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異例の暖かさ [トピックニュース]

 3年ぶりに開催された吟醸酒の会に行ってきた。全国で作られている吟醸酒を少しずつ試飲できる楽しい会なのだ。蔵元さんとお話もできる。

 ラベルを見ないで飲んで、どこそこの銘柄の大吟醸だ!なんて芸当はできないけど、順に試飲してみると味に違いがあることはよく分かる。そこが楽しいのでして・・・・。

 問題は大勢の人が一つの空間にうごめいていること。マスクをして入場するとは言え、試飲するときははずす。あごの下におろしてる人もいるけど、どうもあれは自分にはできそうもない。片耳から外して飲んではまたかけるを繰り返していた。

 かなり面倒だが楽しみが半減したわけじゃない。ほろ酔いの幸せ気分で帰宅した。

 それはともかくとして、日本は秋をゆっくり味わう暇もなく冬に突入してしまうのではないかと思うくらい寒くなった。しかし、フランスは10月末だというのに異例の暖かさが続いているらしい。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年10月26日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス南西部の町セイニョスの海岸。夏の映像ではありません。本日、10月26日の映像です。この日の気温は27℃まで上がりました。

 今は、11月1日の諸聖人の日をはさんで秋のバカンスシーズンがそろそろ始まる時期。

 「場所によっては6月末の陽気ですからすごしやすいですよ」と女性。

 一方、セイニョスから40キロほど内陸にはいったダックスの飲食店のテラス席は、軽装のお客で満席になってました。

 「またすぐにもとの季節に戻ると思うので、今のうちに楽しんでおこうと思ってます」

 これは例年の10月と今年の10月の気温を比較したもの。左が例年で、右が本日。

 ビアリッツは例年に比べて8℃も高くなっています。リヨンに至っては9℃も開きがあります。

 こちらはアルザス地方の都市ストラスブール。例年より8℃も高い24℃を記録しました。

 「いつもなら木々の葉がオレンジや赤に変わっているのに、緑の葉があちこちに残ってますよ」

 「10月末に夏の格好でいるのが奇妙に感じます」

 専門家によれば、この異例の暑さは数日続き、この手の現象は今後も起きる可能性があるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「私の部屋は寒すぎる。プリントしたばかりの紙で指を温めるのが至福のひとときだ[るんるん]

VDM(Vie de Merde)より


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快眠 [トピックニュース]

 やっと冬物が活躍する季節になったらしい。

 少しずつ出かける回数も増えてきて、これから何を着ようかあれこれ考えるのがちょっと楽しくなった。

 さて本日は、快眠のお話です。

 10月21日から10日間の予定でパリで開催されている秋の見本市。例によって様々な発明品が展示されているようですが、今回注目したのは睡眠を助けてくれる発明品。

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下記のウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 会場にはベッドがずらり。フランスで睡眠と言えば基本はベッド。

 そして10人のうち7人が睡眠について何がしかの障害をかかえていると言います。それを解決してくれるものがみつかるでしょうか?

 まずはこちらの枕。心地よい眠りに導いてくれるのがこの石。もちろんこれを枕に入れて寝るというわけではありません。これを粉状にして枕のクッショに混ぜると、体温を下げてくれるとか。

 「人間は体温が下がることで眠りにつくことができます。このクッションならそれが実現できます」と開発者。

 う〜む、どうなんでしょうかねえ。頭寒足熱っていうからそういうもんですかねえ〜。

 この枕、2年ほど前に開発され、価格は1,600ユーロという驚きの高値。

 「とても軽くて心地良いですよ」と女性。

 次はこちらのベッド。清潔に寝られるというのがポイント。マットレスを取り外してお湯で洗濯すると細菌もなくなり清潔だそうです。

 そう言えばベッドのマットレスは洗濯できないですね。ずっと寿命がくるまでそのまま。ダニとかいるのかも。

 この方、別の製品ですでにレピンヌ賞を受賞しているとか。それこちらの器具。南京虫から人を守ってくれるらしい。

 「南京虫がベッドの上へと侵入してきたら、これがこの部分で止めてくれます」

 あの粘着性の輪っかみたいなのにくっついて動けなくなるということらしい。フランスでは年間100万人が南京虫の被害にあっているそうです。お値段は150ユーロ。

 最後はこちらのマッサージチェア。これは良さそうですが、お値段が2,500ユーロもします。しかもちょっとかさばりますね。


******* フランス人のつぶやき *******

「僕は、冬になると毎日一時間だけ余分に寝て、夏になると30分減らすことにしている。そうする55年後には一日に24時間寝ることになる[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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エネルギー有効活用 [トピックニュース]

