SSブログ
トピックニュース ブログトップ
前の10件 | 次の10件

Xmasのプレゼント [トピックニュース]

 朝、布団から出るのが少々億劫になるくらいの寒さが続いている。

 今年も残りわずか。年賀状の準備ができていなかったことに気付いて慌てて郵便局で買ってきた。この時期、昔なら売り切れで手に入らないところだ。

 さて、明日はクリスマスイブ。フランスでは、クリスマスプレゼントにこんな商品が人気を集めているとか。

sapinnoel.jpg


下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

20221223.jpg

 クリスマスが目前に迫ったこの時期、プレゼント用の品物を求めて来店する人たちが絶えません。

 そんな中、人気を集めているのがこちらのサプライズボックス。

 箱の中には2〜4種類の商品が入っていますが、何が入っているかは開けてのお楽しみ。

 「コスメやデジタル商品、スポーツ用品もあれば文房具も入っています」と店員。

 ここへ来てこのボックスの売上が2倍に跳ね上がりました。何が入っているかわからないところや9ユーロ以下という価格が魅力のようです。

 「仲間で集まるパーティで10ユーロ以下のプレゼントを用意し、くじ引きで当たるなんてのをやりますが、それに丁度いいですね」

 確かに、そういうのにピッタリの商品。しかも高くないから気軽に買えます。

 このボックスのセット販売は、様々なところでみかけます。ネット販売も同様。なかには商品が届かないとか粗悪品だったなどのトラブルも発生しているとか。

 一方、こちらでは品質にこだわった商品を詰め合わせにして、30〜40ユーロと少々高額な価格で販売しています。

 「これはちょっとしたお楽しみとか試供品ではなく、きちんとした商品をそれに見合った額で販売しています」

 つまり少々高くても品質は保証付きということ。これもまた倍の売上を記録しているそうです。

 このセット販売、自分であれこれ考えなくてもそれなりのものが買えるから便利なんじゃないだろうか?プレゼント選びは結構悩ましい。

 こちらは書店。やっぱりここでも似たようなものが登場しています。但し、中身がどんなものかちょっとしたヒントが添えてあります。

 書籍はどうかな。自分が読みたい本を買う方が良いような気がするけど、日頃あまり読まない本が当たって新しい発見になるということもあるかもしれません。

 なにはともあれ、クリスマスプレゼントはあげてももらっても楽しいものです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、配達員が包を届けてくれた。家に小さい子がいるのに気付いてこう言った。『私はサンタじゃありませんよ。ホッホッホッ〜』[わーい(嬉しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(47)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

コルマールのXmas [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。

 先週の土曜日に放送されるはずが、サッカーのワールドカップでフランスがイングランドに勝利、モロッコがポルトガルに勝利するはでてんやわんや。放送の半分が埋まってしまい週末旅は放送されずでした。

 決勝は月曜日の0時からでしたっけ?フランスが勝ったら2連覇だけど、勝っても負けても凱旋門からシャンゼリゼ通りは大変なことになりそうだ。

 さて、クリスマスまであと一週間。中世の町並みに美しいイルミネーションの輝くコルマールはどんな様子でしょうか?

 ちょっと覗いてみましょう。

Paris_Colmar.jpg

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

MN-Colmar2022.jpg

 おっ、セント・バナード犬。寒さに強いんでしたっけ。

 人間たちの方はこんな靴や分厚いコートを着ないと冬はやり過ごせません。

 しかし、話によると、この日の気温は12℃。夜でこの気温なら、それほど重装備は必要なさそうですが、皆さん、かなりの厚着です。屋台の方たちも同じ。

 しかし、お店の方たちにはそれなりの理由があります。今年はエネルギー不足のため、暖房器具をお店に置いておくことができません。

 一日中屋外で暖房なしは厳しいですね。色々対策が必要です。

 こちらの方は、つま先を温めるこんなものをお使いになっているらしい。日本の使い捨てカイロに似てますね。

 「毎晩これを使ってます。4時間くらいは暖かくしていられます」

 しかし、昨今の気候変動を思うと、いつ大寒波が襲ってくるかわかりません。こちらの方はスキー用の衣類をすでに装着して寒さに備えているそうです。

 お店の方々がせっせと節約に励んでくださっているおかげか、イルミネーションの方は例年と変わらないくらいキラキラして美しい。

 そして、体が温まるこんな飲み物もあります。言わずと知れたホットワイン。

 日本なら熱燗で一杯ってとこですかね。ホットワインには様々な香辛料が入っているからさらに身体が温まりそうです。

 なんだか飲みたくなってくるなあ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、3才の息子を連れて買物にでかけた。ちょっと離れたところでサンタクロースがひげをずりおろしてチョコレートを食べていた。息子は呆然と立ち尽くしていた・・・」

