SSブログ
お料理実践編 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

30ユーロで晩ご飯199 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回はシェフ・エトワレ(ミシュランの星を獲得したシェフ)が、今が旬のオレンジを使った料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_ChateauASA.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月14日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 帽子をかぶった方がシェフのジャニーさん。同じく料理人の娘さんと一緒に市場にやってきました。

 まずは八百屋さんでオレンジを購入。クレマンティーヌという品種のオレンジです。

 おっとその前に30ユーロを渡しておかないといけなかったですね。

 では予算も手に入ったのでお買い物を続けましょう。オレンジの他にカボチャを購入。どうやら詰め物料理に使うらしい。詰めるのはこちらの麦。その他には洋梨、リンゴ、エシャロット、玉ねぎ、レモン、クルミ、サフランを購入。これらが合計で16.73ユーロで残りは13.27ユーロ。

 次は、乳製品のお店でフロマージュ・ブラン、トムチーズ、玉子を購入。これが合計で3.81ユーロで残りは9.46ユーロ。

 最後はお肉屋さんにやってきました。サラミと塩漬けの豚肉を購入。これが6.70ユーロ。

 手元には2.76ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始!

 まずは前菜から。

 スライスした玉ねぎをピュレ状になるまで炒めます。オレンジの皮とリンゴを千切りに、玉子はお酢を入れたお湯でポーチドエッグにします。お酢を多めに入れるのがうまく作るコツ。炒めた玉ねぎにはオレンジの果汁を絞り入れます。酸味を強くするためにヴィネガーも加えるらしい。これらを盛り付けるとこんな感じになります。

 ほぉ〜、これが前菜かあ〜。フルーツサラダにポーチドエッグがのってる感じですね。サラダにはクルミとオレンジの実も入ってます。オレンジの皮は炒めてからトッピングします。

 次はメインのカボチャの詰め物料理。

 芯をくり抜いたカボチャに麦を詰めます。そこにニンニクとエシャロットを加えたら水をたっぷり投入。さらにオレンジの皮をすりおろし、カボチャのヘタで蓋をしたら油をかけて2時間ほどオーブンに入れて火を通します。

 その間に、洋梨とオレンジをフライパンで炒めます。豚肉は一度お湯に通してからフライパンで炒めます。焼き上がったカボチャには最後のトムチーズをのせます。全部をお皿に盛り付けるとこうなります。なんか食事が楽しくなりそうな・・・。

 最後はデザート。

 どうやらシェフと娘さんの共同企画になるようです。オレンジは薄くスライス。果汁にサフランを加えて火にかけ、そこにフロマージュブランを加えます。こうしてできたのが盛り付けの異なる2種類のデザート。どちらも美味しそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、テレビを見ていた母が急に怒り始めた。『自分の娘にプルーンなんて名前をつけちゃだめよ!』ママ、そうおっしゃいますが、娘の私の名前はクレマンティーヌよ」

VDM(Vie de Merde)より


nice!(48)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯198 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、年末から年始にかけてご馳走続きでお疲れ気味のお腹に優しいデトックス料理を、栄養士さんが作ってくれます。

 ではスタート!

Paris_Paris.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20230109.jpg

 栄養士のローランさんと一緒に市場にやってきました。さっそく30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずやってきたのが八百屋さん。ニンジン、ネギ、ウコン、レモングラス、ショウガ、タイム、ほうれん草、バターナッツ、洋梨を購入。これが合計で12.69ユーロで残りが17.31ユーロ。

 次は魚屋さんでサバを購入。魚屋さんにおろしてもらって手間いらず。これが7.07ユーロで残りは10.24ユーロ。

 最後は乳製品のお店で、アイスランド産のフロマージュブランと玉子を購入。これが4.64ユーロで残りは5.60ユーロ。

 これでお買い物を終了です。予算内で収まりセーフ!

