春のキノコ [フランスのグルメ]
気温が上昇するにつれマスクが煩わしく感じられるようになった。
屋外ではマスクを外してしまっているが、歩いている人の多くはまだ付けたままだ。故になんとなく遠慮しながら歩く。
そして、向こうからマスクなしの人がやってくるとホッとする。変だけど、仲間意識が芽生える。
それはさておき、キノコと言えば秋ですが、春ににょきにょき出てくるキノコもあるらしい。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2023年3月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
それがこちらのモリーユ茸。なんだか傘の部分がチョコレートに見えてしまう。
このモリーユ茸、森でみつけるのは簡単なことではないらしい。そこで始まったのが栽培です。
こちらがその栽培所。キノコ好きの仲間3人ではじめました。
「モリーユ茸はこわれやすくて、気温の変化や雨の影響を受けやすいんです。それにこのキノコが好物の野生動物もいますから、簡単には手に入らないんです」と栽培者。
自然に存在する菌株から栽培を始めたそうですが、ここまで来るのに9年の歳月を要しました。
前年の秋にこの鉢に植えると、うまくいって翌年の春にはこんな姿になって収穫の時を迎えます。
今日は、シェフのオレリアンさんがやってきました。このモリーユ茸を使った料理を作ってくれるようです。
まずはキノコを縦半分に切ります。あれえ、中は空洞!
これをよく水洗いしたら、バターを溶かしたフライパンで炒めます。
そこにチキンスープと生クリームをたっぷり加えて煮込みます。
一緒にいただくのはグリーンアスパラガス。今が旬の野菜です。それにポーチドエッグもついてます。美味しそう!
自分たちで栽培したモリーユ茸の味は特別美味しいでしょうね!
モリーユ茸の収穫は4月の末頃まで続くそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、マジックハンドでキノコを収穫した。何しろうちのキノコは風呂場の天井で育つからねえ 」
VDM(Vie de Merde)より
大潮襲来 [ブルターニュ地方]
パンを買いに出たついでに近くの公園を横切り、ほぼ満開の桜を見物してきた。しかも、例のビューポイントからはビルの間に白い雪をかぶった富士山の頂きが見えた。ついてたあ〜。
週末は雨続きで今ひとつだが、どんよりとした空に満開の桜が咲き誇っているのを見ると元気になる。
そして梅の木に小さな実がついているのも発見した。丁度いいくらいのサイズになった頃、近くの養護学校の生徒さんたちが収穫していく。
さて、欧州は今週末から夏時間に変更になる。
中止になるはずだったこの時間変更は延々と続いている。石油危機で始まった夏時間は、エネルギー問題が取り沙汰されている今、当然ながら続けるしかないのかも。
それはともかくとして、本日は私掠船の町で知られるサン=マロの迫力ある大潮の様子を紹介しましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月24日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
高さ数メートルにもなる大波が押し寄せています。
家が波に飲み込まれそうにも見えますが、堤防の辺りで砕けて飲み込まれるなんてことにはならないらしい。しかし砕けた飛沫が玄関や窓に容赦なく降り注いでいます。
おお、空には虹!
