木陰は本当に涼しいか? [トピックニュース]
フランスのニュースで数日前からトップで報道されているのがジロンド県の山火事。
消防隊の懸命な努力にも関わらずなかなか鎮火しない。近隣の町や村の住人や観光客が避難させられる事態になっている。
発生からかれこれ一週間ほどになるような・・・。日本は雨でフランスは猛暑と乾燥。もう少し落ち着いた気候になってほしいものです。
さて本日は、フランスのTV局TF1のリポーターさんが、樹木が本当に暑さを和らげてくれるかどうかを調査してくれます。
下記写真をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年7月19日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはノルマンディー地方の町エヴルー(Evreux)。温度計を手に調査してみることにしましょう。
ちょうど午後になったばかりの時間です。日当たりの良いこの通りの気温は、なんと40℃!
例年なら夏でも最高気温が30℃に満たないところですが、やはりここにも熱い大気がやってきているようです。
次は少し歩いて大きな木が並んでいる通りにやってきました。気温を見てみると、36℃。先程の場所より4℃下がりました。やはり緑は暑さを和らげてくれるようです。
「犬を散歩させなくてはならないんですが、木陰のある場所を見つけてそこを歩いてますよ」と女性。
広場を歩く人達は全員が早足。これでは日差しの避けようがないですねえ。ササッと歩くに限ります。
では木々が気温を下げてくれる仕組みをおさらいしておきましょう。
まずは太陽の日差しを遮ってくれるということ。それが、アスファルト道路に熱が伝わるのを防いでくれます。
そして木々が水分を循環させていることもその要因です。根から吸い上げられた水分を葉が放出しているのです。
それは一日で450リットルにもなります。その量はエアコン5台分。ほほ〜、そこまでとは知らなかった。
そんなわけで、エヴルーでは、8月末までに教会の周りに3000本の植物が植えられることになっているそうです。
「樹木を10%増やせば、気温を2℃下げることができるという研究結果があります。したがって都市部では緑を増やすことが不可欠なんです」と専門家。
これだけ温暖化が進むと気温を下げるための対策がどうしても必要になりますね。
******* フランス人のつぶやき *******
「あまりに暑いので扇風機をつけて寝たのに、いつのまにかスイッチのボタンがオフになっていた。うちのニャンは賢いわ」
VDM(Vie de Merde)より
9ヶ月前と今 [トピックニュース]
朝食用のグラノラの蓄えが乏しくなってきたため、先日、スーパーで買ってきた。
一袋600グラム入で500円を切る値段だったのが、550グラムに減っていた。価格は同じ。
いつ来るかと気になっていたが、こういう形で値上げがやってきた。
世界中がインフレに見舞われ様々なものが値上がりしているようだ。
下記写真をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年7月18日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
玉子、肉、フルーツなど、去年の10月、物価がどれだけ上がったかを知るためにスーパーで買い物をしてみました。その結果、この頃からインフレが進んでいることを自覚したのでした。
今も値上がりが続いているのだろうか?もしそうなら値上がりしている商品はどんなものなのか?
あれから9ヶ月後の今日、同じ大型スーパーで、9ヶ月前に買ったものと同じものを買ってみることにしました。
まずはハンバーグ用の牛ひき肉。前は、キロ当たり6.85ユーロだったのが9.55ユーロに値上がり。
鶏の胸肉は、前が9.90ユーロだったのが、今では12.71ユーロ。2.81ユーロの値上がりです。
なんかちょっとこの値上がりがかなりのもんですねえ〜。驚き。
「バターも油も、沢山のものが値上がりしてます」と消費者。
確かに、同じメーカーの同じバターを買ってみると、0.21ユーロ高くなってました。
気候変動とウクライナ侵攻の影響は日々の買い物に影響を与えているようです。
最も影響を受けているのが穀物をベースにした商品で、特にパスタです。一袋0.75ユーロだったのが、今では0.97ユーロになっています。30%の値上がり。
しかし、希望が持てるものもあります。それはジャガイモ。9ヶ月前と同じでした。さらに少し値下がりしているものもありました。
春先の霜もなく気候に恵まれていたため収穫を維持できた野菜や果物がかなりあるとか。十分な在庫も確保されているため値上がりを免れました。
そして衛生用品も9ヶ月前と同じ価格を保っているようです。
とは言うものの、レジでお会計を済ませてみると、以前より12ユーロも多く支払う結果となりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、スーパーのセルフレジで、紙の節約と地球環境のために、レシートが必要か不要か教えろといってきたので不要と言ったら、次回の割引券が50センチの紙で出てきた」
VDM(Vie de Merde)より
落書き消去人 [トピックニュース]
節約晩ご飯は放送がなかったのでお休みです。
さて、7月1日に始まったツール・ド・フランスは3分の2を終えて、今週の日曜日にフィナーレを迎えます。
そんな自転車ロードレースに、こんな裏方さんがいたことを初めて知りました。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 3で2022年7月15日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
レースの道路の落書き。これを消すのがこの方々のお仕事です。
消すと言っても、少し手を加えて形をわからなくするのです。
例えばこの落書きは男性の体の一部。これに手を加えて別のものに変身させます。
「いい出来とは言えませんが、動物に描きかえることで、皆さんに喜んで貰えればいいなと思います」と作業員の方。
「あんな落書きがテレビに写ったら印象悪いですもんね」と観客の女性。
作業員の方々はいくつかモデルになる絵を準備し、レースの数時間前にコースを走って、不適切な落書きを見つけたら別の絵に仕立て上げます。走る距離は3,350キロにもなるそうです。
「人種差別的なもの、卑猥なもの、政治的なものなど色々あります」ともう一人の作業員。
この仕事、最近ちょっと注目を浴びてしまったため、困ったことも起きています。
それは、わざと卑猥な落書きをして、本当に作業員がやってきて消すかどうかを確認しようとする若者が増えたこと。不届き者ですね!
