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Xmasケーキ [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。

 さて本日はクリスマス。キリストが生まれた日とされている日。

 本来ならそういう記念の日なのだが、今となってはお祝いに便乗して美味しいものを食べたり、プレゼントを交換し合ったりする娯楽の日となってしまった。

 そんなキリストの誕生日に食べるお菓子がクリスマスケーキ。フランスでは薪の形をしたビュッシュ(bûche)がそのケーキ。

 最近ではかなりアヴァンギャルドものが登場しているらしい。

sapinnoel.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年12月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ちょっとこれ、全部があのビュッシュ???信じられない・・・。

 なんだかキュビズムになってませんかねえ〜。ああ、クロワッサンをかたどったものですか、なるほどね。

 そうかと思えばこんなのもあります。スターアニスの形。皮がチョコで実はムース。

 「切る必要はないですよ。こうすればこれが一人分ですぐに食べられます」

 どうやって食べるのかと思ったら、そうきたか。

 一方、こちらはより伝統に近いビュッシュ。フイユティヌ、チョコレートムース、固めに焼いた生地、砕いたヘーゼルナッツ。これらを組み合わせると、こんなビュッシュになります。

 ここに色々飾り付けをすれば、誰が見てもクリスマスケーキだとわかります。

 こちらの女性は毎年このケーキ屋さんでビュッシュを買うそうです。

 白黒映像は1950年代のもの。バタークリームを使ったものが大流行したそうです。

 しかし、いつになっても変わらないのはチョコレートでできた木や動物の装飾。やはりこれがあるからクリスマスケーキなんですよね。

 現代は、ご覧のようにフルーツだけでできたケーキもあります。グルテンフリーだから沢山の人に食べてもらえるとか。

 こちらはお料理教室。初めて作る人達ばかりなのかものすごいのができてます。

 ただ、形は悪くても味は保証付き。それに頑張って作った本物の手作りケーキですもんね。愛がいっぱい詰まってます。

 最後はこのおもちゃ。これもれっきとしたビュッシュだそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「祖母が、今年は私にビュッシュを作って欲しいという。理由は、プロに頼んで80ユーロも払いたくないから。ひどい、私はタダ働きか・・・[ちっ(怒った顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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