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いよいよクリスマス [アルザス地方]

 ちょっと前までは明るいうちにジムから戻って来られたが、今は真っ暗な中を歩いて帰ってくる。

 空には月と星。地球は宇宙の一部だ。

 さて11月の半ば。そろそろクリスマスシーズンが始まる。フランスでクリスマスと言えばストラスブール。街の今はどんな具合でしょう?

Paris_Strasbourg.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 お〜、このお店、すでに飾り付けが完了しています。そしてこちらのお店もすっかりクリスマス。

 「私はクリスチャンなのでこの雰囲気は大好きですよ。お祝いの飾り付けが素晴らしいわ」

 「心が温まりますよ。ほんとにホッとします」

 ホントですよねえ。去年の今頃はコロナ感染拡大で鬱屈した気分でしたもんね。ワクチンもまだだったし薬の話も出てませんでした。

 一方、こちらのお店は只今創作中。毎年独自の装飾にこだわっているらしい。とは言っても2週間後には完成させなくてはなりません。

 「楽しくて、明るくて、キラキラした感じにしたいんです。大人も子供と同じように楽しめるような装飾です」

 クレベール広場の樅の木はデコレーションが始まったばかり。クレーン2台が常駐。大きな樅の木をツリーに変身させるのは大変な作業です。出来上がるのが楽しみ。

 商店街全体の装飾も欠かせません。街路樹にもこんなものが飾られています。夜になるとカラフルな明かりが灯りそうです。

 「600本の木全部に飾りを付けます。電飾の長さは合計で33キロにもなります。我々にとっては大仕事です」と市の責任者。

 以前の飾り付けはこんな具合でした。今年はどんな感じになるんでしょうか?

 なんだか私までワクワクしてくる。何しろこのところ晴天続きの上に新規感染者が少ない。気分は上向き。

 夜の街に繰り出してクリスマスを楽しもうなんてエネルギーは出てこないけど、年末は少し贅沢をして美味しいものでもいただきながら自宅でのんびりとゆく年を見送りたい。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、仕事で重要な会議があった。私がプレゼンしている最中に装飾のサボテンをひっくり返してしまい、半分の棘が私の手に、もう半分が社長に刺さっていた[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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恒例の樅の木 [アルザス地方]

 久しぶりに外食した。

 最後に外で食べたのは、去年の一回目の緊急事態宣言が明けた時だったか?ずいぶんお店では食べなかったことになる。

 久しぶりとは言えど違和感もなければ感慨もなかったから、この状態が続けば普通に元に戻れそうな気がする。

 ただ、諸外国で感染が再拡大しているところを見ると、このまま日本だけが終息するとは思えない。あと10日後にどんな状態になっているか?

 それはさておき、クリスマスまで2ヶ月を切った。あのストラスブールのクレベール広場には、山から切り出された大きな樅の木が設置されたそうです。

Paris_Strasbourg.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2021年11月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 毎年のようにこのニュースを見てきたせいか、この風景ももう見慣れてきました。しかし、雨の日は初めてかも知れません。