VDM(Vie de Merde)より



nice!(53)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

楽しく過ごす秋と冬 [トピックニュース]

 買い物のついでに近くの公園を横切ったところ、木々の色が多彩になっていた。

 11月ともなると風景が変わる。見上げるとため息が出るくらいに美しい。

 そして足元には役目を終えた葉が堆積している。

 枯れ葉を見るとついつい『葉っぱのフレディ』を思い出してしまう。一年間、酸素を作ってくれてくれてありがとう!てなことを言いたくなる。

 欧州はこれからどんどん昼間の時間が短くなり、日差しが少なくなる分、気分は下降気味。

 皆さん、どうやってそんな季節を迎えようとしているんでしょうか?

Paris_StSSL.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらのお二人は外の空気を味わい、自然に親しむようにしているそうです。

 一人は最近、コロナに感染して回復したばかり。確かに部屋の中に閉じこもっているより外出したほうが元気が出そうです。

 一方、こちらは朝市。

 楽しみはなにかと言えば、次の食事はなんにするか考えること。

 「いい匂いが漂ってくると、楽しくなってきますよ」

 確かに、美味しいものを食べることを考えると、自然と気分は上向きです。

 一方、市場にくれば顔なじみの人たちに会うことができます。

 「色んな人と会っておしゃべりすると元気になれますよ。だから毎週ここに来るんです」

 「ここなら友人やその家族にも会うことができるのでぼ〜っとしてられませんよ」

 間近に迫った冬をうまくやり過ごすためには、十分な睡眠とバランスの取れた食事も大事です。

 「でもそれだけではダメですよ。様々な人たちと会って社会性を維持することも重要です」と専門家。

 日本はコロナの第8波が目前に迫ってきて、社会性を保つのに障害になりそうな予感。今から対策を考えておいたほうがよさそうです。



******* フランス人のつぶやき *******

「今日、8ヶ月の息子を連れて公園を歩いているとお隣さんにばったりであった。お隣さんは息子を見るとにっこり笑って言った。『ママと同じで大声で叫んでるわねえ〜』[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(44)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

600キロを旅した猫 [トピックニュース]

 やっといなくなってほっとしたのもつかの間、アメリカでまたあの方が登場するらしい。

 ちょっともう見たくないなあ〜。

 大統領時代に色々悪さをしたらしいけど、いつまでたっても裁かれない。むしろどこ吹く風で、また政治の表舞台に戻ってくるとなると、他国のこととは言え、どうも釈然としない・・・。

 それはともかくとして、今回は600キロを一人で旅した猫のお話。

 猫は人になつかず家に付くなどと言われますが、それを体現したようなお話です。

chat.jpg

nk.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 長い旅を終えて椅子の上でくつろいでいるのが猫のコクシです。

 今から1年あまり前、飼い主とともにフランス北東部の小さな村スイイからフランス北西部の小さな村ジネに引っ越しました。

 しかしその直後、コクシは行方不明となってしまいます。家族は、自然の中で暮らす猫、つまり野良になってしまったのだろうと思うことにしました。

 そして今年の10月、かつて暮らしていた家から10キロのところにコクシがいることが判明。

 「10月10日、高速を飛ばして迎えに行ったんです」と飼い主。

 コクシが無事に飼い主のもとに戻れたのはPet Alertという組織のおかげだったそうです。

 この組織、迷子の動物たちを飼い主の元に戻すための活動をしているらしい。

 Pet Alertに保護されたときのコクシの写真がこちら。どうやら引越し先のジネから1年余りをかけてスイイまで戻ってきたようです。

 「10年も一緒に暮らしていた猫ですよ。見つけたときはそりゃあ嬉しかったです」

 とは言え、見つけたときは痩せこけて前とはだいぶ違った姿になっていたそうです。確かに、あの写真でよく見分けがついたなと感心します。

 今は飼い主さんのもとで栄養のある食事を取ってかつての姿を取り戻しつつあるそうです。

 「迎えに行ったときは野生化していて大変でしたけど、抱っこしたりなでたりして、やっとここまでになりました」

 なんだか600キロも旅した猫だと思うと、どこか風格がありますね。


******* フランス人のつぶやき *******

「うちのニャンは、隠れると誘い出すために私が猫缶を開けるのを知ってるらしい。故に、しょっちゅう隠れる[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(45)  コメント(2) 
共通テーマ:ペット

没収物は競売! [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。

 本日は、国境を超えた旅でお世話になる税関のお話。

 違法にフランス国内に持ち込もうとすれば税関で没収となりますが、その没収物が競売にかけられたそうです。

 ええっ、そんなことができるとは!