こちらはアマチュアの写真家さんたち。このシャッターチャンスを逃すまいと頑張ってたようですが、さすがに危ないと思ったのか内陸に向かって逃げていきます。
あのヴォーバンが完成させた要塞はびくともしませんが、波にさらわれてしまわないとも限りません。
今度はカメラに向かって大波が襲ってきました。こうなったらボディスーツで完全防備。これなら迫力のある映像がしっかり撮影できそうです。
一方、こちらは屋内の安全地帯で朝食をとりながら荒れ狂う海を静かに見つめています。
「窓の向こうの眺めに釘付けですよ」と男性。
時間が立つにつれ徐々に波が収まってきました。海では数人のサーファーが最後の波を楽しんでいました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、海岸で、隣の人の荷物が波に持っていかれるのを見て大笑いしていたら、自分の荷物まで持っていかれそうになった 」
VDM(Vie de Merde)より
素敵な観光名所が・・・ [ノルマンディー地方]
桜の開花宣言があってから、一度も桜を見てないことに気がついた。
なんてこった。もう満開になってるらしい。散る前にぜひとも見届けておきたい。
それはともかくとして、ノルマンディ地方の海辺の町グヴィル=スュル=メール(Gouville-sur-Mer)にはこんなすてきな観光の名所があるそうです。しかし・・・。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
海岸沿いに広がるビーチ。それに沿って並んでいるのがおもちゃのような小さな小屋。
海水浴を楽しむ時のちょっとした休憩所みたいな建物です。
カラフルな屋根がすてきですねえ〜。「写真に収めて皆に見てもらいたい!」と思うひとが沢山いるらしく、ソーシャルメディはご覧の通り。
ということは、ここに来て写真に撮る人たちが相当数いるということになります。
「ここには小屋があちこちにあるので撮影してはネットにアップしています」と女性。
この海岸には季節を問わず小屋目当てに10人前後のたちが毎日のようにやってくるそうです。
ベストアングルで撮りたいと、柵を乗り越えて歩き回る人たちもいます。
そうなると生えていた草木は失われ、砂は舞い上がって消えてしまいます。
立て看板には”砂浜を守るため決められた道を歩きましょう”と書かれてあります。
言われたことをきちんと守って柵のこちら側で見物する人たちがいる一方で、柵の中を自由に歩き回る人たちがいます。
看板ではないもっと効果的な方法はないのでしょうか?
「この小屋の写真をあまり使わないようにしようと思っています」と町の役人。
露出を減らして目立たないようにすれば押しかける人も少なくなるという作戦ですね。
それにしても心惹かれる魅力的なこの眺め。来るなと言われても来てしまいそうな・・・。
とは言うものの、この地域は海岸線が陸側に移動し続けているため、移動を余儀なくされた小屋もあるとか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、美術の先生が『色がついてるから気をつけて』と言いながら資料を配った。資料は白黒・・・」
VDM(Vie de Merde)より
高タンパク低脂肪 [その他の国]
月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズも番組のサイトにアクセスできないのでお休みです。
本日は、フランスでにわかに人気の出始めたこんな食べ物のお話です。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2023年3月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ソーシャルメディアでこの食べ物を紹介しているのがインフルエンサーやスポーツのインストラクター。
その名はスキール(Skyr)。アイスランド生まれのヨーグルトでもないフロマージュブランでもない白い食べ物。
プロテインが豊富で脂肪は少なめと言いますから見過ごせません。この5年でフランスの一般家庭の冷蔵庫でもよく見かけられるようになりました。
こちらのカップル、見るからにスポーツで身体を鍛えている風。当然、スキールは欠かせない食材です。
そして、スーパーにも様々なメーカーのがずらりと並んでいます。
こちらが生まれ故郷のアイスランド。その製法はバイキングがアイスランドに持ち込んだと言われています。
国民一人が消費するスキールの量は年間で10キロにもなります。
「週に3回か4回は食べますよ」
「お肌にもいいし、歯や骨にもいいのよ」
こちらは7代に渡ってスキールを作り続けているという農家。
牛乳を24時間温めて発酵させた後、こうして布に入れ水気をきると、柔らかいバターのような塊になります。バターは脂肪の塊ですが、こちらはプロテイン豊富で低脂肪。
「これが本物のスキールです。大昔からアイスランドで食べられてきました」
農場には観光客を受け入れる施設があります。スキールについての説明の後は試食タイム。
「もちっとしてクリーミーでとっても美味しいです」
「やっぱり本場は味が違いますね」と英国人。
「これ、チップスと一緒だったら皆食べるかもしれないわね」とアメリカ人。
なんかちょっとどうなのかな?美味しいという人もいれば、そうでもなさそうな人もいます。一度食べてみないことにはなんとも言えませんね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、紙で手を切るは、ホッチキスの針で射すは、ヨーグルトの蓋を開けようとして指を切るはで最低の一日だった」
VDM(Vie de Merde)より
フランスの小さな村 [フランスの渓谷]
いつも日曜日に紹介している週末旅ですが、今週の木曜日あたりから放送局TF1のサイトにアクセスすることができなくなり、番組が見られません。
これまで紹介してきたものもご覧いただけない状態になってしまいました。事故なのかそれとも別の理由によるものなのか・・・。
しばらくは思うようにTF1の番組は紹介することができそうもありません。残念至極。
本日は、facebookのTF1のページで配信されている番組を紹介することにしました。
フランスの最も美しい村の一つサン=ギレム=ル=デゼール(Saint-Guilhem-le-Désert)、略してサン=ギレム村を訪ねてみましょう。
その村はフランス南部のモンペリエから1時間足らずのエロー渓谷にあります。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月8日に放送)(新しいウィンドウが開いたら右下のスピーカーをオン!)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
渓谷の中に佇む小さな村。
流れる時間を猛スピードでさかのぼって中世でブレーキを踏んだような気分になります。サン=ギレムはサンティアゴ巡礼の通り道に位置します。
お土産品店を営んでいるのはカトリーヌさん。戦後、家族でこの村に移り住みました。
山のてっぺんにある岩山が村を見下ろしています。
こちらは村の広場。いくつもの時代を見てきたような木が植わってます。
村人が集まってビールで乾杯!
