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夏はブルガリアで [その他の国]

 日曜日恒例の週末旅は、再開までまだ時間がかかるようです。

 今回は、スペシャル版でブルガリアの旅を楽しみましょう。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月14日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ブルガリアと言えば、社会主義国を思わせるコンクリートの建造物を想像してしまいますが、青い海に面したラベンダーの花の咲く美しい国でもあります。

 そしてこの民族衣装とダンス。見どころいっぱいの国を少しだけ訪ねてみましょう。

 まずは黒海に面した南東部の町ソゾポル(青印)。お隣のトルコは目と鼻の先。

 商船の船員として世界各国を巡っていたこの男性、ここが世界で一番の楽園だとか。

 「西ヨーロッパの人たちはギリシャだイタリアだって言うけど、ここだってあまりかわらないんだよ。青い海はあるし、自然のままの島だってある」

 その一つがこちらの島(焦げ茶印)。ここでは海鳥を保護するために、人が新しく家を建てたり住んだりすることは禁止されています。なんだかヒッチコックの鳥みたいになりそうな・・・。

 島には灯台がありますが、冬にしか人はやってきません。観光客の集団を目にすることもありません。人間のテリトリーは向こう岸。

 その岸には5キロに渡って砂浜が広がっています。午前10時で水温は25℃。

 「毎年ここにきてますよ。暖かいし美味しいものも食べられるし、しかも高くない」と男性。

 確かに物価は安いらしい。こちらの豪華なプール付きのヴィラ。夏のシーズン中でも一週間250ユーロで貸し出しているそうです。コート・ダジュールの30分の1。

 室内にはサウナもあります。そして海までは歩いて5分。しかもテラスからはストランジャ自然公園の山々を望むことができます。

 上空から見るとかなり大規模な山岳地帯。ヤギの群れが道を横切ったり、教会や世界遺産の修道院があったりと退屈することはなさそうです。

 今回は、途中の家にお邪魔して郷土料理タラトールを教えてもらいます。

 壺の中にはブルガリアヨーグルト。まずはきゅうりの皮をむいてさいの目に切ります。これをボールに入れたら、ヨーグルト、水、にんにく、砕いたクルミ、ディル、オリーブ油、そして氷を加え混ぜ合わせます。最後は、中身をくり抜いたパンによそっていただきます。夏にピッタリのスープ。しかも簡単に作れそうです。

 次は、ブルガリア第二の都市プロブディフを訪ねます(赤印)。

 ウィーンとローマとイスタンブールが混在したような都市。さらにロシア正教会やコンクリートの巨大は像など旧ソ連を思い起こさせるものもあります。そして西洋と東洋の2つが共存している都市でもあります。

 歴史の先生と一緒に町を歩けば、こんな建築物にも巡り会えます。この装飾の施された木造建築は、世界中でローズオイルを売って富を得たアルメニア人が建てた邸宅だそうです。

 そしてローマ時代の遺跡もあります。ここは紀元2世紀に作られた半円形劇場(水色印)。柱や彫像の保存状態も良さそうです。

 この日はこんなパフォーマンスを見物することができました。ブルガリア伝統の音楽とダンス。ヨーロッパでありながらもオリエンタルな香りが漂います。



******* フランス人のつぶやき *******

「今日、子供たちのためにヨーグルトのデザートを作った。食べ始めた子どもたちの様子がおかしい。それで気がついた。バニラとラム酒を間違えた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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世界最長の歩道橋 [その他の国]

 また台風かと思ったら、遠ざかっていくようでひと安心。もう豪雨は要らない。

 東京の水瓶は一杯のようだ。荒川水系は102%と言うから十分すぎるほどの貯水量だ。今年の夏は猛暑だったけど雨の量もすごかった。

 なんだか夏が終わったような話しぶりだなあ〜。まだまだ30℃を超える日が続くようで忍耐の日々。

 さて、本日は歩道橋のお話。歩道橋といっても、地上175メートルにかかる橋。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年8月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 500段あまりの階段を上がりきったところで、こんな橋が姿を表します。

