フランス人とコーヒー [アンケート&調査]
カフェと言えば、フランスのシンボルのようになっていますが、あのアメリカのコーヒーチェーン店スターバックスが、フランス人を対象にあるアンケートを実施しました。
(本日は動画はありません)
それによると、なくてはならないものとして、コーヒー、厳密に言うとエスプレッソを上げているそうです。
そして、フランス人の40%がコーヒーを飲み、ドイツ人の9%、英国人の8%を遥かに上回っています。
フランス人にとって美味しいコーヒーを飲むことは、リラックスできるひととき、友人と会話をかわす社交の時間を持つことを指すようです。
コーヒーを飲む場所については、多い順にカフェ(61%)、自宅(60%)、職場(28%)。
回答者の四分の三が、ちょっとした犠牲を払ってでも外でコーヒーを飲むと答えているそうです。
たとえば、CDやDVDを買うのを我慢する(72%)、コンサートや映画・演劇に行くのを我慢する(68%)など。
さらに、買い物の数を減らしても良いと答えた人は60%、美容院に行くのを減らす(53%)という人もいたそうです。
また、コーヒーを飲まないでいるのは、FacebookやTwitterをやらないことよりしんどいと答えた人が72%、デザートを食べないことよりしんどいが58%、ワインを飲まないよりしんどいが66%となっているそうです。
そして、セックスはコーヒーに優先するそうです。
いったいどういう調査???アンケート用紙をのぞいてみたい気がします。
最後に、意外なことに、コーヒー好きは男性より女性の方が多かったそうです。女性(67%)、男性( 53%)。
さて、日本はどうかと言えば、社団法人全日本コーヒー協会がサイト上で公開しているものの中にこんなのがありました。
2010年の調べで、飲用場所別で一週間に一人が飲む杯数。
家庭:6.74杯
喫茶店・コーヒーショップ:0.23杯
レストラン・ファストフード:0.09杯
学校・職場:2.86杯
お店でコーヒーを飲む量がこんなに少ないとは意外でした。圧倒的に自宅が多いですね。
また、日本は女性より男性の方がコーヒーを飲む量がやや多いようです。
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、方程式を考えてみた。方程式:女子高生に出くわす+視線と微笑みを交わし合う=一緒にコーヒーを飲む。実際:女子高生に出くわす+目に鳩の糞をくらう=恐ろしい形相になって女子高生の前からひたすら逃げる」
VDM (Vie de merde)より
フランス人999名に聞きました あなたの好きな料理は? [アンケート&調査]
今年、8月26〜29日に、19歳以上のフランス人999人(なぜに1,000人ではないのかは不明)を対象に、食生活に関して、対面による聞き取り調査が行われました。
その結果、フランス人の好きな料理のベスト10は下記のとおりとなりました。(40種類の中から最大5つまでを選ぶ)
第一位 マグレ・ドゥ・カナール(アヒルまたは鴨の胸肉)(21%)
第二位 ムール貝のフライドポテト添え(20%)
第三位 クスクス(19%)
第四位 タイで下記の4種類(18%)
- ブランケット・ドゥ・ヴォー(野菜と子牛肉のクリーム煮)
- Tボーンステーキ
- 子羊のもも肉焼き
- フライドポテト添えステーキ
第7位 タイで下記の3種類(16%)
ブーフ・ブルギーニョン
ラクレット(溶かしたチーズをじゃがいもに付けて食べる料理)
トマトのファルシー(トマトの詰め物料理)
そして、30位に寿司がエントリー。 あのアンドゥイエットとブイヤベースが37位。
因に男性の一番好きな料理はTボーンステーキ、女性の場合はマグレ・ドゥ・カナールでした。
では、マグレ・ドゥ・カナールの料理とは、どのような料理なのでしょうか?
