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ウォーターパーク [その他の国]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったようなのでお休みです。

 その代わり、今回は、ちょっと涼し気なところに行ってみましょう。

Berlin_Rust.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Vikinglop.jpg

 ここはドイツのウォーターパーク。

 カラフルなパイプが並んでしますが、これが欧州最大のウォータースライダーです。

 高さは30メートル、長さは1.5キロ。

 まずは専用マットをもって30メートル上のスタート地点へと向かいます。ビルならちょうど5階あたり。

 十分に身体が温まったところで、8人が位置に付き、合図とともに一斉に滑り降ります。

 時速は50キロほどにもなるそうです。ということはスタートからゴールまでは20秒あまり。

 「スピードと色で興奮しますね。それに一緒に滑っている仲間の姿が見えて競争してる感じがまたいいんですよ」と男性。

 「この手のアトラクションは初めてなんですが、顔に水が当たったりして面白かったです」と女性。

 どうやらこのアトラクション、スピートを競うようにできており、ゴールではタイムと順位がモニターに映し出されます。

 なるほど、そういう仕掛けになってるんですね。こうなると何度も挑戦してみたくなるかもしれません。

 ウォータースライダーと言えば仰向けに寝て足から滑り降りるものと思ってましたが、これは頭からですねえ。ちょっと怖い感じがするけど、マットでバランスを取りながら滑ると安全だそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、テラスで冷たいソーダを飲んだ。その途端、何か得体の知れないものが喉にひっかかり、思わず声を上げた。次に咳き込み涙が出てきた。で、そのうち氷が溶けて楽になった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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パリ五輪の影で [パリ]

 なんとか午前中はエアコンなしでがんばってみようと思うのだが、この暑さでは早々にスイッチを入れないと仕事にならない。

 もう少し冷たい大気が日本列島にやってきてくれたらなあ〜。この有様では節電などと言ってる場合じゃない。節約より命が大事。

 欧州も似たりよったりの天気で、あちらは空気が乾燥しているせいか山火事になりやすい。

 それはさておき、いよいよパリ五輪が来年にせまってきました。開会式はセーヌ川を中心に開催されるようですが、そのあおりを受けて、こんな事になっている方々がいらっしゃいました。

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2023年7月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 それがこちらのブキニストの皆さんです。セーヌ川の岸辺で本や絵葉書などを販売しています。

 こちらはカップルでお店を営んでいるブキニスト。パリ警視庁からセキュリティのために開会式の間は店を閉めるようにとの要請があったらしい。ただ鍵をかけて休業するだけならまだしも、店舗をここから取り除かなくてはならないらしい。

 「一番お客さんが来るときに店を閉めていなくなれってことですよ」と怒りのブキニスト。

 このブキニスト、今から300年ほど前の16世紀からすでにセーヌ河岸にいたそうです。行商人から始まって、19世紀にはこの緑色の箱を設置してお店を持つようになったとか。

 確か、パリの世界遺産に一役かってるんじゃなかったでしたっけ?

 今では、パリを訪れる人達にとって欠かせない記念撮影のスポットです。

 「パリならではのお店ね。とっても素敵」と女性。

 「ブキニストはパリのシンボルの一つですよね」と女性。

 こちらの男性は英国からの観光客。2012年のロンドン五輪を思い出していました。

 「あの時は、市民が普通の生活ができるように商店もいつもどおりに営業してました。それを変えてしまおうなんて、何かが間違ってますよ」

 セーヌ川で開会式なんてちょっと面白そうと思ってましたが、そのために犠牲になる人たちがいるということですねえ〜。

 こちらはブキニスト協会の会長のジェロームさん。古くからある箱型の緑の店舗を移動させるということは、店舗が傷んでしまう危険性があると言います。

 考えれば考えるほどひどいやり方に思えてくる。お宝をこんな風に扱っていいもんだろうか?

 パリ警視庁はセキュリティと言うばかりでどうにもならず。パリ市の方はといえば、何か他に方法はないか模索中とか。これはなんとかしないとダメですね!


