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ウォーターパーク [その他の国]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったようなのでお休みです。

 その代わり、今回は、ちょっと涼し気なところに行ってみましょう。

Berlin_Rust.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

Vikinglop.jpg

 ここはドイツのウォーターパーク。

 カラフルなパイプが並んでしますが、これが欧州最大のウォータースライダーです。

 高さは30メートル、長さは1.5キロ。

 まずは専用マットをもって30メートル上のスタート地点へと向かいます。ビルならちょうど5階あたり。

 十分に身体が温まったところで、8人が位置に付き、合図とともに一斉に滑り降ります。

 時速は50キロほどにもなるそうです。ということはスタートからゴールまでは20秒あまり。

 「スピードと色で興奮しますね。それに一緒に滑っている仲間の姿が見えて競争してる感じがまたいいんですよ」と男性。

 「この手のアトラクションは初めてなんですが、顔に水が当たったりして面白かったです」と女性。

 どうやらこのアトラクション、スピートを競うようにできており、ゴールではタイムと順位がモニターに映し出されます。

 なるほど、そういう仕掛けになってるんですね。こうなると何度も挑戦してみたくなるかもしれません。

 ウォータースライダーと言えば仰向けに寝て足から滑り降りるものと思ってましたが、これは頭からですねえ。ちょっと怖い感じがするけど、マットでバランスを取りながら滑ると安全だそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、テラスで冷たいソーダを飲んだ。その途端、何か得体の知れないものが喉にひっかかり、思わず声を上げた。次に咳き込み涙が出てきた。で、そのうち氷が溶けて楽になった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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高タンパク低脂肪 [その他の国]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズも番組のサイトにアクセスできないのでお休みです。

 本日は、フランスでにわかに人気の出始めたこんな食べ物のお話です。

skyr.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2023年3月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ソーシャルメディアでこの食べ物を紹介しているのがインフルエンサーやスポーツのインストラクター。

 その名はスキール(Skyr)。アイスランド生まれのヨーグルトでもないフロマージュブランでもない白い食べ物。

 プロテインが豊富で脂肪は少なめと言いますから見過ごせません。この5年でフランスの一般家庭の冷蔵庫でもよく見かけられるようになりました。

 こちらのカップル、見るからにスポーツで身体を鍛えている風。当然、スキールは欠かせない食材です。

 そして、スーパーにも様々なメーカーのがずらりと並んでいます。

 こちらが生まれ故郷のアイスランド。その製法はバイキングがアイスランドに持ち込んだと言われています。

 国民一人が消費するスキールの量は年間で10キロにもなります。

 「週に3回か4回は食べますよ」

 「お肌にもいいし、歯や骨にもいいのよ」

 こちらは7代に渡ってスキールを作り続けているという農家。

 牛乳を24時間温めて発酵させた後、こうして布に入れ水気をきると、柔らかいバターのような塊になります。バターは脂肪の塊ですが、こちらはプロテイン豊富で低脂肪。

 「これが本物のスキールです。大昔からアイスランドで食べられてきました」

 農場には観光客を受け入れる施設があります。スキールについての説明の後は試食タイム。

 「もちっとしてクリーミーでとっても美味しいです」

 「やっぱり本場は味が違いますね」と英国人。

 「これ、チップスと一緒だったら皆食べるかもしれないわね」とアメリカ人。

 なんかちょっとどうなのかな?美味しいという人もいれば、そうでもなさそうな人もいます。一度食べてみないことにはなんとも言えませんね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、紙で手を切るは、ホッチキスの針で射すは、ヨーグルトの蓋を開けようとして指を切るはで最低の一日だった[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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ビールも値上がり [その他の国]

 昨日は久しぶりに爽やかな夏の日だった。

 気温は28℃ほど、湿度が50%に満たなかったから爽やかだったのだ。夏が毎日こんなだったらいいのに・・・。

 さて本日は、ドイツのビールのお話。

Biere.jpg



下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年8月22日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 おお、ビール、美味しそう!