カナール(アヒル又は鴨)の産地に近いボルドーを訪ねました。
下記ウィンドウの▶をクリックして番組をご覧下さい。(フランスのTV局TF1で2011年10月26日に放送)(▶をクリックしても該当の映像が出てこない場合や、直接TF1のサイトでご覧になりたい方は→こちら)
******** フランス人のつぶやき *******
「今日、祖母の家でステーキとフライドポテトを食べた。フライドポテトにケチャップをかけ、いつもの癖で、チューブから垂れたケチャップをなめてからフタをした。すると祖母が言った。『あはっ、私と同じだねえ』」
VDM (Vie de merde)より
あなたはどっち? その3 〜ロバート・レッドフォード vs ポール・ニューマン〜 [アンケート&調査]
今回のテーマは、
「ロバート・レッドフォード vs ポール・ニューマン あなたはどちら派?」
結果は、レッドフォード49%、ポール・ニューマン51%。
僅差ですから、ほぼ互角と言っていいかもしれません。
で、例の記者の独断と偏見によるイメージは下記のとおりです。
Mickey 3Dはフランスのロックグループ。曲のタイトルは「お前は一息ついた方がいい」というような意味合いです(歌詞が分からないので適切な和訳かどうか.....)
あなたはどっち? その2 〜ビートルズ vs ローリングストーンズ [アンケート&調査]
あまりの暑さにベランダの鉢植えを家の中に避難させました。
さて、一つ空きましたが、今日もフィガロ紙の「白昼の決闘」を紹介します。
今回のテーマは「ビートルズ vs ローリングストーンズ あなたはどちら派?」
結果は、ビートルズが61%、ローリングストーンズが39%でした。
そして、記者の独断と偏見によるそれぞれのイメージは下記のとおり。
Restaurant Bioboaは、オペラ座からすぐの、ベジタリアン用の料理も出す自然食レストランのようです。
ガンジーと悪魔もすごいですけど、緑茶とジャックダニエルという対比もすごいですねえ~。
さて、皆さんはどちら派でしょう?
「今日、僕はパリで道に迷ってしまった。そこで、若い女性に道をたずねると、『ナンパするつもりならもっとましな方法を考えたら』と彼女は冷たく言い放って去って行った。道を尋ねただけなのに……。」
あなたはどっち? その1 〜お茶 vs コーヒー〜 [アンケート&調査]
これだけ暑い日が続けば、きっと近いうちに涼しくなるはずなどと、あまり論理的じゃない期待もむなしく、猛暑はまだまだ続くようです。
今日、フィガロ紙のサイトをのぞくと、こんな記事が載っていました。
タイトルは「白昼の決闘」(原題“Duel in the Sun” 仏版“Duel au Soleil”)。古い西部劇を借用したタイトルですが、内容は、たとえば水着だったら「ビキニ vs ワンピース あなたはどっち?」というような読者アンケートをネット上で実施し、その結果を踏まえて解説したもの。“決闘”はすでに29回実施され、現在30回目の決闘が行われている最中。
その中に「お茶 vs コーヒー あなたはどちら派?」というのがありました。
結果は、お茶40%、コーヒー60%で、コーヒーの勝ち。
そして、執筆者によると、お茶とコーヒーにはこんなイメージがあるというのです。
アンジェリーナはパリにあるサロン・ド・テ、ロワ・デュ・カフェは同じくパリにあるカフェ。
ジョニー・アリデーはフランスのロック界の大御所。
ベルトリッチの「シェルタリング・スカイ」の仏版タイトルは「サハラ砂漠で一杯のお茶(Un thé au Sahara)」
ナポレオン一世はコーヒー党で、重大な局面になると、常時、コーヒーポットを7つも火にかけて、いつでもコーヒーが飲めるようにしていたそうです。3時間しか寝なくてすんだのはコーヒーのせい???
「今日、私のボーイフレンドが蚊の死骸を窓に並べ始めた。こうしておけば、他の蚊が恐れをなして入ってこないだろうと言うの」