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30ユーロで晩ご飯199 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回はシェフ・エトワレ(ミシュランの星を獲得したシェフ)が、今が旬のオレンジを使った料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月14日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 帽子をかぶった方がシェフのジャニーさん。同じく料理人の娘さんと一緒に市場にやってきました。

 まずは八百屋さんでオレンジを購入。クレマンティーヌという品種のオレンジです。

 おっとその前に30ユーロを渡しておかないといけなかったですね。

 では予算も手に入ったのでお買い物を続けましょう。オレンジの他にカボチャを購入。どうやら詰め物料理に使うらしい。詰めるのはこちらの麦。その他には洋梨、リンゴ、エシャロット、玉ねぎ、レモン、クルミ、サフランを購入。これらが合計で16.73ユーロで残りは13.27ユーロ。

 次は、乳製品のお店でフロマージュ・ブラン、トムチーズ、玉子を購入。これが合計で3.81ユーロで残りは9.46ユーロ。

 最後はお肉屋さんにやってきました。サラミと塩漬けの豚肉を購入。これが6.70ユーロ。

 手元には2.76ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始!

 まずは前菜から。

 スライスした玉ねぎをピュレ状になるまで炒めます。オレンジの皮とリンゴを千切りに、玉子はお酢を入れたお湯でポーチドエッグにします。お酢を多めに入れるのがうまく作るコツ。炒めた玉ねぎにはオレンジの果汁を絞り入れます。酸味を強くするためにヴィネガーも加えるらしい。これらを盛り付けるとこんな感じになります。

 ほぉ〜、これが前菜かあ〜。フルーツサラダにポーチドエッグがのってる感じですね。サラダにはクルミとオレンジの実も入ってます。オレンジの皮は炒めてからトッピングします。

 次はメインのカボチャの詰め物料理。

 芯をくり抜いたカボチャに麦を詰めます。そこにニンニクとエシャロットを加えたら水をたっぷり投入。さらにオレンジの皮をすりおろし、カボチャのヘタで蓋をしたら油をかけて2時間ほどオーブンに入れて火を通します。

 その間に、洋梨とオレンジをフライパンで炒めます。豚肉は一度お湯に通してからフライパンで炒めます。焼き上がったカボチャには最後のトムチーズをのせます。全部をお皿に盛り付けるとこうなります。なんか食事が楽しくなりそうな・・・。

 最後はデザート。

 どうやらシェフと娘さんの共同企画になるようです。オレンジは薄くスライス。果汁にサフランを加えて火にかけ、そこにフロマージュブランを加えます。こうしてできたのが盛り付けの異なる2種類のデザート。どちらも美味しそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、テレビを見ていた母が急に怒り始めた。『自分の娘にプルーンなんて名前をつけちゃだめよ!』ママ、そうおっしゃいますが、娘の私の名前はクレマンティーヌよ」

VDM(Vie de Merde)より


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