 ここはポルトガル北部の町アロウカにある世界最大の歩道橋。さっそく男女の1団が渡り始めました。

 ええっ、足元はスカスカ。更に、歩みを進めるたびにグラグラと音を立てながら揺れます。うわぁ〜、こりゃちょっと怖い。

 どうやら谷間を吹き抜けていく風も加わってかなりの揺れ。誰かに捕まってないと恐ろしくて歩けそうもない。

 「ちょっと揺れますね。当然と言えば当然。ちょっと下を見てみます?ふーうっ、なんか目まいがしてきましたよ(笑)。下はあまり見ない方がいいですね」と女性。

 こちらのカップル、渡り終えてホット一息。

 「彼女がぎゅっと手をにぎりしてめてくるんで真っ赤ですよ」

 「とっても怖くて手を離すことができませんでした」

 一方、こちらのカップルは平気の平左。こんなところでも平常心。

 それもそのはず、この近所にお住まいで今月結婚の予定だそうです。怖いものなし。結婚を記念して、ここで写真撮影することにしたようです。

 このアロウカ橋、3ヶ月前に開通したばかり。

 2年の歳月をかけて完成されました。作業にあたったのは高所になれた技術者ばかり。使った金属は合計で重さ70トン。高さは175メートル、長さは516メートル。世界で一番長い歩道橋です。

 「そもそも単純に普通の橋をかける予定でしたが、橋脚を設置して支えるのが難しかったんです」と関係者の方。

 それでこの吊橋になったんですね。長さも世界一になるように長くして、観光の名所になることを期待して作られました。

 今のところ一度に70人以上が渡ったことはありませんが、技術的には2000人は大丈夫だとか。

 このあたりの自然はユネスコの世界遺産になっているそうです。こちらの方はその自然をまもるために働いている男性。とっておきのビューポイントに連れて行ってくれました。

 ほ〜っ、これは素晴らしい眺め。歩道橋も雄大な自然の中に溶け込んでいる感じです。

 橋の下を川が流れていてボートで川下りを楽しむこともできます。

 もっと長い歩道橋がネパールで作られているようですが、今のところ公式にはこの橋が世界で一番長いそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、職場で自分のニックネームを初めて聞いた。私の先祖はポルトガル人で少々ぽっちゃり気味。で、ニックネームは ”キウイ”」

VDM(Vie de Merde)より


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夏はスロベニアで [その他の国]


 日曜日恒例の週末旅はお休みなので、夏スペシャルの旅を楽しみましょう。

 今回はスロベニアを旅します。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年7月31日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 沿岸部はイタリア風、山間部はスイスやオーストリアの雰囲気、お城はフランスやスペインにも劣らない、そんな国がスロベニアです。

 まずやってきたのはこの湖(青印)。湖の真ん中には島があります。島に渡る唯一の手段がこのボート。

 操縦が難しいらしい。珍しくモーターではなく手漕ぎ。静かな湖を騒音で壊してしまうような無粋はことはしません。

 3世紀に渡って使い続けられてきたこのボート、操縦できるのは限られた人たちだけ。

 20分ほど乗っていると島に到着。目の前には巨大な階段が待ち受けていました。階段は99段あるそうです。

 「スロベニアの伝統では、花婿が花嫁をかかえてこの階段を上がる事になっています。ここで結婚式を挙げるカップルは年間1,200組。その中で最上階まで上がれた花婿は3人に1人だそうです(笑)」

 今回は一人なので足取りも軽く上までやってきました。そこに現れたのが神父様。この島にある教会(赤印)を案内してくれます。

 何世紀も前から巡礼の地となっている教会の中はこんなふうになっていました。そして天井から下がっているロープを引っ張ると鐘が鳴り始めました。美しい鐘楼。

 さて、次は車で出発しましょう。とは言っても車ごと列車に乗り込みます。これなら安心して周りの風景を楽しむことができそう。

 こうしてたどり着いたのが首都リュブリャナ(オレンジ印)。ここにあるレストランでスロベニア料理をいただくことにしましょう。

 女性シェフが作ってくれます。材料は、玉ねぎ、薄くスライスした仔牛のレバー、アンズタケ。フライパンで、スライスした玉ねぎ、レバー、アンズタケの順に炒め、最後に白ワインを加えてひと煮立ちさせたら出来上がり。なんだかすごく美味しそう。付け合せはそば粉を茹でたもの。

