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光熱費の節約 [トピックニュース]

 チャールズさん、国王としてやっていけるんだろうか?

 あまり人気がない上に、最近、わがままだとかなんとかあちこちで書き立てられているらしい。

 これまで長く仕えてきた人たちを突如冷たく解雇したとか、毎朝パジャマにアイロンを掛けさせる、トイレットペーパーもクリネックス・ヴェルヴェットでなくてはならないとか・・・。

 嘘か真か、毎朝、侍従に歯磨き粉を歯ブラシにつけさせる、しかも長さも決まっていて2.54センチ。

 悪いけど、偏屈爺って感じであまり期待できそうもない。

 それはさておき、コナミが撤退していったジムの建物で、別の会社が営業を始めてくれたおかげで、また気軽に通うことができるようになった。

 利用するのはもっぱらプール。この近辺のスポーツクラブには珍しく25メートルプールだ。水温がちょい高めの30℃前後。いつも温いなあ〜と思いながら泳ぐ。

 一方、ガスと電気代が15%も値上がりしたというフランス。そのため、エネルギーの節約として水温を25℃にすると言い出した市民プールがあるそうです。

Paris_Blere.jpg

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年9月15日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 そのプールがこちら。屋外にあります。

 屋外で水温25℃は相当冷たそう。30℃前後じゃあ温いけど25℃は冷たすぎる。すくなくとも27か28℃くらいは欲しいとこです。

 さすがに県内の体育の先生たちも水温が低すぎるとして、このプールで生徒たちに水泳を教えるわけにはいかないと使用するのをやめることにしたそうです。

 先生たちがそういうのならと保護者も子どもたちを泳がせるつもりはなさそうです。

 「病気になっては困りますから泳がない方がいいでしょうねえ」

 「屋内のプールだったらこんな問題は起きないと思うんですが・・・」

 こちらは市議会の議員さん。先生たちの決定は無責任でさらなる経済負担を市に与えるものだと言います。

 「水を暖めたり、監視員をおくなど、プールを維持するのに月に3万ユーロかかるんです」

 プールの使用をやめる決定をした学校に取材を申し込んだところ答えたくないとのこと。困りましたね〜。

 とりあえず、今週はプールの水温は27℃になっているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「うちの両親がまたプールで恥ずかしいことをやらかした。水掛け合戦に水中ピラミッド、さらにはブクブク大爆発。56才と54才の熟年夫婦のくせに[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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欧州での出来事あれこれ [トピックニュース]

 この1ヶ月の間に3回も作った料理がトマトとナスの重ね焼き。つまりムサカ。

 レシピは「きょうの料理」のサイト(こちらに出ていた。すごく簡単で時間もかからない。しかも美味しい!

 トマトって火を通すと熟成された味わいになる。

 レシピによるとトルコ版のムサカらしい。この量ではちょっと物足りたないので、わが家では30%増で作る。オーブンではなくレンジでチンするせいか、残って冷めたものでもまたチンすれば美味しく食べられる。

 さて本日は、8月31日現在の欧州3カ国の出来事を見てみましょう。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Franceinfoで2022年9月1日に配信)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 まずはドイツ。

 この日の朝6時、ロシアからの天然ガスの供給が止ってしまいました。保守のため3日間だけとは言うものの、ドイツ政府は、当分再開はないとみています。

 「我々にとっては大きなストレスですが、なんとかしなくてはなりません。ありがたいことに、ノルウェー、ベルギー、オランダ、そしてまもなくフランスからも液化天然ガスの供給をうけるこことができます」と連邦ネットワーク庁の長官。

 国境の向こう側では数日前から天然ガス施設でガスの炎が見え始めました。何を意味するのやら・・・。

 一方こちらは英国。

 ヨークシャー地方の海岸に世界最大規模の風力発電用風車群が完成しました。

 ビッグベンの2倍もの高さのある風力タービン。この施設だけで150万世帯の電力を供給できるそうです。

 「将来このタービン一つで時速250キロで走る車の電力を賄うことができるようになるでしょう」

 2030年までにこれと同等規模の施設を4箇所作ることになっています。何しろCO2を出しませんし、価格も割安だそうです。

 最後はスペイン。

 大きなひょうが降りました。20ヶ月になる赤ちゃんが頭にひょうの直撃を受けて亡くなるという悲しい事故も起きてしまいました。

 中には玉子の2倍ほどもあるひょうが降ってきたようです。けが人の数は70人ほど。

 「何が起きたのかわからないまま家に逃げ込みました」と男性。

 屋根が破損した家屋も少なくありません。車のガラスも粉々です。

 日本も迷走する台風がやってくるらしいので油断はできませんね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ひょうが降り出した。慌てて屋根のある駐車場に車に移動させようとしたら、ひょうの重みで屋根が潰れていた。不幸中の幸いか・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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プールの税徴収本格化 [トピックニュース]

