円形交差点のオブジェ [トピックニュース]
振替休日のない祝日。今ひとつ合点がいきません。
それはともかく、本日は円形交差点のお話。
フランスで主要道路の交差点と言えばほとんどが円形です。左回りに回りながら自分の行きたい道路にするりと抜けていきます。
そして、誰も使わないその円の中心にはオブジェが据えられています。
芸術家等々に大金を払って制作してもらう、どうもそういうのがフランスで流行したらしい(ひょっとしたら今も流行している?)。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年2月10日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランス南部ピレネー地方のムランクスという町にある円形交差点。その真ん中にはやはりオブジェがありました。名前はムッシュー・モンド(ミスター・ワールド)。ちょっと目立ちますね。
こちらの女性は50年あまり近くで暮らしてきました。
「最初はこんなだったのに、今ではあの有様です」と嘆いています。
もうお手入れしてもらってないのかな。
フランスでは年間500ほどの円形交差点が新設されているそうです。その中心はどうなっているんでしょう?
例えばこんな感じ。町の名前に「水」がついているからこのオブジェ。
「ひどいもんだわね」と女性。
他にも様々なものがあります。こちらは「アンドレ・マルローの仮面」というタイトルのついた作品。どうも今ひとつ。
さらにこちらのようなものも。日本ならどこかの家紋にこんなのがあったような・・・。
「なにこれ、妙ちくりんねえ(笑)」
さらに、こんな巨大な椅子や巨大な釘が並んでいる場所もあります。
「私にとっては無駄な大金を使ったとしか思えないわ」
しかし、役に立っていると言われるオブジェもあります。それがこちらのキウイ。
19000ユーロを使って制作されました。出費したのはキウイ協会。
なんだ、つまりは広告???
「最初は、皆なんだあれは!と冷ややかでしたが、フェイスブックや結婚式などで紹介されて大変な話題になり、ここに写真を撮りに来る人が急増しました」と協会の方。
巨大なキウイが町の経済の活性化に一役買ったというわけです。
そう言えば、日本のどこかにも似たような話がありましたっけ。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私は自動車教習所の指導員だ。円形交差点に来たので『ここはまっすぐね』と生徒に行ったら、本当にまっすぐに行ってしまった
」
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VDM(Vie de Merde)より
週末の変な別荘 [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。
どこだったかと言えば、スイスのルツェルン。すっかり忘れてしまって、一体どんなとこだっけ?と自分のブログを読んで思い出しました。
今から1年半ほど前に放送されたもので、湖に中世を思わせる珍しい橋のかかった風光明媚なところでした。もう一度見てもいいなと思った方は→こちらをクリック。
さて本日は、週末をすごすための別荘を紹介しましょう。ちょっと変わった別荘ですよ。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月14日に放送)動画が出てこない場合は→こちらをクリック!
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはブルターニュ地方のとある港。
プレジャーボートが並んでいますが、その中に奇妙な形の白い物体が浮かんでいます。これが本日紹介する別荘です。
この別荘を開発したのがこのお二人。ヒントになったはあのスパイ映画007。ああ、そう言えばこんなの登場してましたね。
こちらの別荘の場合は、家族ですごすことができるくらい広くて50㎡あるそうです。
そして全てが丸くできています。お風呂も丸けりゃベッドも丸い。
さらに釣りがしたいなあと思ったら、こちらのガラス戸を取り外してしまえば、その場で釣りが楽しめます。でもなんかちょっとワカサギ釣り的な感じですね。
全体がガラス張りで外の風景を360°で堪能できます。しかし海に浮かんでいるとなると嵐の時には激しく揺れそうな・・・。
「この家は海の水で満たされた重くて丈夫な箱でしっかり固定されているので動きません」と開発者。
そして、電気は屋根に取り付けられた太陽光パネルで自家発電。水はどうするかというと、海の水を真水にして使います。使用済みの汚水は浄化されてまた海に戻されます。
ああ、そういうところもきちんと考えて作られているのですね。
この家、すでに生産が始まっています。それがこちらの工場。
型に専用の材料を流し込んで焼くと本体が出来上がるそうです。ということはセラミック製の家ってこと?
