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山の料理 その1 [フランスの郷土料理]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。

 今日から3回のシリーズでフランスの山岳地帯に伝わる伝統の料理を紹介します。

 1回目の今日は、フランスアルプスのサヴォワ地方のボリュームたっぷりの料理。

Paris_Cordon.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2023年1月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 何やらケーキのように見えますが、どうもお肉のような・・・。

 これはファルスマン(farcememt)と呼ばれる家庭料理。昔からこの地域の農家や山小屋で作られてきました。

 本日この料理を作ってくれるのが、スキー場にあるこちらのお店の料理人。

 材料は、ジャガイモ、玉子、干しアンズ、干しぶどう、プルーン等々。

 まずはジャガイモを千切りにおろします。これを玉子、干しぶどうと一緒にボールに入れよくかき混ぜ、こちらの型に入れます。

 「これがファルスマン用の型です。これに入れて暖炉に置いておくと全体に火が通って美味しく焼けるんです」

 先程の具を入れる前に型にベーコンを敷き詰めておくようです。アンズとプルーンは順に足しながら型に詰め込みますます。

 昔は暖炉で火を通していたようですが、今は水を入れた圧力鍋に型ごと入れて加熱するようです。圧力鍋なら通常3時間かかるのを1.5時間に短縮できるとか。

 加熱が完了したら鍋ごと雪に埋めて冷やします。そうすると、こんな具合にきれいに型から取り出すことができます。

 「昔、女たちがファルスマンを作って暖炉の火の上において教会のミサにでかけたんです。帰宅する頃には焼き上がっていました。ミサの後、近くの居酒屋で一杯やって帰宅した父親と一緒に、家族全員でこれを食べたんです」と専門家。

 なるほど、ケーキのように等分に切って家族皆で分け合いながら食べたんですね。

 さきほどのお店でも、スキー客が家族のように分け合ってファルスマンを食べていました。

 「甘辛でとても美味しいです」

 「これを食べたら元気になれますよ。ジャガイモにベーコンでしょ。ごちそうです」

 こちらは初めて食べたという方。

 「甘辛でちょっと戸惑いましたが、うまい具合にバランスが取れててとても美味しいです」

 これでベーコンが付いてなかったらジャガイモのフルーツケーキみたいな感じですねえ。

 実際、どんなお味なのか食べて確かめたいところです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、休暇でスキー場にやってきた。その初日、朝の11時半だというのに、すでに2つのゲレンデを降りてきた。1つ目はスキーで、2つ目は担架で [あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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