こちらは村で一番長生きの男性。お年は94才。ちなみに村の人口は250人ほど。
村の魅力はこの石造りの建物。なかでも美しいのがかつて修道院だったこの建物。
その教会の中にあるのがこのパイプオルガンです。作られたのは1782年。以来、変わらずこうして音楽が奏でられています。
「古いワインのようにこの楽器も熟成を重ねているんです」と奏者。
歴史を感じさせるこの姿と優しい音色・・・。そして建物のフォルムの美しさに思わず見とれてしまいます。
村にはこんな工房もあります。サントンと呼ばれる素焼きのミニチュアを制作しています。クリスマスのクレッシュでお馴染みですね。中世の暮らしを再現したような大作もあります。
エロー渓谷は野性的な山々が連なっています。のんびりとした村とは対照的。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日は村のお祭りの日だ。大都会で暮らしている弟を連れて参加した。弟は半日であっという間に村人全員と親しくなった。僕は10年かかったというのに・・・」
VDM(Vie de Merde)より
春の味覚2023 [フランスのグルメ]
歩いて3分ほどのところにあるジムに通っている。そこの受付にはアルコールが出るのと同時に体温も測ってくれるような便利な器具がおいてある。
始めは便利だと思って使っていたのだが、うまくアルコールが出なくなったため、横においてある手動式のアルコールを使っていた。
ある時、器具の上に”アルコール消毒と体温測定が同時にできます”とかなんとか書いてある紙がわざわざ貼ってある。仕方がないから使ってみるとアルコールがぴちゃっと出ると同時に「体温正常!」とAIみたいな声で言う。
それで一体体温は何度なんだろうと見ると34.7度。そりゃ熱はないけど、こんなんじゃ低すぎて「体温異常!」でしょ。毎回こんな具合で呆れながらロッカーに向かうのだった。
それはともかくとして、東京の桜が開花した。知らない間に冬がいなくなって、気がつくと春がやってきた。
海のむこうではこんなものが食卓に出ると春の訪れを知ることになります。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月7日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こんなものとは・・・ホワイトアスパラガス。土を掘り起こすと白いのが出てきました。
「ほら、初物ですよ」と男性。
広大なアスパラガス畑。光が入らないように幕で覆われています。幕を取り外すのは収穫する時だけ。
この農場では一日500キロのアスパラガスを収穫するそうです。最盛期になるとその10倍の収穫量になるとか。
何しろランド県のアスパラガスは美味しことで知られています。しかもAOPのラベル付き。
採れたてをレストランに配達します。
いよいよ調理が始まりました。どんな料理に仕立ててくれるんでしょう?
「頭から約5センチくらいのところを持って皮を向きます」とシェフ。
これをを蒸し器で蒸します。蒸し上がったアスパラをお皿に盛り付け、エスプレットの唐辛子を振りかけたらグリルしたベーコンをのせます。
「蒸したアスパラガスは魚や豚肉などなんでも合いますよ」とシェフ。
こんな料理は初めて見ました。いつもたいてい白いソースをさらっとかけたものが多いですが、これはちょっと変わっていて美味しそう!