中の設備はこちらで製作します。家が丸いので全部を丸くします。
完成までに6ヶ月ほどかかるそうです。動かす時は船で引っ張ってもらうようです。昔、宇宙船が地球に帰還する時は海に着水してましたが、それみたいですね。どうやら展望台が付いてるようです。
お値段はいかほどかと言えば、420,000ユーロ。現在のレートだと日本円で6,750万円ほど。
思ったほど馬鹿高いわけじゃなさそうな。でも土地付きじゃないと思うとやっぱり高いですかね。
******* フランス人のつぶやき *******
「幸運なことに、ビールを飲もうと自宅のキッチンに行くと必ず冷たいビールが飲める。何しろ暖房が故障して室温は常に10℃
」
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VDM(Vie de Merde)より
行方不明の絵画とInstagram [トピックニュース]
何か面白い話題はないかと探していたらこんなニュースをみつけました。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2023年1月17日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
この写真のこの部分に写り込んでいる絵画。第一次世界大戦までフランス北部の都市アミアンの美術館で展示されていたものにそっくりでした。
タイトルは「ディアナとエンディミオン」、19世紀前半の作品です。
その絵の下に写っている女性は、なんとあのマドンナ!
この絵画、第一次世界大戦後の1918年に姿を消して行方不明になっていました。
そこでアミアン市の市長さんがマドンナさんに連絡を取り調べる事に。
作品の作者はジェローム=マルタン・ラングロア。
第一次世界大戦末期の1918年3月21日、11,000発の焼夷弾がアミアンの街に落とされ、街は灰と化しました。
幸い美術館の展示物は安全な場所に移され被害を免れたものの、この作品はそのまま忘れ去られてしまったのです。
そして偶然、マドンナさんのInstagramのこの写真でみつかったというわけです。
マドンナさん、どうやら130万ドルでこの絵画を手に入れたらしいのですが、専門家が調べたところ、縦の長さが3センチほど短くなっていることが判明。
この3センチのところに作者のサインと制作年度が書かれていたはずだと言います。どうしてまたこんな部分をカットして販売してしまったのやら。
「国の所有物だった作品が、アメリカのスターの手にあったなんて、そうそうあることじゃないですね」と専門家。
アミアン市は2028年に欧州の文化首都になるイベントが控えているため、ぜひともこの作品を貸し出してもらいたいらしい。
しかし、フランスの国の宝となると、マドンナさんに返却されるかどうかは微妙な情勢。
戻ってこないとなると貸し出したくないでしょうねえ。
しかし、このような場合、どのように解決するのか・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、Instagramに全身が写った自分の写真をアップしたら、おめでとう!のメッセージが山のように届いた。妊娠したわけじゃない、単に太っただけ
」
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VDM(Vie de Merde)より
寒波 [トピックニュース]
買い物のついでに公園を横切ったら、開花した梅の木が増えていた。一週間もしたらもっと進みそうだ。
第8波もピークを過ぎたようで少し明るい気分になったものの、今週末から寒波がやってくると聞いて複雑な気持ちになる。
来週は東京でも雪がちらつく日があるとかないとか。しかし、最近の天気予報は2時間前にぜんぜん違う予報に変わってたりするからなあ〜。
それはともかく、海のむこうのフランスにはいち早く寒波がやってきたようです。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年1月17日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
準備のできてない車はご覧の通り。スリップして進めません。
