羊たちの移動 [ミディ=ピレネー地方]
東京は昨日も暑〜い一日だった。幸い、夜になると涼しくなるからほっと一息つける。
それにしても、まもなく梅雨入りになるとは思えないくらいのいい天気だった。
梅雨明けまでこんな天気は望めないらしい。意気消沈。しかし、止まない雨はないらしいので、気楽に待つことにしよう。
それはさておき、新しいiMacには11年前のiMacにはなかった機能がいろいろある。その中の一つが “Night Shift”。
これを設定をすると、あの青色光を軽減してくれるらしく、日の入りから日の出までの間、スクリーンがややセピヤがかった感じになる。
よく見たらiPhoneにも同じような機能がある。で、さっそく設定した。
あの青色光は体内時計を狂わせるらしいけど、こうしておけば狂わずにすむんだろうか?
さて、季節は夏に向かって爆進中ですが、フランスでは家畜たちが夏山へと移動を開始しました。
下記ウィンドウの▸をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2020年6月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
冬の間、山の麓の牧場ですごしていた羊たち。いよいよ夏山へと出発する日がやってきました。
それにしてもものすごい数!このまま山に向かうのかと思った、なんとトラックに乗り始めました。羊たち、なんの抵抗もなくするすると車の中に飲み込まれていきます。
車で行ってしまうの?と思ったら、途中までだそうです。
トラックの中は3蜜状態。羊なら感染しないか・・・。
「昔は3日かけてすべて徒歩で上がっていったのですが、今は途中まで車で行くことができるようになりました。その方が早いですからね」と羊飼いのジャン=フランソワさん。
3日ということは途中で2泊するということ。ちょっと大変ですね。文明の力を使わない手はありません。
みんな毛をかられてるせいか、羊に見えません!
トラックに揺られた到着したのが山の麓の村オザット(Auzat)。ここからはトラックを降りて15キロほど徒歩で登っていきます。他にもたくさんの羊が山に向かっているらしい。
ジャン=フランソワさんには頼りになる相棒がいます。それはこの黒い毛の羊。群れの先頭に立ってリードしてくれます。
そしてもう一人頼りになる人が息子さんのクレマンさんも。群れからはぐれてしまわないように羊を守ります。
山道がどんどん狭くなってきます。そして休憩地点に到着。
バスク地方の名物の歌が始まりました。ビブラートのかかった声がなんとなくセクシー。冬の間も羊の面倒を見ながら歌を歌っていたそうです。
一息ついたらまた山道を登ります。坂を登りきったところが目的地かと思いきや、その前にそびえる山の上まで行くそうです。
一見、平和そうに見える山ですが、羊たちのとって危険な場所でもあるそうです。というのも、時々、クマが出るそうです。
それにしてもあの急坂をまた登って頂上まであがるとは・・・。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、羊のチーズ10キロを車で配達することになっている。外の気温は35℃。目的地までは700キロ。車にエアコンはなし。困難なミッションになりそうだ
」
![[もうやだ~(悲しい顔)]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/143.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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