 お腹がいっぱいになったところで、お昼寝に最適な場所をみつけました。アドリア海に面した都市ピラン(緑印)。

 かつてここはヴェネツィア共和国の一部でした。どおりで建物がすべてイタリア風。こちらの男性マルコさんの仕事は港のパトロール。

 「将来は僕もヨットを持てたらなと思います」

 海岸にはコンクリートのビーチもあります。かつてソ連の影響下にあったユーゴスラビア時代の痕跡です。

 ピランは夏のリゾート地ですが、他の欧州諸国に比べると物価が安くのんびり過ごせるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、急いでいたのでTシャツを着ながら階段を駆け下りた。確かに早かった。転がり落ちたんだから[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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夏はモンテネグロで [その他の国]

 五輪の開会式とBS時代劇「大富豪同心2」の放送時間がバッティング。2019年のラグビーワールドカップの時には「大富豪同心」の放送を休止したのに今回はなんの手心も加えず通常放送。

 そうなるとどっちを見るかって、そうりゃ「大富豪同心2」に決まってる。何しろ最終回。色々あったけど、卯之吉と美鈴さん、幸千代君と真琴姫が結ばれてハッピーエンド。ああ、面白かった。このぶんでは3ありですな。

 番組が終わったのでチャンネルを切り替えると、選手入場が始まってた。

 それはともかく、日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みですが、ちょっと遠出がしたくなったので、今回はモンテネグロに行ってみましょう!

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年7月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ひょっとしてこの番組、新しいシリーズ?ではなく夏だけのスペシャルかもしれません。

 それはともかくとして、ここはアドリア海に面する国モンテネグロ。

 「見えるものすべてが素晴らしいわ」と女性。

 確かに、風光明媚。人口は65万人ほど。ブルターニュ地方の三分の一しかないそうです。

 こちらは海辺の町ブドヴァ(青印)。2500年も前にできた町だとか。現在は人気のリゾート地になっています。町を散策してみましょう。

 なんとなくコート・ダジュールに似てますね。あるお宅を訪ねると中庭に案内してくれました。

 「町の殆どが近代的な建物に引っ越していって、この手の古い建物で暮らしている世帯は少なくなってしまったよ」と男性。

 なにやら自家製の蒸留酒を振る舞ってくれました。

 民族舞踏で盛り上がっている町を後にして、次は、ヤズビーチにやってきました(赤印)。印象的な崖を通り抜けると900メートルに渡って砂浜が続いています。

 「のんびりした時間、そして美しい眺め、欲しい物が全部ここにあります」と男性。

 さて、曲がりくねった山道を車で移動。丘の上から見下ろせば、モンサンミッシェルのような島を発見(緑印)。かつては漁師の島だったそうです。

 そして途中の山道では世界で一番古いオリーブの木に出会えます。なんと樹齢2300年!さらに岩山の崖に作られた修道院(水色印)もあります。

 次は、モンテネグロのグルメを教えてもらいましょう。小麦粉、水、オリーブ油、塩で生地を作ります。これを麦わらにまきつけてコロコロ転がして麺にします。これを茹でたら出来上がり。つまりこれはパスタ料理。

 「モンテネグロはかつて400年に渡ってベネツィアに支配されていたんです。それでパスタを食べるようになったんです。イタリアのパスタより美味しいですよ(笑)」

 お腹がいっぱいになったら、国立公園の湖をボードで散策(黄緑印)。しばらくするとこんなところに到着。緑の陸地の間を川がながれているのかと思ったら、緑は全部睡蓮でした。

 モンテネグロでは思いがけない風景に出会えます。こちらもそんな場所の一つ。湖に浮かぶ城塞跡(こげ茶印)。

 「19世紀、ペトロヴィッチ王は反対派をここに閉じ込めてしまったんです。当時は誰も泳げなかったのでここから出ることができませんでした。しかし、一人だけ逃げ出した人物がいたと言われています。でも本当のところはわかりません」と男性。

 モンテネグロは海も山も湖もある美しい国でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、学生寮で暮らしている。ちょっと前からシャワーのお湯が勢いよく出てくるようになった。バカンスで誰もいなくなったからだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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白夜 [その他の国]