******* フランス人のつぶやき *******

「僕には自分なりの五輪があることに気がついた。4年に一度は大失恋をする[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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カシス [ブルゴーニュ地方]

 関東地方もやっと梅雨明けとなりました。

 とは言うものの、その前から猛暑が始まっており、すでに夏の気分。

 それはさておき、月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。夏休みのシーズンに入ったので恒例の番組はしばらくお休みになる可能性が高そうです。

 本日は、収穫の始まったカシスのお話です。

Paris_NuitStG.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2023年7月18日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 カシスの生産地で知られるブルゴーニュ地方のコート・ドールでは、いよいよその収穫が始まりました。

 カシスってこんな時期に収穫するとは初めて知りました。

 こちらの農場では8人の従業員が総出で収穫作業にあたっています。

 どうやら専用の収穫機で実を摘み取り、同時に選別もしているようです。これは忙しそう。

 ほお〜、これが収穫用のトラックかあ。

 先月の6月にはヒョウが降ったため、今年の収穫量が心配されましたが、心配したほどの被害はなかったようで、ご覧の通り、たくさんの実が収穫ができました。

 採れたカシスの実は、ここから数キロのところにある工場に運ばれます。

 ここで作られているのがクレーム・ドゥ・カシス。これを白ワインに入れるとキール、シャンパンに入れるとキール・ロワイヤルという飲み物になります。

 こう暑い日が続くとキリッと冷えた赤いキールを飲むと元気になりそう。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日は、森へ行ってキノコを収穫に行こうかと思いつつ、2年前から姿を表すようになったイノシシに出会わないか心配で、心は真っ二つ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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夏のエトルタ [ノルマンディー地方]

 日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。因みに、場所はブルターニュ地方の海辺の町ディナール。見逃した方は→こちらをクリック。

 さて本日は、ノルマンディ地方最大の観光地エトルタ(Étretat)を訪ねてみましょう。

Paris_Etretat.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月15日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 エトルタと言えばこの芸術的なフォルムの岩と絶壁。そしてその向こうにはビーチと町が広がっています。

 珍しい自然の造形を見るために各地から観光客がやってきます。ドローンのお陰でこのあたりは、驚くほど複雑な地形をしていることがよくわかります。実際にあそこに行ってみたいと思ってしまいますね。創作のヒントを求めて多くの画家たちもまたここにやってきました。

 「エトルタは必ず来なくては行けない場所ですよ」と女性。

 そして来たらこのポイントで必ず記念写真を撮ることになります。ご多分に漏れず私もそうしました。この珍しい風景を持つエトルタは毎年100万人もの人々が訪れます。

 「この風景、詩的で心がやすらぎます」と男性。

 「こうして眺めていると、ここに来ると決めたのは間違いではなかったって思います」と女性。

 とは言っても、この数キロに渡って続く絶壁は残念なことに少しずつ崩れているとか。波の侵食で下の方はこんな具合です。50年後はいったいどんなことになっているのやら。地震がきたらドミノ倒しのようにくずれていってしまいそうです。

 絶壁の上を歩くのはちょっと危険ですね。それならカヤックで海から眺めてみることにしましょう。

 「海の上は静かでいいですよ。さっき遠くから眺めていましたが、今は間近で見ることができて感動します」と男性。

 一方、こちらはビーチ。泳いでる人たちがいますね。この酷暑では飛び込みたくなりますが、ここの海水は夏でも15℃から20℃しかないそうです。それに、ここは砂浜じゃなくて砂利のビーチ。ごろっとなるためにはコツが要りそうです。

 「できるだけ砂利の小さなところを選んで平らにしタオルを置いて横になると快適ですよ」と地元の男性。

 一方、こちらは観光客。近頃、記念に砂利を持ち帰る人が増えているらしい。しかし、この砂利、防波堤の一部としておかれているため数が減ると災害を招きかねません。砂利の持ち帰りは禁止だそうです。

 さて、観光地として知られるエトルタは、もともとは漁師の町でした。建物にその名残を見つけることができます。19世紀になってからリゾート地として人気になり開発が進みました。家を出ると眼の前に海が広がるという好条件の土地柄が良かったのでしょう。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日は海にやってきた。砂浜でゴロゴロした後、あまりに暑いので海に飛び込んだ。ポケットに携帯を入れたまま・・・[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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カルカソンヌの花火 [ミディ=ピレネー地方]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。

