砂利が消えた?! [コート・ダジュール地方]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送でした。場所はイスタンブール。美味しいものや観光スポットも豊富で、また見ても楽しめそうです。よかったら→こちらをクリック。
さて当方は、先週末に微熱ながら熱を出してしまい、いつもならささっとかかりつけのお医者さんに診てもらって治すところが、コロナ禍では簡単に診察は受けられない。この時期、まずはインフルエンザとコロナの両方で検査する。
小さなパネルを見せられてインフルもコロナもラインが出てこないから陰性ですと言われた。それにしても科学の進歩は恐ろしい。コロナ禍になったばかりの頃、PCR検査というものは結果がわかるまでに3日くらいかかったような気がする。今じゃ5分もしないうちに分かる。しかもインフルと同時に分かる。便利になった。
そんなわけで陰性だった私は風邪薬を処方してもらって帰宅した。今回の出来事を教訓とし、医療用抗原検査キットを確保しておいた。2回分で唾液と鼻腔のどちらかで検体が採取できる。鼻腔からの検体は自分では難しいとつくづく思った。ゆえに自分でやるときは唾液になりそうだ。
さて、本日はコート・ダジュールのニースで起こった不思議なお話です。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月20日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはニースにある有名な遊歩道。
海岸を見渡すといつもと様子が違っています。砂利のビーチが砂のビーチに変わってました。
「砂利が消えちゃったわ(笑)。砂はサラサラで気持ちがいいから構わないけど」
「あれえ〜、砂利がなくなってる!」
「砂利はニースのスペシャリテなのよ」
「いつもは砂なんてないですからね。何が起きたのやら。この間の嵐のせいなんじゃないですかね」
地元の人たちは少々驚いてらっしゃるようですが、原因はここ数日続いた大波らしい。
ビーチでお店をだしている人たちにとっては、この時期、この現象は珍しいことではないと言います。
「あの波が砂を運んでくるんですよ。それで半分砂利、半分砂って感じになっちゃってるんです」
「ちょっと気分が替わっていいかもね」と女性。
そう言えば、ビーチは砂利が良いという砂利派と、砂が良いという砂派いましたよね。砂利の方が身体が汚れなくていいと言い、砂の方が気持ちよく寝っ転がれるって言う。
どうも地元の方々は砂利の方がお好みのようです。ご安心下さい。砂は数日後には消えるそうです。
それにしてもこの時期に海水浴とはお元気ですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ビーチで彼女に結婚を申し込もうとひざまずいたら、クラゲの上だった」
VDM(Vie de Merde)より