 英国の直近24時間の新規感染者数を見ると46,125人。

 あれだけ自国でワクチンを製造しまくって、その上輸入までして、国民に接種して感染を抑え込んだはずなのにこれだ。

 この状況下で規制完全撤廃???正気か?と思ってしまうけど、どうせまたロックダウンしたところで、これの繰り返しのような気もする。規制しなかったらいったいどんなことになるのやら。

 コロナの話もオリパラの話ももううんざりだけど、ニュースを見てしまうと必ずこの話題が登場するから反応してしまう。

 さて本日は、白夜のノルウェーを訪ねてみましょう。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2021年7月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ノルウェー北部のロフォーテン諸島の白夜。時間はちょうど夜の0時。これ以上は太陽は沈みません。

 そのため、真夜中とは言えゴルフやハイキングを楽しむこともできます。

 さらに、こちらはサッカー場。ゲームを楽しむ人の姿が見えます。それにしてもすごいところにありますね。

 「一年で一番いい季節です。風はありますけど暖かいです」

 「サッカーをやるのに最適ですよ。毎日、やってます。明るいですからなんの問題もありませんよ」

 普通なら寝てる時間ですが、大丈夫なんだろうか?

 この太陽の沈まない真夜中を体験しようと年間数千人の観光客がこの島を訪れるそうです。

 この白夜、2ヶ月に渡って続くそうです。明るくても寝られるんでしょうか?

 「ええ、ちょっと疲れました。歩き回ったんでね」

 「疲れますけど、こんな風景はなかなか見られませんから、睡眠はあとでどうにでもなると言い聞かせてます」

 太陽の光は人間にエネルギーを与えてくれるとは言え、この環境に慣れてない人は、必ず寝るということを忘れてはいけないとか。

 一方、こちらは観光客をのせて島を巡ってくれる馬。

 「アイスランド生まれの馬です。ですから、真夜中でも疲れず活動することができるんです」

 この島巡りツアー、午後8時過ぎから翌朝の1時まで行われます。料金は100ユーロ。

 夏の白夜とは言え、服装を見ていると暖かくはないようです。

 砂浜にやってきました。水平線の向こうに沈まぬ太陽が顔をのぞかせています。あと数ヶ月もすると白夜は終わり、暗い夜が続く季節に変わります。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、うちの赤ちゃんはまだ夜を知らない。で、夜中に起きるのは1回だけ。つまり夜中の0時半から朝の5時まで[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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地下遊園地 [その他の国]

 今回の緊急事態宣言で、スポーツクラブはどうなるのかと思ったら、休業要請にはならないらしい。安心した。

 6月から新しいジムに通い始めて、それまで意識してなかったけど、家に閉じこもっていることがストレスになっていたこと気づいた。原因不明のふらっとするめまいのようなものがしばらく続いていたのが、ジムを再開してからなくなったのだ。

 これでまた休業なんかになったら元の木阿弥。

 菅さんによれば、今回の緊急事態宣言は「先手先手の措置」だそうだが、一体どこが先手???後手後手で国民を振り回すのはいい加減にしてもらいたい。あまりの酷さに呆然。

 決断力もリーダーシップもないような人を首相してしまった自民党には重大な責任がある!

 怒ってばかりいたら血圧あがりそうなので、本日の話題にしましょう。ルーマニアには、こんな遊園地があるそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年7月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ゆっくり回る観覧車、家族を乗せたボートが浮かぶ湖。そうかと思えばビリヤードが楽しめるブースもあります。

 いたって普通の遊園地に見えますが・・・実はここは地下120メートルの、世界でも大規模な岩塩坑だった場所です。30年ほど前に遊園地に生まれ変わりました。

 夏だと言うのに皆さん厚着。何しろ気温は10℃しかありません。こちらはフラン人のご一家。10年ほど前からルーマニアにお住まいです。

 「ルーマニアは自然が美しいことで知られていますが、まさか岩塩坑に観覧車があるとは思わないでしょう」

 この眺め、ちょっとしたSF映画のよう。

 入場料は1人8ユーロ。ミニゴルフ、卓球、それに子供たちはこんな遊具で遊ぶことができます。

 「子供たちは、塩のお城に行こうと言ってここに来ます」とルーマニア人のパパ。

 岩塩坑の一角にはかつて使用されていた掘削機が展示してあります。この地下では4世紀という長きに渡って岩塩の採掘が行われてきました。

 「開発が始まったのは17世紀のことです。当時は100人ほどの坑夫が働いており、毎日1.5トンの塩を取り出していました。その役割を終えたのは1932年のことです。塩の価格が下落したため維持出来なくなったんです」と関係者の方。

