冬の終わり春の始まり [アルザス地方]
仕事がかなり忙しい。今頃は老後をのんびり過ごしているはずだったのに・・・。
第二の人生、こんなはずではなかったなあ〜。
それはともかく、東京は寒さが緩んで過ごしやすくなってきた。予報によると、この状態のまま春になるらしい。
海のむこうのフランスは日本より季節の進み具合が少し遅いようで、アルザス地方のとある村では、春が来る前にこんな行事が行われるそうです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年2月27日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクッリク
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
何やら巨大な焚き火を囲む人たち。
長い棒の先には火の付いた円盤のようなものがのっています。この円盤を石に叩きつけて遠くまで飛ばすらしい。
「谷にむかってできるだけ遠くに飛ばすんです。100メートル以上飛びますよ」と男性。
千年も前からこの地で続けられてきた伝統の行事、その名もシーヴシュラーヴ(Schieweschlawe)。
長い棒を振り回して、ちょうどいいタイミングで岩に打ち付けて飛ばします。
おお、飛んだ、飛んだ。
「マルディグラ後の最初の日曜日、つまり復活祭の6週間前に行われる行事で、春がまた巡ってくるのを祝うためです」と男性。
「でも、宗教的な行事ではないんです。冬を早く追い出すための行事なんです」と別の男性。
火の付いた円盤は太陽を表しているとか。
さてこの円盤、冬の間に着々と準備されてきました。
こちらはその工房。密度の高いブナの木を使ってこのように一つずつ作られます。
「岩にぶつけて遠くまで飛ばすので、両面をこんな具合に削ります」
ははあ、こんな感じなんだあ。これを棒の先につけて焚き火の中にしばらく入れておくと火が付いて太陽になるんですね。
こうしてみているとゴルフのスイングの要領でやると良さそうに思えてきます。
遠くまで飛ばすことに加えて、フォームの美しさも評価したいところですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ヌテラを塗ったパンを落とすか、硬いディスクを落とすかの一瞬の選択で、ディスクを落とした」
VDM(Vie de Merde)より
ストラスブールのXmas2022 [アルザス地方]
ゼロコロナなんてどこからどう考えてもありえん。
現状を見れば見るほどそんな馬鹿げた政策は止めたほうが良いと言わずにはおられない。いい加減に目を覚ますべし!
それはともかくとして、いよいよ街が年末の様相を呈してきました。
そしてクリスマスまで1ヶ月を切りました。この時期になると登場するのがストラスブールのクリスマス市。
先週の金曜日から始まったようですが、その直前の様子を見てみましょう。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年11月25日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
地元の人だけが楽しめる開催前のツリーの点灯。
今年は照明によって姿ががらりと変わるようです。きれいですねえ〜。なんとなくワクワクしてきます。
「今晩のツリーは、ここにいる私達だけが見られるツリーです。素晴らしいわあ。すごく幸せな気持ちになります」と女性。
公式には25日の夜からクリスマス市が始まります。それに向けて最後の準備が急ピッチで進められています。
しかし、点灯に並んでいる品物は、そのずっと前から用意されてきました。
「準備には時間がかかっています。装飾の品々は今年の1月か2月くらいから作り始めましたよ」とジルベールさん。
ジルベールさんは23年前から市にお店を出してきました。ここに並んでいるのはアルザス地方ならではものばかり。
今年はエネルギー不足のためイルミネーションは例年より少なめ。それに屋台で暖房を使うことは許されていません。その上、人手も不足しているとか。
そうは言っても、1570年に始まった歴史あるクリスマス市です。様々なスペシャリテが満載です。
「やはりホットワインですよ。誰だってスペシャリテはホットワインだと言うと思いますよ」
確かに、クリスマス市と言えば湯気がゆらゆらのぼるあのカップのイメージがあります。シナモンやオレンジの香りも漂ってきそうです。
この5年ほどはテロがあったりコロナ感染があったりで昔のように気兼ねなく楽しめる雰囲気ではなかった。今年は少し復活かな。
こちらはホテル。
「今年は世界中からご予約を頂いています。オーストラリア、アメリカ、ブラジル、さらに数年前から姿が見えなくなった南米からのお客様も今年はお迎えできるようになりました」とホテルの支配人。
