城めぐり [トピックニュース]
皆さま、あけましておめでとうございます。
大晦日の夜、シャンパーニュをいただいた。栓がなかなか開かないなあと諦めかけた頃、パ〜ン!と天井までぶっ飛んで落ちてきた。やっぱりこうやって開くんだあ〜、と久しぶりに感動した。
さて、新年の始めは欧州の最も美しいとされるお城のいくつかを訪ねてみましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月30日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
霧の中から現れたのはレガレイラ宮殿(青印)。
ここはポルトガル南部のシントラの森。今の姿が出来上がったのは20世紀初頭のこと。建物と庭を合わせると敷地は4ヘクタールにも及ぶそうです。
庭にはこんなものがあります。地下深くに作られた塔。ここを降りていくと底は洞窟になっています。そのまま進んでいくと池にでます。なんだか迷路かテーマパークのよう。
シントラの森にはあちこちにお城があるとか。ここはペーナ宮殿(赤印)。
カラフルな宮殿はかつてポルトガル王の住まいだったそうです。中には寝室が40室、リビングが15室、浴室が20室もあり、大きな宮殿のようです。
しかし、広さからいうと、もっと大きなお城がプラハにあります(緑印)。
プラハ城の敷地はなんと9ヘクタール。一度に全部を見て回るのは難しいので、こちらの建物に絞って見学してみましょう。
ここには王冠が展示されています。使われた宝石の数は96個。最初の所有者はマリア・テレジアでした。王冠をつけた肖像画があります。
宮殿の敷地内には教会もあります。りっぱなパイプオルガンやステンドグラスも備えてあり、これは大聖堂と呼ぶべき建物ですね。
年間250万人あまりの観光客が訪れる一大観光スポットになっているそうです。
最後はベネツィアのこの宮殿。
サンマルコ広場を取り囲んでいる建物のようですが、名称と正確な場所は不明。観光客に聞いても「知らない」の一言。何しろ個人が所有している宮殿のため一般には公開されていないそうです。
今回は特別に中を見学させてもらえました。ここはサン・マルコ寺院の管理人が事務所兼住まいとして使っていた部屋。
1831年、この宮殿は修復することを条件に保険会社に売却されました。その修復工事の最中にこんなお宝が見つかりました。400年ほど前の壁画だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、祖母に新年の挨拶をしようと電話をかけた。電話がつながった瞬間に『おばあちゃん、あけましておめでとう!』と言ったら祖母が言った。『ああ、またかいな』」
VDM(Vie de Merde)より
思わぬ追加料金! [トピックニュース]
当方の年内の仕事は27日で終わり28日から年末年始の休暇に入った。
そんなわけで昨日は平日というより週末気分。テレビをつけて、ああ、そうだそうだ今日は平日だった〜、ってな感じだ。
新しい年が始まるまであと3日にせまってきたが、今年はお正月を海外で過ごす人たちが空港で長い列を作っているとか。
人気なのはアジアの近隣諸国。燃料サーチャージ高騰の影響らしい。それでフランスのニュースを見ていたら、こんな航空運賃の話題に目が止まった。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年12月27日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何が話題になっているかと言えば、この機内持ち込み手荷物。
規定のサイズならこうして持ち込んで頭の上のボックスにしまい込んでしまえば、座席に座って到着を待つのみ。しかし問題は、この手荷物が有料になるケースがあること。
「ちょっとショックだわ。この手荷物だと追加で40ユーロ払えですって」
えっ、かなりの額ですね。気の毒。
昨年度は、この追加料金が航空会社に200億ユーロの増収をもたらしたとか。
当方は春と秋に国内便の飛行機を利用したが手荷物で追加料金は発生しなかったがフランスは一律有料???