 考えてみれば吐き出さないと溜まる一方ですもんね。でも、一体、どんなものが売られているんでしょう?

douane.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらがそのオークション会場。主催者は経済省。

 品物はと言えば・・・例えばこちらの乗用車。ドラッグの密輸に使われていたそうです。

 さらに、こちらはプラチナの延べ棒。パリの北駅で没収されました。よく見るとクレディ・スイスの名前が彫ってあります。

 一方、こちらはダイヤモンドの原石。洋服の裏地の中に隠されていました。

 「乗客が、洋服の中に隠し持って、交通機関を何度も乗り換えながら運んできたものです」

 競売にかけられたのは全部で350点ほど。高級ブランドの商品がずらりと並んでいます。どれも正真正銘の本物。

 「密輸の話は映画などでよく見ますが、ちょっと記念に買ってみようかなと思って来ました」

 「誰かが使っていたものですよね。それが面白いなと思います」

 11月4日に行われたこの競売では、事前の予想を遥かに上回る130万ユーロが収益として国庫に入るそうです。

 因みに、2019年度は1,250万ユーロ、2020年度は1,370万ユーロ、2021年度は1,900万ユーロと収益は増加の一途をたどっています。

 例えばこちらの時計。昨年、28万ユーロで落札されたとか。

 今回の競売では、このトラックが90,000ユーロで落札。

 トラックの価格も時計の価格もよくわかりませんが、どちらもお買い得な価格らしい。

 それにしてもこのトラック、どういう理由で没収されたのか・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ブスの女の子と相乗りになった。彼女はル・アーブルで僕のトラックに乗り込みパリで降りて行った。なんだかブスが恋しい[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(34)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

インフレのXmasディナー [トピックニュース]

 先日、オリーブ油がなくなりかけていたので、いつものお店で買おうとしたら300〜400円ほど値上がりしていて面食らった。

 イタリア産ではなくスペイン産ならもうちょっと安いはずと別のお店に行ったら多少安くなっていた。

 この円安では輸入品は当分値上がりが続きそうだ。そして、世界的なインフレはコロナ感染と同じでまだ収まりそうもない。

 今年のクリスマスの食卓はどのようなことになるのでしょうか?

sapinnoel.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月1日に放送)▷が出てこない場合はこちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 フランスでは35年ぶりに諸費者物価が6%上昇。価格の上昇率はものによって異なり、今年のクリスマスの食卓が気になります。

 パァ〜ンとシャンパンを開ければ祝の食卓が一段と楽しくなりそうですが、そんな贅沢、できるかな・・・。

 こちらがクリスマスの仮の食卓。人気の食材を集めてみました。

 まずはサーモン。例年より0.25ユーロの値上がりです。シャンパンは5%、フォワグラはなんと30%の値上がり。人気の牡蠣も1ユーロ値上がりです。

 「12月になるとサーモンもフォワグラも値上がりです。ちょっと驚きじゃないですか?」と取材班。

 「それほど驚かないですよ。年に一度のことですからなんとかしたいですね」と男性。

 全体に価格があがっているのは、なんといっても生産者が値上がりの直撃を受けているからです。

 こちらは牡蠣の養殖場。養殖に欠かせないこの金属の網の価格がこの1年で2倍に跳ね上がりました。

 なんとか利益を減らしながら頑張ってきましたが、やむなく値上げすることにしたそうです。

 消費者の皆さんの反応は?

 「一人はサーモン、一人はフォワグラとかそんな具合になりますかね」

 「量を減らすしかないわね。少なくても質の良いものを食べるってこと」

 さらに、保存の効くものは値上げ前に買っておくという消費者もいるとか。

 早めの対策は食材だけではありません。すでに10月からクリスマスのプレゼントを買い求める人たちもいるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「2年前には一等席に払った料金を、今は2等席に払っている[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(44)  コメント(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

異例の暖かさ [トピックニュース]