 この感じでは第8波来ますな。なにしろ皆ゆるゆるになってるからなあ〜、という私もその中の一人。

 久しぶりにWHOの世界のコロナ感染リポートを見たら、一週間でドイツが60万人弱、フランスが34万人ほど、イタリアが28万ほどと増加している。

 日本は今のところ22万人ほどまで減少してきたものの期待したほどは減らない。やれやれ・・・。

 それはともかく、本日は温水プールのお話。ガスも電気を使いませんが水は温かいらしい。


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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここはパリ近郊の町にある温水プール(青印)。プールは全部で4つ。水温は29℃と快適です。

 「子供用のプールは30℃から31℃です。冬になっても水温はこのままです」と関係者の方。

 フランスではこの数ヶ月の間にガス料金も電気料金も5倍〜8倍になってしまいました。そう言えば、以前、節約のために水温を下げると宣言したプールもありましたね。

 しかし、ここの大規模プールは値上がりもどこ吹く風で普通に営業しています。

 それには理由がありました。町は10年ほど前、近くのデータセンター(赤印)と契約を結び、サーバーからの熱で水を温めプールに供給しているのです。

 このシステムは24時間稼働、水は常に35℃に保たれているそうです。

 「ガスを使うより15%から20%安くてすみます。しかも、常に一定で変動がなく、化石エネルギーへの影響もありません」と責任者の方。

 この方法で、町は年間5,800トンのCO2も減らすことができたと言います。

 一方、こちらはフランス北部の町にある鉄鋼メーカーの工場です(赤印)。ここでも放出される熱を再利用してプールの水を温めているそうです(オレンジ印)。

 「以前なら空気中に消えていった熱です。今はそれを取り戻してエネルギーに変えているんです」

 熱で温められた水の温度は50℃にも達します。このインフラへの投資が1300万ユーロ。当初は7年で回収できると見込んでいたそうですが、ガスの値段が高騰したことを考えればもっと短期間で回収できそうだとか。

 とは言うものの、こういったケースはごく少数。多くのプールは水温を26℃にしてなんとか乗り切るつもりのようです。

 そうなると、普通の水着では厳しいので、こんなウェットスーツを着ることになってしまうかもしれません。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ろうそくの明かりでシャワーにかかった。ちょっとロマンチック・・・彼女と暖房とお湯があったら確かにロマンチック[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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A380オークション [トピックニュース]

 2階建て旅客機A380。時代のニーズから取り残され発注されることもなくなり、エアバス社が数年前に製造停止を発表しました。

 確か最後はアラブの王様が一機お買い求めになられたような・・・。

 そのA380が別の形で売りに出されているそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月11日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これがそのA380型機。座席数は545席。こんなものが空を飛ぶとは!と思うくらいボテッとしてます。

 今月の10月13日から15日まで、このA380がオークションにかけられるそうです。

 とは言っても丸ごとではなく、500あまりの部品に分けられ販売されます。

 客室乗務員が使っていたこのワゴンは300ユーロから、トイレの表示版は150ユーロからスタートします。

 他にも鏡やランプなどもオークションの対象です。

 こちらの方はどこかの鉄の部品が気に入ったようです。

 「記念にはちょうどいいですよ。2つ買ってブックエンドに使えますよ」と男性。

 一方、これは天井の荷物入れですね。

 「子供の遊び道具とかタンスなどに使えそうです」と女性。

 もっと大きなものもあります。これはモーターの部品で開始価格は2,000ユーロ。

 その他、操縦桿、機体、扉、さらにはビジネスクラスのバーカウンターもあります。バーカウンターはさすがに高額で開始価格は30,000ユーロ。

 緊急事態に使うグッズもあります。これは火災時にトイレのドアをこじ開ける道具、こちらは乗客を誘導するための拡声器、そしてこのロープはパイロットが窓から避難する時に使われるものだそうです。

 「こんな巨大で重そうなものが簡単にふわりと離陸して空を飛ぶんですから現実のものとは思えませんでした」と女性。

 これは最初のお披露目のときの映像です。皆さん、その勇姿を捉えようと夢中でカメラを構えていました。この時代、まだスマホはないですからカメラです。

 オークションには国内だけでなく海外からマニアが集まるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、どうしても欲しかった古い書籍をオンラインオークションで相手と競り合った。こっちが70ユーロなら相手が74、こっちが76とやっていたら、いつのまにか800ユーロになっていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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パエリア世界チャンピオン [トピックニュース]