 気温が下がって過ごしやすい日が続いている。

 同じ28℃でも人工的に作り出した気温と自然のままの気温では快適さがまるで違う。不思議だ。

 ただ、このまま秋に突入というわけじゃなさそうだ。予報によるとまだ30℃超えの日がある。普通の生活ができるようになるまでにはまだ少し時間がかかるようだ。

 さて本日は税金のお話。

 フランスでは自宅にしろ別荘にしろ、敷地内にプールを設置するとその旨申告して税金を納付しなくてはならないらしい。

 しかし、その多くが無申告で税金も納付されないままになっているとか。

 そのため当局がこの取りこぼした税を徴収しようと本格的に調査を始めました。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月29日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 宇宙から見た地球。美しい・・・。

 普通の人ならこれで終わりですが、フランス政府が見た地球は、さらにその先に見えてくるものがあるらしい。

 どんどんズームインしていくと・・・見えてきました。無申告のプールです。

 「この航空写真を見ると、家のすぐそばにプールがあることがわかります。一方、土地台帳を調べてみるとどこにもプールについての記述がありません」

 ははあ、そうなると申告してないってことがバレちゃったわけですね。

 この手のプールはかなりの数に登るようです。

 南仏のブッシュ=デュ=ローヌ県で7,244件、ヴァール県では3,809件、アルデッシュ県では2,575件等々、合計すると20,355件が無申告だということが分かってきました。

 税額にすると約1000万ユーロ!

 これでは財務省も手をこまねいているわけにはいきません。

 さらに法律によると、家自体を拡張する場合もすべからく申告して、その分の税を支払う義務があります。

 ということは、プールだけでなくベランダも税徴収の対象になるということ。

 拡張したかしないかは、これまたさっきの航空写真を見れば判別できます。

 しかし、今のところデータとの突き合わせなどの実施に時間がかかるため、もっぱらプールに的を絞って税の徴収を実施していくことになるそうです。

 今年の夏は暑かったから、プールを設置した家が増えたかもしれないですねぇ〜。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、バカンスから自宅に戻ると、お隣さんがうちのプールで泳いでいた[目][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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カマンベールに陰りが・・・ [トピックニュース]

 月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズも放送がなかったのでお休みです。

 本日はチーズのお話。

 世界中に知れ渡るフランスのチーズと言えばカマンベールチーズ。

 あっちこっちでその名前が使われていますが、本物のカマンベールは ”カマンベール・ドゥ・ノルマンディ” という少々長い名称になっています。

 この大人気のチーズの売れ行きに陰りが指し始めたそうです。

Camembert de Normandie (AOP) 10


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 これが本物のカマンベールチーズ。牛の乳で作られた白カビのチーズです。

 権勢を誇るこのチーズが、数年前からライバルのチーズに市場の一部を奪われつつあるとか。

 「夏はモッツアレラチーズのサラダを食べてますね。カロリーも気になりますし」と男性。

 「カマンベールよりモッツアレラの方が好きです」と女の子。

 「私は、皆さんが食事をする時には少なくとも一切れはカマンベールを食べてると思いますよ」と女性。

 カマンベールの売れ行きは確かにじりじり落ちているようです。

 こちらは2021年の調査結果。エメンタールが1位、カマンベールは2位、3位はラクレット。

 昨年度のカマンベールの売上量は44,000トン。1年で10%少なくなってしまいました。

 その代わりに、モッツアレラのようなフレッシュチーズが、この5年で55%売上を伸ばしています。

 こちらはパリのチーズ専門店。この変化を感じ取っていました。

 「夏は基本的にモッツアレラのようなフレッシュチーズが売れています。何しろ暑いですから、夏にフォンデュを食べないですよね」

 確かに、35℃とか40℃ではフォンデュは食べたくはならないですねえ〜。

 専門家によると、年配者は伝統的で個性のあるチーズを好みますが、若い人たちは蛋白な味を求める傾向が強いとか。

 さらにこんなこともおっしゃってます。

 「フランス人はチーズの作られ方には興味があるものの、消費され方についてはあまり興味がないのかもしれません」と専門家。

 ああ、そういうことですか・・・。市場の傾向には無関心。

 ということは味が落ちたというようなことではないですね。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家の中がひどく臭うので浴室に行ってみると、弟がパンの上にチーズをのせて溶かしていた。ドライヤーを使って・・・[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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太陽光で節約料理! [トピックニュース]

 月曜日恒例の節約晩ご飯も放送がなかったのでお休みです。

 さて、太陽がギラギラでちっとも雨が降ってくれないフランス。水不足は深刻で電気不足にまで発展しているようです。

 しかし、よくよく考えてみれば、太陽があるではないか!