 では調理の開始。

 まずは前菜の野菜スープから。

 野菜をスライスして鍋で煮込みます。そこにココナッツフレークとウコンを加えさらに煮込みます。これをガラスの容器に盛り付けたら出来上がり。大きめの緑の葉はほうれん草。

 次はメインのサバ料理。

 サバはオメガ3やらプロテインが豊富で体に良いらしい。今回はこれを蒸します。バターナッツも一口大に切って同じように蒸します。これをお皿に盛り付け、オリーブオイルとさっと垂らしてレモンとパセリを添えたら出来上がり。

 最後はデザート。

 洋梨の皮をむき一口大に切って容器に盛り付けます。卵白を泡立てフロマージュブランを混ぜ合わせたら洋梨にトッピング。たったこれだけでデサートの完成!

 確かにこれはさっぱりして疲れたお腹が癒やされそうなメニューでした。


******* フランス人のつぶやき *******

「ご馳走を食べすぎたので、今日は一日デトックスの日にして、リンゴだけしか食べなかった。おかげで脱いだソックスの匂いが香ばしいトーストの香りに思えてきた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(48)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯197 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回もInstagramで自分の料理を発信している料理人がチャレンジしてくれます。

シンプルながらクリエイティブな料理を作るというのがモットーですが、今回のお題はスープ。

 前菜からデザートまでスープ仕立てでなくてはなりません。どうなりますか・・・。

 ではスタート!

Paris_Versailles.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 その料理人シモネさんと一緒に市場にやってきました。30ユーロを渡して材料をそろえていただきましょう。

 まずはこちらのお店でタルベの白いんげん豆を確保。この豆、AOP付きです。さらに、クリ、マッシュルームを購入。

 まだまだ続きます。メインのミネストローネ用に、根セルフイユ、ルタバガ、パネ(白ニンジン)、ニンジン、キクイモ、カブを購入。デザート用には、オレンジ、ナシ、レモンを購入。全部を合計すると・・・25.02ユーロで、残りは4.95ユーロ。

 あれえ、一回のお買い物で予算の殆どを使ってしまいました。大丈夫か?

 次はお肉屋さんにやってきました。豚の皮を一枚無料で提供してもらったようです。この一枚からいいお出汁がとれるとか。

 次はチーズ店にやってきました。パルメザンチーズを買おうとしたのですが、このままでは予算オーバー。そこで半分だけ買うことになりました。半分で4.70ユーロ、手元に残ったのは0.25ユーロで辛うじてセーフ。では調理の開始!

 まずは前菜のカプチーノ風白インゲンスープ。

 マッシュルームは汚れを落とし、クリは皮をむきます。白インゲン豆は豚の皮と一緒に1時間半かけて茹でます。そこにパルメザンチーズを加えてミキサーにかけます。この泡がたったところがカプチーノ風ということらしい。マッシュルームと皮を向いたクリはフライパンで炒って器に入れます。そこに先程の泡のスープと最後にエスプレットの粉末唐辛子を振って出来上がり。

 次はメインのミネストローネ。

 根菜を細かく刻んだら、野菜の皮とパルメザンチーズの皮で出汁を取ったブユヨンで煮込みます。ここに濃縮トマトペースト、パスタを加えさらに煮込みます。火が通ったら器に盛り付け、パセリとおろしたパルメザンチーズをトッピングして出来上がり。

 最後はデザート。

 ミネストローネと同じように果物の皮を向いてさいの目に切ります。皮はシナモンやアニスなどの香辛料を加えて袋に入れて、はちみつ入りのシロップの中に浸けて煮込みます。これも皮でお出汁を取るということらしい。こうして器に盛り付けスープを加えて出来上がり。


******* フランス人のつぶやき *******

「パスタばかり食べていたせいて、作ったスープを漉し器に通して全部流してしまった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(44)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯196 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、食品ロスを回避するためのレシピをInstagramやTikTokで発表し、大きな反響をよんでいるシェフがチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Argenteuil.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 毛糸の帽子をかぶって市場にやってきた方がそのシェフのナビルさん。SNSではN-Zemという名で知られています。

