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カルカソンヌの花火 [ミディ=ピレネー地方]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズは放送がなかったのでお休みです。

 それはさておき、もうかれこれ10日ほど続いているこの猛暑、きつい〜。歳を重ねるごとに暑さが堪える。

 この猛暑、欧州も同じらしい。あのギリシャのアクロポリスは気温43℃を記録し閉鎖された模様。ただでさえあそこは暑いから40℃超えでは閉鎖もやむなしでしょう。

 さて、本日は7月14日にカルカソンヌで開催された花火大会の様子をご覧ください。

Paris_Carcassonne2.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年7月15日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック。

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 城壁から打ち上がる花火。今年のテーマは ”星の都市” 。夜空に17枚の光の絵が描かれました。

 15人ほどの花火師が1年かけて制作した作品の集大成です。最後は真っ赤に燃え上がるカルカソンヌ。何百年も前から続けられてきた光のエンタテイメントショー。

 一度でいいから生で観てみたいものです。とは言うものの、簡単なことではなさそうです。

 まだ明るいうちから観覧席はこの有様。早めに来ないといい場所は取れません。

 暑い中、ぞっとするようなこの人の群れ・・・。どうにかして花火が観られる場所を探している方々。

 「いい場所となるとアスファルトの道路に座るしかないかもしれないですねえ」と男性。

 一方、こちらは高速道路のサービスエリア。人混みをさけてここから花火を楽しもうという人たちのようです。

 遠くにカルカソンヌの城壁はが見えるようなので、花火はかろうじて観られるようです。


******* フランス人のつぶやき *******

「猛暑の中、エアコンもない事務所で仕事に励んでやっとバカンスがやってきた!と思ったら、雨。気温は19℃。とほほ・・・[もうやだ~(悲しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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中世の城塞都市 [ミディ=ピレネー地方]

 年末年始の休暇が終わり普通の生活に戻ったものの、本当にいつもの日常に戻るには月〜日がもう一回りしてくれないとダメなようだ。

 週末旅の放送再開を願いつつ、本日は、フランスの観光の名所カルカソンヌを見物してみましょう。

Paris_Carcassonne2.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2023年1月6日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 歴史の刻み込まれた大聖堂。カルカソンヌの城塞都市の中に君臨しています。

 鳥の目で見るとそれがよくわかります。これぞまさしく城塞都市。

 城壁のふもとにはぶどう園があります。今は剪定の時期?

 「こうして城壁を見ていると我々を保護し助けてくれるように感じます。これだけの城塞都市は他にはないですね」

 古い白黒映像には城壁を見学する観光客の姿がとらえられていました。現在はこんな感じ。シーズンオフでも観光客はいるようです。

 城壁には敵からの攻撃に対抗するための様々な工夫がほどこされています。

 「最初の城壁ができたのは3世紀末のことです。現在でもその3分の2が残されています」

 へえ、そんな時代のものが今でも残っているとは驚き。

 やがて13世紀中頃、当時のフランス国王ルイ9世の命により大々的な工事が行われ城塞都市が出来上がりました。

 城壁の中にはあちこちに緑があり穏やかな暮らしが続いていたようですが、19世紀になると崩壊の危機に直面することになります。

 というのも、ルイ14世の時代になりスペインとの国境がピレネー地域にまで遠ざかったため、役目を終えた城壁は200年近くに渡って放置されてしまったからです。

 これを救ったのがこの人、ヴィオレ=ル=デュクでした。城塞都市は再建され、美しい姿を取り戻すと同時に、かつての姿とは少し違ったものになってしまいました。

 それが建物の上にのせられたトンガリ屋根。この地域には歴史的に見てもこのような屋根はなかったそうです。

 「彼はあの屋根をつけることで理想的な中世の城塞都市を作り上げたのです」

 城壁の中では中世の衣装をまとって楽しむ人たちもいます。

 そして1997年にはユネスコの世界遺産に登録され、今では年間200万人が訪れる観光の名所になりました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、観光で初めてきた街で迷子になってしまい、通りすがりの人に道を聞いたらその人が言った。『ムッシュー、知らないなら来ちゃダメですよ』[もうやだ~(悲しい顔)][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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Xmasのオススメ料理 ④ [ミディ=ピレネー地方]