 ドイツ人は平均で年間106リットルのビールを飲むそうです。さすがに多いですね。

 しかし、数週間前からビールが不足するのではないかと懸念されています。

 こちらはドルトムント近郊にあるビール会社ヴェルティンスの巨大なビール醸造所。

 今のところ通常と変わらず稼働し続けているようです。なんとここでは1時間に20万本のビールが瓶詰めされるそうです。

 一方、製造にかかる経費はガス料金だけで100万ユーロの値上がりを記録しています。

 「この業界ではこの数十年の間には経験したことのない経費の高騰に見舞われています」

 ガスはタンクを100℃に保つために欠かせない燃料です。しかし、このままでは値上がりする一方。先手で対策を講じています。

 「この蒸気システムをガラスの小瓶システムに替えることにしました」

 こうするとガスの消費量を減らせるらしい。

 値上がりは光熱費だけではありません。輸送費も同様で、ガラス瓶やパレットも値上がりです。

 というのも、多くがウクライナで製造されてきたからです。こんなところにもロシアのウクライナ侵攻の影響が及んでいるとは・・・。

 別途、自力で空の瓶と栓を確保するため3000万ユーロを投資しました。

 こちらは消費者の皆さん。

 「それぞれの商品が少しずつ値上がりしてますね」と女性。

 「ビール会社がもっと早く値上げをしなかったことに驚いています。エネルギーコストが高騰してますから値上げは理解できますよ」と男性。

 このビールの値上がりは手始めで、今後も値上げが見込まれるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日はなんでもかんでも落とす日だった。最初はコーヒーの入ったカップ、次はお昼のサンドイッチ、最後は夜の定食。そしてビールを開けようとして、やっぱり地面に落としてしまった[もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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夏のサラダ:メシュイア [その他の国]

 本日は夏のサラダの続きです。

 前回のギリシャから地中海をさらに西へと移動し、アフリカ大陸の北端にあるチュニジアにやってきました。

Salade Mechouwya, Tunisie, juin 2021.jpg
By Credits to Habib M’henni / Wikimedia Commons 



下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月9日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここにあるのが500年もの歴史があるというサラダ、メシュイアです。

 どんなサラダかと言うと、野菜を炭で焼いて潰し、塩と香辛料で味付けしたもの。

 こちらのお店では皆さんパンのようなものと一緒に召し上がっています。なんだか野菜のコンポートみたいな感じです。

 「香辛料が効いててとっても美味しいからついつい食べ過ぎちゃうんです」

 「これはチュニジアでしか食べられない料理ですよ」

 「チュニジア人が普通にいつも食べているサラダです」

 食べ方は簡単。こうやって手でちぎったパンにつけていただきます。

 こちらの市場で美味しいメシュイアが食べられるというのでやってきました。

 野菜を炭火で焼いているこの方がそのスペシャリスト。美味しく作るポイントは、まずは焼き方。次に香辛料だそうです。

 なんと網もなく直接熱い炭のうえに置いて焼いています。緑の野菜は唐辛子と言っていますが、ピーマンの仲間のようです。

 これが真っ黒になるまで焼いたら黒く焦げた皮と種を取り除きます。これを器にいれてニンニクを加えたら潰します。

 ひょっとしてストッパーはダンボールじゃないかい?

 それはともかく、次は焼いたトマトも潰して入れます。

 「酸味が効いてとっても美味しくなるのよ」とスペシャリスト。

 おお、次から次へとお客さんがパックを購入していきます。このメシュイアはパンと一緒に食べる習慣があるそうで、ちゃんと焼きたてのパンも売ってくれるようです。

 この街では毎週火曜日に市が立ちます。ここで売られている野菜が美味しいらしい。

 さてメシュイアの歴史は数世紀も前にさかのぼります。専門家によればアラブ・アンダルシア時代の食文化がグラナダの陥落とともにチュニジアに渡来しメシュイアが生まれたといいます。

 チュニジアは野菜や果物が充実しているとのこと。唐辛子のようなピーマンはこちらの畑で栽培されています。確かに艶があって質が良いのがよくわかります。

 サラダの味はやはり材料の質が決め手のようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、僕の彼女がサラダを作ってくれた。しかし、一口食べて歯が欠けそうになった。なにしろポップコーン用のコーンが入っていたからねえ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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さむ〜い夏 その4 [その他の国]

 夏の土曜日は、足元が寒くなるような体験をして涼しくすごしましょう!

 今回はシリーズの4回目。天空の橋を渡ってスリルを味わいましょう。

Tcheque_SkyBridge.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 森林の山が続くチェコの山岳地帯。

 そこに忽然と現れたのが、地上90メートルに作られた世界一長い吊橋スカイ・ブリッジ721。

 721は長さが721メートルあるかららしい。こりゃ足元も寒くなります!

 こちらが入り口。ここで19ユーロの通行料を支払います。

 「怖いと思いますよ。でも渡ってみます」

 「子供と一緒です。怖がらないでいてくれるといいけど、どうでしょう?」

 さあ、吊橋を渡りましょう。まずは最初の一歩を記念写真に収めておきましょう。それにしても皆さん、冷静ですねえ。

 「わあ、面白〜い。全然怖くないわ」とママ。

 上から見るとかなり怖いけど、実際に渡るとそれほどでもないのかしら?