本日はリポーターさんが実際にパリからバルセロナ行の飛行機に乗ってみることになりました。チェックインカウンターにやってくると、なんと追加で48ユーロ支払わなくてはならなくなってしまいました。
「以前は追加料金はなかったですよ」とリポーター。
「コロナ禍になってから有料になりました」と係員。
そうなんだ、驚き〜。仕方なく支払って搭乗することに。結局、60ユーロの航空券+48ユーロで合計108ユーロになってしまいました。
2年前には追加料金なんてなかったのに一体どうなっているのか予約サイトを調べてみると、確かに有料になるということが書かれてあります。
格安航空航空券で最低でも8ユーロから9,50ユーロの追加料金が発生するようです。
こちらはその道の専門家。一便あたり乗客の半分(80人)が10ユーロの追加料金を払うとして、一日あたり5回の運行なら、航空会社の追加収入は一日あたり4,000ユーロ。これを年間に計算すると6億ユーロという途轍もない額になることが判明。
「最低でこれくらいですから、実際はこれの2〜3倍になることが予想されます」と専門家。
これは航空会社3社のパリーナポリ間の航空運賃。一見したところ、easy Jetが一番安く見えますが、追加料金が発生すると・・・こうなって一番高額になってしまいます。
しかも、ネットで購入するとシステムの不具合で手荷物込なのか別なのかわからないケースも多いとか。
いざ乗るという時になって増額では困りますね。冒頭に登場した女性の方々のお怒りもごもっとも。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、突然、エレベーターが故障して止まった。幸いなことに私は乗ってなかったけど、私の鍵と身分証明書と携帯の入ったスーツケースが乗ってしまっていた」
VDM(Vie de Merde)より
Xmasのストライキ [トピックニュース]
フランスの国鉄はまたもクリスマスシーズンにストライキを決行中だ。
まったく運転しないというわけではなく本数を減らすタイプのストライキ。
両親や親戚と一緒にクリスマスをすごすために移動する人たちにとっては大変な不自由を強いられることになります。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年12月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
パリのモンパルナス駅からル・マンに向かう列車。こちらは座席の確保ができた方です。
「席を取るために未明に起きて来ました。他に選択の余地はありませんでした」
一方、こちらはパリのリヨン駅。大きな荷物を引きながら駅に駆け込む女性。結局、乗りたかった列車は運休となってしまいました。
動く列車を次々乗り継いて目的地に向かおうとしていたようですが計画は実行できず。
それにしてもこの方、この時期にタンクトップ!?恐るべし。
駅を右往左往しているのはこの女性だけではありません。こんな家族連れも同様です。
「ストライキだからこんなもんですよ」と男性。
どうも国鉄は事前の予告なしに運休したりしなかったりしているような・・・。
うまくチケットを手に入れた人たちは幸運ですが、どうしてもダメという方もいます。
「私が見つけた唯一の方法は、1,300ユーロ払ってレンタカーを借りることです。母が、なにがなんでもクリスマスには娘と息子と一緒にすごしたいらしいんです。母は78才で、会うのは15年ぶりなんです」
1,300ユーロと言えば日本円で18万円!いやちょっとこれは痛いですねえ。しかし、15年ぶりの再会となれば致し方なしですかねえ。
列車が使えないとなるとバスという方法もあります。しかし、時間がかかり過ぎる。
「自宅から重い荷物を持って地下鉄に揺られ駅に来たら、この有様です。TGVなら午後12時半にはボルドーに着くのに、バスだと午後5時半ですよ。国鉄にはお礼をいわなくてはねえ」とお怒りのマダム。
フランスではいつもどこかでストライキをやっているのですが、この時期の国鉄のストライキは年末の風物詩とまでいわれるほどです。
どうもこの時期は労働時間やボーナスの交渉時期と重なるらしい。
国鉄の労働組合によれば、1947年以来、ストライキのない年は1回しかないとか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、運転免許の試験を受けにやって来た。あいにく、試験官がストライキだそうだ」
VDM(Vie de Merde)より
Xmasケーキ [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。
さて本日はクリスマス。キリストが生まれた日とされている日。
本来ならそういう記念の日なのだが、今となってはお祝いに便乗して美味しいものを食べたり、プレゼントを交換し合ったりする娯楽の日となってしまった。
そんなキリストの誕生日に食べるお菓子がクリスマスケーキ。フランスでは薪の形をしたビュッシュ(bûche)がそのケーキ。
