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週末はモンテリマールで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、”プロヴァンスの入り口” と呼ばれるモンテリマール(Montélimar)を旅します。パリからは高速列車で約3時間。

 では出発!

Paris_Montelimar.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月1日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ほほう〜、空から見た町の全貌。屋根の色が揃っていて美しい。

 本日の観光の足は自転車です。赤や紫のお花畑をのんびり楽しめます。

 まずは、丘の上に立つお城に行ってみましょう(青印)。12世紀に領主であるアデマール家が建てた城塞です。実はここから50キロも離れたところにもう一つお城があるらしい。アデマール家の二人の兄弟が別々に城を立てたためにこんなことになったらしい。

 中に入ってみましょう。入場は無料。ここでは20種類のゲームが楽しめるらしい。庭には砂場もあります。10世紀近く前に作られたお城で無料で遊べるなんていいですね。

 次は、1950年代にタイムスリップ!ここは国道7号線。当時、南仏でバカンスを過ごすために必ず通った道路がこの国道7号線です。モンテリマール付近ではドライバーにこんなものを売っていたそうです。

 このヌガーを作っているのがこちらの工場(赤印)。1837年創業のこの工場では一日に450キロのヌガーを作っています。材料は、ハチミツ、アーモンド、砂糖、卵白。創業当時の作り方は今も変わっていません。

 「良いヌガーは歯にくっついたりはしないんですよ」とオーナー。

 へえ、そうなんだ。ヌガーというものは必ず歯にくっつくと思ってました。

 工場に隣接する博物館に行ってみましょう。これまでに製造されてきたヌガーのパッケージが展示されています。50年代には駅弁を売るみたいに通りに出てヌガーを売っていたようです。

 さて、プロヴァンスと言えばラベンダーの香り(紫印)。こちらのお店ではラベンダーのエッセンシャルオイルを使った化粧品を販売していますが、45ユーロで作り方を体験することができます。そして、敷地内には宿泊施設もあり、朝食付き1泊85ユーロで泊まることができます。

 一息ついたら、ちょっと変わったところに行ってみましょう。そこは・・・軍用機博物館(緑印)。ご覧の通り様々な国の軍用機が展示されています。こうして中を見学することもできます。こちらはフランスのダッソー社製ミラージュⅣ。そして、さらに古いこんなものも展示されています。初期の軍用機???修復作業が行われているようです。

 一方、こちらはベトナム戦争で使用されたアメリカの軍用機。実際に乗せてもらえるようです。空の散策を楽しんでいると、眼下にこんな素敵な建物が見えてきました。早速現地に行ってみましょう(黄緑印)。

 階段状に家が立ち並んでいます。その路地を歩いていると何やら声が聞こえてきました(水色印)。ここは小劇場。中に入ってみるとリハーサルの真っ最中。こんな小さな村に劇場があるなんて素敵ですね。

 さて、モンテリマールのすぐそばを流れるのがローヌ川。そこから運河も流れています。その川沿いでのんびり釣り糸を垂れる人たち。魚が結構釣れるらしい。そして、ローヌ川には歴史を感じさせるこんな歩道橋もあります。

 こんな風景を見ていると心が癒やされます。モンテリマールって、良いところでしたね。


******* フランス人のつぶやき *******

「バカンスの初日、巨大有料駐車場に止めておいた車のキーをなくしてしまった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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