 巨大トレーラーの荷台に横たえられ運ばれてきた樅の木が、2台のクレーンで立ち上げられます。

 目利きが選んだ最高の樅の木です。高さは30メートル以上あるとか。皆さん、傘をさしながら作業の様子を撮影しています。

 「これを見るといよいよ祝い事の続く年末が来たなと思いますね」

 「ストラスブールが夢の国に変わる時よ」

 「そりゃあ素晴らしいですよ。今日は孫を連れてわざわざ見に来ました」

 市民の皆さんも毎年楽しみになさっているようです。

 「今日がストラスブールのクリスマスの始まりです。辛い時期が続きましたから、その分、皆さんの期待も大きいかと思います」と関係者の方。

 欧州でも最大の樅の木。重さは10トンほどもあるそうです。

 「この木は今年の3月にみつけました。まだ雪が降っていた時のことです。嵐にも見舞われましたがこうして無事に運ばれてきました」と作業員。

 設置が完了してから3週間かけてツリーづくりが始まります。点灯は今月の26日の予定です。

 「200個のボール、長さ10000メートルにもなる電飾が取り付けられることになっています」と別の作業員。

 これは去年のツリー。きれいですねえ〜。コロナ感染で屋台の集まるクリスマス市は中止になりましたが、ツリーはいつものようにキラキラ輝いていました。

 今年は例年通り市も開催されるようです。但し、蜜を避けるために出店のレイアウトや場所が変わるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、クリスマスツリーを飾った。足元に蔦で出来たクレッシュを置いたら、わが家の猫に全部食べられてしまった。500ユーロが猫の胃袋へと消えていった・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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一番長い名前の村 [アルザス地方]

 恒例のWHOの世界コロナ感染状況が更新された。5月2日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):

インド:2,600,000人(2,172,000)

米国:346,000人(406,000)

英国:15,000人(17,000人)

ロシア:61,000人(60,000)

ドイツ:129,000人(145,000)

イタリア:86,000人(92,000)

スペイン:31.000人(32,000)

スウェーデン:30,000人(32,000)

フランス:164,000人(212,000)

イスラエル:561人(1,000人)

日本:35,000人(32,000)

 ついにイスラエルは3桁になった。ワクチン接種の結果だろう。国の人口は1000万人ほど。日本の人口の10分の1以下。

 日本はイスラエルがやったことを少なくとも13箇所でやらなくてはならない。それなりに手間と時間がかかる。

 コロナ関連のお話はこれくらいにして、本日はフランスで一番長い名前の村のお話。

Paris_NiederSS.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年5月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがその村の名前。アルファベットがハイフン無しで20字も並んでいます。どう読んだらいいのか・・・。

 「ニーデールシェーフォルサイム、です。皆さんにはややこしいかもしれませんが、私のような地元民にとっては普通ですよ」と女性。

 「それはどこの地名ですか?」と男性

 「ロレーヌです」と取材班。

 「ああ、なるほど」

 アルザス・ロレーヌ地方なら、こんな名前もさもありなんなんでしょうね。

 この村で暮らしている人たちにとっては普通の名前とは言うものの、問題がないわけではありません。

 「手続きのための書類にマス目が足りなかったりしますよ。で、少しはみ出したりしてね」と男性。

 確かに、そういうこともありそうな・・・。

 こちらは観光客がよくやってくる村のレストラン。

 「私は、観光客の皆さんには標識と同じ長さにしたから長い名前になったんだって言ってます」

 でも、本当はちゃんとした意味があるようです。

 「ニーデールは低いと言う意味、シェーフォルは羊、サイムは村とか集落という意味です」

 ということは、低い土地に羊がいる村ってことなんですかね?これはやっぱり書類に名前を書くのが大変ですねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、外出制限が解除されたので夜遅くに帰宅した。夜に外出なんて久しぶりすぎて、鍵の暗証番号を忘れた[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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ロフト・ストーリー [アルザス地方]

 聖火リレーが始まった。

 こんな大変な時になぜやるんだって思ってたけど、被災地の聖火ランナーが嬉しそうに走っているのを見ているうちに、なんかちょっと違う気分になってきた。

 世の中がどんよりした雰囲気の中で、唯一、ぱっとした出来事はオリパラなのかも。

 そして、聖火リレーは必ずしも有名人が走らなくても良い。一般人がリレーしていけばいいのだ!

 それはともかくとして、本日は、春になるとアルザス地方にやってきて子育てをするコウノトリのお話。

 去年に引き続き、その子育ての様子をライブ配信するウェブカムが始まったそうです。

Paris_Sarralbe.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年3月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 パソコンの画面に映っているのはコウノトリが卵のお世話をしている様子。

 このウェブカムにアクセスしている人の数は平均で30,000人ほど。

 「夜はどうしているのか、どうやって生きているのか、卵はいつ生むのかなど、地上からは見られないものを見ることができます」とママ。

 コウノトリのカップル、モーリスとメロディーが巣を作っているのは村役場の煙突の上。

 このカップル、去年も同じ場所で子育てをしていました。

 村役場の向かいにある学校に通う子どもたちは、毎日カップルの様子をウェブカムで観察しています。

 「コウノトリがこの村に来てくれるなんてうれしいです」と女の子。

 コウノトリを長年観察してきたドミニクさんが町長さんを説得して、その巣にウェブカムをとりつけました。それが思わぬ人気を集め、ライブ配信は今年で5回めになるそうです。