 7人兄弟の一人として生まれ、そのことが食品ロスを考え直す原点になったとか。

 では早速30ユーロを渡して材料をそろえていただきましょう。

 やってきたのは八百屋さん。

 「まだ新鮮だけど形が崩れてるとかキズがあるとか、そんなものはありませんか?」とシェフ。

 お店の方が出してくれたのはマーシュ。普段は捨ててしまうらしいので無料でいただいてしまいました。そして購入したのはエシャトット1つのみ。これが0.25ユーロで残りは29.75ユーロ。

 次はお肉屋さんにやってきました。メイン料理用にランプ肉を購入。これが6.37ユーロで残りは23.38ユーロ。

 さらに乳製品のお店で玉子と生クリームを購入。これが5.75ユーロで残りは17.63ユーロ。

 最後は、デザート用に残り物のパンを求めてパン屋さんにやってきました。昨日の残りが一つありました。しかもタダ。ラッキー!

 結局、手元には17.63ユーロが残りました。使ったのは半分以下。しかし、これでまともな料理ができるんでしょうか・・・。とにかく調理の開始!

 シェフのキッチンに行ってみると冷蔵庫から残り物がでてきました。ははあ〜、これを使うわけですな。

 まずは前菜から。

 残り物のコンテチーズを、刻んだエシャロットと一緒に鍋に入れ生クリームを加えて弱火で煮込みます。マーシュはさっとゆがいてミキサーでどろどろにします。これらをお皿に盛り付け半熟玉子をのせたらできあがり。あれえ〜、もう食べちゃうんですね。

 次はメインのアジア風肉料理。

 ランプ肉を薄くスライスしたらコンスターチを水に溶かしたもの(つまりは日本で言うところの水溶き片栗粉)でマリネします。残り物のカリフラワーの葉を茹でて刻みます。これを肉と一緒にフライパンで炒めます。さらに残った冷ご飯もフライパンでさっと炒め、両方ともお椀に盛り付けお皿の上にひっくり返します。◯◯丼みたいな感じですがお皿にひっくり返すところが洋風。

 最後はデザート。

 玉子と生クリームを混ぜ合わせ一口大に切ったパンに染み込ませフライパンで炒めます。残った方のパンはグリルしてから生クリームと一緒につぶして混ぜ合わせ、2時間ほど冷凍庫に入れます。お皿に盛り付けるとこんな感じ。最後はグレープフルーツの皮をおろしてトッピングしたら出来上がり。

 くふうをするとこれだけの予算でこれだけのものができるのですね。脱帽です。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、科学技術の授業で、教授がスパゲティを使って2キロの重さに耐えうる橋の模型を作るという課題を出した。それで僕は言った。『これは食品の無駄遣いです。生活困窮者のことも考えてみてください』すると教授は、天を仰いでため息を付いた」

VDM(Vie de Merde)より


nice!(49)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯195 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、バスク地方のレストランのシェフが、エスプレットの唐辛子を使った料理でチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Anglet.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがエスプレットの唐辛子。

 栽培できるのはバスク地方でも限られた地域だけ。厳しい条件をクリアして ”エスプレット" という名前をつけることができます。

 元はメキシコで生育していた種類がこの地に根付いて生まれた唐辛子だそうです。ピリッと辛味はあるもの豊かな香りがあるのが特徴です。

 では、シェフのジョリーさんに30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずはその唐辛子を確保。乾燥させてパウダーにしたもの50グラム入りをひと瓶購入。これが4.90ユーロで残りは25.10ユーロ。