 3年ぶりに開催された吟醸酒の会に行ってきた。全国で作られている吟醸酒を少しずつ試飲できる楽しい会なのだ。蔵元さんとお話もできる。

 ラベルを見ないで飲んで、どこそこの銘柄の大吟醸だ!なんて芸当はできないけど、順に試飲してみると味に違いがあることはよく分かる。そこが楽しいのでして・・・・。

 問題は大勢の人が一つの空間にうごめいていること。マスクをして入場するとは言え、試飲するときははずす。あごの下におろしてる人もいるけど、どうもあれは自分にはできそうもない。片耳から外して飲んではまたかけるを繰り返していた。

 かなり面倒だが楽しみが半減したわけじゃない。ほろ酔いの幸せ気分で帰宅した。

 それはともかくとして、日本は秋をゆっくり味わう暇もなく冬に突入してしまうのではないかと思うくらい寒くなった。しかし、フランスは10月末だというのに異例の暖かさが続いているらしい。

download.jpeg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年10月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス南西部の町セイニョスの海岸。夏の映像ではありません。本日、10月26日の映像です。この日の気温は27℃まで上がりました。

 今は、11月1日の諸聖人の日をはさんで秋のバカンスシーズンがそろそろ始まる時期。

 「場所によっては6月末の陽気ですからすごしやすいですよ」と女性。

 一方、セイニョスから40キロほど内陸にはいったダックスの飲食店のテラス席は、軽装のお客で満席になってました。

 「またすぐにもとの季節に戻ると思うので、今のうちに楽しんでおこうと思ってます」

 これは例年の10月と今年の10月の気温を比較したもの。左が例年で、右が本日。

 ビアリッツは例年に比べて8℃も高くなっています。リヨンに至っては9℃も開きがあります。

 こちらはアルザス地方の都市ストラスブール。例年より8℃も高い24℃を記録しました。

 「いつもなら木々の葉がオレンジや赤に変わっているのに、緑の葉があちこちに残ってますよ」

 「10月末に夏の格好でいるのが奇妙に感じます」

 専門家によれば、この異例の暑さは数日続き、この手の現象は今後も起きる可能性があるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「私の部屋は寒すぎる。プリントしたばかりの紙で指を温めるのが至福のひとときだ[るんるん]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(43)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

快眠 [トピックニュース]

 やっと冬物が活躍する季節になったらしい。

 少しずつ出かける回数も増えてきて、これから何を着ようかあれこれ考えるのがちょっと楽しくなった。

 さて本日は、快眠のお話です。

 10月21日から10日間の予定でパリで開催されている秋の見本市。例によって様々な発明品が展示されているようですが、今回注目したのは睡眠を助けてくれる発明品。

Paris_Paris.jpg


下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 会場にはベッドがずらり。フランスで睡眠と言えば基本はベッド。

 そして10人のうち7人が睡眠について何がしかの障害をかかえていると言います。それを解決してくれるものがみつかるでしょうか?

 まずはこちらの枕。心地よい眠りに導いてくれるのがこの石。もちろんこれを枕に入れて寝るというわけではありません。これを粉状にして枕のクッショに混ぜると、体温を下げてくれるとか。

 「人間は体温が下がることで眠りにつくことができます。このクッションならそれが実現できます」と開発者。

 う〜む、どうなんでしょうかねえ。頭寒足熱っていうからそういうもんですかねえ〜。

 この枕、2年ほど前に開発され、価格は1,600ユーロという驚きの高値。

 「とても軽くて心地良いですよ」と女性。

 次はこちらのベッド。清潔に寝られるというのがポイント。マットレスを取り外してお湯で洗濯すると細菌もなくなり清潔だそうです。

 そう言えばベッドのマットレスは洗濯できないですね。ずっと寿命がくるまでそのまま。ダニとかいるのかも。

 この方、別の製品ですでにレピンヌ賞を受賞しているとか。それこちらの器具。南京虫から人を守ってくれるらしい。

 「南京虫がベッドの上へと侵入してきたら、これがこの部分で止めてくれます」

 あの粘着性の輪っかみたいなのにくっついて動けなくなるということらしい。フランスでは年間100万人が南京虫の被害にあっているそうです。お値段は150ユーロ。

 最後はこちらのマッサージチェア。これは良さそうですが、お値段が2,500ユーロもします。しかもちょっとかさばりますね。


******* フランス人のつぶやき *******

「僕は、冬になると毎日一時間だけ余分に寝て、夏になると30分減らすことにしている。そうする55年後には一日に24時間寝ることになる[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(51)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

エネルギー有効活用 [トピックニュース]