こちらはフランス東部の町ラングル。雪が積もって国道や高速道路では除雪車が忙しく動き回っています。それ以外の道路はこの有様。
「除雪できてないから雪だらけですよ」と男性ドライバー。
「坂を登っていたらスリップして大変でした」と女性トラックドライバー。
しかし、こんなドライバーもいます。
「雪が降って嬉しいわ」
「でも、これじゃあ大変でしょ?」
「運転できない人は運転しなきゃ良いだけですよ」
次はフランス中南部のミュラ。ここは雪はお馴染みとは言え、一晩で20センチ積もるとなると色々具合の悪いことも起きます。
「どこかで止まればうちも止まるで、面倒なことになってます」
「運転には慎重になります」
そしてこちらは一面の雪景色。フランス中西部のヴィヌイユです。ロワール川はこんな姿になっています。
そこからすぐのところにあるのがオルレアン。ヴィヌイユほどの雪ではなりませんが、建物の屋根には雪が積もってます。そしてジャンヌ・ダルク像にも雪。
「ここ3年ほどは雪なんて見なかったですね」と女性。
「雪には驚きました。それに寒いですが、ちょっとおとぎの国に迷いこんだ感じで楽しいです」と若い女性。
東京にやってくる寒波はどんなかな。雪になるかな。降るのが楽しみなような、困るような複雑な気持ち。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、車のフロントガラスが凍りついて子どもたちを学校に送るのが遅れてしまったので、解氷スプレーを買ってきて吹き付けたら、なんとスノースプレーだった![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
」
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幸運のヤドリギ [トピックニュース]
東京の元日は朝から快晴で、今年は良いことが待っているような予感さえした。
今年こそは世界のどこでも普通の生活ができるようになって欲しい。
さて本日は、幸運をもたらすヤドリギのお話です。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年12月31日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
オリヴィエさんは樅の木の栽培農家さん。この日は樅の木ではなくヤドリギを収穫しています。
「こいつは良いねえ。この中で一番美しいよ」
このヤドリギ、ガリア時代から永遠の命の象徴と考えられてきました。そのため、フランスでは元旦の夜にヤドリギを飾る習慣があります。
「ヤドリギは悪霊を追い払い、運を呼んでくれるんだ。病気だって直してくれるさ」とオリヴィエさん。
1時間ほどの収穫作業で50束のヤドリギが出来上がりました。これから市場で販売されます。
こちらは大晦日の市場。ヤドリギを買っていく人たちがいました。
「31日の0時を回ったらヤドリギの下でキスすると良いらしいので、僕たちもそうしますよ」と男性。
「こういうのは初めてなんですけど、昔からの言い伝えなのでやってみることにしました」と女性。
幸運を運んできてくれるんならやらない手はないですね。それにちょっと楽しそうです。
一方こちらは熟年夫婦。
「初めて孫に会いに娘のところに行くんですよ。だからヤドリギを持っていこうかと思ったんです」
白い実のようなのが真珠みたいでキレイですね。お花の代わりにもなりそうだし、幸せのシンボルならますますプレゼントにうってつけです。
この地域の4箇所の市場で一週間あたり合計で250束のヤドリギが販売されたそうです。
オリヴィエさんは樅の木とヤドリギで年末は大忙しですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家族でパリ観光を楽しんだ。二人の子どもたちにとっては初めてのパリ。『何が一番面白かった?エッフェル塔?博物館?美術館?』と私。『ううん、地下鉄と鳩!』と子どもたち。幸せってこんなもの・・・
」
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VDM(Vie de Merde)より