 観光客が訪れる博物館として再び命を吹き替えしたのは1992年のことでした。

 ここは遊ぶだけの場所ではありません。岩塩坑の空気はアレルギーや喘息の症状を和らげてくれるとか。治療法はこちらのベンチに座って呼吸をするだけ。

 「2時間ほど前からここに来てますが、呼吸がだいぶ楽になってきました」と男性。

 年間70万人が訪れる岩塩坑は、ルーマニアでも10本の指に入る人気の観光地になっているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、テーブルの隣にいた女性に塩を取ってくれと頼んだら、彼女は僕が古い手で女をひっかけようとしたと勘違いしてご主人を連れてきた。で、僕は殴られた。塩が欲しかっただけなのに [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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国境でプチ・パーティー [その他の国]

 映画「ターミネーター1」のターミネーターは本当に怖い。昨日、テレビでやっていたのを見てつくづくそう思った。

 しかも、古典的な手法で笑っちゃう反面、そのせいでハラハラ・ドキドキさせられる。こういうのは今も昔も変わらないらしい。

 公開が1984年だから、今からもう40年近く前のことだ。なんかちょっと信じられない。

 それはさておき、コロナ感染拡大防止対策中の北欧で、こんな事が起きていました。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年5月17日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ノルウェーに住むオラさん、毎週土曜日には荷物を抱えてスウェーデンとの国境へ向かいます。

 目的は、スウェーデンに住むポンチュスさんに会うため。

 二人は双子の兄弟。コロナ前までは自由に国境を行き来していましたが、今は国境をまたぐことは禁止されています。

 しかし、この橋の上の国境なら、ハグはできないもののソーシャルディスタンスさえ取っていれば、普通に会うことができます。

 「国境を超えることはできません。向こうもこちらも国境から1メートルあけて腰をおろします。おっと、ちょっと近すぎましたかね。間に2メートルは開けなきゃならんのですよ(笑)」とオラさん。

 そんなわけで、二人は毎週それぞれの国旗を持ってこの橋にやってきては会話を楽しむことにしたのです。

 これをマスコミが見逃すはずはありません。私も同様[あせあせ(飛び散る汗)]

 それぞれの国の新聞に取り上げられ、この写真が世界中に広まりました。

 「ここでオラに会うことはちょっとしたパーティーなんですよ。なにしろ私たちは双子ですからねえ」とポンチュスさん。

 二人は一ヶ月ほど前にここで73歳の誕生日をお祝いしたそうです。

 コロナ禍の前までは、毎週お互いの家を行き来していたらしい。それをやめるわけには行かないと、この橋の上で会うことにしたそうです。

 どうもノルウェー人の中にはスウェーデンに夏の別荘を持つ人たちがたくさんいるようです。物価もスウェーデンは安いとか。

 気軽に国境を超えることができなくなり、不便を感じている人たちもいるようです。

 感染が収束して自由に行き来できる日がやってくるといいですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、うちのワン公の誕生日。私の誕生日のときよりも、たくさんのお祝いのメッセージが届いた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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アイスランドのXmas [その他の国]

 去年の今頃は何をしていたかとメールボックスを見ていたら、「エアコンの設定温度20℃では全然あたたかくない」とかなんと書いていたメールを発見。

 今年は21℃に設定している。今年は絶対に風邪を引きたくないから部屋は暖かくしているに限る。

 日記はつけていないけど、かなりのメールをやり取りしているから、メールが日記代わりになる。

 それはともかくとして、本日はクリスマス。いつもとちょっと違う、寒〜い国のクリスマスをご覧ください。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年12月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらはアイスランドのとある湖。数日前からスケートを楽しむ人たちが集まってきました。気温が下がって、水がガチガチに凍りついたのです。