 次は市場にやってきました。魚屋さんでメルルーサという白身魚を購入。12.20ユーロで残りは12.90ユーロ。

 乳製品のお店では、ヤギのフレッシュチーズ、玉子、生クリーム、バターを購入。これが合計で6.50ユーロで残りが6.40ユーロ。

 次は八百屋さんで、カボチャ、ぶどう、洋梨、キクイモを購入。これが4.09ユーロで残りは2.31ユーロ。

 最後にデザート用の板チョコを2.23ユーロで購入。ということは・・・・ぎりぎりセーフ。では調理の開始。

 まずは前菜から。

 カボチャは種を取り除き、半分は生クリームと唐辛子と一緒に煮込んでヴルテにします。このとき、唐辛子の種は取り除いておきます。もう半分のカボチャはタリアッテレのようにスライスしてドレッシングであえ、唐辛子のパウダーをひとつまみふりかけます。これをヴルテと一緒に器に盛り付けます。真ん中の白いのはヤギのチーズをつぶしたもの。最後にやっぱりあのパウダーをふりかけます。スライスしたカボチャは生。

 次はメインの魚料理。

 まずは付け合せのキクイモを調理。一つは皮を向いてムース状に、もう一つはフライパンで焼きます。魚は4分ほどオーブンで焼いたら皮を取り除き香辛料(唐辛子、タイム、オレンジの皮))をたっぷりのせます。お皿に盛り付けたら、卵黄で作ったソースオランデーズを添えます。

 最後はデザートの洋梨のチョコタルトレット。

 洋梨をみじん切りに、チョコレートは湯煎でとかし唐辛子のパウダーを一振り。これをタルトレット(タルトの小型版)に盛り付けて、最後に唐辛子のスライス(オイル漬け?)をトッピングして完成。

 そう言えば唐辛子入のチョコレートがあるという話をどこかで聞いたことがあるような・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「うちの父は呆れるくらいのケチ。節約と称してファストフード店でかき集めてきた塩の袋を開けては食卓の塩入れに詰め込んでいる[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(45)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯194 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、料理記者のエレーヌさんがチャレンジしてくれます。

 お題は、今が旬のカボチャ。一口にカボチャといっても色んな種類があるようです。

 では、スタート!

Paris_???.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 すでに市場で食材選びが始まっているようです。

 実はエレーヌさん、最近カボチャを使ったレシピ本を出版したばかり。今回は30ユーロという予算の中で料理を作ってもらうことになります。

 まずは3種類のカボチャを購入。順に、デリカタ、ポティ・マロン、バターナッツ。さらに、エシャロット、ジャガイモ、クルミも購入。これが合計で7.82ユーロで残りが22.18ユーロ。

 次はお肉屋さんで鴨肉のコンフィを購入。13.61ユーロで残りは8.57ユーロ。一気に予算の3分の2あまりを使ってしまいました。

 最後は乳製品のお店で、生クリーム、パルメザンチーズ、玉子、アクセントに使うチーズ少量を購入。これが合計で7.21ユーロ。

 これでお買い物は終了です。手元には、1.36ユーロが残り予算内でクリア。では調理の開始。

 まずはメインのアッシ・パルマンティエ。

 この料理、前回にも登場しましたが、今回はひき肉ではなく鴨のコンフィとカボチャを使います。デリカタとジャガイモは皮をむき茹でます。鴨のコンフィは細かく刻んで一度フライパンでさっと炒めます。茹でたデリカタとジャガイモは一緒につぶして生クリームとナツメグ(?)を加え混ぜ合わせておきます。これを、鴨のコンフィーを入れた耐熱皿にのせたらオーブンで焼いて出来上がり。

 オーブンが冷えないうちにデザートに取り掛かります。

 バターナッツをおろし、生地と混ぜ合わせます。これを型に入れオーブンで焼いたら、仕上げにバターと砂糖で作ったソースをかけ、クルミをトッピングして完成。

 最後は前菜のヴルテ。

 ポティ・マロンを半分に切り種を取り除きます。種は乾燥させて少量のオイルをかけてカリッと焼けば食前酒のおつまみになるとか。皮付きのまま切ったポティ・マロンはエシャロットと玉ねぎと一緒にさっと炒めたら水を加えて煮込みます。これをハンドミキサーでドロドロにし器に盛り付け、おろしたパルメザンチーズをフライパンでカリカリに焼いたものを添えます。美味しそう!茶色いのはカボチャの種???

