30ユーロで晩ご飯206 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はリモージュの仕出し店のシェフが、すべての料理にパンを使ったメニューでチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月25日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここはリモージュで一番大きい屋内市場。
シェフが入り口のところで待っていてくれました。早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずはお題のパンを選びに市場に入っていきました。この茶色いパンはそば粉入り。発酵時間が長いので前日から生地を作っておくそうです。これは前菜用に買いましょう。さらに、ライ麦と小麦をミックスしたパンはメイン料理に、丸いリュスティックというパンをデザート用に購入。これが全部で7.53ユーロ。残りは22.47ユーロ。
次は生産者がお店を出している市場にやってきました。ここでは、マーシュ、リンゴ、洋梨、玉子を購入。これが8.06ユーロで残りが14.41。
さらに、こちらのお店でパストラミを購入。パストラミとは、牛肉に香辛料で味付けし燻製にしたもの。これが4.91ユーロで残りは9.50ユーロ。
なんとこれでお買い物は終了です。こんなに残っちゃっていいの?と思ってしまいますが、大丈夫らしい。では調理の開始!
まずは前菜のニンニクスープとそば粉のクルトンから。
大量のニンニクをスライスして鍋で炒めます。小麦粉を適量加えたらブイヨンを注ぎ入れます。そこに玉子の白身を加えてよく混ぜ合わせるととろっとしたスープが出来上がります。
次はメイン料理のパストラミのサンドイッチ。
パンをトーストします。なにやらスティック状のパンも一緒にオーブンに入れたようです。あれはそば粉入りのパン。
さて、トーストしたパンにバターを塗って、マーシュ、パストラミの順にのせ、スライスしたピクルスをトッピングしたらパンを上にのせて出来上がり。
最後はデザートのフレンチトースト。
玉子をといたら牛乳、砂糖、ハチミツ少々を加えます。これにリュスティックを入れて汁を吸わせ、バターを溶かしたフライパンで焼きます。粗切りにしたリンゴも周りがカラメル状になるまでフライパンで焼きます。これをフレンチトーストの上にのせ、濃厚で硬めの生クリームをトッピングして出来上がり。
前菜のスープは、食べる直前に、オーブンで焼いたスティック状のそば粉入りパンの上からかけていただきます。美味しそうだけどあの量のニンニクとなると少々心配。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、一家団欒で食事をしていると、45才にもなって恋人がいない私の話になった。で、なにもないわけじゃないと私が言うと、お前は選びすぎなんだと言う。そりゃそうよ、独身の男性に限るもの」
VDM(Vie de Merde)より