最近ではかなりアヴァンギャルドものが登場しているらしい。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年12月23日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ちょっとこれ、全部があのビュッシュ???信じられない・・・。
なんだかキュビズムになってませんかねえ〜。ああ、クロワッサンをかたどったものですか、なるほどね。
そうかと思えばこんなのもあります。スターアニスの形。皮がチョコで実はムース。
「切る必要はないですよ。こうすればこれが一人分ですぐに食べられます」
どうやって食べるのかと思ったら、そうきたか。
一方、こちらはより伝統に近いビュッシュ。フイユティヌ、チョコレートムース、固めに焼いた生地、砕いたヘーゼルナッツ。これらを組み合わせると、こんなビュッシュになります。
ここに色々飾り付けをすれば、誰が見てもクリスマスケーキだとわかります。
こちらの女性は毎年このケーキ屋さんでビュッシュを買うそうです。
白黒映像は1950年代のもの。バタークリームを使ったものが大流行したそうです。
しかし、いつになっても変わらないのはチョコレートでできた木や動物の装飾。やはりこれがあるからクリスマスケーキなんですよね。
現代は、ご覧のようにフルーツだけでできたケーキもあります。グルテンフリーだから沢山の人に食べてもらえるとか。
こちらはお料理教室。初めて作る人達ばかりなのかものすごいのができてます。
ただ、形は悪くても味は保証付き。それに頑張って作った本物の手作りケーキですもんね。愛がいっぱい詰まってます。
最後はこのおもちゃ。これもれっきとしたビュッシュだそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「祖母が、今年は私にビュッシュを作って欲しいという。理由は、プロに頼んで80ユーロも払いたくないから。ひどい、私はタダ働きか・・・」
VDM(Vie de Merde)より
Xmasのプレゼント [トピックニュース]
朝、布団から出るのが少々億劫になるくらいの寒さが続いている。
今年も残りわずか。年賀状の準備ができていなかったことに気付いて慌てて郵便局で買ってきた。この時期、昔なら売り切れで手に入らないところだ。
さて、明日はクリスマスイブ。フランスでは、クリスマスプレゼントにこんな商品が人気を集めているとか。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
クリスマスが目前に迫ったこの時期、プレゼント用の品物を求めて来店する人たちが絶えません。
そんな中、人気を集めているのがこちらのサプライズボックス。
箱の中には2〜4種類の商品が入っていますが、何が入っているかは開けてのお楽しみ。
「コスメやデジタル商品、スポーツ用品もあれば文房具も入っています」と店員。
ここへ来てこのボックスの売上が2倍に跳ね上がりました。何が入っているかわからないところや9ユーロ以下という価格が魅力のようです。
「仲間で集まるパーティで10ユーロ以下のプレゼントを用意し、くじ引きで当たるなんてのをやりますが、それに丁度いいですね」
確かに、そういうのにピッタリの商品。しかも高くないから気軽に買えます。
このボックスのセット販売は、様々なところでみかけます。ネット販売も同様。なかには商品が届かないとか粗悪品だったなどのトラブルも発生しているとか。
一方、こちらでは品質にこだわった商品を詰め合わせにして、30〜40ユーロと少々高額な価格で販売しています。
「これはちょっとしたお楽しみとか試供品ではなく、きちんとした商品をそれに見合った額で販売しています」
つまり少々高くても品質は保証付きということ。これもまた倍の売上を記録しているそうです。
このセット販売、自分であれこれ考えなくてもそれなりのものが買えるから便利なんじゃないだろうか?プレゼント選びは結構悩ましい。
こちらは書店。やっぱりここでも似たようなものが登場しています。但し、中身がどんなものかちょっとしたヒントが添えてあります。
書籍はどうかな。自分が読みたい本を買う方が良いような気がするけど、日頃あまり読まない本が当たって新しい発見になるということもあるかもしれません。
なにはともあれ、クリスマスプレゼントはあげてももらっても楽しいものです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、配達員が包を届けてくれた。家に小さい子がいるのに気付いてこう言った。『私はサンタじゃありませんよ。ホッホッホッ〜』 」
VDM(Vie de Merde)より
コルマールのXmas [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。
先週の土曜日に放送されるはずが、サッカーのワールドカップでフランスがイングランドに勝利、モロッコがポルトガルに勝利するはでてんやわんや。放送の半分が埋まってしまい週末旅は放送されずでした。
決勝は月曜日の0時からでしたっけ?フランスが勝ったら2連覇だけど、勝っても負けても凱旋門からシャンゼリゼ通りは大変なことになりそうだ。
さて、クリスマスまであと一週間。中世の町並みに美しいイルミネーションの輝くコルマールはどんな様子でしょうか?