 カボチャは比較的安くで手に入るので節約にはなるそうですが、この物価高ではどうでしょうね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、赤信号で車が止まった。運転していた彼女に、車のライトがついてなかったと言ったら彼女が答えた。『エネルギーの節約!』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(46)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30→60ユーロで晩ご飯193 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます、というのがいつものお約束ですが、今回の予算は60ユーロに増額。

 というのも、仕事と子育てで大忙しのママのために、平日の月から金までの5日分の食事を週末にまとめて作らなくてはならないからです。

 チャレンジャーは料理人でもあり二人のお子さんのママでもあるセリーヌさん。

 では、スタート!

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 60ユーロを持って市場にやってきました。必要なものはご覧の通りメモしてあります。時間がないので効率よく買い物ができるように順番も予め決まっているようです。

 まずはこちらの八百屋さんで、ジャガイモ、ほうれん草、シコレ、マッシュルームを購入。さらにリンゴ(ゴールデン)、バナナも購入。これが合計で19.48ユーロで残りは41.52ユーロ。

 次は鶏肉専門店にやってきました。大きめのささみ肉を4枚、玉子を1ダース購入。これが20.71ユーロで残りが20.81ユーロ。

 最後はスーパーにやってきました。カートに入れた食材は、タルト生地、チーズ、ニョッキ、生パスタ、生クリーム。さらにお肉屋さんで牛ひき肉を調達。後はレジでお会計をすませるだけ。購入額は20.13ユーロ。残りは・・・0.68ユーロで予算内におさまりました。では調理の開始!

 5日分をまとめ買いなので食材はこの量です。それに5日分の料理なので忙しい!

 まずは野菜の皮をむき、料理に合わせて切っておきます。

 ジャガイモは大鍋で茹でます。マッシュルームの半分は蒸し、半分はフライパンで炒め、先に切って炒めておいたささみ肉と一緒にして生クリームを加え煮込みます。これが1つ目の料理。

 なんとこの他にも同時に3つも作ってしまうらしい。

 5つ目の料理は、ほうれん草とヤギのチーズのタルト。タルトをオーブンで焼いている間に、残り4つの料理の仕上げに取り掛かります。

 一つはひき肉の上にマッシュポテトをのせたアッシ・パルマンティエ、もう一つはマッシュルームのヴルテ。前者は冷蔵庫、後者は冷凍庫に保存しておきます。

 最後の一つは、トマトソースのニョッキでした。トマトソースを作っている映像がちょっとだけ出てきました。

 さてデザートですが、保存の聞くリンゴのコンポートを作ります。

 5日分の食事の全貌はこんな感じ。月曜日にクリーム煮(パスタ付き)、火曜日はアッシ・パルマンティエ、水曜日がニョッキ、木曜日がタルト、金曜日がヴルテだそうです。

 それぞれに茹玉子やサラダ、そしてデザートが付くらしい。

 クリーム煮は長期保存には向かないので初日の月曜日に食べるのがいいそうです。

 作り方が出てこなかった謎の料理がありますねえ〜。なんだろう、あれ・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、チーズをおろして袋に詰め、冷蔵庫にしまった。ああ〜、疲れた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(42)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯192 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、ちょうど去年の今頃登場したシェフ・エトワレ(ミシュランの星を獲得したシェフ)のロドルフさんがまたチャレンジしてくれます。

 お題はキャベツ。季節が進むにつれて温かい料理が食べたくなります。

 ではスタート!