 又吉さんが自身のYouTubeチャンネルでPK戦のお話をされてまして、あれはかなり難しいものらしい。

 聞けば聞くほど狐と狸の化かし合いにしか思えなくなる。

 こっちに蹴ると見せかけてあっちに蹴ると思いきや、やっぱりこっちに蹴るとか。あっちに蹴るとみせかけてこっちに蹴るかと思いきや、やっぱりあっちに蹴るとか・・・。

 行けども行けども化かし合いなのでして・・・。

 それはともかく、本日はシリーズの4回目。トゥルーズを中心にしたフランス南部に伝わるクリスマスのごちそうです。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年12月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これこれっ!クリスマスと言えばローストチキン。

 しかし、これはただのローストチキンではありません。中にたっぷり具が詰まっているコクレ(coquelet)という料理です。

 中に詰まっているのは、フォワグラ、仔牛の肉、ソーセージミート、プルーン、そしてアルマニャックが少々。

 「地元産のものを最大限使うようにしています」とお料理ブロガーのサビーヌさん。

 今回はサビーヌさんの娘さんとお孫さんが手伝ってくれます。

 まずはパンをちぎっておきます。プルーンは刻んだらアルマニャックをひとさじかけて揉み込みます。

 仔牛の肉は適当なサイズに切って他の具と一緒にミキサーにかけて混ぜ合わせます。

 コクレの味に深みをもたせるためにさいの目ほどに切ったフォワグラを具に加えます。これで準備完了。

 鳥に具を詰め込んでいきますが、サビーヌさん、お庭に出てローリエの葉を摘んでもどってきました。具が飛び出してこないように蓋として使います。もちろん料理の香り付けにもなります。最後は糸で縫えば完了です。

 お鍋で回りに焦げ目が付くくらいに焼いたら、オーブンに40分ほどいれて火を通します。

 焼き上がったら切り分けてお皿に盛り付けます。ソースは煮汁にはちみつを加えたもの。付け合せはジャガイモのグラタンです。

 冬にふさわしいごちそうですね。チキンの代わりに七面鳥を使ってもいいそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ローストチキンの最後の一切れを半分個する前に食べてしまったら彼が言った。『チキンにかぶり付いたのは人じゃないね。ラブラドール犬だね』[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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鋭鋒の天文台 [ミディ=ピレネー地方]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。

 今回は、フランスのピレネー山脈の中にある天文台に行ってみましょう。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 ここは鋭鋒ピク・デュ・ミディの山頂にある天文台の早朝。

 100人ほどの観光客が目的を終えてケーブルカーで帰宅の途に着きました。

 一方、逆に登りの便で山頂に向かう人達もいます。

 それにしてもこのピレネーの山々の素晴らしいこと!

 結婚して30年になるこちらのカップル。いつもとはひと味違う夏休みをすごそうとここにやってきました。

 標高約3000メートルの鋭鋒に上がればさらに星空に近くなります。

 「1年間待たされましたからね。やっと来られて嬉しいですよ」

 この日、頂上にある天文台では30人ほどが一晩をすごすことになっています。

 いよいよ太陽が沈み始めました。それと入れ違いに星空が現れます。ここには人間の手から守られた星空が広がっています。

 そして肉眼だけでなく望遠鏡でも星を見ることができます。

 天文台の中には巨大な望遠鏡があります。光の害を避けるために中は赤外線の照明になっているらしい。

 早速、望遠鏡を覗く男性。見えていたのは土星のようです。

 こうして星空を堪能した夜が終わってしばらくすると、朝6時、朝日が上りはじめました。

 ピレネーの御来光です。皆さん、このスペクタクルを見逃さないようにと早起きされたようです。

 少しずつ登ってくる太陽をじっと見つめます。

 「日が沈み星空が現れ、そしてまた日が昇る。神秘的ですよね」

 あらためて宇宙の営みを目にする、そんな感じなんでしょうか・・・。

 山の頂にある天文台は観光客のためだけにあるのではありません。100年近くに渡って、研究者もまたここで時間を過ごしています。

 こちらの方たちはクロノグラフを使って太陽を観測しているようです。この標高になると低湿度で雲が出にくいため観測には適しているとか。

 さらにこちらの二人はボランティアげ参加している学生さん。ここで観測された太陽の情報は世界中に配信されています。

 空から見た天文台。これはちょっとすごいですね。足元が寒くなりなりそう。

 施設の維持にはそれなりの費用がかかるため、運営は簡単なことではないらしい。そのため、30年前から年間14万人あまりの観光客を受け入れているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、仮病で休んだら、星無しレストランでばったり上司に出くわした」