 「ギリシャ、ハンガリー、ベルギーにスイスなど、世界中からアクセスされています」とドミニクさん。

 サラルブでは、現在31組のカップルが子育てをしているそうです。大切なのはどれだけ多くのコウノトリがこの村にやってきてカップルを作り子育てをしてくれるかです。

 「この一帯は徐々にコウノトリのコロニーになりつつあります。ここは餌が豊富なんです。小川が3つあるんですが、冬の間、水かさが増すため、コウノトリの餌となる生物が生息しやすい環境なんです」

 コウノトリのライブ配信は→こちら。うまくすると画像が見られます。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、数ヶ月前から彼氏が出来た。でもあまりキスしてくれないから理由を尋ねると彼が言った。『二人の関係にそれが不可欠なものとは思えないからさ』・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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春の陽気 [アルザス地方]

 恒例のWHOの世界コロナ感染状況リポートが更新された。2月21日までの一週間の新規感染者数は(カッコ内は前回の数字)(百の位は四捨五入):

米国:480,000人(674,000)

英国:79,000人(97,000)

ロシア:93,000人(105,000)

ドイツ:52,000人(51,000)

イタリア:85,000人(86,000)

スペイン:30,000人(50,000)

フランス:131,000人(128,000人)

イスラエル:22,000人(36,500)

日本:10,000人(11,000)

 全体に減ってるような減ってないような微妙な数字。日本は ”減少している” とは言い難い。全国で千人なんてあっという間に前後する数字。これで非常事態宣言を解除したら首都圏はどうなることやら・・・。

 それはさておき、近所の公園の梅がほぼ満開になっている。歩いていると香りが漂ってくるほどだ。いつも朝の早い時間にしか通らないから、どれくらいの見物客が来ているかはよくわからないけど、少し歩いている人が増えたように感じる。

 それにしても梅は咲き始めが一番いい。一本の梅の木を日々眺めるのであれは別だけど、あそこまで数が多いと楽しめるのは五分咲きくらいまでかな。

 さて、フランスの季節はどんな具合でしょう?

Paris_Strasbourg.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2021年2月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 春の海?ではなくて、ここはアルザス地方の都市ストラスブール。この日は春を思わせる暖かい朝になりました。

 「昨日の夕方、ストラスブールに着きました。今朝はお天気もいいので散策しているところです」と観光にやってきた男性。

 「私はノルマンディ出身ですがノロノロ歩きなんですよ。だからこのお天気はとっても気持ちがいいですよ」と連れの女性。

 予報では18℃まで気温が上がるとのこと。真冬の格好では具合がわるいですね。

 おお、こんな格好で歩いている人が・・・。こちらの家族も重いコートは脱いで少し軽い服装になりました。

 「暖かくて明るくてうれしいです」と女の子。

 「雪だった先週に比べたら全然違いますね。毛糸の帽子もいらないし軽装になりました」とママ。

 確かに、2週間前は氷点下13℃を記録していました。工事現場はだいぶ仕事がし安くなったようです。

 「前は地面が凍りついてましたけど、今日は日差しがあるから楽になりました」

 ここからすぐのところにあるレストラン。アイスクリームを準備していました。どうやら暖かくなったのは先週末からのようです。

 「10パック用意してたんですが、あっという間に売れてなくなってしまったんです」

 それで新しいアイスクリームを準備しているというわけですね。

 こちらは遊具のある公園。この方、あまりにお天気がいいのでお孫さんを遊ばせにやってきたそうです。

 「気持ちのいい天気なんで、孫たちを外で遊ばせに来ました。体に良いですからね」

 ストラスブールのこの天気、しばらくは続くそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、夫と二人でアパートを見学に行った。終わって出てくると私が言った。『ちょっと暗い感じがしたわ』すると夫が言った。『サングラスを取った方がよかったんじゃない?』・・・」

