週末の変な別荘 [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。
どこだったかと言えば、スイスのルツェルン。すっかり忘れてしまって、一体どんなとこだっけ?と自分のブログを読んで思い出しました。
今から1年半ほど前に放送されたもので、湖に中世を思わせる珍しい橋のかかった風光明媚なところでした。もう一度見てもいいなと思った方は→こちらをクリック。
さて本日は、週末をすごすための別荘を紹介しましょう。ちょっと変わった別荘ですよ。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月14日に放送)動画が出てこない場合は→こちらをクリック!
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはブルターニュ地方のとある港。
プレジャーボートが並んでいますが、その中に奇妙な形の白い物体が浮かんでいます。これが本日紹介する別荘です。
この別荘を開発したのがこのお二人。ヒントになったはあのスパイ映画007。ああ、そう言えばこんなの登場してましたね。
こちらの別荘の場合は、家族ですごすことができるくらい広くて50㎡あるそうです。
そして全てが丸くできています。お風呂も丸けりゃベッドも丸い。
さらに釣りがしたいなあと思ったら、こちらのガラス戸を取り外してしまえば、その場で釣りが楽しめます。でもなんかちょっとワカサギ釣り的な感じですね。
全体がガラス張りで外の風景を360°で堪能できます。しかし海に浮かんでいるとなると嵐の時には激しく揺れそうな・・・。
「この家は海の水で満たされた重くて丈夫な箱でしっかり固定されているので動きません」と開発者。
そして、電気は屋根に取り付けられた太陽光パネルで自家発電。水はどうするかというと、海の水を真水にして使います。使用済みの汚水は浄化されてまた海に戻されます。
ああ、そういうところもきちんと考えて作られているのですね。
この家、すでに生産が始まっています。それがこちらの工場。
型に専用の材料を流し込んで焼くと本体が出来上がるそうです。ということはセラミック製の家ってこと?
中の設備はこちらで製作します。家が丸いので全部を丸くします。
完成までに6ヶ月ほどかかるそうです。動かす時は船で引っ張ってもらうようです。昔、宇宙船が地球に帰還する時は海に着水してましたが、それみたいですね。どうやら展望台が付いてるようです。
お値段はいかほどかと言えば、420,000ユーロ。現在のレートだと日本円で6,750万円ほど。
思ったほど馬鹿高いわけじゃなさそうな。でも土地付きじゃないと思うとやっぱり高いですかね。
******* フランス人のつぶやき *******
「幸運なことに、ビールを飲もうと自宅のキッチンに行くと必ず冷たいビールが飲める。何しろ暖房が故障して室温は常に10℃」
VDM(Vie de Merde)より