 世の中には飛行機の発着マニアというのがいるらしい。そういう私もそれになりかけた。

 とある地方空港のターミナルに設置されたカメラからYouTubeで配信される映像をじっと見るだけなのだが、目が離せなくなってしまった。

 飛行機がターミナルに到着する前後と離陸する前後は、思いのほか地上での作業員の方々が忙しい。飛行機の誘導、荷物の上げ下ろし、機体の点検等々。一連の作業が手際よく進んでいくのを見るのはなんとなく面白い。

 それはさておき、本日はパエリアのお話。スペインのヴァレンシアで開催されたパエリア世界選手権で、フランス人の料理人が世界一になったそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月10日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 大きなトロフィーを授与されて大喜び。

 世界チャンピオンに輝いたのは料理人のエリックさん。故郷に錦を飾りました。

 「世界一のパエリアを食べに来たのよ!」と女性。

 「こんな小さな村で世界一だなんてうれしいわ」と別の女性。

 先週末の土曜日には村の野外劇場でその技を実演することになりました。

 こちらのパエリアの具は魚介類ではなく、鶏肉、アーティチョーク、インゲン等々。

 エリックさんによると、美味しいパエリアを作るコツは鍋全体に音楽を奏でるように具を広げていくことだそうです。さすが熟練した職人さんらしい表現です。

 エリックさんがチャンピオンになったのは伝統のパエリアに工夫をこらして、独自のパエリアを生み出したこと。

 その具は、鴨のコンフィとフォワグラ。なんともフランス風ですね。

 但し、伝統のが10ユーロくらいなら、このアレンジを加えたものは30ユーロと3倍のお値段です。

 材料が高級食材ということも考えれば仕方ないですね。でも、好きな人にとっては30ユーロ出しても惜しくはありません。

 「お値段は気になりませんよ。だって美味しいですからね」

 エリックさん、チャンピオンになってから注文が4倍に跳ね上がったそうです。忙しくなりましたね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、パエリアを食べた。おかげで歯がカレー色に染まった。まっ、夏のファッションと思えばいっか![わーい(嬉しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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共通テーマ:グルメ・料理

自由だ!!! [トピックニュース]

 涼しくなったのはいいけど、この天気では気分は下降気味。もうちょっとちょうどいいくらいになってくれないもんだろうか?

 椅子の上に置きっぱなしになっている短パンを見ながら、これを最後に着る日がもう一回くらいあるに違いないと思った。

 案の定、来週の火曜日あたりに30℃近い気温になるらしい。もう少し穏やかに暮らしたいものだ。

 それはともかくとして、今、こんな活動が広がっているそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年10月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ハサミで髪を切っているのは、フランスの女優さんたち。

 最初がジュリエット・ビノシュ、次がマリオン・コティヤール、さらにイザベル・アジャニ、イザベル・ユペール、ジェーン・バーキンにシャルロット・ゲンズブールと続きます。

 なぜにこんなことをしているのかと言えば、イランの女性たちがリスクを知りながらも3週間ほど前から始めた政治体制に対する抗議運動を支持するためだ。

 「これはスカーフに反対するものではありません。スカーフは着用する自由があります。それと同時に着用しないという自由もなくてはなりません。そのために制作されたビデオです」と舞台女優のイザベル・カレさん。

 この運動が始まったのは、こちらの22才のイラン人女性が亡くなったのがきっかけとなりました。

 彼女はスカーフで髪をすべて隠していなかったとして警察に逮捕され、数日後に亡くなってしまったのです。それが髪を切るという活動につながりました。

 こちらの映像は、この女性の棺に自分の髪を切って投げ入れている映像です。

 この運動、欧州議会にまで広がりました。また、イタリアの美術館では来場者がこの運動に参加できるように、こんなものが用意されています。

 そしてイランの女性たちもこのとおり。

 それにしても思っきりばっさり行ってますね。これを全部集めて当局に持っていったら面白いことになりそうな・・・。

 結構怖いですよね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、美容院から出てきたところで母とばったり出くわした。母は私をしみじみ眺めて言った。『髪の毛の良いところはまた生えてくるってことだわね』」

VDM(Vie de Merde)より


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夏服か秋服か [トピックニュース]

