変わったツアーに参加してみましょう。料金は6ユーロ。昔、ブルターニュ地方にはクリエー(criée)と呼ばれる商売があったとか。その名の通り、町中で大きな声で叫ぶのがその仕事。自分や他人が書いた話を、詩でも読むかのように大声で叫ぶわけです。面白い商売があったもんですね。

 さて詩の世界に別れを告げて、今度はメカの世界に行ってみましょう。ここはバイクを修復・改造するアトリエ(黒印)。とは言っても、この建物には理髪店、タトゥー店、アメリカ風レストランなどもあります。バイクを見ならが散髪したり、お食事したり、お酒を飲んだりできるようです。

 最後はこんなところに行ってみましょう(緑印)。的に向かって斧を投げて楽しむスポーツ。そう簡単には的には当たりそうもありません。体験教室が48ユーロ。

 なんと今回は久しぶりに費用の明細が出てきました。旅の費用は合計で196ユーロでした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、10歳になる息子が姿を消した。家の中はもちろんのこと、町中探してもみつからない。焦って警察に電話しようとしたところで思い出した。今朝、修学旅行にでかけたのだった[あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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Xmasのオススメ料理 ① [イル=ドゥ=フランス地方]

 流行語大賞の「村上様」ってなに???初めて聞いた。

 それはともかく、今年のクリスマスイブは土曜日で、クリスマスが日曜日。

 だからってなんなのよ、なのですが、少しは盛り上がらないかなあ〜。

 さて、そんなクリスマスのオススメも料理をシリーズで紹介します。第1回目は、こんな巾着料理。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 春巻きの皮みたいなので包まれた料理。中にはなにが入っているのか・・・。

 具に使われているのがこのブリー・チーズ。ブリー地方で作られるチーズで日本でもよくお店でみかけます。

 「巾着料理の楽しいところは中に何が入っているのか、食べて初めてわかることです」とブリーチーズ愛好協会のメンバーの方。

 ほかの材料は、マッシュルーム、マスタード、リンゴなど。作り方を教えてくれるのは、こちらのカップル。

 まずは林檎の皮をむき、みじん切りにします。何か便利そうな器具で一瞬のうちにリンゴがみじん切りになってました。

 マッシュルームも同じようにみじん切りにして浅い鍋で炒めて水分を飛ばします。

 そこに同じくみじん切りのリンゴを加えてさらに炒めます。

 ブリーチーズは皮を取り除いて適当なサイズに切ったら、先ほど炒めておいたマッシュルームとリンゴに混ぜ、とろりとしたところで塩をふり休ませます。

 次は巾着になるブリックと呼ばれる皮に溶かしバターをたっぷり塗っていきます。こうすると焼いたときにパリッと仕上がるそうです。

 ここに先ほど炒めた具をのせて包んだら、紐できゅっと閉め巾着状にします。これをオーブンに入れて焼くのですが、型抜きした丸いパンを下に引いて焼くといいそうです。。

 その間にマスタードと生クリームを使ってソースを作ります。

 最後に盛り付けてソースをかけたら出来上がり。巾着の具には、どうもお米も入っているらしい。

 皮は春巻き用の皮で代用できそうだし、ブリーチーズが少々高額ですが、どの材料も国内で全部揃えられそうですし、つくれないことはないですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、会社のサンタクロースから消臭剤とオーデコロンをもらった・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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