今年は200万人あまりがストラスブールでクリスマスを楽しむと予想されています。
******* フランス人のつぶやき *******
「2月中旬、2ヶ月ほどテレワークして久しぶりに出社した。デスクにはクリスマスプレゼントの包。開けてみたら、チーズのように醗酵してた」
VDM(Vie de Merde)より
恒例の樅の木2022 [アルザス地方]
月曜日恒例の節約晩ご飯は放送がなかったのでお休みです。
さて今年も残りわずか2ヶ月。またあっという間に一年が終わってしまいそうだ。
エネルギー問題で今年のクリスマスのイルミネーションはどうなるのやら・・・。とにかくストラスブールの樅の木はいつもの広場に設置されたようです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年10月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
短パンにフード付きシャツという軽装で写真を撮る男性。その向こうでは大きな樅の木がクレーンでもちあげられようとしています。
樅の木にはこれからクリスマスの装飾が施され4週間後にはツリーに変身します。
本当にこれは今の映像???と疑いたくなるような光景。
しかし、確かにこれは先週の金曜日に樅の木がクレベール広場に設置されるときの様子です。気温は20〜22℃ほど。
「気持ち悪いってことはないですね。慣れてしまえば良いだけじゃないですか?ロスやオーストラリアと同じと思えばいいでしょう」と男性。
「今までにないくらいの陽気です。ここは南仏じゃないですよねえ」と別の男性。
一方、作業の方は粛々と進められていきます。
高さ30メートルを超える樅の木が2台のクレーンで徐々に垂直に立ち上げられます。
これから運搬の際に傷んだ枝を修復して形がきれいになったら、装飾の作業が始まるそうです。
「今年も美しい樅の木を見つけることができました。大変満足しています」と責任者の方。
青空市のお店にはダウンジャケットが並べられています。本格的な冬はいつ頃になるのでしょう?
この樅の木がツリーに変身するのが待ち遠しいですね。この3年、あまり明るいニュースがなかった分、クリスマスは華やかに過ごしたいものです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、サンタクロースはソリに問題があったらしく、私の車で出発して行った」
VDM(Vie de Merde)より
アーモンドの花咲く丘 [アルザス地方]
電力逼迫の中、昨晩は2〜3週間ぶりくらいで暖房を入れた。いつもどおり設定温度は20℃。
この寒さでは暖房なしではいられない。あの地震がこんな影響を及ぼすとは・・・。
でも、よく考えるとかなり大きな地震だった。
コロナにウクライナに地震。あまりに色々な事件が起きるから、焦点をどこに絞ったらいいのかわからなくなる。
さて、寒の戻りはあるものの、春はすぐそこまで来ています。
東京では桜の開花が始まりましたが、フランスのアルザス地方ではアーモンドの花が満開だそうです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年3月22日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
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こちらがアーモンドの花。色が桜に似てますが、形は違ってます。
鳥の目で見てみると、ぶどう畑の間にあるあぜ道のような道の両側にアーモンドの木がずらりと並んでいます。美しい。
「枝が揺れる音を耳で聞いて、口でこの空気を味わい、目でこの風景を楽しみます」
なるほど。冬が終わり春がやってくるこの時期、外に出て自然を感じたくなりますね。しかもお花が満開ならなおさらです。
このアーモンドの木を守っているのがこちらの男性、ジャン=ジャックさん、85歳。
「私の祖父が育て方を教えてくれたんです。私は少しずつ木を植え続けてきました。どうして続けて来られたのかよくわかりませんが、どれ一つとっても同じ木はないですよ」
伝説によれば、カール大帝がこの丘にやってきてアーモンドを食べ、その中の一つを大地に投げ捨てたのがこの並木の始まりだとか。
こちらはすぐ近くのぶどう畑。優良銘柄のワインを生み出すぶどうで知られています。
「アーモンドの花が咲くところに畑があれば間違いなしですよ」
この辺りの微気候がアーモンドにもぶどうにも良いらしい。
この丘には50本もの木が植えられているそうです。
散策を楽しんだ後は、アーモンドの実と特産の白ワインで乾杯です。
いいなあ、私も仲間に入りたい!
