週末はモン・サン=ミッシェルで [パリから週末旅]
またTF1のサイトにアクセスできるようになったので、日曜日は恒例の週末旅!
今回は世界屈指の観光地モン・サン=ミッシェルを訪ねます。パリからは高速を車で飛ばして4時間弱。列車ならカーン経由で4時間半。
では出発!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月26日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
要塞で囲まれた島。この要塞が大潮から島を守っています。
原語の綴をよくみると、Mont Saint-Michelと書かれてあります。ということは、サン=ミッシェル山か?
海の中の岩山をモン・サン=ミッシェルって名付けたってことですかね。初めて気がついた。
それはともかくとして、早速、岩山の頂上に作られた修道院まで上がってみましょう。階段の数は282段。
息が切れそうになりながらやっと到着。迎えてくれたのはこの島で生まれたというステファヌさん。
「建築物としての価値、またこの岩山に何百年も前からあり続けたという歴史にも価値があると思いますね」
中庭の回廊も美しいですね。そして向きを変えると、砂地と海が広がっています。
何やら妙な物音が・・・。あのオムレツで有名なお店から聞こえてきたようです。こりゃ大変ですねえ。腕がどうにかなりそう。あのふんわりした感じを出すのには何か秘密の技がありそうな・・・。
早速、注文して頂いてみましょう。お値段は30ユーロとお高め。
さて、こちらは大陸側に広がる塩性湿地帯。羊が放牧されています。モン・サン=ミッシェルの写真に必ず登場する羊たち。切っても切れない関係です。
潮が引いたモン・サン=ミッシェル。陸の上にできた城塞になっていました。
砂地を歩いて移動する人たち。
砂地をよく見てみるとドロドロです。ガイドさんと一緒に歩いていると、足元が妙な具合になってきました。まるで膜の上を歩いているよう。
しばらく膜の上でじっとしているとずぶずぶと沈んでいきます。これはちょっと気をつけないと身動きが取れなくなってしまいます。恐ろしい。
さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう。迷路のような路地を歩いていくと宿に到着。お部屋に荷物を置いたら、島ならではの夜を楽しみましょう。
大きな扉を開け階段を上がっていくと、何やら不気味な扉が・・・。
ここは18世紀末からフランス革命直後まで牢獄として使われていた場所です。2千人あまりが収監されていたとか。
次は島から陸に移動してすぐのところにあるワニ園にやってきました。フランス人にとっては人気の観光スポット。寒い季節にはおとなしくしているとは言え、ワニにはあまり近づかない方がよさそうです。
さて、最後に美しいモン・サン=ミッシェルの姿を目に焼き付けておきましょう。修道院の尖塔で金色に輝く天使サン=ミッシェルが羽を広げていました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、上司に『良い週末を!』と言ってしまった。月曜日だというのに」
VDM(Vie de Merde)より