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最も美しい通り3 [プロヴァンス地方]

 シリーズの三回目は、プロヴァンス地方の小さな町サン=レミ=ドゥ=プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)の小さな通りを散策してみましょう。

Paris_StRemiPro.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年1月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

StRemy.jpg

 こちらがそのラ・コミューヌ通り(rue de la Commune)。

 入り口にはアーチ型の門があります。歴史を感じさせながらもきちんと整備された通り。こんな感じの通りはフランスでよく見かけます。

 サン=レミの場合は、この小さな通りに様々なお店が並んでいます。今回は写真家さんが案内してくれます。

 「私の両親はちょうどこの裏あたりで肉屋を営んでいました。私は学校が終わるとこの通りに来て遊んでいました。今でも心のよりどころになっている場所なんです」とマガリーさん。

 まずはこの通りにある小さなお店を訪ねました。マガリーさん、店主と3回ビズを交わして、早速、写真撮影です。

 この通りに面したお店の方々の写真を撮るのが習慣になっているそうです。素敵な写真が撮れました。写真を撮りながらいろんな話が聴けるのも楽しいんだそうです。

 その被写体になった男性フランシスさんは、もう何年も前からここでお店を出しています。

 「古いものや面白いものがたくさん並んでいる屋根裏部屋みたいなお店なんです」とフランシスさん。

 骨董屋さん、雑貨屋さん、工芸品屋さん等々が渾然一致となったお店ですね。

 そうかと思えば、こんなおもちゃ屋さんもあります。

 「父がここで働いていた関係もあって慣れ親しんだ通りですし、とても大切に思っています」とおもちゃ屋さん。

 ラ・コミューヌ通りから少し離れたところにある博物館の塔からは町を一望できます。

 「サン=レミを訪れた方たちは美しい通りながらもどこか統一感がないと感じられるでしょう。というのも通りがまっすぐではないからなんです。南仏特有の冷たい風ミストラルを遮断するためにそういう造りにしたんです」と博物館の方。

 ラ・コミューヌ通りにはお菓子屋さんもあります。こちらは果物をお砂糖で煮たコンフィの専門店。

 「うちは5世代にわたってコンフィを作り続けてきました」とピエールさん。

 5世代とはすごいですね。ピエールさんはサン=レミの通りは目をつぶっても歩けるくらいだそうです。

 そしてそのお隣にあるのがオリーブ油のお店。こちらも5世代にわたってオリーブ油を作り続けてきたそうです。

 「この通りにお店を出している人たちは皆、お互いよく知ってますし、協力しあってきました」とジルさん。

 そしてこの日は同じ通りにあるバーに商店会のみなさんが集合しました。子羊のもも肉が美味しそう!

 「うちには地元の人たちがよく飲みに来てくれます。海外からのお客様もいますが、折に触れ地元の人たちが集まって飲み会を開いてくれるんです」とバーの方。

 サン=レミに行く機会があったら是非ともこの通りを散策してみたいものです。

 続く・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼女に褒めてもらった。『本当にあなたって素敵。でもね、写真の方がずっと素敵』」

VDM(Vie de Merde)より



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トリュフのミサ [プロヴァンス地方]

 20日の月曜日、ヴェルサイユに世界の企業200社の代表者を集め、マクロン大統領がフランスへの投資を呼びかけたそうです。

 この活動、“Choose France” と銘打って実施されたようです。

 ブレグジットを機に、フランスにいらっしゃい!ということなのかな?

 先日は、トヨタがヴァランシエンヌにある工場にさらなる設備投資をして生産を強化するため、500人ほどの雇用が見込めるとフランスのニュースで言っていました。住民たちはトヨタの工場で町に活気が戻ったとか喜んでいるとか。

 それはさておき、フランス南部の村リシュランシュでは、毎年トリュフのためのミサが行われるそうです。

Paris_Richerenches.jpg


下記の写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TEfで2020年1月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

truffeMess.jpg

 1月の第三日曜日、大勢の人たちが教会のミサにやってきました。

 何のためのミサかと言えば、トリュフ生産者の守護聖人である聖アントワヌを祝福するためのミサだそうです。

 そんな守護聖人がいたとは初めて聞きました。

 教会の中はトリュフの香りでいっぱい。司祭様もその香りを味わっておいでです。それにしても大きなトリュフですね!

