高タンパク低脂肪 [その他の国]
月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズも番組のサイトにアクセスできないのでお休みです。
本日は、フランスでにわかに人気の出始めたこんな食べ物のお話です。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2023年3月10日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ソーシャルメディアでこの食べ物を紹介しているのがインフルエンサーやスポーツのインストラクター。
その名はスキール(Skyr)。アイスランド生まれのヨーグルトでもないフロマージュブランでもない白い食べ物。
プロテインが豊富で脂肪は少なめと言いますから見過ごせません。この5年でフランスの一般家庭の冷蔵庫でもよく見かけられるようになりました。
こちらのカップル、見るからにスポーツで身体を鍛えている風。当然、スキールは欠かせない食材です。
そして、スーパーにも様々なメーカーのがずらりと並んでいます。
こちらが生まれ故郷のアイスランド。その製法はバイキングがアイスランドに持ち込んだと言われています。
国民一人が消費するスキールの量は年間で10キロにもなります。
「週に3回か4回は食べますよ」
「お肌にもいいし、歯や骨にもいいのよ」
こちらは7代に渡ってスキールを作り続けているという農家。
牛乳を24時間温めて発酵させた後、こうして布に入れ水気をきると、柔らかいバターのような塊になります。バターは脂肪の塊ですが、こちらはプロテイン豊富で低脂肪。
「これが本物のスキールです。大昔からアイスランドで食べられてきました」
農場には観光客を受け入れる施設があります。スキールについての説明の後は試食タイム。
「もちっとしてクリーミーでとっても美味しいです」
「やっぱり本場は味が違いますね」と英国人。
「これ、チップスと一緒だったら皆食べるかもしれないわね」とアメリカ人。
なんかちょっとどうなのかな?美味しいという人もいれば、そうでもなさそうな人もいます。一度食べてみないことにはなんとも言えませんね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、紙で手を切るは、ホッチキスの針で射すは、ヨーグルトの蓋を開けようとして指を切るはで最低の一日だった」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0