VDM(Vie de Merde)より


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冬が来た! [アルザス地方]

 昨日の朝、空を見上げてうろこ雲が多いなと思っただけで、穴が空いていたとは気が付かなかった。もうちょっと真面目に見ておけば良かった。残念。

 しかし、昨晩のまあるいお月さまは見逃さなかった。明るいものをみると少しほっとする。

 さて、今日から12月。東京は夕方4時をすぎると薄暗くなり始め4時半には太陽が姿を消してしまう。冬至の21日までどんどん昼間の時間が少なくなっていく。

 今のところ暖房のスイッチは入れてないが、寝る前に電気毛布で寝床の中を温めておくことにしている。

 本日は、東京より少し早めに冬がきたアルザス地方を訪ねてみることにしましょう。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年11月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらはストラスブールの青空市。

 この日の朝の気温は0度を下回りました。コートにマフラーと手袋は欠かせない気温です。

 「私自身は寒さには強い方ですよ。アルザス育ちだからね」と男性。

 マスクのせいでメガネが白く曇ってますね。

 「ちょっと前までは温かい日もありましたが、今はもう冬ですね」と女性。

 青空市ですからお店の方は長時間、外ですごすことになります。そうなると熱いお湯が欠かせません。あれはインスタントコーヒー???

 「屋外に店を出すということは寒さの中ですごすってことですからね。熱いコーヒーを飲んで体をあたためます」とお店の方。

 一方、ほとんど暖房器具と一緒にすごしているも同然なのがロースト専門店。

 こりゃ暖かそうですねえ〜。冷たく冷えてしまった水を温めることもできます。

 「ここの気温は15℃くらいあります。ええ、夏ですねえ(笑)」とお店の女性。

 次は市場をあとにしてブドウ園にやってきました。こちらはさらに寒くて−7℃。近くの住宅の煙突からは煙がもくもく。

 ブドウ園ではぶどうの収穫が行われていました。この時期のぶどうは甘さがギュッと凝縮されているので甘いワインになります。

 「この時期はたいていぶどうが凍りついていたりするんですが、−7℃となるとさすがに耳が痛くなるくらいの寒さです」とブドウ園のオーナー。

 お昼は、ホットワインの他にハムやソーセージ、さらにはクリスマスのちょっとしたお菓子なども振る舞われます。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ブラジルで3週間のバカンスをすごして帰国したばかり。でも全然外国に行った気がしなかった。なにしろ、自宅の室温は冬でもずっと30℃。全部の暖房器具のスイッチをいれてすごしてたからね[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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ツリー点灯! [アルザス地方]

 iMacを最新のOS(Big Sur)にアップデートしたら、ワードの文書を印刷することもpdfに変換することも出来なくなった。なぜかExcelは今まで通り問題ない。

 印刷はともかくpdfへの変換ができないと仕事にならないので、古いiMacを立ち上げて、それ専用に使うことにした。

 それで気がついたのが、画面のクリアさ。さすがに古いiMacは画面が粗い。新しいiMacは4Kだからはっきりくっきり。

 購入してかれこれ5ヶ月も使っているのに、そんなことに気が付かなかったとは・・・。

 さて、欧州でもっとも古いクリスマス市が開催されてきたストラスブール。今年は、その市が立ちません。コロナ感染の拡大を防ぐためです。

 しかし、イルミネーションは例年通り街を飾ることになっています。そしてクレベール広場のツリーも点灯しました。

Paris_Strasbourg.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年11月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 今年のツリーはこんな感じ。街がぱっと明るくなりました。早速、写真に収める人もいます。

 「大変な時期ですが、ツリーが点灯して幸せな気分になれました」と女性。

 広場の周りの建物も美しいイルミネーションで輝いています。

 今年のテーマは、16世紀のストラスブール。

 「ツリーは、木にリンゴを吊るしたことが起源になっています。ですからそのリンゴを表している丸い玉200個が吊るしてあります。光るものもあればそうでないものもあるので、夜間と昼間で見え方が違っています」とツリー担当の責任者。