 この感じでは第8波来ますな。なにしろ皆ゆるゆるになってるからなあ〜、という私もその中の一人。

 久しぶりにWHOの世界のコロナ感染リポートを見たら、一週間でドイツが60万人弱、フランスが34万人ほど、イタリアが28万ほどと増加している。

 日本は今のところ22万人ほどまで減少してきたものの期待したほどは減らない。やれやれ・・・。

 それはともかく、本日は温水プールのお話。ガスも電気を使いませんが水は温かいらしい。


piscine.jpg



下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはパリ近郊の町にある温水プール(青印)。プールは全部で4つ。水温は29℃と快適です。

 「子供用のプールは30℃から31℃です。冬になっても水温はこのままです」と関係者の方。

 フランスではこの数ヶ月の間にガス料金も電気料金も5倍〜8倍になってしまいました。そう言えば、以前、節約のために水温を下げると宣言したプールもありましたね。

 しかし、ここの大規模プールは値上がりもどこ吹く風で普通に営業しています。

 それには理由がありました。町は10年ほど前、近くのデータセンター(赤印)と契約を結び、サーバーからの熱で水を温めプールに供給しているのです。

 このシステムは24時間稼働、水は常に35℃に保たれているそうです。

 「ガスを使うより15%から20%安くてすみます。しかも、常に一定で変動がなく、化石エネルギーへの影響もありません」と責任者の方。

 この方法で、町は年間5,800トンのCO2も減らすことができたと言います。

 一方、こちらはフランス北部の町にある鉄鋼メーカーの工場です(赤印)。ここでも放出される熱を再利用してプールの水を温めているそうです(オレンジ印)。

 「以前なら空気中に消えていった熱です。今はそれを取り戻してエネルギーに変えているんです」

 熱で温められた水の温度は50℃にも達します。このインフラへの投資が1300万ユーロ。当初は7年で回収できると見込んでいたそうですが、ガスの値段が高騰したことを考えればもっと短期間で回収できそうだとか。

 とは言うものの、こういったケースはごく少数。多くのプールは水温を26℃にしてなんとか乗り切るつもりのようです。

 そうなると、普通の水着では厳しいので、こんなウェットスーツを着ることになってしまうかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ろうそくの明かりでシャワーにかかった。ちょっとロマンチック・・・彼女と暖房とお湯があったら確かにロマンチック[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(50)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

A380オークション [トピックニュース]

 2階建て旅客機A380。時代のニーズから取り残され発注されることもなくなり、エアバス社が数年前に製造停止を発表しました。

 確か最後はアラブの王様が一機お買い求めになられたような・・・。

 そのA380が別の形で売りに出されているそうです。

Paris_Toulouse.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これがそのA380型機。座席数は545席。こんなものが空を飛ぶとは!と思うくらいボテッとしてます。

 今月の10月13日から15日まで、このA380がオークションにかけられるそうです。

 とは言っても丸ごとではなく、500あまりの部品に分けられ販売されます。

 客室乗務員が使っていたこのワゴンは300ユーロから、トイレの表示版は150ユーロからスタートします。

 他にも鏡やランプなどもオークションの対象です。

 こちらの方はどこかの鉄の部品が気に入ったようです。

 「記念にはちょうどいいですよ。2つ買ってブックエンドに使えますよ」と男性。

 一方、これは天井の荷物入れですね。

 「子供の遊び道具とかタンスなどに使えそうです」と女性。

 もっと大きなものもあります。これはモーターの部品で開始価格は2,000ユーロ。

 その他、操縦桿、機体、扉、さらにはビジネスクラスのバーカウンターもあります。バーカウンターはさすがに高額で開始価格は30,000ユーロ。

 緊急事態に使うグッズもあります。これは火災時にトイレのドアをこじ開ける道具、こちらは乗客を誘導するための拡声器、そしてこのロープはパイロットが窓から避難する時に使われるものだそうです。

 「こんな巨大で重そうなものが簡単にふわりと離陸して空を飛ぶんですから現実のものとは思えませんでした」と女性。

 これは最初のお披露目のときの映像です。皆さん、その勇姿を捉えようと夢中でカメラを構えていました。この時代、まだスマホはないですからカメラです。

 オークションには国内だけでなく海外からマニアが集まるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、どうしても欲しかった古い書籍をオンラインオークションで相手と競り合った。こっちが70ユーロなら相手が74、こっちが76とやっていたら、いつのまにか800ユーロになっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


nice!(46)  コメント(0) 
共通テーマ:地域
前の10件 | 次の10件 トピックニュース ブログトップ