 いつまでも暑くてかなわない。1年のうちの4ヶ月が夏だなんてご勘弁願いたし。

 涼しくなったからやっと長袖にジャケットの季節かと思いきや、まだ夏が終わってないことを思い知らされる。

 家の中も夏と秋が同居状態で色んなものがすっきり片付かない。

 夏と秋が同居しているのは海のむこうのあの国も同じらしい。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月4日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはフランス中東部の都市ディジョン。

 通りを歩くこちらの男性。下は短パン、上は長袖のジャケット。

 「足はそれほど寒くないからしばらくは大丈夫だったんですけど、ちょっと寒いですね」

 この日の朝、気温は10℃を下回っていました。

 ええっ、10℃以下!いくらなんでも夏服では厳しいでしょう。

 「寒さは感じないですよ、慣れてますから。僕はちょっと暑いくらいだからこの格好です」

 う〜む、こんな方もいらっしゃるんですね。

 この日の午後の気温は19℃と予想されていますが、朝と午後で10℃も差があるとなると、どんな服を着ればいいか迷います。

 上着、ダウンジャケット、ベストに帽子。防寒対策は万全のアレクシスさん。

 「こんな寒い朝には暖かくしないといけないです。風邪を引いてしまったら最悪ですよ」

 しかし、午後には20℃近くになるとなると、あのスタイルではかなり暑い・・・。

 そこで、こんな女性がいました。

 「重ね着してます。上着、ベスト、マフラー・・・その時の状況に合わせられるようにしてます」

 確かに、こうしておけば安心ですね。

 それにしてもかなりの重ね着・・・。暖かくなったら脱げばいいだけですが、少々荷物になりますね。

 でもこの女性、全身を見ていると夏と秋(又は冬)が同居してます。下半身は夏で上半身は秋か冬。

 いずれにしてもこの時期は本当に服装が悩ましい。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、気温は5℃〜10℃だっていうのに、窓を開けるたびに蚊が入って来る[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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電気・ガスより薪 [トピックニュース]

 先日、下北沢のピーコックの2階にある100均に行ったら、閉店セールで大方の棚は空っぽ。買いたかった商品は影も形もなかった。

 次はあそこはどうなるんだろうと思っていたら、またもや100均になるらしい。それも大手のキャンドゥ。

 アメリカでは1ドルショップにお客が集まってると聞いたが、日本の100均は円安とエネルギー価格高騰のダブルパンチで経営が難しいとニュースで言っていたような・・・。

 それはともかく、最近になって物の値段が上がったことを実感する。

 「10月になったらもっとすごいことになるんじゃないの?」スーパーでそんな声が聞こえてきた。

 フランスでは冬場の電気やガスの供給不足が危惧されているせいで、煙突掃除の依頼が急増しているそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月27日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはルネさんのお宅。やってきたのは煙突掃除のスタッフ。早速、暖炉の煙突掃除が始まりました。

 ということはつまり、ガスや電気ではなく薪を使って暖房する計画のようです。

 「去年、暖炉に切り替えたところ200ユーロの節約になったんですよ」

 それで今年も暖炉にしたわけですね。

 こういう人はルネさんだけではなさそうです。というのも、2週間ほど前から掃除の依頼が殺到し始めたからです。

 「例年と比べて信じられないくらい増えました」と作業員。

 この急増は急激な気温の低下のせいというだけでは説明がつきません。やはりエネルギー費用の高騰が原因としか考えられません。

 こちらは煙突掃除を一手に引き受けている会社。ひっきりなしに依頼の電話が入ってきます。今年中は予約でいっぱいなため来年に持ち越すものもあります。

 「この10年間にないくらいの受注です。しかも皆さん至急のご依頼ばかり」と女社長。

 安全の観点から、暖炉は使用する前に必ず煙突を掃除することが義務付けられています。

 料金は約1時間の掃除で一回55〜85ユーロ。

 掃除が完了したら薪を入れて火を付けます。どうも薪の方が安いらしい。

 しかし、需要が高まれば物の値段は上がります・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、彼と一緒に布団の中で暖まっていると、彼がプゥ〜とやらかした。そして言った。『冬だもん、ガスで暖房しなきゃあね』」

VDM(Vie de Merde)より


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カプセルコーヒーの後始末 [トピックニュース]