 いや、そんなことはないそうです。真ん中辺りまで来ると風が吹き始めました。皆さん、手すりに手を置いて進んでいきます。

 「風があるから、気分のいいもんじゃないですよ」

 そんな人もいれば、こんな人たちもいます。ジャンプしたはいいけど、やっぱりちょっと気分が悪いらしい。

 しかも幅が結構せまいですね。二人並ぶといっぱいいっぱいのようです。

 こちらの方は橋の工事責任者。セキュリティは万全だと言います。

 「こちらのケーブルは直径が8センチほどあります」

 その他、橋の揺れを抑えるために、60本のケーブルで橋が地上とつながっています。とは言うものの、完全に揺れないわけではありません。

 「夏の間、気温の上下で橋の高さが6メートルほど違ってきます。また冬になり山が雪をかぶると揺れが激しくなります」と責任者。

 橋の完成までは2年がかりでした。かかった費用は800万ユーロ。

 それまでポルトガルの橋が持っていた記録を200メートル追い越して、世界一長い橋に躍り出ました。

 「2ヶ月前に開通したばかりですが、すでに3万人あまりがこの橋を渡りました。アジアやアメリカなど海外からの皆さんがプラハ観光のついでにいらっしゃっているようです」と橋の管理責任者。

 さすがに山岳地帯の高いところだけあって天候があっという間に変わってしまうようです。

 「雲の上にいるような感覚ですよ」

 「空の上を歩いているようです」

 チェコはコロナ禍でも観光産業に制限を加えるような政策を取ってこなかったらしい。そのおかげか、コロナ禍前の状態に戻りつつあるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、悪夢にうなされて飛び起きた。ぞっとして冷や汗が出てきた。どんな夢かって?赤ワインを冷蔵庫に入れる夢[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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夏のサラダ:タブレ [その他の国]

 昨晩は念願のムサカを作って食べた。

 例の節約晩ご飯で出て来たムサカもどきを一度作って食べたところイマイチだったため、今回は市販のトマトソースではなく生のトマトを使ってみた。格段に美味しく食べられた。

 パスタ料理でも生のトマトを使って作ったソースなら本当に美味しく食べられる。

 さて本日はレバノン料理のお話。

Flickr - cyclonebill - Tabbouleh


下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはレバン料理のお店。タブレとは、このサラダのこと。

 「タブレが出てこないレストランなんてないですよ。タブレはレバノンそのものなんです」

 「色んなものが入ったサラダですが、完璧な味で、しかも身体にいいんです」

 「パセリ、トマト、ワケギ、これが入っていてレバノンの味になってるんです」

 タブレの主役が栽培されているのが地中海南岸にあるこちらの丘。日本のパセリとはちょっと違う種類のパセリが育っています。

 「こいつはコリアンダーだからパセリと一緒にしちゃダメです」と言いながら、コリアンダーを引っこ抜いていました。

 このパセリ、栽培初期にはたっぷりの水が必要です。畑をよく見るとパイプが設置してあります。ここから水をまくらしい。

 「20日間は一日に3回水をまきます。それがすぎると栽培はずっと楽になります」

 雪にも霜にも、そして夏の暑さにも強いそうです。

 こちらは市場。レバノンのパセリはインフレにも強いらしい。日本のもやし的な存在?

 ちょうど近くのレストランの料理人がやってきました。タブレの作り方を教わりましょう。

 まずはパセリを刻みます。刻むなら一度きりにしたほうが良いそうです。同じ場所を何度も刻むと色が黒くなってしまいます。

 トマトもスライスして小さめのさいの目切りにします。ワケギとミントも刻んで加えたらブルグルをひとつまみふりかけ混ぜ合わせます。最後にオリーブ油をさっとかけて塩・コショウしたら出来上がり。

 「レバノンにクスクスありませんがブルグルがあります。ブルグルはセモリナを細かく砕いたもので、丸い粒のくすくっすとは異なります」

 ああ、美味しそうですね。猛暑の夏にピッタリのサラダ。

 わが家では日本のパセリとトマトを刻んで混ぜ合わせ、塩・コショウとオリーブ油で味付けして食べます。今度はブルグルを入れて食べてみようか。


******* フランス人のつぶやき *******

「お祖母ちゃんの作った最高に美味いトマトソースを再現しようと何年もがんばってみたが成功したことがない。しかし、最近になってわかったのだが、あれはフリーズドライのソースだそうだ[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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オーストリアのチロル [その他の国]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。

 毎日暑い日が続いているので、本日は本当に涼しいところに行ってみましょう。

Austria_yrol.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年7月20日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 南国の海を思わせる風景。

