Xmasのオススメ料理 ③ [ブルターニュ地方]
12月に入って、ついに冬の寒さがやってきた。
昨晩は、冷たく透き通った夜空に、プラチナ色に輝く丸いお月さまが煌々と輝いてた。
すぐとなりにあったのが火星???残念ながら建物に隠れてオリオン座は見えなかった。
さて、今日はシリーズの3回目。紹介するのは、ブルターニュ地方で作られているオマール海老の料理。お祝い事と言えばオマール海老!
そしてブルターニュは海の幸の宝庫。ちょっと贅沢なソースでいただきます。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月28日に放送)
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こちらがその料理。オマール海老のアルモリケーヌ・ソース。
「代々家族に受け継がれてきた料理です。子供の頃からイブやクリスマス当日に食べていました。今日は親戚の子たちに作り方を伝授しようと思います」とイヴァンさん。
材料は、バター、パセリ、濃縮トマト、ニンニク、ポモー・ドゥ・ブルターニュ(シードルのリキュール酒)、塩・こしょう、ナツメグ、カニ、そしてオマール海老。
まずは興奮気味のオマール海老を落ち着かせましょう。眼と眼の間を撫でると良いそうですがホントかな???
静かになったら、粗塩を加えたお湯で15分ほど茹でます。
その間にソースを作ります。そのポイントはこのカニ。刻んだニンニクとパセリと一緒に油で炒めます。そこにポモーを加え、ひと煮立ちさせたところで水と濃縮トマトを加えて30分ほどコトコト煮ます。
茹でたオマール海老はお湯から取り出しバットに入れて外で冷まします。
その間に、煮込み中のソースの仕上げに取り掛かります。
ナツメグを加えミキサーで混ぜます。カニの殻は柔らかくなっているそうですが、大きめのものは取り出します。そして必ず漉し器に通して細かい殻も取り除きます。
次にバターと小麦粉を混ぜ合わせソースに加えてとろみを付けます。これをお皿に注いで、縦半分に切ったオマール海老の身を盛り付けます。
あの大きなハサミもこうして添えます。これがあるからオマール海老ですもんね。
そして、複雑なソースなのかと思っていたら意外とシンプルでした。それにしてもカニを出汁につかうというのは、いかにも贅沢ですねえ。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人がベシャメルソースを作った。唯一、家にあったバナナ味の豆乳で
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より