クリスマスも節約! [トピックニュース]
やっと長袖が着られるようになった!
夜は窓を開けていればエアコン不要の日が続いていたが、ついに窓を閉める時がきた。開けっ放しでは寒い。
このまま季節が進めばいずれ暖房が必要になる。そして年末にはクリスマスがやってくる。
あのキラキラしたクリスマスが、エネルギー問題に直面・・・。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年9月21日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはクリスマスマーケットで知られるアルザス地方の町コルマール。
いつ見ても美しいイルミネーション。電気の消費量はかなりのもの。
そこで今年は、各屋台の暖房を取りやめることになりました。あの寒い冬に屋外で暖房なし???
「屋根を付けたりコートを着込むだけでは防寒にはなりませんよ。暖房なしでは病気になってしまいます」と商店の代表の方。
一方、こちらは町長さん。
「これは今年3月30日に発布された条例によるもので、町長の意思ではありません」
この条例によりエネルギー問題への対応が必須になってしまいました。
これまでと異なるのは暖房だけではありません。開催時間も短縮されます。これまでは10時〜22時だったのが、11時〜21時に変更。
これにより、屋台だけで電気126,000キロワットの節約になるそうです。金額にすると32,000ユーロ。
一方、こちらはペルシュ地方のとある町。今年はイルミネーションを減らすことにしたそうです。
いつものキラキラしたクリスマスにはなりませんが、その代わり様々なイベントでカバーすることになるようです。
「節約はしなくてはいけませんから、明かりが少なくなるのも仕方がないと思いますよ」と住民。
「この数年のクリスマスを思うと、装飾が少ないと寂しいですね。各世帯で電気を節約するというのがいいんじゃなですかね」と別の住民。
こちらはカフェの経営者。
「節約をしながら経済を回していくというのが大事だと思いますよ」
考えてみれば、もう2ヶ月もすればクリスマスシーズンが始まります。各自治体は対応を早急に決める必要があるようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、家のブレーカーが落ちた。暗闇の中を手探りでブレーカーを探しながら、明かりを求めて思わず冷蔵庫を開けた」
VDM(Vie de Merde)より
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