Paris_PontDC.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 今回のお題はキャベツですが、ここにはカリフラワーやロマネスコも含まれます。どちらも元はキャベツらしい。

 そしてこちらがシェフのロドルフさん。では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずは八百屋さんにやってきました。店頭に並んだ野菜をよく吟味してから、ロマネスコ、ニンジン、玉ねぎを購入。これが合計で9.50ユーロで残りは20.50ユーロ。

 次は、AOP付きのル・ピュイのレンズ豆を1.20ユーロで、ソーセージを3.90ユーロで購入。残りは15.40ユーロ。

 さらに、牛乳と生クリームで4.10ユーロ。残りは11.30ユーロ。

 まだまだお買い物は続きます。こちらのお店でフランボワーズを2.50ユーロで購入し、残りは8.80ユーロ。

 一応、これでお買い物は終了ですが・・・予算内で収まったかどうかはっきりしないまま調理の開始!

 まずは全部の野菜を細かく刻みます。その理由は、早く火を通すため。但し、このシワシワキャベツは別。こうしてそのままさっとゆがいたら、冷たい水にさらしておきます。こうすると野菜の色が保たれるそうです。

 準備ができたら、前菜に取り掛かりましょう。

 ロマネスコを茹で、牛乳と生クリームと一緒にミキサーにかけヴルテにしておきます。ここで登場したのがムール貝。先に買って冷蔵庫に保存してありました。因みにお値段は5.10ユーロ。よって3.70.ユーロが手元に残り予算内におさまりました。めでたし、めでたし。

 それはともかく、ムール貝を蒸し焼きにしたら身を取り出します。冷蔵庫に残っていたリンゴをさいの目に切りムール貝と一緒に器にもりつけたら、ヴルテをかけて出来上がり。

 次はメイン料理。

 レンズ豆を香草と一緒に茹でたら、フライパンで炒めたキャベツ、ニンジン、玉ねぎと合わせます。ソーセージは別のフライパンでこんがり焼いたら中身を先程の具と混ぜて、キャベツの葉で包みます。ラップを使うときれいに形に包むことができます。これを180℃のオーブンに12分ほど入れて出来上がり。

 最後はデザート。

 まずはシュー生地を作りオーブンに入れて焼きます。その間に、茹でたカリフラワーとホワイトチョコレートと生クリームをミキサーにかけてクリームを作ります。焼き上がったシュー生地にクリームとフランボワーズを挟んで出来上がり。因みにシューはキャベツという意味。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、いつもの月曜日の朝と同じように起きてすぐコーヒーマシーンのスイッチを入れた。カップを置き忘れたのに気づくまでに20秒ほどかかり、その後片付けをするのに10倍の時間がかかった[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(46)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯191 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、栗の産地で知られるアルデッシュ地方のレストランのシェフがチャレンジしてくれます。お題は、もちろん栗です。

 では、スタート!

Paris_Meyras.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 秋と言えば、いがいがのついた栗。枯れ葉の中から出てきました。

 落ち葉の舞い散る市場でシェフのクロードさんと待ち合わせ。早速、30ユーロを渡して材料をそろえていただきましょう。

 まずは魚屋さんにやってきました。ニジマスを2尾購入。これが8.80ユーロで残りは21.20ユーロ。

 次は八百屋さんです。店頭に栗が出ています。ここの栗はAOP付き。艶とボリュームがあって美味しそう。この栗を500グラム確保。さらにバターナッツ、フェンネル、セロリ、玉ねぎ、オレンジも購入。これが合計で14ユーロ、残りは7.20ユーロ。

 さらに、こちらのお店で、栗のクリーム、生クリーム、ベーコンを購入。これが全部で7.20ユーロ。残りはゼロ!

 ぴったり賞で見事にちょうどで使い切りました。では調理の開始!