 このミサが始まったのは1950年代初頭のことだそうです。

 ミサが終わるとカゴを持った方々が寄付金を集めて回ります。コインもあればお札もあります。そして、なんとトリュフも寄付されていました。

 気候変動の影響か、今年は豊作とは行かず、例年より少なめ。よって寄付も少なめ。

 ミサが終わると次はトリュフを捧げ持って町を行進します。

 黒いマントを羽織ってらっしゃる方々は、例のコンフレリーの皆さんです。特産品のトリュフの広報活動が主なお仕事。

 行進の後には競売も行われました。

 「1キロあたり800ユーロから始まります」とコンフレリーの方。

 こちらの方々はどうやら落札できたようです。

 「この品質でこの値段は超お得ですよ」と男性。

 「落札するために貯金してましたよ(笑)」と女性。

 これくらいの大きさとなると300グラムもいかないくらいですかね?そもそもトリュフの重さがどれくらいなのか皆目見当もつきません。

 それはともかく、この競売で集められたお金は教会の修復のために使われるそうです。なるほど、そういうことだったのかあ。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、夫が毅然とした声で言った。『トリュフを使った料理は絶対注文しない。だって、動物の鼻を食べるなんて気持ち悪いだろう』夫は大真面目であった」

VDM(Vie de Merde)より



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クリスマスの南仏の風習 [プロヴァンス地方]

 フランスでは昨日から、マクロン大統領の年金制度改革に抗議するため大規模なストライキやデモが始まったようです。

 政治家が何か改革しようとすると必ず反対派が声を上げるフランス。政治家も楽じゃないですね。一般市民の声を無視するわけにはいきません。

 それに比べたら日本の政治家は、ぬるぬるのぬるま湯に浸かりきってるような気がしてならないです。

 さて、一昨日の話になってしまいますが、12月4日は聖バルバラの日でした。この日、プロヴァンス地方では麦の種をまく風習があります。

Paris_Marseille.jpg

下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年12月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 聖バルバラは炭鉱夫の守護神でもあるようで、フランス北部ではお祝いの行進が行われたようです。

 それはともかくとして、今回はプロヴァンスの風習のお話。

 ここはマルセイユのとあるパン屋さん。袋に入った麦の粒、つまり麦の種が売られています。

 クリスマスイヴまで残り20日となったこの日、各家庭で麦の種をまくのが習慣になっています。

 このパン屋さんでは一袋1ユーロで販売。売り上げはすべて病気の子どもたちへの支援に使われるそうです。

 「麦はパン、パンは命ですからね。大切なものですよ」と男性。

 「種をまいて芽がでると幸せになれるんだよ」と別の男性。

 「子どもたちにプロヴァンスのクリスマスの風習を見せてあげるのはとてもいいことだと思います」と女性。

 それではお子さんのいるご家庭にお邪魔してみましょう。

 器にコットンを詰めて水で湿らせます。その上に麦の種を並べます。

 子どもたち、玉子にもコットンを詰めてます。楽しそう。ここには麦ではなくレンズ豆をまいてます。どうなのかな?芽がでるのかな?

 麦の方はしばらくしてこんな具合に育ったら、豊かな一年が約束されます。

 この麦の芽は、クリスマスの13のデザートと一緒にテーブルに並べられることになります。

 たくさん芽がでるといいですね!


******* フランス人のつぶやき *******

今日、夕食を作っていると夫が仕事から帰ってきた。そして外に食べに行こうという。久しぶりの外食に幸せいっぱいだった。それも、彼がマクドナルドの前に車を止めるまでのこと [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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オリーブの収穫2019 [プロヴァンス地方]

 寒くなりました。

 とは言っても暖房を入れるところまでは至らず、かといってそのままでは寒いのでダウンのチョッキを羽織ったり、ひざ掛けをかけたりして暖を取っています。

 近くの公園の木々も数日前よりは色づいてきたようです。秋がどんどん深まって冬が近づいています。

 さて、昨日はトリュフのお話でしたが、今日はオリーブのお話です。

 プロバンス地方でオリーブの収穫が始まったそうです。

Paris_MaussaneLA.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年11月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 高枝切り鋏を持って高いところの実を取っているのかと思ったらそうではなさそう。