おお、お好みで白いソースをかけてるお客さんがいますね。でもこの料理にはソースは要らないんじゃないかな。
******* フランス人のつぶやき *******
「毎年春になると花粉症で鼻がグスグス。で、マスクを取らずに鼻をかみそうになった」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯205 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、忘れ去られた野菜、つまり昔はよく食べられていたが今は食べられなくなった野菜を使った料理で、シェフ・エトワレ(ミシュランで星を獲得したシェフ)がチャレンジしてくれます。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月11日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
日本ではあまり見かけない野菜が八百屋さんの店先に並んでいます。今回の主役はこの野菜。
これを使って節約晩ご飯を作ってくれるのがシェフ・エトワレのサミュエルさん。自身のお店でも”忘れ去られた野菜”を使った料理を出しているとか。
早速、30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
市場の八百屋さんにやってきました。シェフが選んだのはパネ(白ニンジン)とブレット。
この2つの野菜、このシリーズにちょくちょく出てきます。フランスでは昔の野菜を見直そうという動きがあるらしい。
野菜の他に玉子6個も購入。これが合計で4.30ユーロで残りは25.70ユーロ。
次は港の屋台で前菜用に牡蠣を購入。これが6.50ユーロで残りは19.20ユーロ。
目の前の海を漁船が往来しています。ということは新鮮な海の幸にめぐまれているということ。
こちらのお店で帆立貝を購入。これが7ユーロで残りは12.20ユーロ。
次は車に乗って乳製品のお店にやってきました。予め注文しておいたバター、生クリーム、牛乳を購入。これが合計で6.50ユーロ。残りは5.70ユーロ。
最後は野菜農家でルタバガとケールを購入。これが合計で5.50ユーロ。
手元にはかろうじて0.20ユーロが残りセーフ!ではレストランの厨房で調理の開始。
まずは前菜のブレットのヴルテと牡蠣。
ブレットの芯を取り除き、芯はみじん切りの玉葱と一緒にバターで炒め、葉の方はさっと湯がいてミキサーにかけます。牡蠣は湯通しします。こんな具合にお皿に盛り付けて完成。
次はメインのホタテ料理。
ルタバガの皮をむいたらさいの目に切り牛乳で煮てミキサーにかけます。ケールは油でさっと揚げて、ホタテはたっぷりのバターで炒めます。これらを盛り付けるとこうなります。
最後はデザート。
パネは皮をむいてどろどろになるまで煮込み、パンナコッタに混ぜ合わせます。ここにカラメリゼしたパネをトッピングして出来上がり。
う〜む、上品が料理が出来上がりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私は21才の大人だ。それなのに母は生ゴミを調べて私が野菜を食べたかどうかチェックする」
VDM(Vie de Merde)より
謎のクレーター [ブルターニュ地方]
日曜日恒例の週末旅はうまく動画が見られないのでお休みです。
本日は、ブルターニュ地方で発見された謎のクレーターのお話。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月8日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
殺伐とした風景の中に姿を現すクレーター。去年の夏まではすっかり忘れ去られていました。
というのも、去年の夏、山火事で焼けるまではこの一帯は鬱蒼とした森でした。
大規模な火災で木々が燃えてなくなり、隠れていたクレーターが顔を出したというわけです。
近くで見てみると水が溜まって池のようになっています。
このクレーター、一体なんなのか未だに謎です。
「それぞれ等間隔で並んでいるから不思議なんです」と男性。
こちらは去年の7月に山火事が起きた時の映像です。
半年以上たってやっと中に立ち入ることができるようになりました。
そしてにわかに注目を浴びているのがこのクレーターというわけです。
上空から見るとこんな感じで並んでいます。
「2時間半も探し回ってやっとみつけました」
「この山には様々な伝説がありますからねえ。いろんなことが考えられますよ(笑)」
そこへやってきたのがこちらの兄弟。謎を解くべく、双眼鏡と地図とメジャーを手に現地調査を開始。
「この写真だと直径がどれも同じです」
「それが等間隔でぽんぽんぽんと並んでるんですから謎です」
この航空写真を発見したのがこちらのジャン=ノエルさん。
1950年に撮影されたものらしい。ということはそのころすでにクレーターの存在がわかっていたようです。
これは第二次世界大戦時の爆弾の跡だと言います。
「アメリカ空軍がブレストを空爆して英国の基地に戻る際に、機体を軽くするために落としていったものではないかと思います」