 太陽を利用すればいいんじゃないか、ということでこんなことになっていました。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年8月7日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 タイルのように並ぶ太陽光パネル。その発電量は10年前に比べると10倍まで増えました。

 様々な建物の屋根や壁はもとより、道路や牧場、さらにはぶどう畑にもに設置されるようになりました。

 現在では発電だけではなく、こんなものまで登場しています。

 このパネルを開いて組み立てると太陽の熱を利用したコンロに変身します。熱は120℃まで上がるそうです。

 鍋に生地を入れてこのコンロに置いておくと2時間ほどで焼き上がるそうです。通常の4倍の時間がかかりますが光熱費はゼロ。

 コンロの値段は80ユーロで、すでに3万台近く売れているそうです。

 ニーズに答えてチューブ型やパラボラ型など様々なタイプが開発されています。

 「これだと5〜10分で200℃まで上げられます」

 今年の売上は昨年の2倍。販売先はレストランやキャンプ場のほかに個人にも売れているそうです。

 「ウクライナ侵攻でガス料金が急激に値上がりしたため、エネルギーへの不安が加速してしまったんです」

 一方、モン・サン・ミッシェルでは、こんなゴミ箱が登場しました。

 溜まったゴミをその場で圧縮してかさばらないようにするそうです。これもまた太陽エネルギーを使ったものだそうです。

 「電気を節約しようということで生まれたものです」

 しかもコンセントが要らないので工事の必要もなし。

 さらに、今年は登山やハイキングが人気ですが、太陽光を利用した充電器やランプも生まれました。

 なんだか提灯みたいなランプですね。昼間のうちにエネルギーを蓄えておくと夜を明るくてらしてくれるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「エネルギーを節約しろって言われてるけど、この間、空軍のアクロバットチームがトップ・ガンへのオマージュとやらでカンヌの上空を飛んだそうじゃない ( ̄д ̄) 

VDM(Vie de Merde)より


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夏のバカンス2022 [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅はお休みです。

 毎年、バカンスの期間はこのシリーズの放送がお休みになります。リポーターさんもカメラマンさんもバカンスが必要ですもんね。

 さて、そのバカンスを国内で過ごす人がほとんどというフランス人の皆さん、人気の休暇先はどんなところなんでしょう?

 一番多いのがマルセイユの海岸。年間300万人が訪れるそうです。次が中央高地にあるセヴェンヌ地方で200万人。

 ということは海派はマルセイユで山派はセヴェンヌってことですね。

 さらに、先日紹介したピラの砂丘が同じく200万人、ノルマンディ地方のエトルタが100万人。

 そして今年の夏は各地で観光客が急増。こんなことになっていました。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月5日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 人でいっぱいのビーチ。山では山頂へ向かう人の列が延々と続きます。

 「あちこち人であふれてるよ」と海の方。

 「30年くらい前から山に来てるけど、こんなに人がいるのは初めてですよ」と山の方。

 これでは環境破壊につながってしまいかねないと危機感を抱いた観光地では、対策を講じはじめました。こちらはヴォージュ地方の山の中。

 「あちらの木に訪問者の数をカウントする機器を取り付けました」と管理者。

 1時間毎に入場者と退場者の数をが分かるようになっています。そして人数が多すぎる時は警告するようになっています。

 「訪問者に、自然を守らなくてはならない場所にいるのだということを自覚してもらうためなんです」

 一方、こちらはマルセイユの海岸。何か入り口のところで係員の方が入場を断っています。どうやら事前に予約をしないと海岸には入れないようです。

 「ここに入れるのは400人までと決まっていることを説明して帰ってもらいました」

 こちらのグループは事前予約していたようで海岸へと向かいます。現地は人の数が少なくて快適にすごせそうです。

 「人が少ないのが意外でしたけど、太陽の光をあびて気持ちよくすごせました」と子連れの女性。

 この岩がゴツゴツした地中海の湾のことをカランクといいますが、美しい風景ですね。

 「地元にとって観光客は必要です。ですから一箇所に人が集中してほかはガラガラということがないように調整をしていく必要があります」と専門家。

 フランスにおける観光は国内総生産の7%を占めると言います。金額にすれば約1700億ユーロと、国の経済をささえる大事な産業です。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、家族でローマ観光にやってきた。ママが地図にマーカーであちこち印をつけたおかげで、通りの名前が読めなくなった[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より