 何やら先っちょに扇子の骨みたいなものがくっ付いていて、くるくる回って小枝を震わせています。

 すると、オリーブの実がポトポト落ちてきます。地面にはネットが引いてあって、ごっそり一度に集められるようになっています。

 今まで見たこともないような収穫の方法。

 あの小さな実を一つずつ取るなんて大変ですもんね。一気にバサッと済ませてしまいたい。

 この器具、通称 “櫛” と呼ばれているそうです。

 ここは何世代にもわたってオリーブを栽培し続けてきた農園です。

 「剪定したり水やりしたり、一年中休まず世話をしてきましたから、収穫の日を迎えることができて喜びもひとしおです」と農家の方。

 この辺りで栽培されているのはサロナンクと言う種類のオリーブだそうです。

 このオリーブで作られたオイルは、ヴァレ・デ・ボー=ドゥ=プロヴァンス(Vallée des Baux-de-Provence)という呼称のAOP付き。

 収穫された実は、農家が共同で運営している工場に運ばれます。選別されほぐされ、保管庫に移される前にここで数日かけて熟成されます。

 「ここは気温が高めなので徐々に実が熟していくのに連れて、香りも進化するんです」と工場の運営責任者。

 ひと手間かかってるんですね。

 これが終わると洗浄され、砕かれ、圧縮されて、オイルが誕生します。

 どんなお味のオイルなのか気になります。

 「青臭くもなくちょうどいいくらいに熟したオリーブの味がします」と男性。

 この地域では、収穫からオリーブの製造までが数週間続きます。この期間、1日あたり5,000ℓのオリーブ油が作られるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ハチミツとオリーブ油と砂糖を混ぜてスクラブ剤を作った。するとパパがやってきてパンにつけて食べてしまった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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ラベンダー祭り [プロヴァンス地方]

 修復準備の続いているパリのノートルダム大聖堂ですが、厄介な問題が発生しています。

 火災の際に屋根に使われていた鉛が微粒子となり、大聖堂はもとより近隣の地域にまで拡散してしまったらしい。

 近くの小学校で通常より高濃度の鉛成分が見つかったとか。修復よりまずは除染作業が優先ということになっているようです。

 昔の建物は人間にとって有毒な材料も使われているようで、なかなか難しいですね。修復の費用の方は寄付でまかなえそうです。

 さて、8月15日、日本は終戦記念日でしたが、プロヴァンス地方の小さな村ソー(Sault)では、ラベンダー祭りが開催されました。

Paris_Sault.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年8月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 村のメイン通りではパレードが始まりました。

 ラベンダーを使って個性豊かに装飾が施された山車が次々と登場します。なんだか素朴な感じがいいですね。

 「この地域の生産者が山車を作ってるんです。どれも素敵でしょ。手がかかったものばかりですよ」と女性。

 ラベンダー祭りは村の伝統であり、収穫の作業が終わったお祝いでもあります。

 村のラベンダーグッズ店も、この日ばかりは特別展示。お店の前の歩道はラベンダーの小枝が敷き詰められていました。

 そして、村の畑では地元の人や観光客がラベンダーを摘み取っています。

 この日は誰でも自由に摘み取って、自分用にブーケを作って持ち帰ることができるそうです。

 こちらの女性、お花だけを摘んでビニール袋に入れてるようです。

 「これで匂い袋を作るつもりなの」と女性。

 「家のあちこちに置いといて、ラベンダーの香りでいっぱいにしたいんです」と別の女性。

 そのすぐ近くの畑では、生産者の皆さんが真剣な顔で競技に臨んでいます。

 というのも、この日は “ラベンダー刈り取り世界選手権” が開催されていたからです。しかも、昔と同じ方法で刈り取らなくてはなりません。

 サケットと呼ばれる布袋を背負って、鎌を片手に刈り取っていきます。時間内にたくさんのラベンダーを刈り取った人が優勝です。

 サケットって面白い形をしてますね。大きな風呂敷を袋になるように折りたたんでいるだけのように見えます。ラベンダーの収穫にはこれがベストだったんでしょうね。

 「昔は刈り取り機なんて物はなかったから、皆、こうして手で刈り取ってたんです」と男性。

 「若い時からずっとこの仕事をしてきましたが、71歳の時に引退しました」と別の男性。

 かなりの重労働ですもんね。60〜70歳くらいが限界かもしれません。

 収穫されたラベンダーはエッセンシャルオイルの原料になるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、ある男性に花束を配達することになった。家を訪ねると奥さんが出てきたので花束を渡した。実はあの花束、ご主人の愛人からのもの。その後、どうなったか私は知りません・・・

VDM(Vie de Merde)より



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ラベンダーの村 [プロヴァンス地方]

