港のイルミネーション [コート・ダジュール地方]
一週間ほど前から恐ろしく忙しくなって、正直、地獄の日々。
いずれにしても今週末が来てしまえばそれまで。泣いても笑っても今年の仕事はほぼ終了。
早いとこ年末年始の休みに入ってのんびりしたい。暖かい部屋でリクライニングの椅子にうずもれ図書館から借りてきた本を読むぞ!
さて、ワールドカップはフランスの連覇ならずで終了。うなだれるエムバペをマクロンが慰めてたらしいけど、フランス国内ではあれはやりすぎだと非難の声が上がっている。
大統領としてああいうことをやるべきだったかどうかは確かに疑問。ちょっとでしゃばり過ぎだったか。それに政治的利用と受け取られかねない。
いずれにしてもニュースの大半を占めていた大会が終わって、多彩な話題のニュース番組に戻ってくれたらありがたい。
さて、本日は地中海の港町ラ・シオタ(La Ciotat)のクリスマスイルミネーションをご覧ください。とってもキレイですよ。
下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年12月20日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
クリスマスのイルミネーションはやっぱり美しいですね。
ラ・シオタのはちょっと特別です。何しろ海から回収したペットボトルで作られているからです。
「ご覧のとおり白とブルーのイルミネーションです。ペットボトルでできているからこの色なんですよ」と町の助役さん。
ああ、船をつないでいる明かりも同様です。
使われたボトルの数は全部で60,000本。これはかなり手がかかってますね。
去年は港の装飾は熟考の末に諦めました。その分、今年は特別なものになったようです。
「クリスマスの季節だなって実感します」と女性。
「去年に比べて今年は海岸も船もキラキラしていてとってもキレイです」と男の子。
海から回収したペットボトルなら材料費の節約にもなるし、リサイクルだから環境にもやさしい。
しかし、電気は使います。このイルミネーションだけで電気代は2,500ユーロになるそうです。
去年はできなかったんですから、今年は大目に見てあげましょう!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ボールペンを借りに妹の部屋へ行ったら、ハロウィーンで使ったプラスチックの蜘蛛が置きっぱなしになっていた。片付けようと手にとった瞬間、ぬるっと動き出した」
VDM(Vie de Merde)より