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水不足 [トピックニュース]

 昨日は暑さが緩んだものの度々雷雨に見舞われた。

 あの雷というのはやはり怖い。

 一応正体を理解しているからじっとしてれば収まると思うけど、仮に自分が他の惑星から地球に来たばかりの宇宙人だったら、びっくりして押入れに逃げ込みブルブル震えてたに違いない。

 それはともかくとして、日本は豪雨とコロナ感染(+元統一教会)がニュースの中心ですが、フランスは熱波から山火事、そして最近は水不足の報道が目立ちます。

 特に水不足は深刻で南部のヴァール県では水の使用制限が始まりました。

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下記ウィンドの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月3日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 こちらはドミニクさんのお宅。今日から飲水はボトルに入れて飲むことになりました。

 というのも町が、一日一世帯辺りの水の使用量は200リット以下という制限を実施し始めたからです。

 「水道の栓はきちんと閉めて、石鹸も無駄に使わないようにしてます。水を無駄に使ってはいけませんからね」

 当然ながら、自宅のプールを使用することもかないません。プールの水は庭にまきます。

 この地域の降水指数はマイナス70%と記録的な数字に達しています。

 「不安になりますよ。湖の水位があそこまで下がっているのを見るのは初めてですから」

 水の使用制限は一般家庭だけではありません。こちらのような飲食店にも及びます。

 水の使用量は去年の半分くらいまで抑えなくてはならないといいます。

 「皿洗いも気を使いながらやってます。それにトイレも放っておけませんからね。何しろお客が水を出しっぱなしにするんでね」

 日本は要らないくらいの雨が降って大変だというのに、フランスでは水不足。自然というのは人間の都合に合わせてくれないですね。

 「子どもたちは水遊びがしたい季節なんですけど、できないですね」

 「水は出しっぱなしにしない、植物の水は溜まった水を使う、そういうことですよ」

 町の噴水も止まってます。

 この節水体制は8月末まで続けられるそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、ギリシャでバカンスを過ごしているうちに、トイレに書かれている "δεν πίνουν" の文字が、”飲めない水”という意味だというのに気がついた[ひらめき]

VDM(Vie de Merde)より


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フランスの山火事 [トピックニュース]

 最近の挨拶は「お熱う御座います」から始まる。それを言わずには始まらない。

 ちょっと前まで、公園の向こうのスーパーまで買い物に行ってたけど、こんなに暑いんじゃあ10分も外を歩いたら倒れる。イマイチだけど近くのスーパーでささっと買い物は済ませる。

 なにやら予報によれば、今日は涼しくなるらしい。涼しくと行っても最高気温は27℃。昔なら普通に暑い夏。今じゃ涼しいになっちゃう。

 それはともかくとして、相次ぐ山火事に見舞われているフランス。ここでちょっと総まとめしてみましょう。

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下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年8月2日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。

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 こちらはブルターニュ地方で起きた山火事。炎は教会の直ぐ側までやってきていました。周りは焼け野が原。

 そしてこちらはジロンド県。あの欧州最大の砂丘から見える火事。煙が雲のようになっています。

 1949年以来の大規模な火災です。消防士の皆さんがいかに危険で難しい作業に当たっていたかがよくわかります。

 フランスでは毎年平均で約13,000ヘクタールが火災で焼けてしまいます。しかし今年は、6月と7月の2ヶ月だけでその3倍近くの36,000ヘクタールが燃えてしまいました。

 その原因は、例年にない気温の上昇と降雨不足。

 「乾燥で火が起こり安いんです。またあっというまに広がります」と消防の広報担当。

 その結果、フランス全土で山火事が起こってしまいました。ブルターニュ、ジロンド、ピレネー=オリエンタル、エロー、ブッシュ=ドゥ=ローヌ、ヴァール、アルデッシ、さらに北部のノルマンディーやピカルディーでも起きました。