 フランスの猛暑は徐々に治まってきたようですが、焼け付くような暑さで木が枯れてしまったブドウ園も少なくなかったようです。

 しかし、どういうわけかボルドー地域ではこの暑さのおかげでブドウの生育が良く、例年にない高品質のワインが期待できるとか。

 今年のワインは地域によって差が出てくるかもしれません。

 さて、某100円ショップで買ってきたラベンダーの種は無事に芽が出て、小さな本葉も出てきて少しずつ成長しています。

 しかし、一人前の株になる迄には1〜2年かかりそう。花が咲くのはいつになることやら・・・。気長に成長を見守るしかなさそうです。

 一方、ラベンダー畑で知られる南仏のヴァランソル(Valensole)では、花が満開を迎えています。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年7月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 紫色のラベンダー畑は観光の名所というだけではありません。コマーシャル撮影やオートクチュールのファッションショーが開催されることもあります。

 これだけ花が咲いていたら、きっといい香りも漂っていることでしょう。

 レティシアさんは毎年この季節になると観光客を案内するガイドを務めています。

 「この風景にこの香り。とても感動しました」とアジア系の女性。

 このところアジア系の観光客が増えているそうですが、欧州からもたくさんの人たちがやってくるようになりました。

 「6〜7月が観光のピークです。たくさんの方がこの時期に集中してラベンダーを見物にいらっしゃいます。ヴァランソルの経済にとってはありがたいことです」とレティシアさん。

 こちらが標高600メートル、人口3200人ほどのヴァランソル村。あちこちにラベンダーやラベンダーを使った商品が並んでいます。

 「これは手作りの、本物のフランスの製品ですからお土産に買って帰りますよ」と男性。

 ラベンダーが使われているのは石鹸や香水だけではありません。ご覧の通り、お菓子にも使われています。エクレア、メレンゲ・・・そしてアイスクリームにも。

 「クリーミーでラベンダーの香りがして美味しいですよ。ラベンダーのアイスクリームは初めてですが気に入りました」と女性。

 そのアイスクリーム、生クリーム、砂糖、牛乳、玉子、ラベンダーの花を使って作られています。発明したのはこの方。今では村のスペシャリテになっているそうです。

 どうなのかな、ラベンダーって食べ物に合うのかな?とちょっと疑問ですが、こればっかりは食べてみないことにはわかりません。

 ラベンダーは石灰質の石がごろごろした畑で栽培されています。カラッとした気候の南仏でよく育つようです。

 こちらの会社ではコスメ製品にラベンダーを使っています。直売店には、石鹸、エッセンシャルオイル、シャンプーなどが並んでいます。

 一方、こちらの女性二人は古い原付バイクSolexに乗って、観光客が帰った後のラベンダー畑を散策するそうです。

 わが家のラベンダーもジメジメした梅雨を乗り切って、数年後にはこんな紫色のいい香りのする花を咲かせて欲しいものです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、うちのニャンは、私が香水を使うと、なぜか猫用トイレに駆け込む

VDM(Vie de Merde)より



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タイムのリキュール [プロヴァンス地方]

 連休中、鉢植えのラベンダーでも育ててみようかなとふと思い立って、苗を売ってそうなお店に行ってみたところ、すごくきれいな鉢植えがありました。

 値段を見てみると・・・8000円!どうも母の日のプレゼント用らしい。

 とてもじゃないけどそんなもの買えないとなり、結局、某100円ショップで2袋100円という種を買ってきました。

 発芽用に玉子パックに穴を開け土を入れ、下から水を吸わせるようにして種を蒔き、室内の日当たりのいい場所に置いておきました。

 それから一週間ほど経った昨日、芽がひょろっと出てきました。全部、けなげにも窓側に向かって伸びています。もやしのような感じがするので、今日は外の日の当たる場所に出してみることにします。

 これが育って花を咲かせてくれたら、部屋中がいい香りでいっぱいになってくれるかも。楽しみ。しかし、それまでに少なくとも2年はかかるらしい・・・(汗)

 さて、わが家はラベンダーの話で盛り上がってますが、南仏ではタイム(香草)の収穫が始まったそうです。

 そして、収穫したタイムをこんな風に使うなんて初めて知りました。

Paris_Forcalquier.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年5月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 タイムと言っても、葉っぱではなく花を収穫します。タイムの花ってピンク色してたんですね。