 それはさておき、もうかれこれ10日ほど続いているこの猛暑、きつい〜。歳を重ねるごとに暑さが堪える。

 この猛暑、欧州も同じらしい。あのギリシャのアクロポリスは気温43℃を記録し閉鎖された模様。ただでさえあそこは暑いから40℃超えでは閉鎖もやむなしでしょう。

 さて、本日は7月14日にカルカソンヌで開催された花火大会の様子をご覧ください。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月15日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 城壁から打ち上がる花火。今年のテーマは ”星の都市” 。夜空に17枚の光の絵が描かれました。

 15人ほどの花火師が1年かけて制作した作品の集大成です。最後は真っ赤に燃え上がるカルカソンヌ。何百年も前から続けられてきた光のエンタテイメントショー。

 一度でいいから生で観てみたいものです。とは言うものの、簡単なことではなさそうです。

 まだ明るいうちから観覧席はこの有様。早めに来ないといい場所は取れません。

 暑い中、ぞっとするようなこの人の群れ・・・。どうにかして花火が観られる場所を探している方々。

 「いい場所となるとアスファルトの道路に座るしかないかもしれないですねえ」と男性。

 一方、こちらは高速道路のサービスエリア。人混みをさけてここから花火を楽しもうという人たちのようです。

 遠くにカルカソンヌの城壁はが見えるようなので、花火はかろうじて観られるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「猛暑の中、エアコンもない事務所で仕事に励んでやっとバカンスがやってきた!と思ったら、雨。気温は19℃。とほほ・・・[もうやだ~(悲しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はモンテリマールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、”プロヴァンスの入り口” と呼ばれるモンテリマール(Montélimar)を旅します。パリからは高速列車で約3時間。

 では出発!

Paris_Montelimar.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月1日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ほほう〜、空から見た町の全貌。屋根の色が揃っていて美しい。

 本日の観光の足は自転車です。赤や紫のお花畑をのんびり楽しめます。

 まずは、丘の上に立つお城に行ってみましょう(青印)。12世紀に領主であるアデマール家が建てた城塞です。実はここから50キロも離れたところにもう一つお城があるらしい。アデマール家の二人の兄弟が別々に城を立てたためにこんなことになったらしい。

 中に入ってみましょう。入場は無料。ここでは20種類のゲームが楽しめるらしい。庭には砂場もあります。10世紀近く前に作られたお城で無料で遊べるなんていいですね。

 次は、1950年代にタイムスリップ!ここは国道7号線。当時、南仏でバカンスを過ごすために必ず通った道路がこの国道7号線です。モンテリマール付近ではドライバーにこんなものを売っていたそうです。

 このヌガーを作っているのがこちらの工場(赤印)。1837年創業のこの工場では一日に450キロのヌガーを作っています。材料は、ハチミツ、アーモンド、砂糖、卵白。創業当時の作り方は今も変わっていません。

 「良いヌガーは歯にくっついたりはしないんですよ」とオーナー。

 へえ、そうなんだ。ヌガーというものは必ず歯にくっつくと思ってました。

 工場に隣接する博物館に行ってみましょう。これまでに製造されてきたヌガーのパッケージが展示されています。50年代には駅弁を売るみたいに通りに出てヌガーを売っていたようです。

 さて、プロヴァンスと言えばラベンダーの香り(紫印)。こちらのお店ではラベンダーのエッセンシャルオイルを使った化粧品を販売していますが、45ユーロで作り方を体験することができます。そして、敷地内には宿泊施設もあり、朝食付き1泊85ユーロで泊まることができます。

 一息ついたら、ちょっと変わったところに行ってみましょう。そこは・・・軍用機博物館(緑印)。ご覧の通り様々な国の軍用機が展示されています。こうして中を見学することもできます。こちらはフランスのダッソー社製ミラージュⅣ。そして、さらに古いこんなものも展示されています。初期の軍用機???修復作業が行われているようです。

 一方、こちらはベトナム戦争で使用されたアメリカの軍用機。実際に乗せてもらえるようです。空の散策を楽しんでいると、眼下にこんな素敵な建物が見えてきました。早速現地に行ってみましょう(黄緑印)。

