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週末はチュニスで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、チュニジアの首都チュニスを旅します。パリからは空路の直行便で2時間半。

 では出発!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年5月20日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 地中海の向こう側にやってきました。

 ここはメディナと呼ばれるチュニスの旧市街地。城壁に囲まれ、ユネスコの世界遺産に登録されています。

 中を歩いてみましょう。狭い路地にありとあらゆる店が軒を連ねています。のんきに歩いていると迷子になりそう。観光ガイドのオルファさんに案内をお願いしましょう。

 香辛料の香りと職人さんの仕事の音。商業のすべてがここにギュッと詰め込まれています。

 そしてこちらは中央市場(青印)。開業は1871年。流石に海の幸が充実してます。

 「ここは新鮮で質がいいから国中から人がやってきます」と魚屋さん。

 一方こちらは八百屋さん。これはハリッサと呼ばれるペーストの基になる赤唐辛子。超辛そう・・・。お口直しにナツメヤシの実デーツを頂きます。

 さて、そろそろ今晩の宿へと向かいましょう(赤印)。中はこんな具合です。放置されていた17世紀の建物を7年かけて改修したそうです。美しい装飾の数々。随所に職人さんたちの技術が光ります。そしてこんな面白い扉もあります。

 「誰かを外に立たせておくのは失礼になるのでドアを開けて中に入れるんです。でも、入れるのはここまで。これがチュニジアの習慣なんです」

 こちらのお部屋は一泊75ユーロ。

 さて、チュニスから20キロほど車を走らせるとこんな町があります(緑印)。チュニジアで一番美しい町と言われるシディ・ブ・サイド。崖の上に白とブルーの建物が並んでいます。

 「これは典型的なアラブ=アンダルシア様式の建物です」とオルファさん。

 そしてこんな透かし窓もあります。外の人には見られることなく、外の眺めを楽しむことができます。

 こちらは地元の人や観光客で賑わうメイン通り。名物のバンバルーニをいただきましょう。小麦粉とイーストと塩で作った生地をドーナツ状にして油で揚げたもの。最後にお砂糖をまぶして出来上がり。思ったより大きいですね。お腹いっぱいになりそう。

 たったの2時間半で日常をすっかりわすれてしまいそうな場所で週末をすごせるなんて羨ましい。

******* フランス人のつぶやき *******


「今日、チュニジアから戻った。入国審査で係員がパスポートの写真と私の顔を何度も見比べながら言った。『この写真の時から何キロ増えました?』[がく~(落胆した顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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