 摘み取っているのはリキュールのメーカーの従業員。この花を使ってリキュールを作るために収穫していたのです。

 摘み取ったタイムの花は袋に入れて持ち帰りますが、あまりにギュウギュウ詰めにするとリキュールの味が悪くなるらしい。

 「タイムの花が咲くと春が来た証拠です」と女性。

 皆さん、せっせと摘み取っていますが、リキュールを作るためには90キロものタイムを収穫しなくてはなりません。

 今年はちょうど必要な時期に雨が降ってくれたので出来は良さそうです。こちらはメーカーの社長さん。

 「タイムの出来がリキュールの質に影響します。今年の冬は寒かったですが、寒すぎるということはありませんでした」

 摘み取ったタイムの花は、畑から数キロのところにある工場に運ばれ乾燥され、70度のアルコールに投入されます。

 この重要な工程を担っているのがこの道39年というイヴさん。

 こうして出来たのがファリグール(Farigoule)と呼ばれるリキュールです。この地域一帯で昔から作られてきたお酒です。

 適度の量を食後にいただくのがいいそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、近所の花屋の店員が豪華な花束を手にやってくるところに出くわした。僕は思わず『この花束をもらえる奴は幸運だね』と言った。店員はけげんな顔をして通りを渡り、お葬式が行なわれている教会に入っていった」

VDM(Vie de Merde)より



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ミモザ祭り [プロヴァンス地方]

 昨日は睡魔に負けてブログの更新ならず(涙)でした。

 さて、フランス大統領の官邸といえばパリのエリゼ宮ですが、少々傷みが目立つようになりました。そろそろリノベーションが必要です。

 しかし先立つものはお金。その費用を少しでもカバーしようと、エリゼ宮自らがグッズのオンライン販売を始めました。それが→こちら

 Tシャツ、トレーナー、トートバッグ、キーホルダー、マグカップ(マクロンの顔写真付きもあります!)、グラス、金のブレスレット等々、どれも保証付きのメイド・イン・フランス。

 昨年の10月に販売を開始してから今日まで25,000点あまりを売り上げ、その額は90,000ユーロ(約1,130万円)ほどになったそうです。

 商品カタログを見ていると、ちょっと欲しいなあと思うようなものもあります(マクロンの顔写真付きマグカップは遠慮しときます[あせあせ(飛び散る汗)])。

 それはさておき、ミモザの産地である南仏の小さな村タヌロン(Tanneron)では、先週末にミモザ祭りが開催されたそうです

Paris_Tanneron.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2019年2月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 おお、ミモザで飾られたトラクターがやってきました!

 華やかでファッショナブル。後ろに荷車を引いているようですが、これまたぎっしりとミモザで覆われています。

 この場合、荷車というより山車ですね。トラクターが山車を引っ張って、村のメインストリートをパレードです。

 人口1600人ほどの小さな村で、1995年から始まったこのお祭りも今年で25回目。村の伝統行事になっています。

 「この村に暮らして、毎年このお祭りが見られて、本当に嬉しいです」と女性。

 女性の髪にはミモザの花がさしてありました。

 「学校に通う子どもたちが幸せでいられるように祈りながら、みんなでこのお祭りを楽しんでいます」と男性。

 山車の上からは見物人にミモザが投げられます。皆、喜んで受け取っています。

 「すてきでしょう。村のお花なのよ。匂いを嗅いでみて」と女性。

 「村の自慢の花をこんなにたくさん配ってくれてありがたいねえ」と男性。

 「ミモザは春を告げる花なのよ」と女性。

 ミモザの栽培農家がものすごい量のミモザを山車に積み込んでいます。この日、提供されたミモザは1トンにもなるそうです。

 パレードには南仏の伝統衣装を身につけた楽団も参加しています。賑やかでお祭り気分が盛り上がります。

 この日、小さな村には1000人ほどの見物客が訪れたそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、8歳の娘が、黄色いベストを着て『お小遣いをくれ!』と叫んだ

VDM(Vie de Merde)より



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Xマスの13のデザート [プロヴァンス地方]

 クリスマスだというのに、風邪を引いたようでブログの更新ならずでした(涙)。

 さて、プロヴァンス地方にはクリスマスのミサの後に13種類のデザートを食べる伝統があるそうです。

Paris_AixenPro.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年12月24日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらのお宅ではプロヴァンス地方の伝統に従い、クリスマスに食べる13種類のデザートを準備しています。

 カリソン、ヌガー、デーツ、ヘーゼルナッツ、干しイチジク等々。

 自宅で作れるものは自宅で作るというのが家訓。おかげでイヴの日の台所は大忙しです。

 大量のオリーブ油と砂糖を加えて生地を作っているようですが、どんなお菓子になるんでしょう???