城めぐり [トピックニュース]
皆さま、あけましておめでとうございます。
大晦日の夜、シャンパーニュをいただいた。栓がなかなか開かないなあと諦めかけた頃、パ〜ン!と天井までぶっ飛んで落ちてきた。やっぱりこうやって開くんだあ〜、と久しぶりに感動した。
さて、新年の始めは欧州の最も美しいとされるお城のいくつかを訪ねてみましょう。

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月30日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
霧の中から現れたのはレガレイラ宮殿(青印)。
ここはポルトガル南部のシントラの森。今の姿が出来上がったのは20世紀初頭のこと。建物と庭を合わせると敷地は4ヘクタールにも及ぶそうです。
庭にはこんなものがあります。地下深くに作られた塔。ここを降りていくと底は洞窟になっています。そのまま進んでいくと池にでます。なんだか迷路かテーマパークのよう。
シントラの森にはあちこちにお城があるとか。ここはペーナ宮殿(赤印)。
カラフルな宮殿はかつてポルトガル王の住まいだったそうです。中には寝室が40室、リビングが15室、浴室が20室もあり、大きな宮殿のようです。
しかし、広さからいうと、もっと大きなお城がプラハにあります(緑印)。
プラハ城の敷地はなんと9ヘクタール。一度に全部を見て回るのは難しいので、こちらの建物に絞って見学してみましょう。
ここには王冠が展示されています。使われた宝石の数は96個。最初の所有者はマリア・テレジアでした。王冠をつけた肖像画があります。
宮殿の敷地内には教会もあります。りっぱなパイプオルガンやステンドグラスも備えてあり、これは大聖堂と呼ぶべき建物ですね。
年間250万人あまりの観光客が訪れる一大観光スポットになっているそうです。
最後はベネツィアのこの宮殿。
サンマルコ広場を取り囲んでいる建物のようですが、名称と正確な場所は不明。観光客に聞いても「知らない」の一言。何しろ個人が所有している宮殿のため一般には公開されていないそうです。
今回は特別に中を見学させてもらえました。ここはサン・マルコ寺院の管理人が事務所兼住まいとして使っていた部屋。
1831年、この宮殿は修復することを条件に保険会社に売却されました。その修復工事の最中にこんなお宝が見つかりました。400年ほど前の壁画だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、祖母に新年の挨拶をしようと電話をかけた。電話がつながった瞬間に『おばあちゃん、あけましておめでとう!』と言ったら祖母が言った。『ああ、またかいな』
」
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VDM(Vie de Merde)より
思わぬ追加料金! [トピックニュース]
当方の年内の仕事は27日で終わり28日から年末年始の休暇に入った。
そんなわけで昨日は平日というより週末気分。テレビをつけて、ああ、そうだそうだ今日は平日だった〜、ってな感じだ。
新しい年が始まるまであと3日にせまってきたが、今年はお正月を海外で過ごす人たちが空港で長い列を作っているとか。
人気なのはアジアの近隣諸国。燃料サーチャージ高騰の影響らしい。それでフランスのニュースを見ていたら、こんな航空運賃の話題に目が止まった。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年12月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何が話題になっているかと言えば、この機内持ち込み手荷物。
規定のサイズならこうして持ち込んで頭の上のボックスにしまい込んでしまえば、座席に座って到着を待つのみ。しかし問題は、この手荷物が有料になるケースがあること。
「ちょっとショックだわ。この手荷物だと追加で40ユーロ払えですって」
えっ、かなりの額ですね。気の毒。
昨年度は、この追加料金が航空会社に200億ユーロの増収をもたらしたとか。
当方は春と秋に国内便の飛行機を利用したが手荷物で追加料金は発生しなかったがフランスは一律有料???