VDM(Vie de Merde)より


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冬のピレネー [ミディ=ピレネー地方]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。

 年明けから外出の機会が極端に減った。どうも寒くて外出するのに二の足を踏む。

 おかげで室内の大掃除に励むことができる。そもそも年末に大掃除というのはどうかと思う。ぎりぎりまで仕事をこなしてやっと休みに入ってゆっくりできるはずなのに、大掃除をしなくてはならないなんて殺生だ。

 それより、お正月に美味しいものや高カロリーの食事で体重オーバー気味になっている時期に、せっせと身体を動かして大掃除に励むほうが理にかなってる気がする。

 それはさておき、今日はフランスのピレネー地方の冬を体験してみましょう。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年1月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 冬山に響き渡る美しい男性コーラス。ピレネーらしいですね。

 雪に覆われた山道を歩く一人の男性。何をしに来たかといえば、チーズのお世話。

 ここは標高1474メートルの峠にあるチーズの熟成小屋。ジョジョさんはどんなに雪が降ろうと二日に一度は必ずこの小屋にやってきて、こんな風にチーズをひっくり返して行きます。

 トムという種類のチーズで牛乳もしくは羊乳で作られています。

 たくさん並んでますね。これを全部磨いてひっくり返すのはかなりの重労働。ご苦労さまです。

 最初は白いチーズも熟成が進むにつれて茶色に色づいてきます。最後はこんな感じになります。切って食べたら美味しいんでしょうねえ〜。

 峠の麓にあるのがアランス=マルスース村。山の上の羊小屋は冬の間はもぬけの殻。どこにいるかと言えば、村の農場にある暖かい小屋の中。美味しい干し草も山のようにあります。

 「12時になると羊が鳴き出すんですよ。食事の時間だってことがわかってるみたいです」と羊飼い。

 冬は夏と違って忙しいですね。夏なら放牧しておけば勝手に草を食べてくれます。

 あっ、あの歌声が聞こえてきました。この村のどこかで歌っているようです。

 ああ、こちらのお宅でした。しかも、あたたかそうな暖炉の前で歌っています。

 「家族が暖炉の前に集まって一緒に歌を歌うのは楽しいですよ」と男性。

 歌を歌うだけでなく、カードゲームを楽しむこともあるとか。

 一方、こちらはとある農場の玄関口。ものすごい数の鈴が並んでいます。

 暖かくなって山に登る時に羊の首にこれを取り付けるのだそうです。

 今は雪に覆われ静まり返った山ですが、6ヶ月ほど先には緑に変わって、鈴の音や男性の歌声でにぎやかになることになるでしょう。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、同級生が私の顔を見てスキーはどうだった?と言う。スキーなんて行ってないからぽかんとしていると『だって顔にゴーグルの跡が残ってるからてっきりスキーかと思った』と言う。ゴーグルの跡???それは単なる小じわ[ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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羊たちの移動 [ミディ=ピレネー地方]

 東京は昨日も暑〜い一日だった。幸い、夜になると涼しくなるからほっと一息つける。

 それにしても、まもなく梅雨入りになるとは思えないくらいのいい天気だった。

 梅雨明けまでこんな天気は望めないらしい。意気消沈。しかし、止まない雨はないらしいので、気楽に待つことにしよう。

 それはさておき、新しいiMacには11年前のiMacにはなかった機能がいろいろある。その中の一つが “Night Shift”。

 これを設定をすると、あの青色光を軽減してくれるらしく、日の入りから日の出までの間、スクリーンがややセピヤがかった感じになる。

 よく見たらiPhoneにも同じような機能がある。で、さっそく設定した。

 あの青色光は体内時計を狂わせるらしいけど、こうしておけば狂わずにすむんだろうか?