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、夫が、出産したばかりの同僚の女性に花を贈りたいが、どんな花にしたらいいかと電話してきた。まったく!私は3回も出産したのにお花なんてもらってないわ」
VDM(Vie de Merde)より
田舎の暮らしは・・・ [アルザス地方]
楽しみにしていたスノームーン。夕方、ジムからの帰り道に見ようと思っていたのに考え事をしながら歩いていたらすっかり忘れてしまった。
夜の10時過ぎになって思い出し、ベランダから空を見たら丸い月が出ていた。
こうして見てみると月明かりってかなり明るい。人が狼に変わるのもわかる気がする。
それはさておき、フランスのとある村の入り口には、こんな看板が立っているそうです。
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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その看板がこれ。
「この村には子供もいれば牛や雄鶏、それに狼だっています。鐘の音も鳴り響いてますよ。それが嫌なら、いま来た道にお戻りください」ってなことが書かれてあります。
つまり、こんな田舎が気に入らないのなら、この村には来ないでください、というわけです。
この看板、数週間前に設置されました。住人はこの看板に大賛成。
「とてもいい看板だと思いますよ。この村の活動がさかんだということがよく分かりますからね」と女性。
「地方の田舎なんだから当たり前のことですよ」と別の女性。
こちらの男性が村長さん。看板を設置したご本人です。都会からやってきて、あれこれ苦情を申し立てるクレイマーにうんざりしてしまったとか。
「都会にだって様々な制約がありますよね。それは田舎も同じです」と村長。
都会からあまり来てほしくないのかと思いきや、そんなことはありません。新しく村に住んでくれるなら大歓迎だそうです。
しかし、もしそうなら、村の暮らしに順応してもらわなくてはなりません。
「確かに、ちょっと農場の匂いがきついかもしれません。でも、慣れればどうということはありませんよ」と男性。
こちらの女性は教会のすぐ近くに住んでいて、毎日、鐘の音を聞いてすごしているそうです。慣れれば気にならなくなるらしい。
そしてこちらは牛舎。さすがに匂いがきつそうな気がします。しかし、特に問題にはなってないらしい。
面白いことに、この10年で村の人口は800人も増加したそうです。
つべこべ文句を言わず、この村の暮らしに順応できた方々なんでしょうね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、都会から田舎に引っ越してきた。これでもう隣人に朝の6時半に起こされることはなくなった。と思ったら、やっぱり6時半に起こされた。今度は鳥の鳴き声で・・・」
VDM(Vie de Merde)より
世界最古のワイン [アルザス地方]
フランスには世界で一番古いワインがあるそうです。その製造年度は、なんと1472年。
当時、ダ・ヴィンチは若干20歳、アメリカ大陸はまだ発見されてなかったとか・・・。
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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
そのワインが眠っているのはこちらの蔵。しかもこの鉄条網の中で厳重に保管されています。
この一番左奥の古い樽の中に入っています。樽には1472の文字。
おっ、栓を開けてますが、飲むのかなと思いきや、なにやら香りを確認しています。
「普通のワインとは違いますね。かなり濃厚な香りがします」と蔵の主。
「かなり強いですが、確かにワインの香りですね」とリポーター。
550年間も熟成を続けているとどのような味になるのやら。
このワイン、きちんとした記録が残っており、1472年にこの樽に詰められ、当時病院だった建物の地下に保管されたことが分かっています。
建物は1716年に火事で焼けてしまいますが、ワインだけは無傷で残ったそうです。
これまでにこのワインを味わったのは3人だけ。最近のは、1944年にストラスブールがドイツ占領から開放されたとき、ルクレール将軍がグラスに口をつけたとか。何しろ飲むにはあまりに酸っぱかったらしい。
ええ〜、それならワインじゃなくてビネガーなんじゃなかろうか・・・。
現在は観賞用に一部を瓶詰めにして展示しています。
もともとは白ワイン。樽の中で長い年月を過ごしている間にピンク色に変化したようです。
この蔵、他にもたくさんのワイン樽が保管されています。
現在24軒のワイン農家がこの蔵を利用しており、14世紀から現在に至るまでワイン造りが続けられているそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「母に、好きな男の子と両思いになったと言うと、母が言った。『今のうちよ。恋なんて長く続かないわ。どうせあんたも年を取ったらシワシワのおばばになるんだから』」
VDM(Vie de Merde)より
老舗の雑貨屋さん [アルザス地方]
昨日、買い物のついでに、梅はどうなったかなと公園を横切ったところ、開花が始まっていた。
一週間後くらいには1分咲きくらいにはなっているような・・・。