確かに写真の感じからしてこの説が一番有力ですね。しかし、確固たる証拠がなければ断定はできません。
そんなわけで謎のクレーターは今も謎だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、部屋に充満する謎の匂いを消す効果的な方法がわかった。靴下をすぐに洗濯すること」
VDM(Vie de Merde)より
30ユーロで晩ご飯204 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回はフランス北部のノール県に住む4人のご高齢のマダムがチャレンジしてくれます。
フランスの家庭料理を作ってもらえそうな予感が・・・。
ではスタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月4日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらの4人がそのマダム。
この方々、お料理本を出しておられるようで、人気らしく売れ行きもいいそうです。
では30ユーロを渡して、お買い物へ出発。
すでに作るものは決まっているようです。前菜はポーチドエッグ、メインは鶏肉料理、デザートはリンゴのタルト。
まずはこちらで玉子を6個、野菜コーナーではパセリ、玉ねぎ、にんにく、ニンジン、根セロリ、ジャガイモ、リンゴを確保。これが合計で11.83ユーロで残りは18.17ユーロ。
次はお肉屋さんで鶏もも肉を購入。これが15.02ユーロで残りは3.15ユーロ。
最後にパン屋さんでバゲットを1本購入。これが1.40ユーロで、手元には1.75ユーロが残って予算内に収まりました。では調理の開始。
まずは前菜のポーチドエッグから。
鍋にお湯を沸かしビネガーを加えます。玉子を落として固くなりすぎないくらいに茹でたらお玉で取り出し布巾の上に置いて水気を切ってから器にもりつけます。
フライパンにバターを溶かし、刻んだパセリとニンニクを炒めます。これをポーチドエッグの上にのせ、スプーンで玉子の膜を切ってとろりとさせたら出来上がり。
簡単ですねえ、家でも作れそう。
次はメインの鶏肉料理。
大きめの鍋に油とバターを入れてもも肉の表面をさっと炒めます。その後に刻んだ玉ねぎとニンジンを加えたら、オーブンに入れ焼き上げます。もも肉には下味が付けられているようです。
オーブンで焼いている間にソースを作ります。濃縮トマトに小麦粉とマスタード少々を足してかき混ぜます。ここにブイヨン、生クリーム、ビネガーを加えたら焼けたもも肉の上からかけ、刻んだパセリを振りかけます。付け合せは炒めた根セロリとマッシュポテト。
最後はデザート。
リンゴをスライスしたら生地の上に並べ、バターをのせ砂糖を振りかけてからオーブンで焼きます。
全部これと同じものを作って食べてみたい気がしてきました。
******* フランス人のつぶやき *******
「うちのアパートはつくづく狭いと思う。キッチンの明かりがベッドの明かりにもなっている」
VDM(Vie de Merde)より
パリの新名所 [パリ]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。
場所はブリュッセル。もう一度見たい、初めてだから見たいという方は→こちらをクッリク。
本日は、最近パリに登場した新名所を紹介しましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスの雑誌Le Parisienが2023年2月15日にネットで配信)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
なんとそこは、公衆トイレ。
地下に向かって階段を降りていくと・・・、トイレがありました。しかも、ベル・エポック時代のインテリアが美しい!
「ここは、1905年に作られた公衆トイレの女性用の室内です。アール・ヌーヴォーの装飾がほどこされています」とパリ市の担当者。
マホガニーの扉におしゃれなステンドグラス。壁や床のタイルも高級感があります。
靴磨き用の椅子と靴置きなども置いてあります。トイレとは、用を足すと同時に身なりを整える場所ということですね。
2011年に歴史的建造物として文化財に指定され、同年に一旦閉鎖されましたが、修復工事が完了し今年の2月20日に再開されました。
場所はマドレーヌ寺院に向かって右側の通りの端にあるようです。
地下に降りていく階段にはモザイク模様。時代を感じさせます。
公衆トイレとは言え、ここは有料です。料金は一人2ユーロ。
今のレートだと290円ほど。少々お高いですが、用を足すだけでなく時代を象徴する記念物を見学すると思えば高くはないかもしれません。
なんだかカラフルなトイレットペーパーがウィンドウに並べてあります。単なる装飾ではなく実際に使うのかな?わが家にも一つ欲しいところです。
営業時間は午前11時から午後6時まで。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、カフェのトイレで着替えなくてはならなくなり、服を置く場所がなかったので洗面台に置いたら、自動で水が出てきた」
VDM(Vie de Merde)より