冬のピレネー [ミディ=ピレネー地方]
日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。
年明けから外出の機会が極端に減った。どうも寒くて外出するのに二の足を踏む。
おかげで室内の大掃除に励むことができる。そもそも年末に大掃除というのはどうかと思う。ぎりぎりまで仕事をこなしてやっと休みに入ってゆっくりできるはずなのに、大掃除をしなくてはならないなんて殺生だ。
それより、お正月に美味しいものや高カロリーの食事で体重オーバー気味になっている時期に、せっせと身体を動かして大掃除に励むほうが理にかなってる気がする。
それはさておき、今日はフランスのピレネー地方の冬を体験してみましょう。

下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年1月8日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
冬山に響き渡る美しい男性コーラス。ピレネーらしいですね。
雪に覆われた山道を歩く一人の男性。何をしに来たかといえば、チーズのお世話。
ここは標高1474メートルの峠にあるチーズの熟成小屋。ジョジョさんはどんなに雪が降ろうと二日に一度は必ずこの小屋にやってきて、こんな風にチーズをひっくり返して行きます。
トムという種類のチーズで牛乳もしくは羊乳で作られています。
たくさん並んでますね。これを全部磨いてひっくり返すのはかなりの重労働。ご苦労さまです。
最初は白いチーズも熟成が進むにつれて茶色に色づいてきます。最後はこんな感じになります。切って食べたら美味しいんでしょうねえ〜。
峠の麓にあるのがアランス=マルスース村。山の上の羊小屋は冬の間はもぬけの殻。どこにいるかと言えば、村の農場にある暖かい小屋の中。美味しい干し草も山のようにあります。
「12時になると羊が鳴き出すんですよ。食事の時間だってことがわかってるみたいです」と羊飼い。
冬は夏と違って忙しいですね。夏なら放牧しておけば勝手に草を食べてくれます。
あっ、あの歌声が聞こえてきました。この村のどこかで歌っているようです。
ああ、こちらのお宅でした。しかも、あたたかそうな暖炉の前で歌っています。
「家族が暖炉の前に集まって一緒に歌を歌うのは楽しいですよ」と男性。
歌を歌うだけでなく、カードゲームを楽しむこともあるとか。
一方、こちらはとある農場の玄関口。ものすごい数の鈴が並んでいます。
暖かくなって山に登る時に羊の首にこれを取り付けるのだそうです。
今は雪に覆われ静まり返った山ですが、6ヶ月ほど先には緑に変わって、鈴の音や男性の歌声でにぎやかになることになるでしょう。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、同級生が私の顔を見てスキーはどうだった?と言う。スキーなんて行ってないからぽかんとしていると『だって顔にゴーグルの跡が残ってるからてっきりスキーかと思った』と言う。ゴーグルの跡???それは単なる小じわ
」
![[ふらふら]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/144.gif)
VDM(Vie de Merde)より
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