 こちらは商店街でしょうか?サンタクロースとトナカイがクリスマス気分を盛り上げてくれます。

 飲食店などはまだ休業中ですが、デコレーションは稼働中。

 「コロナ禍でもこうしてクリスマスの装飾があちこちで見られて本当によかったと思います」と企画会社の方。

 欧州で一番古いと言われるほど昔から続いてきたクリスマス市は残念ながら中止となりましたが、市民にとっては欠かすことの出来ない一大イベントなのでした。

 「クリスマスはストラスブールが一番輝く時期なんです。そして、冬の夜を明るくすることで張り詰めた空気をやすらぎに変えてくれるんです」と市の助役さん。

 ストラスブールのイルミネーションは金曜日の夜から本格的に始まるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、郵便受けにクリスマスプレゼントのカタログが溜まる時期になった。5歳半になる姪っ子に『サンタさんに何をプレゼントしてもらいたい?』と聞いてみた。すると姪っ子が言った。『う〜ん、おばさんの好きなのでいいよ。そもそもサンタクロースなんておじいさんはいないんだから』」

VDM(Vie de Merde)より


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冬の足音 [アルザス地方]

 アメリカ大統領選挙、早くはっきりさせてもらいたし。

 それにしても開票所までやってきて窓の向こう側で大声張り上げるなんて驚き。正直、ゾンビみたいに見えた。

 あれじゃ落ち着いて開票作業なんてやっていられない。白い紙を貼って見えないようにしたくなるのも理解できる。

 ひどい国になったもんだ。気の毒だけどグレートになんてなれそうもない。そもそもあの人たちの目指しているグレートとは何???

 それはさておき、フランスは日本より少しだけ季節が先に進んでいるようです。

 ピレネー地方では初雪が観測されました。各地で霜が降りたという報告もありました。秋が終わりつつあるようです。

 そんなアルザス地方の小さな町ムツィグ(Mutzig)を尋ねてみましょう。

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下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年11月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 金曜日の朝、霜が降りていました。

 山の紅葉が白くかすんで見えます。

 晩秋をもう少しで通り越してしまいそうなこの風景。

 こちらは学校に向かう親子連れ。シロクマみたいな帽子が可愛い。保護者もお子さん達も厚着ですね。

 「ちょっと買い物に出るのが億劫になりますね。この寒さでは着込まないと外出もできません」と保護者。

 「そうですね、少し暖房もいれましたよ」と別の保護者。

 この方のマスク、手作りですかね?夏には鬱陶しいマスクも寒くなるにつれて暖房効果を発揮してくれるような・・・。

 こちらは市場。あんまり賑わってないですね。

 お客さんは必要なものだけささっと買って帰るようですし、お店も少々少なめ。

 「出かける時は手袋をしますね。その方が温かいですから(笑)」と女性客。

 「この一週間か二週間で季節が変わってしまうと思います」とお店の方。

 寒さの中、外でお店を出すのも大変ですね。でも暖房の用意はできます。小型の暖房器具。

 「今朝は気温が1℃しかなかったですから、これで暖かくすごせます」と女性。

 しかし、お客さんの中には薄着の人も・・・。トレーナーにパンツ姿。大丈夫ですかね?

 「いつもこれで買い物にきてますから変わらないですよ」と男性。

 しかし、もう冬がそこまで来ています。いつまでもトレーナーだけというわけにはいかないですよね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、バックミラーに着氷防止装置が付いているのに初めて気がついた。この車、6年も前から運転しているのに・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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樅の木の設置 [アルザス地方]

 11月になって、夜の寒さがじわじわと忍び寄ってきた。冬はもうすぐそばまで来ているということか・・・。

 厚手のコートに手袋、ぐるぐるまきのマフラーも悪くないなあ〜。とは言うものの、コロナ禍ゆえ少なくとも年末まで外出する機会は多くない。結局は家でぬくぬくとすごすことになるのか。

