大潮襲来 [ブルターニュ地方]
パンを買いに出たついでに近くの公園を横切り、ほぼ満開の桜を見物してきた。しかも、例のビューポイントからはビルの間に白い雪をかぶった富士山の頂きが見えた。ついてたあ〜。
週末は雨続きで今ひとつだが、どんよりとした空に満開の桜が咲き誇っているのを見ると元気になる。
そして梅の木に小さな実がついているのも発見した。丁度いいくらいのサイズになった頃、近くの養護学校の生徒さんたちが収穫していく。
さて、欧州は今週末から夏時間に変更になる。
中止になるはずだったこの時間変更は延々と続いている。石油危機で始まった夏時間は、エネルギー問題が取り沙汰されている今、当然ながら続けるしかないのかも。
それはともかくとして、本日は私掠船の町で知られるサン=マロの迫力ある大潮の様子を紹介しましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月24日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
高さ数メートルにもなる大波が押し寄せています。
家が波に飲み込まれそうにも見えますが、堤防の辺りで砕けて飲み込まれるなんてことにはならないらしい。しかし砕けた飛沫が玄関や窓に容赦なく降り注いでいます。
おお、空には虹!
こちらはアマチュアの写真家さんたち。このシャッターチャンスを逃すまいと頑張ってたようですが、さすがに危ないと思ったのか内陸に向かって逃げていきます。
あのヴォーバンが完成させた要塞はびくともしませんが、波にさらわれてしまわないとも限りません。
今度はカメラに向かって大波が襲ってきました。こうなったらボディスーツで完全防備。これなら迫力のある映像がしっかり撮影できそうです。
一方、こちらは屋内の安全地帯で朝食をとりながら荒れ狂う海を静かに見つめています。
「窓の向こうの眺めに釘付けですよ」と男性。
時間が立つにつれ徐々に波が収まってきました。海では数人のサーファーが最後の波を楽しんでいました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、海岸で、隣の人の荷物が波に持っていかれるのを見て大笑いしていたら、自分の荷物まで持っていかれそうになった 」
VDM(Vie de Merde)より