 しかし、ここは海のないオーストリアのチロル州。四方を山に囲まれた湖はエメラルドのような色をしています。

 「山と湖があってとても美しいところです」と女性たち。

 チロル地方は毎年900万人が訪れる人気の観光地。

 「風景が美しくてとても気に入っています。それに水がきれいだし暑いし泳ぎたくなります」

 欧州の環境省によれば、オーストラリアの湖の98%が水泳に適した良質の水だそうです。

 こちらの方と一緒に水中に潜ってみましょう。水深は最大133メートル。底まで行くと水温は5℃まで下がるそうです。 

確かに、透明できれいな水ですね。20メートルほど先まで見えるそうです。

 湖の水はチロルの山から流れてきます。山々の続く雄大なこの眺め。

 氷河がから流れ出てきた水は、この川を通って約100箇所にも及ぶチロルの湖に運ばれていきます。川の水を飲む山岳ガイド。

 「飲んでも全く問題ないですよ」

 澄んだおいしい水と言えば、ビール!

 「ここの水は柔らかいのでビール造りに適してます」と醸造所の方。

 ここから10メートルほどのところにある醸造所のタンクに直接この水が運ばれます。

 毎回360リットルの水が注入されるそうです。そこに麦芽が加えられ発酵等々の工程を経てビールが出来上がります。

 「山からの豊富な水のおかげでビールを作ることができます」

 さて、また山に戻りましょう。チロルに点在する湖はそれぞれ独自の色をしています。

 ここは標高2,300メートルのところにある湖。先程の湖とは違って少し濁っています。というのも藻が繁殖しているからだそうです。

 こちらはフランスのアルザス地方からやってきたご家族。やはり猛暑をさけるためにここを夏休みの場所にしたとか。

 この湖、真ん中に小さな島があり、かつては地元の人たちが泳いでここまで来るのが習慣になっていました。今は、観光客が筏のようなこ乗り物で向かうそうです。料金は一人13.50ユーロ。

 「泳ごうかと思ったんですが、水が冷たそうなのでやめました」とマダム。

 水温は7℃くらいだそうです。何しろ氷河が水になってますから冷たいです。

 「とてもきれいでロマンチックな気分に浸れます」と女性。

 チロルは夏より冬の方が観光客が多いそうです。静けさと自然をのんびり楽しみたい時は夏に来るのがよさそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、オーストリアのスキー場にやってきた。去年の夏にバーゲンで買ったスキー靴を早速履いて滑ろうとしたら、なんと靴がどっちも左足用だった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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涼しくて熱いところ [その他の国]

 7月1日に始まった自転車ロードレースのツール・ド・フランス。一日中休みを置いて昨日からステージ10が始まった。

 それまでにコロナ感染者が出て、選手が数名離脱を余儀なくされたらしい。約半分まできたから、このまま全体に広がらずにシャンゼリゼ通りでゴールして欲しいものです。

 さて本日は、涼しくて熱いところに行ってみましょう。

Finland_Lappi.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年7月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはラップランドのとある川。なにやらボートがゆっくりと川を下っていきます。

 水が凍りつかない6ヶ月間だけ川や湖を航行するそうです。

 木造の小屋をのせて水面を滑っていきます。小屋の煙突からは白い煙が・・・。

 この小屋、なんとサウナです。

 「60℃以上にならないようにしないといけないんです」と男子。

 どうも家族や親戚と一緒にこの船を貸し切りにしているようです。

 「夏は毎日サウナに入ります」

 「海に行っても、この地域は水が冷たいんですよ。だから海に行ったあとはサウナに入るんです」

 ああ、そういうことですか。

 この一隻で12人がサウナに入れるそうです。そして操縦も簡単。

 「このボートは祖父のものだったんです」と女性。

 サウナで熱くなったら、川の水にドボン!水温は18℃だそうですから、かなり冷たい。この熱いのと冷たいのの落差が筋肉をリラックスさせ、血液の循環を良くしてくれるとか。

 「サウナはちょっと疲れますが、この冷たい水に入るとスッキリして元気になります」

 このサウナボートが人気になったため、最近はこんな大きなものを作る計画が着々と進んでいます。

 これは元レストランだったボート。ここに木造のサウナを作る予定だそうで、完成まではまだ一年はかかるとのこと。

 「よく乾燥させた材木を使って作ります。これなら何百年も保ちます」

 これがうまく行けば、夏にラップランドに観光客を呼び込むことができそうです。

 こちらはラップランドで観光業を営むフランスの会社。春から夏にかけては休業状態でしたが、現在はサウナボートツアーで営業を続けています。3時間のツアーで一人200ユーロ。

