30ユーロで晩ご飯42 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。お久しぶりですねえ〜。
30ユーロで4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
本日の挑戦者は2つ星レストランのシェフ、ジャン=フランソワ・ピエージュさん。いくつかレストランを開業されているようですが、パリ8区のLe Grand Restaurantは2つ星のようです。
この番組は節約晩ご飯なので高価な食材はNG。どんな料理を作ってくれるのでしょう?

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年11月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この方がシェフ・エトワレ(ミシュランの星を獲得したシェフ)のジャン=フランソワ・ピエージュさん。レストランの厨房は体育会系ですね(笑)。
それはさておき、30ユーロをシェフに渡して、食材を揃えていただきましょう。
「地元産のものなら高くないですし質もいいですよ。それに料理はお金をかければ良いというものではありません。むしろ旬のものをいただくというのが大事です」とシェフ。
まずは八百屋さんへ。見つけたのは根セロリ。さらにニンジンも買うようです。ニンジンはメイン料理に使うとか。
あれだけ立派な葉のついたニンジンは、東京のスーパーではとんと見かけません。あの葉も料理に使うのかしら???
その他、カブ、ニンニク、トマト、タイム一束、玉葱2個も購入。そして、デザート用にクェッチという名のプルーンのような果物も追加購入。これが全部で13.44ユーロ、残りは16.56ユーロ。
次はメイン料理に使うお肉を買いにお肉屋さんへ。豚の背肉を約800グラム購入。これが8.93ユーロで、残りは7.63ユーロ。
お肉屋さん、この機に乗じて有名シェフと記念撮影。
最後は乳製品のお店にやってきました。ここでは玉子3個、牛乳1リットル、生クリーム1カップを購入。合計で3.40ユーロ。手元に残ったのは4.23ユーロ。
あれえ〜、結構残りました。こんなに残していいの???
しかし、シェフ・エトワレに迷いはありません。では調理の開始!
まずは根セロリを使った前菜から。
根の部分は皮をむいてスライサーで千切りにします。よく見ると一つ一つが凸凹でソースがよく絡むそうです。そのソースは生クリームとマスタードと塩・コショウで作ります。根セロリに絡ませ、葉を刻んでトッピングしたら出来上がり。
次はメイン料理。
カブ、ニンジン、玉葱、トマトをざく切りにして鍋に入れます。豚肉は塩をして野菜の上に乗せ、最後にタイムを加えて蓋をしたら2時間ほどオーブンに入れて火を通します。
その間にデザートを作ります。
クェッチの種を取り半分に切ったらフライパンで火を通します。ジューシーでとろっとしてきたら火を止めます。
別のフライパンで砂糖入りのスクランブルエッグのようなものを作ったら、トーストしたパンに塗り、先ほどのクェルチを乗せて煮汁をかけたら出来上がり。三種類の食感と味が楽しめそうなデザートです。
お鍋の豚肉料理も出来上がったようです。ではいただきましょう!
二つ星シェフの料理は妙に手の込んだものではなく、誰にも作れそうなお料理でした。
野菜とお肉を鍋に入れてそのままオーブンで火を通すなんて、楽々ですね。一度、作ってみようかな・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私の誕生日なのに家族全員が忘れていた。で、結局、バースデーケーキではなく、夕食のローストポークにろうそくを一本立てて吹き消すことになった
」
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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