 コロナ前までは、職場にマシンがあったのでカプセルコーヒーを愛飲していた。この使い捨てカプセルは問題だなと思いながらも飲んでいた。

 そしてコロナ禍でテレワークとなり、今ではポットで作るエスプレッソに変わってしまった。マシンを手に入れてまでカプセルコーヒーが飲みたいわけじゃない。ポットで入れるコーヒーは厳密にはエスプレッソとは言えないが、美味しく飲める。唯一の問題は後片付けが必要なこと。ポイと捨てるわけにはいかない。

 それにくらべてポイ捨てのできるカプセルコーヒーは便利だ。しかしゴミとしての処理に手間がかかってしまう。つまり環境に優しくない。

 そこで、”カプセルのないカプセルコーヒー”とやらが発明されたとか。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月25日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 それがこちらのコーヒー。

 使い終わったカプセルをマシンからとりだすとボールのように固まったものが出てきました。力を入れるとぽろぽろと崩れてしまいます。

 コーヒーの粉を圧縮してボール状に固めたものでアルミニウムもプラスチックも使われていないそうです。

 こちらの会社が5年前から開発をすすめてきました。

 「この塊は100%が植物性です」

 周りを覆っているのは海藻を原料としたもので廃棄してもそのまま分解されてしまうそうです。ということは自宅の庭や植木に埋めて処分してしまうことができるというわけです。

 一方、フランスの現状は、従来のカプセルコーヒーが1秒間に16個捨てられている計算になるらしい。莫大な量!なのにリサイクルされているのはそのうちの20%しかないそうです。

 第一の問題はどこに捨てたら良いのかわからないユーザーが多いこと。カプセル専用の回収所やプラスティックなどの回収ボックスに持っていけばリサイクルが可能です。とは言っても、フランスでアルミニウムとプラスティックを分けることのできるごみ処理場は3分1しかないそうです。

 回収されたカプセルは主にオランダでリサイクルされています。フランスにもアミアンにこれができる施設があり、プラスティックや塗料を取り除いてアルミニウムだけにして車の部品等々に再利用されるそうです。コーヒーのかすは農業に再利用されます。

 これで丸く収まるかと思いきや、この再利用には莫大なエネルギーが消費されることになります。ということはあまり意味ないってことになりそうな・・・。

 結局、使い捨てではなく何度も使えるカプセルを使うのが一番ということになってしまいそうです。これなら後片付けもそれほど大変でもなさそうですがどうでしょう?


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、朝の4時に美味しいコーヒーを飲んでいる夢を見て目が覚めた。おかげで、また寝ようとしたけどだめだった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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クリスマスも節約! [トピックニュース]

 やっと長袖が着られるようになった!

 夜は窓を開けていればエアコン不要の日が続いていたが、ついに窓を閉める時がきた。開けっ放しでは寒い。

 このまま季節が進めばいずれ暖房が必要になる。そして年末にはクリスマスがやってくる。

 あのキラキラしたクリスマスが、エネルギー問題に直面・・・。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはクリスマスマーケットで知られるアルザス地方の町コルマール。

 いつ見ても美しいイルミネーション。電気の消費量はかなりのもの。

 そこで今年は、各屋台の暖房を取りやめることになりました。あの寒い冬に屋外で暖房なし???

 「屋根を付けたりコートを着込むだけでは防寒にはなりませんよ。暖房なしでは病気になってしまいます」と商店の代表の方。

 一方、こちらは町長さん。

 「これは今年3月30日に発布された条例によるもので、町長の意思ではありません」

 この条例によりエネルギー問題への対応が必須になってしまいました。

 これまでと異なるのは暖房だけではありません。開催時間も短縮されます。これまでは10時〜22時だったのが、11時〜21時に変更。

 これにより、屋台だけで電気126,000キロワットの節約になるそうです。金額にすると32,000ユーロ。

 一方、こちらはペルシュ地方のとある町。今年はイルミネーションを減らすことにしたそうです。

 いつものキラキラしたクリスマスにはなりませんが、その代わり様々なイベントでカバーすることになるようです。

 「節約はしなくてはいけませんから、明かりが少なくなるのも仕方がないと思いますよ」と住民。

 「この数年のクリスマスを思うと、装飾が少ないと寂しいですね。各世帯で電気を節約するというのがいいんじゃなですかね」と別の住民。

 こちらはカフェの経営者。

 「節約をしながら経済を回していくというのが大事だと思いますよ」

 考えてみれば、もう2ヶ月もすればクリスマスシーズンが始まります。各自治体は対応を早急に決める必要があるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家のブレーカーが落ちた。暗闇の中を手探りでブレーカーを探しながら、明かりを求めて思わず冷蔵庫を開けた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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