地方の美味しいもの4 [フランスの郷土料理]

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地方の美味しいもの3 [フランスの郷土料理]

地方の美味しいもの2 [フランスの郷土料理]

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地方の美味しいもの1 [フランスの郷土料理]

フランスの食のお宝4 [フランスの郷土料理]

フランスの食のお宝3 [フランスの郷土料理]

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フランスの食のお宝2 [フランスの郷土料理]

フランスの食のお宝1 [フランスの郷土料理]

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復活祭のご馳走 5 [フランスの郷土料理]
調査会社Ipsosが21日に発表したフランス大統領選候補者の支持率は以下の通りになっています。
マクロン 24%
ル・ペン 22%
フィヨン 19%
メランション 19%
アモン 7.5%
その他 --
一方、別の調査会社Harris Interactiveが18日〜20日に行った調査によれば下記の通り。
マクロン 24.5%
ル・ペン 21%
フィヨン 20%
メランション 19%
アモン 7.5%
その他 --
政策に具体性がないとか批判されていたようですが、マクロンがわずかに支持率を上げています。
第一回目の投票は今週の日曜日。
さて、シリーズの最後は、フランス西部の小さな村コンブラン(Combrand)を訪ねます。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月14日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
あるお宅に続々と集まってくる人々。
今日はこれからこの地方に伝わる復活祭のガレットを作ります。
悠々自適のリタイア生活を楽しんでいるおじさま方を指揮するのはこの家の女主人クリスティーヌさんです。
まずは大きな桶が登場。まるでシンクのよう。
「卵と砂糖を混ぜたら、溶かしバターを入れる」とクリスティーヌさん。
ドボドボドボっと大量の溶き卵が入れられます。
砂糖、ぬるま湯で溶いたイースト菌、さらにオレンジの花のフレイバー水を加えたら、小麦粉10キロを投入。
よくこねて生地を作ります。
卵とバターが入ったパンと言えば、ブリオッシュ。
復活祭のガレットはブリオッシュの生地で作られます。
「四旬節で食べないでとっておいた玉子がたくさんありますから、それを使わなくてはなりません」と何回も聞いたフレーズがやっぱりここでも登場しました。
まあるく整形した生地は、布巾を敷いたカゴの中に入れられ、数時間かけて発酵されます。
昔はこのカゴも自前で作っていたそうです。
パンが発酵している間にお昼をいただきます。お鍋の中にはたっぷりの豆料理が入っていました。
さて、発酵して2倍ほどに膨らんだ生地は適当なサイズに切り分け、棒状に伸ばします。
最後にこの棒状の生地を三つ編みにします。
「両親が作ってましたから私も作り続けています。家族全員が勢ぞろいするいい機会にもなりますしね」と女性。
生地の準備ができたら、お隣のパン屋さんへ向かいます。
玉子の黄身でお化粧してもらったら、240℃のオーブンの中へ。
1時間足らずすると、こんがり焼けたガレットが出来上がります。
「ああ、いい匂い!」と、翌日の復活祭を待たずして試食です。
焼きたては美味しそうですね。食べたくもなります。
終わり。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、同居人が玉子を茹でる鍋がなかったため、違う方法で茹でることを発見した。で、結局、玉子は爆発した」
VDM (Vie de merde)より
復活祭のご馳走 4 [フランスの郷土料理]
あんなに華やかだった桜がすっかり葉桜になり、まわりの緑と同化していました。
そして4月もあっという間に終わってしまいそうです。
そうやって一年があっという間に過ぎ、十年もあっという間に過ぎてしまう、なんてことになってしまうのかしら・・・。
さて、シリーズの四回目は、ピレネー地方に伝わる復活祭のお料理です。
その名も、マサカナット(Massacanat)。
まさか、納豆?なんてオヤジギャグを飛ばしてる場合じゃなかったですね。へへへ・・・。
どんな料理なんでしょう?
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2017年4月13日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
時代を感じさせるこの映像。
いつの時代???と思いながら見ていると民族衣装を着ている人の向こうには自動車が何台も止まってます。
なあんだ、現代なんじゃあありませんか。
ここは人口200人ほどの小さな村カンパン(Campan)。
今日は民族衣装に身を固めた方々が、復活祭の料理マサカナットを作ってくれます。
材料は、玉子、玉ねぎ、ペルシヤッド(パセリとニンニクをみじん切りにしてオリーブ油で和えたもの)、豚肉。
まずはフライパンで豚肉を炒めます。
その間に玉子をときます。この溶き玉子は、豚肉にペルシヤッドを加えてから注ぎ入れます。
このまま玉子が固まるまで焼いたら出来上がりです。
マサカナットは早い話がオムレツのこと。前日の残り物を具にして作る、農家に伝わる伝統の料理なのでした。
そしてこんな風にパンにのせて食べるようです。
「復活祭の日の残り物を使って翌月曜日と火曜日にオムレツを作るんです。2月からずっと食べないでとっておいた玉子を使って作るんです」
やはり、この地方でも在庫処分の玉子を使った料理でした。
「マサカナットを真ん中に置いて、一切れ切ってパンと一緒に食べれば各自のお皿は必要ありません」と男性。
なるほど。そうなると食器洗いの手間も省けます。こりゃ便利ですね。
「うちではよく作りますよ。おばあちゃんが残り物を使って作ってくれるんです」と若い女性。
ここにお集まりの皆さん、昔からの伝統や文化を継承するために作られた協会Les Pastourelles de Campan(“カンパンの羊飼いの少女”という意味)のメンバーだそうです。
こうやって民族衣装を身につけて伝統の料理を食べることもその活動の一環です。
のんびりした山間の村に響く音楽とダンスの音。平和ですねえ〜。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、うちの子供たちより先に隣の犬がイースターエッグを見つけてしまった」
VDM (Vie de merde)より