 中規模程度の火災があちこちで起きてしまったために記録的な数字になりました。

 このために避難を余儀なくされた人の数は4万人に及びます。これも記録的な数字です。

 フランスでは1976年に88,000ヘクタールが焼けるという大規模火災が起きました。現在のところそこまでの被害は出ていませんが、猛暑と乾燥はまだまだ続いているそうです。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、なかなか寝てくれない赤ん坊に1年以上付き合って疲れ果ててしまった私は、初めて昼寝をしてしまった。その間に村で山火事が勃発。航空機が消火活動を行うほどの騒ぎになったのに、私はひたすら眠り続けていた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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色々あった一週間 [トピックニュース]

 節約晩ご飯はまたもや放送がなかったのでお休みです。

 さて、ツール・ド・フランスが無事終了したかと思ったら、なんと同じ日にツール・ファム(Tour Femmes)(女子版ツール・ド・フランス)がスタートしました。

 期間は24日から31日までの8日間。ルートは下記。

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 歴史的第一歩の初日は、エッフェル塔の下から出発し、同じコースを12周した後、シャンゼリゼ通りをコンコルド広場に向かって走ります。

 その距離81.6キロ。マイヨジョーヌもちゃんと用意されているそうです。

 最終日のゴールはヴォージュ県にあるスキー場。

 選手は総勢144人。女子版も軌道にのって毎年開催されるようになるといいですね。

 それはさておき、本日は写真で先週の出来事を振り返ってみましょう。

下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年7月23日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 先週は欧州各国を猛暑が襲いました。

 英国も例外ではありません。最高気温は40℃にも達し記録的な暑さとなる中、涼を求めてロンドンの噴水に頭を浸す女性二人の姿。まさに頭寒足熱。

 一方、こちらは暗い夜を明るくしてくれる松明かと思いきや、ジロンドの山火事で焼けた樹木の残骸。

 山火事は2万ヘクタールを焼き尽くしました。

 さらに、こちらは近くのキャンプ場のプールに未使用のガスボンベを退避させている消防隊の皆さんです。

 ちょうどその頃、アメリカのオレゴンで開催されていたのが陸上の世界選手権。

 女子3000メートル障害でフランスの選手が転倒した場面。まるでプールに飛び込んだかのよう。

 次はバングラディッシュ。睡蓮の収穫の様子です。美しい!収穫された睡蓮は市場で売られるそうです。

 最後は、ドイツの動物園のミーアキャット。ジャックランタンみたいな顔のスイカと遊んでます。ドイツも暑かったんでしょうね。


******* フランス人のつぶやき *******

「数週間前から、同居人が私を怒らせるようなことばかりする。私って、頭に来ると掃除をする癖があるのよねえ[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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自転車レースと観光名所 [トピックニュース]

 日曜日恒例の週末旅は放送がなかったのでお休みです。

 さて、今日でフィナーレを迎える自転車ロードレースのツール・ド・フランス。今年は初日の3日間をデンマークで走り、その後はフランス国内に入ると国を半周して(地図は→こちら)パリに飛び最終ステージが行われます。

 テレビ中継では、地域の観光の名所も次々に紹介されるため、旅の楽しさも味わうことができます。

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下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年7月19日に放送)

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 雄大な自然の中を走る自転車の列。

 一ヶ月近く続くレースで選手たちは、山や海、そして都会から田舎まで、合計3,500キロを走破します。

 テレビ中継ではレースの実況だけでなく、その地域の観光の名所も登場します。

 7月19日のレースでは、フォワ城が紹介されました。中継のヘリコプターが飛んでいます。

 「ここにはフォワ伯の歴史が刻まれています。それを皆さんと共有できるなんて素晴らしいことです」とお城の関係者。

 毎年8万人の観光客が訪れるという観光スポットですが、その中には外国からの観光客も数多く含まれるそうです。

 こちらはノルウェーからやってきた方々。ツール・ド・フランスと観光の両方を楽しんでらっしゃるようです。

 「このレースはノルウェーでもよく知られています。テレビではレースの他に、フランスの歴史やお城、それに料理についても解説してくれるので楽しめるんですよ」

 テレビ中継は190カ国で放映されています。

 カルカソンヌの城塞都市、モンブラン、北部の炭鉱跡、各地のお城や教会などを2台のヘリで撮影し、世界中に配信しています。

 こちらはその中継車。

 「前もって地元の下調べをしておいて、どこを撮影するか事前に決めておくんです」とディレクター。

 こちらは終盤のレースが行われたピレネー地方。


******* フランス人のつぶやき *******

「うちの息子、今朝はやけにやる気満々で、近くのパン屋まで自転車ででかけた。しかし、100メートルほど走ったところでゼイゼイ言いながら戻ってきた[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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