 「土曜日から寒さが強まり、この冬、初めてスケートができるくらいに凍ったんです」と女性。

 この時期、アイスランドでは午後3時半には太陽が沈んでしまいます。東京より1時間ほど早いですね。

 皆さん、明るい午後の日をぎりぎりまで楽しんでらっしゃいます。リポーターさんもちょっとだけスケートを楽しみます。

 一方、こちらは首都レイキャヴィーク。

 「冬は暗くて寒くて雪も降りますから、クリスマスはとても大切なんです。人の心を明るくしてくれますからね」と男性。

 アイスランドでも他の欧州の国々と同じようなクリスマス市が開催されます。中にはこの国ならではのものを売っている屋台もあります。

 「これはクリスマスならではの食べ物ですよ」とお店の方。

 どうやら仔羊の燻製肉のようです。

 街は雪に覆われています。大聖堂が美しいですねえ〜。

 こちらの湖は鳥たちで賑わっています。餌をあげてるからかな。一部は凍りついているようで、さすがの鳥もつるつる滑りながらい歩いています。

 クリスマスのレイキャビークの街は、こんなイルミネーションでキラキラ輝いています。恐ろしい形相の猫。

 「昔からこんなイルミネーションなんですか?」と取材班。

 「ええ、そうですよ」と地元の女性。

 猫が登場するようになったのは、アイスランドに昔から伝わる伝説が起源になっています。

 昔、農場主は労働者に新しい衣服を与えなければなりませんでした。それをきちんと守っているかどうかを監視しているのがこの猫だったそうです。

 市の中には小さなスケート場もあります。

 次は、一般家庭にお邪魔してみました。お祖父さんはフランス人ですが、お孫さんたちは皆アイスランド人。

 アイスランドではサンタクロースではなく13人の妖精がやってきます。妖精といっても、こんな感じのおじさん風。それぞれ異なる役割があるようです。

 クリスマスから数えて13日前に、窓辺にブーツを置いておくと、この妖精のおじさんたちがプレゼントを入れていってくれるのだそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼にプレゼントを買ってもらった。内緒だったらしいけど、とっくの昔に知っていた。なにしろ、お店から私宛に『ご購入ありがとうございました』ってメールが入ったから」

VDM(Vie de Merde)より


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特等席 [その他の国]

 外は暑くても部屋の中はエアコンが稼働しているから快適だ。

 快適とはいえ、室温は27℃か28℃。夏だということに変わりはない。一日の仕事を終える頃には、水の中に飛び込みたくなってジムのプールへと足が向く。

 シャワーにかかってプールに入ると・・・なんだかぬるい。冷たい水を想像してた分だけ失望の方が大きい。

 さらに泳ぎ終わる頃にはお湯のようにも感じられる。もうちょっと水温下げられないもんだろうか?

 それはさておき、ドイツのビーチにはちょっと贅沢なこんなものがあるそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Franc 2で2020年8月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはバルト海に面したビーチ。砂の上にバスタオルを引いてごろっとなっている人もいますが少数派。

 ほとんどの人たちが、このゆりかごのような椅子に横たわって一日をすごすそうです。

 「これだったら日陰で静にのんびりとすごせます。砂浜にはこれがちょうどいいんですよ」と女性。

 このカップル、ぎりぎりですね。これ以上になると二人一緒はちょっと難しい・・・。

 「すごく心地良いですよ。海の素晴らしい眺めも楽しむことができます」と男性。

 この椅子、一日のレンタル料は1台につき12ユーロ(約1500円)。

 その椅子を作っている工場の一つがこちら。従業員45人ほどの中小企業です。

 「コロナ感染で外出禁止になってまもなく注文が殺到しました。いつもの4倍の売上です。最初はなぜこんなことになっているのかわからなかったのですが、結局、バカンスにでかけられないことが原因だと判明しました」と社長さん。