 さて、目下のところ気になるのはアメリカの大統領選。特集番組を見る度に、アメリカの病は重症だとつくづく思う。そう簡単には回復しそうもない。

 中国があんなでアメリカがこんな。日本はだいじょうぶか?と少し不安になる。

 それにしてもアメリカを撮影した映像で一番気になるのが、肥満。あまりに多すぎる。出てくるアメリカ人のほとんどが肥満体。日本の比ではない。このままではいけないように思えるが、みんなが肥満体だから気が付かないのか・・・。

 それはともかくとして、先日、森から切り出された樅の木が、クレベール広場に到着したそうです。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年11月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 いつものように2台のクレーンが樅の木を起こして、いつもの場所に設置しています。

 確かに、専門家が選んだだけあって、バランスの取れた美しい姿をしています。

 「いつものクリスマス市はないし、屋台もなし。それに観光客も来ません。でも、ツリーだけはしっかり見られそうで良かった!」と男性。

 「いつもなら世界中から沢山の人が集まってくるんですが、今年はまた違ったクリスマスになりそうです」と女性。

 樅の木は切り出したときのままを保って、しっかりと広場に設置されました。

 最後はまっすぐに立つように微調整です。垂直というのもなかなか大変ですね。

 そばには別の樅の木から切り取った枝が並べられています。どうやら、この枝をあの樅の木にくくり付けて、さらに見栄えの良いツリーになるようにするらしい。

 やはりそういうことをやってましたか・・・。

 まもなく装飾の作業も開始されるそうです。全部で200個のきらきらしたボールと、150個の星が飾り付けられるとか。

 「クリスマスツリーは街の灯台みたいな存在なんです」と作業員の方。

 どんな灯台になるのか楽しみですねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、両親は、私の結婚式の写真を居間に飾っている。部屋の装飾だから取り外せないそうだ。私は5年も前に離婚したのに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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樅の木の切り出し [アルザス地方]

 夜9時頃の渋谷発井の頭線は、たいてい満員電車で、缶詰のオイルサーディンとまでいかないものの、空席はなし、つり革の空きもなし、というのが普通だ。

 ところが先日、同じ時刻に乗ってみると、立っている人はまばらで、向かいの席に座っている人の顔がみえるくらいに空いていた。

 在宅勤務はそれほど普及していないらしいから、これは夜に人が出歩かなくなったということなんだろう思う。

 そういう私も特別な用がない限り渋谷を夜の9時頃に通るなんてことはしない。その時間は家でぐうたらしている。

 コロナ禍にかぎったことではなく、もう何年も前から夜遊びなんてやらない意気地のない老人になってしまった・・・。

 それはさておき、今年は縮小開催となってしまったストラスブールのクリスマス市ですが、巨大ツリーは例年通りクレベール広場に登場することになっています。

 毎年のことですが、その樅の木の切り出しが行われました。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で、2020年10月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 100本ほどの樅の木の中から選ばれたのが、この木です。

 今週月曜日の朝、ここモーゼルの森の中で作業が行われました。

 「ツリーにするのには理想的です。枝に少し手を入れる必要があるかもしれません。沢山あればいいというわけじゃないですからね」ときこりのオリヴィエさん。

 このまま切り倒しては枝がめちゃめちゃになってしまうので、まずはクレーンで固定し、それからチェーンソーで少しずつ慎重に切っていきます。

 これで一安心かと思いきや、これからが大変です。

 「一日がかりの仕事ですよ。それぞれ技術が必要ですが、トラックに乗せる作業が大変で一番気を使います」

 今年の樅の木は樹齢62才、体重は7トン、背丈は約30メートル。

 「広場に設置する時は27メートルくらいになりますが、今年の樅の木は特に健康でよく育っていますよ」と責任者の方。

 数週間後にはクレベール広場に設置され、装飾の作業がはじまるそうです。

 こういう時だからこそ、きらきらのツリーがみたいですよねえ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、モミの木、買ってきたどぉ〜!ところが、娘は小さすぎると良い、妻は大きすぎると言う。そして愛犬はモミの木におしっこをひっかけ、うさぎは葉っぱを食べ始める。私はと言えば、未だに置いておく場所が見つからない[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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