 一方、こちらではテーブルセッティングが始まっています。

 テーブルクロスは3枚。最初の一枚は子、二枚目は父、三枚目は精霊を表しています。つまり三位一体です。

 次に、3本のローソク、3鉢の麦の苗。

 麦は12月初めに植えておいたもの。繁栄のシンボルとしてこんな風に緑でいっぱいにしておくのだそうです。

 「こうしてテーブルを美しく設えるとクリスマスらしくなります。あちらにはキリストの誕生を再現したクレッシュも飾ってあります」と女性。

 テーブルに用意した13種類のデザートを運んだら完成です。

 よく見ると、オレンジ、干しぶどう、クルミもあります。

 ずっと奥の方に、ひらったい焼き菓子がありますが、先ほど台所で作っていた生地を焼いたもののようです。

 ポンプ・ア・リュイル(pompe à l'huile)またはフーガス(fougasse)と言います。時々、日本でも小洒落たパン屋さんで見かけます。

 13は、キリストと12人の使徒のこと。だからと言って、このテーブルに13人が座るわけではありません。

 数えてみると家族全員で15人。取材班を入れると17人。大丈夫、不吉な数字ではありませんでした。

 全員がテーブルに着いたら好きなデザートをいただきます。

 「私は黒いヌガーが好きです」とお母さん。

 「私はカリソンです」とその娘。

 「このヴァン・キュイはデザートによく合いますよ」と男性。

 ヴァン・キュイ(vin cuit)とは、ブドウを圧縮して出てきたジュースを温めて濃縮させ、それを発酵させてできたワインのこと。プロヴァンス地方特産の甘いワインだそうです。

 「ポン・ア・リュイルはナイフがなくても、こうやってわけあって食べることができます」と女性。

 「子どもから大人まで全ての世代がここに集まって過ごせるのがいいですね」と女性。

 最後は記念写真のようになりました。来年もいい年になりそうですね。


******* フランス人のつぶやき *******

今日、実家でお昼を食べることになった。こういう時はいつも行く前に母に電話して、何か必要なものはないか聞くことにしている。その度に母は『早くお婿さんを連れてきて』と言う

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オリーブの収穫 [プロヴァンス地方]

 欧州各国では今月の28日の夜に夏時間から通常の時間に戻ります。夏の間、フランスとの時差は7時間でしたが、これ以降8時間になります。

 夏時間が何年から廃止されるのか(本当に廃止されるのかも)まだわかりませんが、少々寂しい気もします。

 夏時間になると時差が1時間縮まるので距離も少し縮まった感じがしていました。

 これがなくなると時差はずっと8時間のまま。例えばフランスが午後1時の場合、日本は午後9時になります。

 EUの投票でどのようなことになるのやら・・・。

 さて、本日はオリーブのお話です。

 そのほかの野菜や果物と同じように、この時期、オリーブの実の収穫も始まっています。

Paris_LesBauxDP.jpg


下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2018年10月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはプロヴァンス地方にある小さな村レ・ボー=ドゥ=プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)。広大なオリーブ園が広がります。

 ここで育てられているのがベリュゲット(Béruguette)という品種のオリーブ。AOPの保証つき。

 こうして一つずつ人の手で収穫されます。割に簡単に枝からとれるようです。とは言っても、一つずつとるのは根気のいる仕事ですね。

 綺麗な緑色をした実は一箇所に集められます。一日に一人あたり8キロの実を収穫するとか。

 例年に比べるとかなり少ないそうです。しかし、数は少なくても品質に影響はありません。

 「状態のいいオリーブに育っています。緑色をしていますが熟し始めていて、こうして割ってみると油分をたっぷり含んでいることがわかります。この時期に食べるととても美味しいんです」とオリーブ園la Lieutenanteのオーナー。

 収穫されたオリーブはこちらの工場に運び込まれます。

 汚れを落とされ、選別され、この機械で割れ目ができるくらいにつぶされます。

 その後、苦味を取り除くために数回ほどソーダ水で洗浄されます。

 最後にハーブと一緒に塩水に浸します。こうして二日ほどしたら食べごろになっています。

 カリカリっとして美味しそうですね。プロヴァンスの香りもするそうです。

 このオリーブ園のオリーブは、毎年パリで開催される国際農業見本市で、2015年に金賞に輝いているようです。



******* フランス人のつぶやき *******

今日、こぼしたオリーブ油は小麦粉に吸わせてから片付けるときれいに片づけられる。それを知ってか知らずか、16歳になるわが娘は、こぼした小麦粉を片付けるのにオリーブ油を撒き散らした [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より



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