本日はリポーターさんが実際にパリからバルセロナ行の飛行機に乗ってみることになりました。チェックインカウンターにやってくると、なんと追加で48ユーロ支払わなくてはならなくなってしまいました。
「以前は追加料金はなかったですよ」とリポーター。
「コロナ禍になってから有料になりました」と係員。
そうなんだ、驚き〜。仕方なく支払って搭乗することに。結局、60ユーロの航空券+48ユーロで合計108ユーロになってしまいました。
2年前には追加料金なんてなかったのに一体どうなっているのか予約サイトを調べてみると、確かに有料になるということが書かれてあります。
格安航空航空券で最低でも8ユーロから9,50ユーロの追加料金が発生するようです。
こちらはその道の専門家。一便あたり乗客の半分(80人)が10ユーロの追加料金を払うとして、一日あたり5回の運行なら、航空会社の追加収入は一日あたり4,000ユーロ。これを年間に計算すると6億ユーロという途轍もない額になることが判明。
「最低でこれくらいですから、実際はこれの2〜3倍になることが予想されます」と専門家。
これは航空会社3社のパリーナポリ間の航空運賃。一見したところ、easy Jetが一番安く見えますが、追加料金が発生すると・・・こうなって一番高額になってしまいます。
しかも、ネットで購入するとシステムの不具合で手荷物込なのか別なのかわからないケースも多いとか。
いざ乗るという時になって増額では困りますね。冒頭に登場した女性の方々のお怒りもごもっとも。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、突然、エレベーターが故障して止まった。幸いなことに私は乗ってなかったけど、私の鍵と身分証明書と携帯の入ったスーツケースが乗ってしまっていた
」
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VDM(Vie de Merde)より
Xmasのストライキ [トピックニュース]
フランスの国鉄はまたもクリスマスシーズンにストライキを決行中だ。
まったく運転しないというわけではなく本数を減らすタイプのストライキ。
両親や親戚と一緒にクリスマスをすごすために移動する人たちにとっては大変な不自由を強いられることになります。

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パリのモンパルナス駅からル・マンに向かう列車。こちらは座席の確保ができた方です。
「席を取るために未明に起きて来ました。他に選択の余地はありませんでした」
一方、こちらはパリのリヨン駅。大きな荷物を引きながら駅に駆け込む女性。結局、乗りたかった列車は運休となってしまいました。
動く列車を次々乗り継いて目的地に向かおうとしていたようですが計画は実行できず。
それにしてもこの方、この時期にタンクトップ!?恐るべし。
駅を右往左往しているのはこの女性だけではありません。こんな家族連れも同様です。
「ストライキだからこんなもんですよ」と男性。
どうも国鉄は事前の予告なしに運休したりしなかったりしているような・・・。
うまくチケットを手に入れた人たちは幸運ですが、どうしてもダメという方もいます。
「私が見つけた唯一の方法は、1,300ユーロ払ってレンタカーを借りることです。母が、なにがなんでもクリスマスには娘と息子と一緒にすごしたいらしいんです。母は78才で、会うのは15年ぶりなんです」
1,300ユーロと言えば日本円で18万円!いやちょっとこれは痛いですねえ。しかし、15年ぶりの再会となれば致し方なしですかねえ。
列車が使えないとなるとバスという方法もあります。しかし、時間がかかり過ぎる。
「自宅から重い荷物を持って地下鉄に揺られ駅に来たら、この有様です。TGVなら午後12時半にはボルドーに着くのに、バスだと午後5時半ですよ。国鉄にはお礼をいわなくてはねえ」とお怒りのマダム。
フランスではいつもどこかでストライキをやっているのですが、この時期の国鉄のストライキは年末の風物詩とまでいわれるほどです。
どうもこの時期は労働時間やボーナスの交渉時期と重なるらしい。
国鉄の労働組合によれば、1947年以来、ストライキのない年は1回しかないとか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、運転免許の試験を受けにやって来た。あいにく、試験官がストライキだそうだ![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
![[あせあせ(飛び散る汗)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/162.gif)
VDM(Vie de Merde)より
Xmasケーキ [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。
さて本日はクリスマス。キリストが生まれた日とされている日。
本来ならそういう記念の日なのだが、今となってはお祝いに便乗して美味しいものを食べたり、プレゼントを交換し合ったりする娯楽の日となってしまった。