 さて、季節は夏に向かって爆進中ですが、フランスでは家畜たちが夏山へと移動を開始しました。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 冬の間、山の麓の牧場ですごしていた羊たち。いよいよ夏山へと出発する日がやってきました。

 それにしてもものすごい数!このまま山に向かうのかと思った、なんとトラックに乗り始めました。羊たち、なんの抵抗もなくするすると車の中に飲み込まれていきます。

 車で行ってしまうの?と思ったら、途中までだそうです。

 トラックの中は3蜜状態。羊なら感染しないか・・・。

 「昔は3日かけてすべて徒歩で上がっていったのですが、今は途中まで車で行くことができるようになりました。その方が早いですからね」と羊飼いのジャン=フランソワさん。

 3日ということは途中で2泊するということ。ちょっと大変ですね。文明の力を使わない手はありません。

 みんな毛をかられてるせいか、羊に見えません!

 トラックに揺られた到着したのが山の麓の村オザット(Auzat)。ここからはトラックを降りて15キロほど徒歩で登っていきます。他にもたくさんの羊が山に向かっているらしい。

 ジャン=フランソワさんには頼りになる相棒がいます。それはこの黒い毛の羊。群れの先頭に立ってリードしてくれます。

 そしてもう一人頼りになる人が息子さんのクレマンさんも。群れからはぐれてしまわないように羊を守ります。

 山道がどんどん狭くなってきます。そして休憩地点に到着。

 バスク地方の名物の歌が始まりました。ビブラートのかかった声がなんとなくセクシー。冬の間も羊の面倒を見ながら歌を歌っていたそうです。

 一息ついたらまた山道を登ります。坂を登りきったところが目的地かと思いきや、その前にそびえる山の上まで行くそうです。

 一見、平和そうに見える山ですが、羊たちのとって危険な場所でもあるそうです。というのも、時々、クマが出るそうです。

 それにしてもあの急坂をまた登って頂上まであがるとは・・・。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、羊のチーズ10キロを車で配達することになっている。外の気温は35℃。目的地までは700キロ。車にエアコンはなし。困難なミッションになりそうだ [もうやだ~(悲しい顔)]

VDM(Vie de Merde)より


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いつもの日常 [ミディ=ピレネー地方]

 久しぶりにプールで泳いだら少々筋肉痛が・・・。

 巣ごもりで足腰が衰えないようにと壁腕立て伏せとスクワットを毎日やっていたのだけど、どうも使う筋肉が違っていたようで、1ヶ月以上も使ってなかった筋肉にはキツかったあ〜。

 それはともかくとして、昨日の東京は暑かった!

 布のマスクをして買い物に出たら、顔が蒸れてどうしようもない。人がいない時を見計らって取り外しては涼んでた。

 本格的な夏になったら一体どういうことになるんだろう。

 結局、外出は短時間にしてエアコンの効いた自宅で仕事をするのがいいという話になりそうな・・・。

 さて、フランスでは外出禁止解禁が全国に広がっています。今日は、南部の都市トゥルーズのカフェを訪ねてみましょう。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 久しぶりにオープンしたカフェには、朝から常連のお客様がお見えになっていました。