ちょっと覗いてみましょう。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月26日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
おっ、セント・バナード犬。寒さに強いんでしたっけ。
人間たちの方はこんな靴や分厚いコートを着ないと冬はやり過ごせません。
しかし、話によると、この日の気温は12℃。夜でこの気温なら、それほど重装備は必要なさそうですが、皆さん、かなりの厚着です。屋台の方たちも同じ。
しかし、お店の方たちにはそれなりの理由があります。今年はエネルギー不足のため、暖房器具をお店に置いておくことができません。
一日中屋外で暖房なしは厳しいですね。色々対策が必要です。
こちらの方は、つま先を温めるこんなものをお使いになっているらしい。日本の使い捨てカイロに似てますね。
「毎晩これを使ってます。4時間くらいは暖かくしていられます」
しかし、昨今の気候変動を思うと、いつ大寒波が襲ってくるかわかりません。こちらの方はスキー用の衣類をすでに装着して寒さに備えているそうです。
お店の方々がせっせと節約に励んでくださっているおかげか、イルミネーションの方は例年と変わらないくらいキラキラして美しい。
そして、体が温まるこんな飲み物もあります。言わずと知れたホットワイン。
日本なら熱燗で一杯ってとこですかね。ホットワインには様々な香辛料が入っているからさらに身体が温まりそうです。
なんだか飲みたくなってくるなあ〜。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、3才の息子を連れて買物にでかけた。ちょっと離れたところでサンタクロースがひげをずりおろしてチョコレートを食べていた。息子は呆然と立ち尽くしていた・・・」
VDM(Vie de Merde)より
楽しく過ごす秋と冬 [トピックニュース]
買い物のついでに近くの公園を横切ったところ、木々の色が多彩になっていた。
11月ともなると風景が変わる。見上げるとため息が出るくらいに美しい。
そして足元には役目を終えた葉が堆積している。
枯れ葉を見るとついつい『葉っぱのフレディ』を思い出してしまう。一年間、酸素を作ってくれてくれてありがとう!てなことを言いたくなる。
欧州はこれからどんどん昼間の時間が短くなり、日差しが少なくなる分、気分は下降気味。
皆さん、どうやってそんな季節を迎えようとしているんでしょうか?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらのお二人は外の空気を味わい、自然に親しむようにしているそうです。
一人は最近、コロナに感染して回復したばかり。確かに部屋の中に閉じこもっているより外出したほうが元気が出そうです。
一方、こちらは朝市。
楽しみはなにかと言えば、次の食事はなんにするか考えること。
「いい匂いが漂ってくると、楽しくなってきますよ」
確かに、美味しいものを食べることを考えると、自然と気分は上向きです。
一方、市場にくれば顔なじみの人たちに会うことができます。
「色んな人と会っておしゃべりすると元気になれますよ。だから毎週ここに来るんです」
「ここなら友人やその家族にも会うことができるのでぼ〜っとしてられませんよ」
間近に迫った冬をうまくやり過ごすためには、十分な睡眠とバランスの取れた食事も大事です。
「でもそれだけではダメですよ。様々な人たちと会って社会性を維持することも重要です」と専門家。
日本はコロナの第8波が目前に迫ってきて、社会性を保つのに障害になりそうな予感。今から対策を考えておいたほうがよさそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、8ヶ月の息子を連れて公園を歩いているとお隣さんにばったりであった。お隣さんは息子を見るとにっこり笑って言った。『ママと同じで大声で叫んでるわねえ〜』」
VDM(Vie de Merde)より
600キロを旅した猫 [トピックニュース]
やっといなくなってほっとしたのもつかの間、アメリカでまたあの方が登場するらしい。
ちょっともう見たくないなあ〜。
大統領時代に色々悪さをしたらしいけど、いつまでたっても裁かれない。むしろどこ吹く風で、また政治の表舞台に戻ってくるとなると、他国のこととは言え、どうも釈然としない・・・。
それはともかくとして、今回は600キロを一人で旅した猫のお話。
猫は人になつかず家に付くなどと言われますが、それを体現したようなお話です。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月7日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
長い旅を終えて椅子の上でくつろいでいるのが猫のコクシです。
今から1年あまり前、飼い主とともにフランス北東部の小さな村スイイからフランス北西部の小さな村ジネに引っ越しました。
しかしその直後、コクシは行方不明となってしまいます。家族は、自然の中で暮らす猫、つまり野良になってしまったのだろうと思うことにしました。
そして今年の10月、かつて暮らしていた家から10キロのところにコクシがいることが判明。
「10月10日、高速を飛ばして迎えに行ったんです」と飼い主。
コクシが無事に飼い主のもとに戻れたのはPet Alertという組織のおかげだったそうです。
この組織、迷子の動物たちを飼い主の元に戻すための活動をしているらしい。
Pet Alertに保護されたときのコクシの写真がこちら。どうやら引越し先のジネから1年余りをかけてスイイまで戻ってきたようです。
「10年も一緒に暮らしていた猫ですよ。見つけたときはそりゃあ嬉しかったです」
とは言え、見つけたときは痩せこけて前とはだいぶ違った姿になっていたそうです。確かに、あの写真でよく見分けがついたなと感心します。
今は飼い主さんのもとで栄養のある食事を取ってかつての姿を取り戻しつつあるそうです。
「迎えに行ったときは野生化していて大変でしたけど、抱っこしたりなでたりして、やっとここまでになりました」
なんだか600キロも旅した猫だと思うと、どこか風格がありますね。
******* フランス人のつぶやき *******
「うちのニャンは、隠れると誘い出すために私が猫缶を開けるのを知ってるらしい。故に、しょっちゅう隠れる」
VDM(Vie de Merde)より
没収物は競売! [トピックニュース]
日曜日恒例の週末旅は以前の再放送だったのでお休みです。
本日は、国境を超えた旅でお世話になる税関のお話。
違法にフランス国内に持ち込もうとすれば税関で没収となりますが、その没収物が競売にかけられたそうです。
ええっ、そんなことができるとは!