 このカップル、このボートで白夜を堪能するそうです。サウナボートで白夜なんて良いですねえ。

 サウナにとどまるのは最大で15分。その後は冷たい水につかりながら、沈まない太陽を眺めます。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、職場の同僚とサウナに行った。暑くなる度に同僚が石に水をかけた。そうすれば涼しくなると思っているらしい[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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ツール・ド・フランス2022 [その他の国]

 今年のツール・ド・フランスは、デンマークのコペンハーゲンが出発地になるようだ。

 そんな北で始まって大丈夫なのかと思ったら、1〜3ステージをデンマークで走り、間を飛ばしてステージ4からフランスに入るらしい。

 とりあえず本日は、スタート地点の様子を見てみましょう。

Tour_de_France_font.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年6月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらは4日後にスタートを控えたコペンハーゲン。

 ほんとなら昨年ここから始まるはずでした。コロナ感染が落ち着いた今年、実現する運びとなりました。

 6才以上の市民10人に9人までが自転車を所有しているというコペンハーゲン。街のあちこちがマイヨの色でカラフルに装飾されています。

 「去年、中止になってしまいがっかりでした。やっとコロナ感染も終わって、ここでツール・ド・フランスが始まるなんて嬉しい限りです」

 街には黄色があふれています。そう、あの栄光のマイヨ・ジョーヌが黄色ですもんね。

 個人総合成績1位の選手だけが着ることができるマイヨ・ジョーヌ。

 こんなケーキも売られています。ナイフを入れるのがもったいない!でも食べてみたい。

 そしてババ・オ・ロムもなんだかカラフルで個性的。

 「夏と歓喜と熱気。それがツール・ド・フランスですよ」

 7月1日から三日間はフランス一色になりそうです。

 こんなパフォーマンスで盛り上がってるようです。すご〜い。

 最初の3日間のコースはこんな具合です。

 ステージ1は首都でタイムトライアル。ステージ2以降は観光気分も味わえます。

 欧州で一番長い橋グレートベルト・リンク(全長18キロ)を渡り、最後は長い自転車専用道路を走り抜けます。

 橋の上は風があるらしく、選手にはちょっときついステージになりそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、わが街にツール・ド・フランスが来るというのでテレビをつけた。うちがテレビに映るかもしれないと見ていたら、彼が元カノと手をつないでいるのが映った・・・[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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ハロウィン発祥の地 [その他の国]

 月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったのでお休み。

 先週の土曜日、選挙カーで自分の名前を連呼している候補者がおりまして・・・。主義主張を語っているわけでもないから、あれは何の意味もありませんな。単なるエゴ。

 それはともかくとして、昨日はハロウィン。カボチャと仮装のお祭りみたいになってますが、その発祥の地とされているアイルランドで、本物のハロウィンを体験してみましょう。

Irland_Meath.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年10月30日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 アイルランドの田舎町。なんだか不気味。大都市ダブリンの中心街でもこの通り。ドクロだらけ。

 この時期、アイルランドのどこに行ってもハロウィンの飾りを見かけます。

 10月31日は、死者と出会える日。

 「ハロウィンはここから2キロほどのところで生まれたんです」と女性。

 それは先祖のケルト人が残した風習でした。この丘に残された奇妙な遺跡Tlachtgaで行われた風習です。

 「考古学の調査で、何年にも渡ってここで大規模な火が炊かれたことが最近になって分かってきました」

 どうやら古代ケルト人にとって10月31日は新年を迎える大晦日と同じ意味をもっていたようです。

 「31日の夜には死と生の世界を隔てている仕切りが薄くなると信じられていたため、死者に気付かれないように変装していたんです」

 そして不吉な印がジャック・オー・ランタンと呼ばれる炎。今ではカボチャをくり抜いて明かりを灯したものに生まれ変わりました。

 「ハロウィンの夜に怖い思いをしないですむようにカボチャの明かりを灯したんです」と男性。

 すごい数のカボチャ。小学校でもご覧の通り。

 「アイルランドではカブだったんです。ハロウィンがアメリカに伝わってカボチャに変わったんです」

 ああ、そういうことがだったのか・・・。今ではハロウィンと言えばカボチャ。

 夜になると、怖い顔に変身した子供たちがお祭りの会場にやってきました。31日の夜も、こんな感じだったんでしょうね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、お店のハロウィンのコーナーに行ってみた。すると娘を連れた父親が私を指差しながら娘に言った。『あの人を見てごらん、ハロウィンの変装をしてるよ』おかげで娘は半泣き。私は変装なんてしてません。ゴシック調にしてただけ」

VDM(Vie de Merde)より


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