 フランソワズさんもその中の一人。エスプレッソとクロワッサンの朝食です。

 「キャピトル広場のテラスでこんな風にするのがトゥルーズ流なのよ」

 こちらの男性、ずいぶん豪華な朝食を召し上がっています。

 「今日は、一大イベントみたいなもんだからねえ。贅沢してるんですよ」

 なるほど、カフェが再開してお祝いと言うわけですね。

 一方、こちらの男性はカフェを梯子しているとか。

 「次々にお店を回って、どんな様子がチェックしてるんです」

 お客様の方はくつろいでらっしゃるようですが、お店は再開に向けて感染予防対策で大変でした。

 マスク着用、カウンターでの飲食はなし、テーブルとテーブルの間は1.5メートル開けて並べる。

 「これなら安心して利用ですます」と女性。

 このカフェでは、できるだけ多く集客できるようにテラスを広げる許可を取りました。

 「店の前のテラスだけでは限界があるので、広げられるようにしました」

 グリーンゾーンの地域では、お店の中での飲食も許可されていますが、様々な対策が必要になります。

 テラスの利用客がトイレを利用する際には、矢印に沿って歩いてもらいます。

 テーブルの準備も整っていますが、室内にはお客様の姿はないようです。

 「心理的な問題だと思うんですが、室内より外のテラスを利用される方がまだまだ多いです」とお店の方。

 ふと考えてみると、外食は3月末以来、一度もしてないですねえ。今もまだ行こうという気になれない。

 テイクアウトで凌いでいるお店が多いようですが、飲食店はつくづく大変だなあと思う。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、静かに朝食をとっていると、わが家のニャンが恐ろしい悪魔に追われているかのような形相でささっとソファーの後ろに逃げ込んだ。その悪魔とは・・・蝶々だった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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外出禁止の街16 [ミディ=ピレネー地方]

 コロナウィルスには絶対に感染してはいけないとつくづく思う。

 感染していない自分を幸いと思い、それを持続させるために専門家の意見を尊重して言われたことをしっかり守ろうと思う。

 長い人生(残り少ないけど)の中のたった1ヶ月のことですもんね。

 さて、本日は外出禁止の街シリーズの続きです。フランス南部の都市トゥルーズを訪ねます。

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下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年4月21日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 街の中心にあるキャピトル広場。

 それを取り囲むように立つ建物。その回廊部分にあるお店は軒並み休業中。もちろん、散策する人の姿もありません。

 「この広場は、何かしらイベントが開かれていて活気にあふれているんです。でも、今は何もありません。ちょっと悲しいですね」と男性。

 「私はスタッド・トゥールーザンが優勝した時のことをよく覚えていますよ。ここに2万人もの人々が集まって勝利を祝いました」とちょっと年配の男性。

 スタッド・トゥールーザンは地元のプロ・ラグビーチームのこと。

 2万人とはすごいですね。でも今はご覧の通り。

 サン=セルナン大聖堂の鐘楼からは街が一望できます。ここまで人の姿がない街の風景を見るのは初めてのことです。

 いつもなら大勢の人で賑わうこの通りもひっそりと静まり返っています。

 そしてガロンヌ川の岸辺にある市民の憩いの場サン=ピエール広場。

 「あの辺りから周り全体にかけて赤いリンゴの風船が飾ってありました。ここは学生たちが午後から夜にかけて集まる場所なんです」と男性。

 「ここで集まってはお祭り騒ぎをしていましたからちょっと寂しいですね」と別の男性。

 車道にはほとんど車が走っていません。その分、騒音がなくなり、自然の音がよく聞こえるようになりました。

 緑に囲まれているのはミディ運河。耳をすますと、小鳥のさえずりや水の音が聞こえてきます。運河の水門は閉じられたまま。

 「朝、鳥の鳴き声で目が覚めます。以前はなかったことです」と男性。

 ガロンヌ川の岸辺に広がるトゥルーズの街。バラ色の街といわれる理由がよくわかります。美しいですねえ〜。

 街の上から眺めていると、こんな建物に出会いました。

 壁いっぱいに印刷されているのは、トゥルーズ生まれのシンガーソングライター、クロード・ヌガロの写真。

 2004年に亡くなってしまいましたが、「Ô Toulouse」という歌でよく知られているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家に引きこもっていたある日、わが家のネコのおもちゃを踏んづけて真っ二つに割ってしまった。いつも遊ばないくせに、壊れるとなんだか残念そうにしつこく遊び始める。ニャンめ!」

VDM(Vie de Merde)より



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続・大晦日のフランス [ミディ=ピレネー地方]

 去年BS1で放送された「語り尽くせ!ラグビー快進撃の秘密」は面白かったですねえ。

 日本代表の田村選手と中村選手が、五郎丸さんと糸井重里さんを相手に、ワールドカップでの試合のことやその裏話などしてくださって楽しかったです。

 聞いていて一つ分かったことは、決勝で勝つためには選手層をもっと厚くしないとダメだということ。

 交代で休んで英気を養う選手がいないと、全試合をフルパワーで戦うのは難しいですもんね。

 4年後にはそんなチームがワンチームで活躍することを心から願っています。

 さて、昨日はパリでのカウントダウンの映像を紹介しましたが、そんなことをしている時間に、こんなことをしている人たちもいました。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2020年1月1日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 ここはピレネー山脈に近いフランス南部の小さな村ヴェイラ(Veilla)。

