黄金の崖道 [コート・ダジュール地方]
お天気がいいのに洗濯物は部屋干し。こんな昼に〜、外干しできないなんてぇ〜(←忌野清志郎風)。
さて、桜が終わって新緑の季節が始まった。この頃の花と言えばツツジ。近くの公園のツツジが三分咲きくらいになっている。こうして季節は巡り巡ってまたあの暑い夏がやってくる・・・。
本日は夏のバカンスを先取りするようなコート・ダジュールの海沿いを走る伝説の道、レステレル道路(Route de l'Estérel)を紹介しましょう。
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レステレル道路を走り抜けていくレトロな車。
サン=ラファエルとカンヌの間をつないでいるのがこの道路。別名を黄金の崖道(Corniche d'Or)と呼ばれています。
今年は開通120周年。それを記念して古い車の愛好家たちが集結しました。レトロな車がこの道路に馴染んでとってもおしゃれ。
空から見渡すと地形がよくわかります。確かに崖道。そのそばにプール付きの別荘のようなものが立ち並んでいます。
この日の朝、サン・ラファエルに集まったレトロ車愛好家の皆様方。中には当時のファッションで身を固めたきらびやかな方々もいらっしゃいます。
「古い車にのって風景を楽しんだり、昔を思い出したりして楽しい時間をすごすんですよ」と男性。
「この道はフランスで一番美しい道だと思いますよ」と女性。
入り組んだ海岸線を辿るように作られた道路は、20世紀初頭、観光地としてコート・ダジュールが発展した歴史を象徴しています。
長い時間と困難な工事を経て完成した道路は1903年に開通しました。そこには20キロに渡って雄大の自然の風景が広がっています。
「写真を撮ってスイスに住んでる友人に送るつもりです。こちらは青い海、そしてあちらは赤い色の岩山。素晴らしい眺めです」
「この道を走るとずっと海が見えます。それがいいですね」
こうして今でも地元の人たちやツーリストが自然の風景を堪能しているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、車を運転していると友人に出くわした。彼女がこちらを見て言った。『お隣のワンちゃん、可愛いじゃない』おいおい、隣にすわっているのは私の母だよ」
VDM(Vie de Merde)より