しかし、毎年開催されてきた梅まつりは今年も中止のようだ。2年続きの中止。こちらは買い物に出れば毎日でも見られるから特に困ることはないけど、お祭りがないとなると寂しい。
さて、本日はフランスでも古い雑貨屋さんの一つを訪ねてみましょう。
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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
日々の暮らしに欠かせない様々な日用品を各種取り揃えているのが雑貨屋さん。店内には所狭しと様々な商品が並べられています。
「これは面白いですね。こうやると、玉子の頭の部分だけをカットできるんです」と女性。
役に立つかどうかは別にして、面白いからプレゼントにするのはいいかもしれません。
昔、フランスのホテルにこれと似たような器具が置いてあって、朝食の半熟卵を頭の部分だけカットしようとしたら失敗して、そこら中に飛び散った記憶がある。お掃除の人にごめんなさいと言ったら、大丈夫よ、あなたひとりじゃないからと言われたのだった。
それはともかく、ここは今から154年前にオープンした雑貨屋さんDROGUERIE DU CYGNE。
「ブラシにピーラーなど、ここにはなんでもありますよ」と男性。
そしてリーズナブルな値段も雑貨屋さんの特徴です。
ディアヌさんはつい最近、母親からお店を引き継いだばかり。値上げをしなくても利益は確保する、そんな方法を模索中です。例えば、消費しやすい商品は値段を据え置きにしてリピートで買ってもらう。
そして、150年以上というお店の歴史も後押ししてくれます。
「長年に取引を続けていると有利な額で仕入れることができる商品があるんです」とディアヌさん。
こういう雑貨屋さんはふらっと入って見るだけでも楽しめますね。見ているうちに面白いものがみつかったりします。
これは例のチューブ入のものを最後までキレイに使い切る道具。雑貨屋さんならではの商品でした。
******* フランス人のつぶやき *******
「私は、心配性でなかなか寝付いてくれない男の子のパパ。子供と話しているうちに理由が分かってきた。それは、ママが学校に迎えに行く途中、いつも雑貨店に寄って来るから遅れるらしい・・・」
VDM(Vie de Merde)より
モミの木の炎 [アルザス地方]
北京オリンピックは東京より楽だろうと思っていたけど、とんでもなかった。
新型コロナウィルスはそう簡単には収まってくれそうもない。パリ五輪は大丈夫なんだろうか?ここからもう2年も続くなんて御免だ。
さて、年末年始の2大イベントも終わった頃、アルザス地方では毎年こんな行事が行われているそうです。
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映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
クリスマスツリーに使われたモミの木、役割を終えると一箇所に集められます。そして大きな炎に生まれ変わります。
これだけの炎を見る機会はなかなかないですね。
「この時期になると必ず行われる行事ですよ」
「炎を見ながら新しい年がいい年になるようにと願うんです」
この日は朝から村人たちがこの場所にモミの木を集めていました。ちょうど薪の形になるように積み上げます。
なんだか無造作に投げてるように見えますが、大きくきれいな炎にするためにはそれなりの積み上げ方が大事です。
日が沈む頃になると、火が付けられます。
「いい年になるようにお願いするんです」と女の子。
「村人たちの交流の場にもなってるんですよ」と男性。
炎を見た後はこうしてホットワインを飲みながら新しい年をお祝いします。
「あっちはホットワイン、こっちはココアです」と消防隊員。
どちらも身体が温まりますね。それに消防隊員が現場にいてくれるというのもいいですね。安心してモミの木を燃やすことができます。
用意されているのは飲み物だけではありません。こちらはタルト・フランベ。ピッツァのようでピッツァではない郷土料理。お腹もいっぱいになりそう。
大きな炎の周りを取り囲む村人たち。
「クリスマスの後に村人全員が顔を合わせる楽しいお祭りです」と男性。
大きな炎が風に煽られ火の粉が飛び散っています。大丈夫かなと思ったら消防士さん登場。安全は確保されているようです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、やっとツリーの飾り付けが完成した。今晩こそは誰も触るなよと思っていたら、うちのニャンがやらかしていた。なにしろイルミネーションをかじって吐いた跡が点々と居間に残されていたのだった」
VDM(Vie de Merde)より
ストラスブールその後 [アルザス地方]
今日から年末年始の休みに入った。年内の仕事は昨日をもって終了。
とは言っても、会社からあてがわれた机の上のパソコンを再起動させればいつでも仕事ができる。
この状況ではどうもけじめがつかぬ。見えないところにしまっておくか・・・。
さて、今年は無事に開催されたストラスブールのクリスマス市。今月26日の日曜日に終了となりました。
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月曜日の朝、会場ではあと片付け始まっていました。
商品は箱にしまわれ、陳列棚がカラになりつつあります。売上はどうだったんでしょう?