 階段状に家が立ち並んでいます。その路地を歩いていると何やら声が聞こえてきました(水色印)。ここは小劇場。中に入ってみるとリハーサルの真っ最中。こんな小さな村に劇場があるなんて素敵ですね。

 さて、モンテリマールのすぐそばを流れるのがローヌ川。そこから運河も流れています。その川沿いでのんびり釣り糸を垂れる人たち。魚が結構釣れるらしい。そして、ローヌ川には歴史を感じさせるこんな歩道橋もあります。

 こんな風景を見ていると心が癒やされます。モンテリマールって、良いところでしたね。


******* フランス人のつぶやき *******

「バカンスの初日、巨大有料駐車場に止めておいた車のキーをなくしてしまった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯219 [お料理実践編]

 この時期からのこの暑さ、堪えます。梅雨明けは一体どんなことになるのやら・・・。

 それはともかくとして、月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の食事をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、食べられるお花を使った料理。その食べられるお花を栽培している方がチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Gorze.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月8日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 朝、6時。パスカルさんが庭のお花のお手入れにやってきました。あれれ、一つつまんで食べてしまいました。

 ここに咲いている花は全部食べられるそうです。この赤いのも食べられるそうですが、どんなお味なんでしょう?

 「花も葉もたべられますよ」とパスカルさん。

 色も形も様々。お味の方はちょっとした香辛料みたいな感じですかね?お花だけではなく、デザート用にこんな実も確保しました。

 では30ユーロを渡して、全部の材料を揃えていただきましょう。

 最初にやってきたのはパン屋さん。ブリオッシュとパイ生地を購入しました。これが10.60ユーロで、残りが19.40ユーロ。

 次は、13世紀に作られたという大聖堂のすぐ側にある市場にやってきました。水分少なめの山羊のチーズと玉子と生クリームを購入。これが9.69ユーロで、残りは9.71ユーロ。

 最後はこちらのお店でイチゴを購入。これが4.50ユーロで、残ったのは5.21ユーロ。かなりの節約になりました。ではキッチンで調理の開始!

 まずはメイン料理から。

 パイ生地をよく伸ばして型に敷きます。鍋にお湯を沸かして緑の葉っぱ(セイヨウイラクサ)をさっと湯がいて冷水に浸したら水をよく切っておきます。先ほど方に敷いた生地の上に生クリームを加えたら緑の葉っぱを並べ、薄切りのヤギのチーズをのせ180℃のオーブンに45分ほど入れて焼きます。

 次はデザート。

 ブリオッシュのフレンチトーストに、お庭で収穫した野いちごみたいな実と、市場で手に入れたイチゴをのせ、お花をちらしたら出来上がり。うわあ〜、美味しそう!

 最後は前菜。

 お庭で摘んだ花と葉っぱにドレッシングをなじませたら、器に盛り付けて出来上がり。アート作品のような仕上がりです。

 そして、最後に、焼き上がったパイにオリーブ油を塗った葉っぱをトッピングしてすべての料理が完成しました。


******* フランス人のつぶやき *******

「彼から、お花をありがとうのメッセージが届いた。えっ、お花?それ私じゃないよ・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はアテネで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回はギリシャの首都アテネを旅します。パリからは直行便で3時間あまり。

 国の財政危機で欧州を巻き込んで大騒ぎになっていたのはいつ頃でしたっけ?なんだかずいぶん前の話に思えてくる。今のアテネはどうなっているのでしょう?

 では出発!

Greece_Athen.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年6月24日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 旅の始まりはジェットコースター・・・ではなくケーブルカーに乗って、高いとことへと向かいます(青印)。

 到着すると、そこには3,000年あまりに及ぶ歴史をもつ、世界最古の都市の一つアテネが一望できました。多くの建物が第二次世界大戦後にできたものですが、あちこちに古代の遺跡が残っています。

 まずはあちらに見える丘の上の神殿に行ってみましょう(赤印)。一日17,000人もの人々が訪れるという観光スポット。アテネに来たらここは絶対に見逃せませんが、必ず水と日傘を持って坂を上がりましょう。

 紀元前5世紀に建てられたパルテノン神殿(緑印)。そしてその下向いにはこんな建物が残っています(水色印)。遮るもののない丘に立つ大きな木。日差しを逃れてほっと一息。

