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週末はライプツィヒで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はドイツ中部の都市ライプツィヒを旅します。パリから列車なら7時間20分ほど、空路なら3時間半。どちらもフランクフルト経由。

 では出発!

Berlin_Leipzig.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 旅の足はこの車。東ドイツ時代の国民的乗用車トラバント。これにのって中心街に向かいましょう。

 新旧の建物がいりじ混じったこの都市は、20世紀には工業地帯として発展を遂げていました。それを象徴するかのような場所に行ってみましょう。

 ここは元紡績工場シュピネライ(青印)。1世紀に渡って稼働し続け、8000人の従業員が働いていました。今は、アートギャラリーとしての役割を担っています。またここには芸術家のアトリエもあり、制作風景を見学することができます。

 そして宿泊施設もあります。一泊100ユーロほど。元は工場の労働者が暮らしていた建物だそうです。ここが今晩の宿らしい。

 さて、近代的な高層ビルの上からライプツィヒの街を眺めてみましょう。第二次世界大戦の空爆で街の58%が破壊されてしまいましたが、よく見ると歴史的建造物があちこちに残っています。

 こちらは古いアーケード街(赤印)。商業都市としても栄えたことがよくわかります。そして現在は人気の観光スポットになっています。年間で600万人の観光客が訪れるとか。すごい数!

 また、ライプツィヒと言えば音楽。何しろここはワグナー生誕の地。しかも、バッハが亡くなるまでの25年間をここで暮らしていました。市電の向こうに見えていたのは歌劇場(焦げ茶印)。そしてこちらはコンサートホール(黄緑印)。

 「私はミュンヘンから来ましたが、ここの管弦楽団は素晴らしい演奏で知られてますよ」と男性。

 演奏はブラームスのレクイエム。

 さて、次は夜の街を散策してみましょう。ベルリンの壁崩壊で放置された場所がいくつもありますが、そこはこんな具合にアーティストの表現の場所に生まれ変わっていました。またここは管工機材の工場でしたが、今はビリヤードクラブやビーアホールとして使われています。

 翌朝は、公園にやってきました(緑印)。ここのビアガーデンならこんな豪華な朝食を取ることができます。28ユーロで食べ放題!お昼も夜も食べに来られそう。

 次はちょっと変わったところに行ってみましょう。市街地から少し離れたところにある博物館(黒印)。旧東ドイツの秘密警察について知るには最適の場所。案内してくれた男性はかつて秘密警察で仕事をしていたとか。市民の知らない間に電話の会話は盗聴されていました。さらに一般市民のうちの1万人ほどが協力者として活動していたそうです。

 最後はこんなところに行ってみましょう。1910年、ここは巨大なガスタンクでしたが、現在は展示会場として使われています。壊さず再利用するということですね。


******* フランス人のつぶやき *******


「義理の弟が私たちの結婚式の音楽を選んでくれた。教会に入る時の音楽はダースベーダーのマーチ・・・[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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