考えてみれば吐き出さないと溜まる一方ですもんね。でも、一体、どんなものが売られているんでしょう?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年11月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがそのオークション会場。主催者は経済省。
品物はと言えば・・・例えばこちらの乗用車。ドラッグの密輸に使われていたそうです。
さらに、こちらはプラチナの延べ棒。パリの北駅で没収されました。よく見るとクレディ・スイスの名前が彫ってあります。
一方、こちらはダイヤモンドの原石。洋服の裏地の中に隠されていました。
「乗客が、洋服の中に隠し持って、交通機関を何度も乗り換えながら運んできたものです」
競売にかけられたのは全部で350点ほど。高級ブランドの商品がずらりと並んでいます。どれも正真正銘の本物。
「密輸の話は映画などでよく見ますが、ちょっと記念に買ってみようかなと思って来ました」
「誰かが使っていたものですよね。それが面白いなと思います」
11月4日に行われたこの競売では、事前の予想を遥かに上回る130万ユーロが収益として国庫に入るそうです。
因みに、2019年度は1,250万ユーロ、2020年度は1,370万ユーロ、2021年度は1,900万ユーロと収益は増加の一途をたどっています。
例えばこちらの時計。昨年、28万ユーロで落札されたとか。
今回の競売では、このトラックが90,000ユーロで落札。
トラックの価格も時計の価格もよくわかりませんが、どちらもお買い得な価格らしい。
それにしてもこのトラック、どういう理由で没収されたのか・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ブスの女の子と相乗りになった。彼女はル・アーブルで僕のトラックに乗り込みパリで降りて行った。なんだかブスが恋しい」
VDM(Vie de Merde)より
インフレのXmasディナー [トピックニュース]
先日、オリーブ油がなくなりかけていたので、いつものお店で買おうとしたら300〜400円ほど値上がりしていて面食らった。
イタリア産ではなくスペイン産ならもうちょっと安いはずと別のお店に行ったら多少安くなっていた。
この円安では輸入品は当分値上がりが続きそうだ。そして、世界的なインフレはコロナ感染と同じでまだ収まりそうもない。
今年のクリスマスの食卓はどのようなことになるのでしょうか?
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月1日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック。
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
フランスでは35年ぶりに諸費者物価が6%上昇。価格の上昇率はものによって異なり、今年のクリスマスの食卓が気になります。
パァ〜ンとシャンパンを開ければ祝の食卓が一段と楽しくなりそうですが、そんな贅沢、できるかな・・・。
こちらがクリスマスの仮の食卓。人気の食材を集めてみました。
まずはサーモン。例年より0.25ユーロの値上がりです。シャンパンは5%、フォワグラはなんと30%の値上がり。人気の牡蠣も1ユーロ値上がりです。
「12月になるとサーモンもフォワグラも値上がりです。ちょっと驚きじゃないですか?」と取材班。
「それほど驚かないですよ。年に一度のことですからなんとかしたいですね」と男性。
全体に価格があがっているのは、なんといっても生産者が値上がりの直撃を受けているからです。
こちらは牡蠣の養殖場。養殖に欠かせないこの金属の網の価格がこの1年で2倍に跳ね上がりました。
なんとか利益を減らしながら頑張ってきましたが、やむなく値上げすることにしたそうです。
消費者の皆さんの反応は?
「一人はサーモン、一人はフォワグラとかそんな具合になりますかね」
「量を減らすしかないわね。少なくても質の良いものを食べるってこと」
さらに、保存の効くものは値上げ前に買っておくという消費者もいるとか。
早めの対策は食材だけではありません。すでに10月からクリスマスのプレゼントを買い求める人たちもいるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「2年前には一等席に払った料金を、今は2等席に払っている」
VDM(Vie de Merde)より