 ふと見落とすと近代的な建物を発見。そこは2009年にオープンした博物館。古代の遺跡を展示してあります。展示というより遺跡の上に作ったと言ったほうがよさそうな・・・。ここなら太陽の日差しを気にすることなくのんびりと見学できます。しかも間近で。

 次は、博物館を出て市街地を歩きましょう。近代的な建物が立ち並ぶ中に、歴史を感じさせる建物がいくつも残っています。

 そしてたどり着いたのが中央市場(オレンジ印)。中に入ると海の幸がずらりと並んでいました。ここは、19世紀、オスマン・トルコ時代のバザールを作り替えて作られた市場だそうです。

 そこから遠くないところに、今晩の宿があります。広々としたロビーを抜けて階段を上がると客室があります。ダブルもあればシングルもあります。料金は一泊30〜80ユーロとリーズナブル。その上バルコニーからはアクロポリスだって見えます。さらに宿の屋上はバー。冷たいウーゾで乾杯!

 すっきりしたところで、また街を散策してみましょう。やはりバザール風のお店があちこちに並んでいます。そして種類に限らずざまざまなものが売られています。

 そしてやってきたのが屋根の上にある野外映画館(焦げ茶印)。この場所は1960年代には放置されていたそうです。今では、アクロポリスを眺めながら星の下で映画が見られる魅力的な場所に生まれ変わりました。こちらはその映写室。かつてはこんなフィルムを使っていましたが、いまではハイテクでフィルムは不要になりました。この夜はフランス映画が上映されていました。

 夏の夜のアテネ。皆さんテラス席で飲食を楽しんでらっしゃいます。最後はこちらのバーで、ライトアップされたアクロポリスを眺めながら喉を潤しましょう。


******* フランス人のつぶやき *******

「夫婦で映画館を出ると、うちの人がまるで他人のようなふりをする。理由を聞くと、『映画の最中に君がバカ笑いをするからはずかしくってさ、夫婦だと思われたくないのさ』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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30ユーロで晩ご飯218 [お料理実践編]

 月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。

 30ユーロ以内で、4人分の食事をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。

 今回は、フードスタイリストのジュリーさんが、あのファストフードでチャレンジしてくれます。

 ではスタート!

Paris_Paris.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ジュリーさん、どうやら様々なジャンクフードのレシピ本を出版されているようです。この中から本日作ってくれるのは、ハンバーガー。

 「大量生産の質の悪い食材で作られることが多いですが、それを変えてみようと思ったんです」

 そういうことですか・・・。どんなハンバーガーを作ってくれるんでしょうか?早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。

 まずはお肉屋さんでハンバーグ用のお肉を購入。これが7.20ユーロで残りは23.80ユーロ。

 次は八百屋さんです。エシャロット、トマト、サラダ菜、ニンジン、そしてフライドポテト用のジャガイモを購入。さらにデザート用にイチゴを購入。これが合計で13.98ユーロ、残りは8.82ユーロ。

 最後はチーズ店でエメンタールチーズとフロマージュブランを購入。これが4.60ユーロで残りが4.22ユーロ。

 かなり残ってますが、お買い物はこれにて終了です。では調理の開始!

 まずメインのハンバーガーから。なんとパンを作り始めました。

 「手作りのパンにしたいんです。時間はそんなにかかりませんよ」

 材料は小麦粉、バター、砂糖、塩、牛乳、イースト菌。生地ができたら発酵させ、4つに切り丸めます。ごまをトッピングしてオーブンで焼きます。次はケチャップづくり。トマトを切って、みじん切りのエシャロットと一緒に鍋で炒めて香辛料を加え煮込みます。お肉は丸く四等分にして焼き、上にチーズをのせたら準備完了。ジャガイモは切って一度茹でてから油で揚げます。

 では、ハンバーガーを作りましょう。パンにケチャップを塗って、サラダ菜、チーズののったハンバーグ、生のトマトとパンをのせたら出来上がり。

 次は前菜。

 ニンジンは皮を剥くだけ。ニンジンの葉っぱを刻んでまぜたフロマージュブランをつけて食べます。

 最後はデザート。

 イチゴを牛乳と一緒にミキサーにかけて出来上がり。

 ハンバーガーは手が込んでましたが、前菜とデザートは超簡単でした。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼と付き合い始めて1年目だけど、初めてレストランの食事に誘われた。ドレスアップして行ってみると、そこはバーガーキングだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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週末はトリノで [パリから週末旅]

