30ユーロで晩ご飯208 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、プロヴァンスの小さな町にあるレストランのシェフが、今が旬のアスパラガスを使った料理でチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年4月8日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらが今回の主役、プロヴァンス産グリーンアスパラガス。
そしてこちらがシェフのニコラさん。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
こちらはアスパラガス畑。生産者さんを訪ねて産地直売で購入します。こうして音が出ると新鮮な証拠だそうです。
予算に限りがあるので少々形が悪いものでも買います。味は同じですから工夫すればおいしく食べられます。全部で1.3キロを購入。これが14.50ユーロで残りは15.50ユーロ。
次は市場にやってきました。まずはチーズ屋さんで山羊のチーズを購入。これが5.50ユーロ。
残りの10ユーで、玉子、オレンジ、オリーブを購入。これが合計で3.15ユーロ、残りは6.85ユーロ。
最後は、スペルト小麦を購入。スペルト小麦は古代から栽培されてきた小麦ですが、最近、健康食品として市場を広げているそうです。これが3.85ユーロで、手元には3ユーロが残りました。
お買い物はこれで終了です。余裕で予算内に収まりました。では調理の開始。
まずは前菜から。
形の良いアスパラガスを使います。節の部分を削ぎ落としたら、下の硬い部分を切り取ります。浅めの鍋で炒めたら少量の水を加えて蒸し焼きにします。オレンジは皮を向いて小さく切っておきます。玉子は”ミモザ”(茹でて刻んでマヨネーズと合わせる)にします。オリーブは種を取って半分に切ります。これをお皿に盛り付けたら出来上がり。
次はメインのリゾット料理。
浅い鍋で小麦に火を通します。アスパラガスをフライパンで焦げ目が付くくらいに炒めます。これを盛り付けたら出来上がり。
最後はデザート。形の悪いアスパラガスを刻んでジャムにします。これを山羊のチーズにのせたら出来上がり。簡単そうですが、ジャム作りに時間が掛かりそうですね。
どれも春らしい料理になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「美味しい料理を作れるように努力すると約束させられてから、ウチの夫は、味にうるさいあいつが認めたものだけしか食べないと言い出した。あいつとは、わが家のニャン」
VDM(Vie de Merde)より