 夏のビーチで使う椅子なのに、バカンスに行かないかないからというのも変ですね。

 それにしてもすごい数の椅子。工場はフル稼働です。もともとは大量生産ではなく一台ずつ手作業で作られます。そのせいか、特注ものもあるそうです。

 「こちらは窓付きです。そしてこの辺りは木製です」

 世界に一つだけの椅子ってことですね。カバーの布もミシンで一つ一つ縫って行きます。

 今年は海外には行かず自国のビーチで夏を過ごす人たちが多かったようで、ビーチはこの有様です。

 とは言っても、ここで作られている椅子はビーチで使われるわけではありません。自分専用の特注椅子はご自宅のお庭で使われるそうです。

 ちょっと贅沢なこの椅子、人によっては3,000ユーロかけてカスタマイズするそうです。

 「これは気持ちいいねえ。のんびりできます」と男性。

 こちらの椅子はパソコン用の小さなテーブルが取り付けられています。在宅勤務が増えたことで、このタイプが人気だそうです。

 注文した椅子がいよいよ自宅に届けられることになりました。

 「注文してから10週間待ちました。庭を広げたんで丁度いいスペースがあるんですよ。そこに起きます」と女性。

 この椅子、なんかちょっと欲しくなります。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、友人宅のパーティーに招待された。全員が椅子に座っているのに、私だけ立たされた。私が座ると椅子が壊れるそうだ」

VDM(Vie de Merde)より


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独身者集まれ! [その他の国]

 10月になったというのに、東京の季節はまだ夏のまま。夏の服装がもういい加減イヤになってきました。

 肌寒い風が部屋の中を通り過ぎるような秋になってほしいものです。

 さて、ラグビー日本代表の大金星にまだまだ熱の冷めやらない日本ですが、今日は、その勝利をもぎ取った相手国のアイルランドのからの話題です。

 大西洋から10キロ足らず内陸に入ったところにある小さな村リスドゥーンバーナ(Lisdoonvarna)では、毎年9月になると独身者が集まるフェスティバルが開催されるそうです。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2019年9月28日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 田園に囲まれた片田舎の小さな村リスドゥーンバーナ。人口は800人ほど。フェスティバルが開催されるようなところでもなさそうな・・・。

 しかし、9月になると村はこんなことになります。

 なんかちょっとラブラブな雰囲気。というのも、“国際独身者フェスティバル” が開催されるからなのです。

 つまり早い話が大々的なお見合いパーティーが開かれるのです。年齢に制限はありません。

 「優しい男性に巡り合って素敵な恋ができるといいなと思ってます」と女性。

 「私は若くて美人の女の子を探してるんだよ。特にセクシーな女の子ね」と男性。

 「参加するのはこれが2回目なの。今回はいい人が見つかってほしいわ(笑)」と女性。

 「運試しで来てみたんだ(笑)」と照れ笑いの男性。

 なんだか皆さんニタニタ顔。

 この時期だけで80,000人ほどの独身者が村に集まるそうです。村の人口の10倍!

 村のメイン通りに並ぶお店では、出会いのチャンスが広がるように工夫を凝らしています。

 夜になると混雑するのがこのお店。76歳になるウィリー・デイヴィスさんがそれぞれにあったパートナーを探し出してくれます。

 なにやらアンケート用紙のようなものに色々書き込むようです。

 「たったの5ユーロで相手を見つけてあげます。高くないでしょ?」とウィリーさん。

 ウィリーさんは、かつては牧場で馬を育てていたとか。それが役に立っているんでしょうか?

 「父も祖父も同じように結婚斡旋業をしていました。子供たちも同じ仕事を引き継いで欲しいと思ってます」

 副業みたいなもんですかね。

 このお見合いフェスティバル、この村で150年も前から続いてきた伝統だそうです。

 ウィリーさんの手元に保管されている書類には1860年のものもあります。

 この書類を触ると必ずいい人が見つかるとか。

 コンサートやダンスパーティも開かれていて出会いのチャンスはいっぱい。早速、カップル誕生!

 「普通に家にいても挨拶して終わり。でもここならダンスをしたりお互いについて話し合ったりする時間がたっぷりあります」と男性。

 そしてこちらのホテルは毎年9月になると満室だそうです。

 「この数年、フェスティバルの参加者は増え続けています。4週間だけで250万ユーロの収益があります。これだけで残り11ヶ月を営業していけるんですからありがたいことです」

 こちらのカップル、今から52年前にこのフェスティバルで出会って結婚したのだそうです。

 こうして結ばれる男女はどのくらいいるんでしょうね?


******* フランス人のつぶやき *******

今日、うちの娘が初めて言葉を話した。それが『パパ』。うちはシングルマザーなのに。[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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