「物事は前向きに考えるべきです。去年はゼロだったことを思えば、今年はマシですよ」
オミクロンの脅威の中、早めに終わってしまうのではと心配されましたが、会期を全うして終了となりました。
マスク着用を義務付け、歩きながらの飲食は禁止という厳しい制約の中でも、これだけの人たちで賑わいました。
入場できるのは感染防止パスの取得者のみ。飲食は指定された場所以外ではできません。
しかし、この厳しい規制のおかげで、なんとか最後まで開催することができたとも言えます。
「とにかくお店が出せたから、良かったです」
「観光客もきてましたし、大勢の人たちが来てくれました」
「アメリカ人が多かったですね。アジアはやや少なめでした」
一方、こちらはホテル。12月は94%の宿泊が見込まれていましたが、それが78%に落ち込みました。第5波でキャンセルが出てしまったのです。
「アメリカからのお客様が増えました。全体の30%で、うちにとってはかなり大きいです。国内からのお客さまはまあまあといったところです」とホテルの支配人。
そう言えば、感染がわりに落ち着いていた頃、アメリカ人がフランス観光に来始めたというようなニュースもありました。オミクロン株ですべてがまた逆戻り。
でも今度は治療薬が出てきたから今までと同じというわけじゃない。もう少しのがんばりかな・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「クリスマスの飾り付けがしてあった向かいのバルコニーのサンタクロースが、強風にあおられゆらゆら揺れたかと思ったら真っ逆さまに落ちていった。そいつが、駐車していた私の車の上に落ちてガラスを割らなかったら、笑い事ですんだんだが・・・」
VDM(Vie de Merde)より
ストラスブールのXmas [アルザス地方]
次から次へと変異株を繰り出す新型コロナウィルス。また妙なものが登場したおかげで、マスク着用と自粛生活はまだまだ続きそうだ。
久しぶりにWHOの世界の感染リポートを覗いてみたら、数字が直近24時間から直近1週間に変わっていた。
因みにフランスは一週間で162,391人なので一日当たり23,000人ほど。わが方は760人で一日当たりにすると110人ほど。日本の感染者が異常なくらい少ないことがわかる。この先、どうなるのやら・・・。油断は禁物。
さて、一日当たり23,000人もの感染者が出ている中、ストラスブールのクリスマス市は先週末に始まったようです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年11月28日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
11月27日の夜、大勢の人で賑わうクリスマス市。海外からの観光客に加えて地元の人たちもやって来ているようです。
去年はいくつかイベントは開催されたようですが、市は中止になってしまいました。1570年から続いてきた伝統のクリスマス市。
「皆が笑顔で集まっているのを見るのは本当にうれしいです」
「テロやコロナウィルスでずっと緊張状態でしたからね。今年になってやっと楽しめますよ」
そう言えば、コロナの前はテロで大変でした。5〜6年前、テロには屈しないと厳戒態勢での開催でした。ご難続きでしたね。今年は無事に開催されましたが、中心街ではマスク着用が義務化されています。
「今年はこれだけ多くの人たちがストラスブールのクリスマス市を楽しんでくれているのでとても嬉しいですよ」と屋台の店主。
おっ、クレベール広場の巨大ツリーが登場しましたね。今年はこんな飾り付けなのですね。ステキ!クリスマスらしくなってきた!
しかし、窮状を訴える店主もいます。
「去年は大変でした。ここまで来るのにいろいろ経費が発生するんですよ。今年もし中止なんてことになったら絶望的ですよ」
一方、幸いなことに市内のホテルはどこも満室。今年は200万人の観光客が訪れることが見込まれているそうです。
マスク着用を徹底して年末までなんとか持ちこたえて欲しいですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、マスクをするのに慣れすぎて、マスクをしたままシャワーにかかりそうになった」
VDM(Vie de Merde)より