 週末しか更新できなくなってしまった当ブログ。何しろ、ニュースを見ながら話題を探す時間が取れず・・・。定期的に放送されるものなら探す手間がなく、かろうじてブログ継続中。

 それはともかくとして、日曜日は恒例の週末旅。

 今回はイタリアの都市トリノを旅します。パリからは列車で5時間40分弱。

 では出発!

Rome_Torino.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年6月17日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 列車がトリノに到着しました。パリからは6時間足らず。少し時間はかかりますが直で市街地に入ることができます。空港への移動など考えたら列車のほうがずっと便利ですね。

 歴史のある町並み。そしてひときわ目を引くこちらの塔(青印)。高さ167メートル。1860年代に作ら、当時は欧州で一番高い建物でした。さらに、こちらの奇妙な三角形の建物。通りに面したファサードは幅5メートル、後ろはなんと54センチしかありません。それでも住めるそうです。いわゆる狭小住宅。外観は違っていても似たようなのが日本にもあります。

 それはさておき、先ほどの塔に上ってみましょう。展望台まではエレベーターで1分ほど。街を一望できるだけでなく、そのむこうのアルプスの山々まで見渡すことができます。

 眺めを堪能してまた下に戻ると、そこは映画博物館。1階のフロアーはこんなことになってました。

 「ここで横になっていると、建物もよく見えますし映画を見ることもできます」と博物館の方。

 冷蔵庫の扉のようなものを開けて展示室を見て回りましょう。展示方法がユニークで面白いですね。映画の歴史を楽しく学べそう。

 19世紀にはイタリア最大の都市だったトリノ。その街並みを眺めながら、今晩の宿へと向かいましょう(赤印)。ここはホテルレストラン。

 「マストロヤンニは映画の撮影があるとここにやってきましたよ」と支配人。

 どうやらここは有名人に人気らしい。とにかくお部屋に行ってみましょう。各客室は現代アート作品で装飾されています。これで一泊75ユーロ。お部屋の後は料理をチェックしましょう。ここはレストランの厨房。シェフがピエモンテ地方の郷土料理を作っていました。牛肉を低めのお湯で4時間茹でたら薄くスライス。ここに、ツナ、卵黄、ケイパー、オリーブ油で作ったディップを添えたら出来上がり。これとパンだけでお腹いっぱいになりそうです。

 さて翌朝は、創業1763年という老舗カフェで朝食です。そこでいただくのは、ビチェリンと呼ばれるトリノのコーヒー。コーヒーにチョコレートと生クリームを加えた飲み物。

 「これは混ぜちゃダメですよ。それぞれの味わいを楽しめなくなっちゃいますからね」と女性。

 クッキーの盛り合わせと一緒にいただいてエネルギーをチャージしたら観光に出発しましょう。

 王宮や美術館など見応えのあるスポットを巡るのに便利なのが屋根付きの通り。合計で18キロほどあるそうです。雨を気にせず、夏の日差しからも逃れられます。

 こちらは王宮のすぐとなりにある大聖堂(緑印)。重厚な作りです。王宮の図書室にはこんな貴重な作品が所蔵されています。あのダ・ヴィンチの肖像画。

 一方、ここから車で10分ほどのところにあるのがスタジアム(黄緑印)。ここに隣接するのがサッカー博物館。名門ユヴェントスの歴史や選手を知ることができます。あのジダンもユヴェントスの一員として活躍しました。

 そのジダンが通ったお店がこちら(オレンジ印)。ほぼ毎日通っていたとか。シェフがジダン特注のパスタ料理を紹介してくれました。シシリー産のプチトマトとバジルを使ったシンプルなパスタ。美味しそう。ここはサポーターにとっては聖地のような場所。会食をしてはサッカーの話題で盛り上がります。

 そして、試合の行われているスタジアム。美しい!


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、わが家で獣のような奇妙な叫び声が鳴り響いた。父がサッカーの中継を見ていたせいだ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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