 まずは栗の実を取り出します。これをさっと湯がくと渋皮がむきやすくなります。

 では最初は前菜の栗のヴルテから。

 栗をセロリと一緒に牛乳で煮込みます。その間にキノコをさいの目切りにし、ベーコンと一緒に炒めて器に盛り付けます。栗を煮込んだスープはミキサーにかけてどろどろにしたら、ここにかけてヴルテのできあがり。

 次はメインのニジマス料理。

 栗をオーブンに15分ほど入れて火を通したら粗切りにして、フェンネルとバターナッツの芯と一緒に煮込みます。これをラビオリ風に、バターナッツを薄くスライスしてブイヨンで茹でた皮で包みます。ここにバターで炒めたニジマスを盛り付けてできあがり。

 最後はデザートの栗のムースのオレンジ添え。

 栗のクリームと生クリームを混ぜ合わせ、オレンジの上に絞り出し、最後にオレンジの皮をトッピングして出来上がり。

 この番組、自分で作る料理のヒントになるので楽しみにしてるのだが、最近、作り方の説明がおおざっぱで苦労する[あせあせ(飛び散る汗)]


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼が初めて焼栗を初めて食べて、よくこんなものが食えるなというから、教えてやった。『あのね、普通栗は皮をむいて食べるもんよ』」

VDM(Vie de Merde)より


nice!(46)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

30ユーロで晩ご飯190 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、TikTokでスピード料理を毎日紹介しているジョルダンさんがチャレンジしてくれます。もちろんお題は素早くできる料理です。

 では、スタート!

Paris_???.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらの大柄な男性がジョルダンさんです。コロナ禍で外出ができなくなった頃、TikTokに自分の料理を紹介し始めたところ、今ではフォロワーが300万人という人気のクリエイターになってしまいました。

 では30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 ひゃ〜、ものすごい勢いで向かった先はスーパーです。スーパーで買うのが手っ取り早いそうです。

 まずは、洋梨を3個、ナスを2個、ジャガイモを6個を確保。これが7.39ユーロで残りは22.61ユーロ。

 次はこちらのコーナーでトマトソースを入手。さらにこちらでは牛乳、バター、生クリーム、玉子、リコッタチーズとモッツアレラチーズをカゴの中へ。これらが合計で9.60ユーロ、残りは13.01ユーロ。

 次はお肉のコーナーで、ベーコンと牛ひき肉を確保。これが合わせて5.93ユーロで、残りは7.08ユーロ。

 さらに、コリアンダー、デザート用にチョコレートも必要。これが2.24ユーロで残ったのは4.84ユーロ。これで材料は揃いました。

 セルフレジでお会計をすませます。確かに総額は25.16ユーロでぴったり。そして予算内におさまりました。しかも買い物にかかった時間は10分ほど。

 では調理の開始!スピードのコツはできるだけオーブンを使用すること。

 まずは前菜から。

 ナスの中身を取り出しオーブンで火を通します。取り出した中身は刻んでフライパンで炒めます。そこに牛ひき肉を入れ火を通しトマトソースを加えます。焼き上がったナスに小麦粉をふり具を詰めていきます。最後はチーズをのせて再びオーブンに入れて出来上がり。

 次はメイン料理のグラタン・ドフィノワ。

 ジャガイモを薄くスライスして耐熱ボールに入れたら、牛乳を加えレンジでチンします。8分ほどしたら取り出し、生クリーム、ベーコン、モッツアレラチーズを加え今度はオーブンに入れて焼きます。

 最後はデザート。

 洋梨は一口サイズに切ってシナモンと一緒にフライパンでバター炒めにします。これを器に盛り付けチョコレートを加えてオーブンに5分ほど入れるとこんな具合に出来上がります。

 これで全部の料理が揃いました。かかった時間は40分。

 最近、グラタン・ドフィノワを作って食べたいと思っていたところだった。確かにレンジを使えば早い。でも、あのジャガイモを薄くスライスするのが少々きつい〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、会社に遅れそうになって大急ぎで歩いていると、のんびり前を歩いているやつがいる。イライラとして頭の中でつぶやいた。『このうすのろ、さっさと歩かんかい!』すると直後にそいつが振り向いた[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(49)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
前の10件 | 次の10件 お料理実践編 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。