そんなキリストの誕生日に食べるお菓子がクリスマスケーキ。フランスでは薪の形をしたビュッシュ(bûche)がそのケーキ。
最近ではかなりアヴァンギャルドものが登場しているらしい。

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ちょっとこれ、全部があのビュッシュ???信じられない・・・。
なんだかキュビズムになってませんかねえ〜。ああ、クロワッサンをかたどったものですか、なるほどね。
そうかと思えばこんなのもあります。スターアニスの形。皮がチョコで実はムース。
「切る必要はないですよ。こうすればこれが一人分ですぐに食べられます」
どうやって食べるのかと思ったら、そうきたか。
一方、こちらはより伝統に近いビュッシュ。フイユティヌ、チョコレートムース、固めに焼いた生地、砕いたヘーゼルナッツ。これらを組み合わせると、こんなビュッシュになります。
ここに色々飾り付けをすれば、誰が見てもクリスマスケーキだとわかります。
こちらの女性は毎年このケーキ屋さんでビュッシュを買うそうです。
白黒映像は1950年代のもの。バタークリームを使ったものが大流行したそうです。
しかし、いつになっても変わらないのはチョコレートでできた木や動物の装飾。やはりこれがあるからクリスマスケーキなんですよね。
現代は、ご覧のようにフルーツだけでできたケーキもあります。グルテンフリーだから沢山の人に食べてもらえるとか。
こちらはお料理教室。初めて作る人達ばかりなのかものすごいのができてます。
ただ、形は悪くても味は保証付き。それに頑張って作った本物の手作りケーキですもんね。愛がいっぱい詰まってます。
最後はこのおもちゃ。これもれっきとしたビュッシュだそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「祖母が、今年は私にビュッシュを作って欲しいという。理由は、プロに頼んで80ユーロも払いたくないから。ひどい、私はタダ働きか・・・
」
![[ちっ(怒った顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/141.gif)
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Xmasのプレゼント [トピックニュース]
朝、布団から出るのが少々億劫になるくらいの寒さが続いている。
今年も残りわずか。年賀状の準備ができていなかったことに気付いて慌てて郵便局で買ってきた。この時期、昔なら売り切れで手に入らないところだ。
さて、明日はクリスマスイブ。フランスでは、クリスマスプレゼントにこんな商品が人気を集めているとか。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
クリスマスが目前に迫ったこの時期、プレゼント用の品物を求めて来店する人たちが絶えません。
そんな中、人気を集めているのがこちらのサプライズボックス。
箱の中には2〜4種類の商品が入っていますが、何が入っているかは開けてのお楽しみ。
「コスメやデジタル商品、スポーツ用品もあれば文房具も入っています」と店員。
ここへ来てこのボックスの売上が2倍に跳ね上がりました。何が入っているかわからないところや9ユーロ以下という価格が魅力のようです。
「仲間で集まるパーティで10ユーロ以下のプレゼントを用意し、くじ引きで当たるなんてのをやりますが、それに丁度いいですね」
確かに、そういうのにピッタリの商品。しかも高くないから気軽に買えます。
このボックスのセット販売は、様々なところでみかけます。ネット販売も同様。なかには商品が届かないとか粗悪品だったなどのトラブルも発生しているとか。
一方、こちらでは品質にこだわった商品を詰め合わせにして、30〜40ユーロと少々高額な価格で販売しています。
「これはちょっとしたお楽しみとか試供品ではなく、きちんとした商品をそれに見合った額で販売しています」
つまり少々高くても品質は保証付きということ。これもまた倍の売上を記録しているそうです。
このセット販売、自分であれこれ考えなくてもそれなりのものが買えるから便利なんじゃないだろうか?プレゼント選びは結構悩ましい。
こちらは書店。やっぱりここでも似たようなものが登場しています。但し、中身がどんなものかちょっとしたヒントが添えてあります。
書籍はどうかな。自分が読みたい本を買う方が良いような気がするけど、日頃あまり読まない本が当たって新しい発見になるということもあるかもしれません。
なにはともあれ、クリスマスプレゼントはあげてももらっても楽しいものです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、配達員が包を届けてくれた。家に小さい子がいるのに気付いてこう言った。『私はサンタじゃありませんよ。ホッホッホッ〜』
」
![[わーい(嬉しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/140.gif)
VDM(Vie de Merde)より