 大晦日の夜、毎年の伝統に従って村人たちが松明を手にぶどう園へと向かいます。中には観光客も混じっているとか。

 「村の住人が一つになって行われる行事なんです」と女性。

 村人の中には桶のようなものを抱えて歩いている人たちもいます。

 ぶどう園に着いたらハサミを取り出しぶどうを収穫します。

 ここのぶどう園では、もう30年も前から大晦日に、収穫とワインの仕込みを行っているそうです。

 この時期のぶどうは半分凍っているそうです。

 「この時期までこのままですから大量の糖分を蓄えているんです」と女性。

 なんだかしわしわで元気がなさそうに見えるぶどうですが、口にしてみると・・・とても甘いらしい。

 「確かに、甘いですね。それに美味しい」と男性。

 ただ、今年は収穫量が少なめ。天候不順のせいでしょうか?

 収穫が終わると、ワインの試飲タイム。ワイン樽をテーブル代わりにして、グラスにそのワインが注がれます。

 黄金色をしてますね。甘みのある柔らかい味のワインです。

 毎年3,000本ほどが販売されるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、結婚式を挙げた。伝統に従って、招待客が出口のところでお米を投げた。その途端、夫がお米を喉に詰まらせ窒息しそうになった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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レ・ナダレ [ミディ=ピレネー地方]

 パリのオペラ座は、今回のストライキの影響で15回の公演がキャンセルとなり、すでに250万ユーロの損失を出しているとか。

 交通機関のストライキが原因ではなく、公演関係者によるストライキで公演が不可能になったからのようです。

 なんと100人ほどのバレーダンサーがデモに参加したとか。

 年金問題ですから、影響を受ける範囲が大きいようです。

 さて、ちょっと憂鬱な年金問題はこれくらいにして、本日はフランス南部の都市カストル(Castres)に伝わるクリスマスの伝統行事を紹介しましょう。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(今回は画像の埋め込みができませんでした。写真をクリックすると新しいウィンドウが開いて番組を見ることができます。)(フランスのTV局TF1で2019年12月12日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 日が落ちて夜の帳が下りる頃、教会の鐘を鳴らすためにたくさんの人たちがやってきました。

 カストルではクリスマスまでの毎晩、鐘を鳴らす習慣があるそうです。

 始まったのは19世紀。これをレ・ナダレ(Les Nadalets)と呼ぶそうです。

 カストルだけではなくこの近隣の地域に伝わる習慣だとか。

 “ナダレ” はクリスマスのことだそうですが、一体、どこの言葉???フランス語でクリスマスは “ノエル(Noël)” と言いますから、だいぶ違ってますね。

 鐘を鳴らすのは大人だけではありません。子供も参加することができます。

 「別のところでも鐘を鳴らしたことがあるけど、ここのはまた違う音がするよ」と男の子。

 「鐘を鳴らすことができるのは名誉なことなんです」と男性。

 また、こちらの男性は一人で二つの鐘を鳴らしています。そうするためには120段の階段そ駆け上がったり下りたりしなくてはならないそうです。

 「ちょっと大変です。息を整えるのに少し時間がかかりますね」と男性。

 そしてこちらはカリヨン。演奏しているのはジャン=ピエールさんです。ここのカリヨンを演奏し始めて今年で50年になるそうです。

 「子供の頃は家の窓を開けてナダレをよく聞いていました。今は自分が演奏していますよ」

 教会の足元ではクリスマス市が開かれており、歌好きの人たちが集まってコーラスを始めました。

 やっぱり聞いたことのないような言葉で歌っています。この地方の言葉でしょうか?

 ジャン=ピエールさんの演奏するこのカリヨンの音楽は誰もが知っているクリスマスの歌。

 クリスマスまでこの音が鳴り響くことになりそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、朝の4時になって、わが家の猫に鈴をつけたのは間違いだったことに気がついた [ふらふら]

VDM(Vie de Merde)より


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