道路に建てられた看板にもいたずらをする人がいるようです。こうして一つ一つ剥ぎ取ってい行きます。
きれいになった道路を選手たちが走り抜けていきます。
「かなり下品なものもありますが、こういうイベントですから仕方がないですね。落書きをする人もいれば私達にように消す人もいて、それがこのイベントってことなんでしょう」
最後に付け加えると、今年は、下品なものが少なくなったとか。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、バカンスの最終日。娘がうっかりカメラの全データを消去してしまった」
VDM(Vie de Merde)より
7月派増える [トピックニュース]
節約晩ご飯で作っていたムサカが食べたくなった。
ひき肉、ナス、ズッキーニ、チーズは買い置きがある。トマトソースを買ってくれば材料は揃う。
しかしあのベシャメルソースを作るとなると・・・このソースも瓶詰めかレトルトであるんじゃなかろうか?近いうちに絶対作って食べるぞ!
それはさておき、フランスでは、7月に入ると同時に休みをとってバカンスに出かける人たちと、8月になってから出かける人の2種類があり、それぞれ7月派、8月派などと呼ばれています。
そして今年は例年になく7月派が増えたそうです。
下記写真をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年7月5日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはボルドーに近い海辺のリゾート地アルカション。見るからにバカンスをすごしにやってきた方々が町を闊歩しています。
「7月に夏休みをすごすのは初めてのことです。どんな具合かなと思ったら、すごく良くて満足してます」
こちらはキャンプ場。今年は8月より7月の方が多いとか。
「7月は静かで料金も少し安いんです」
「7月は人が少ないから静かでいいですよ」
「7月14日までは安いんですよ。それ以降になると急に値上がりするんです」
へえ、そういうことですか。革命記念日を境に料金がちがってくるんですね。
このキャンプ場は、7月の土曜日は全部予約で埋まっています。さらに100家族くらいがこれから利用する予定になっているとか。
「7月始めは、4人くらいの小規模家族が500から600ユーロで借りておられるようです。そのあたりが人気の理由じゃないでしょうか」とキャンプ場の支配人。
一方、こちらはホテル。7月と8月で料金が異なるわけではありませんが、やっぱり7月が人気のようです。
「今年初めて7月の予約が上回りました。夏休みの過ごし方が変わったように思います。その理由ははっきりしませんが、休暇を取って外出して気分を変えたい方々が大勢いらっしゃるということなんじゃないでしょうか」とホテルの支配人。
この変化は旅行業界にとっては喜ばしいことのようです。
「7月は例年より200万人以上が旅行に出ています。8月もほぼ同じくらいの人出が見込まれますので、業界にとっては売上の増加につながるはずです」と観光業界の方。
ということは、早くバカンスにでかけて楽しみたいと思っている人たちが沢山いるということのような・・・。
日本の夏休みはどのようなことになるのやら。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、今年の年末には社員との会食代の予算が余ってしまうから、パーティでもやりましょうと社長に進言した。コロナ禍で食事会もろくにできなかったせいだ。で、パーティの開催日が決まった。なんと私の夏休み中・・・」
VDM(Vie de Merde)より
猛暑のあとは嵐 [トピックニュース]
東京は再びコロナ新規感染者が増加傾向。300人とか500人多いなどと言っているうちにあっという間に増加するから少々怖い。
当方は週末に遠出する予定があり気になる。
大型連休にも関わらず増えなかったのに今頃になって増えるなんてイヤな感じだ。
さて、フランスは猛暑の後はヒョウの嵐にみまわれたようです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年6月22日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ご覧の通り、強風とともにヒョウが大量に降っています。前日の夕方6時頃のことです。
降ってきたヒョウがこれ。ゴルフボールほどの大きさです。
10分ほどで収まりましたが、スーパーの外にあったテントはこの有様です。
一般の住宅にも被害がでました。屋根の瓦がヒョウで割れてしまいました。
翌朝、外に出てみると、街路樹がなぎ倒されていました。
「車にもヒョウがどんどん降ってきて本当に悲惨な状況でした」
「慌てて車の方に向かったんですがものすごい強風でどうにもできませんでした」
こちらの駐車場の車10台ほどが被害を受けました。ガラスが割れてしまっています。
「昨晩、子どもたちがこの車の中にいたそうです。恐怖だったでしょう」と自動車修理工の男性。
そしてこちらは役場。屋根に大きな被害がでたようです。今のうちに手当をしておかないと被害が拡大してしまいます。
一方、こちらは農家の男性。畑にはまだヒョウが残っていました。栽培しているビートは原型を留めないほどにつぶされてしまいました。
さらに麦畑もこの状態です。人間だけでなく家畜のエサでもあります。被害の連鎖は少々きついですね。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、ヒョウが降ってきたので、どんなものか見てみようと窓を開けて身を乗り出したら、頭に衝撃が・・・」
VDM(Vie de Merde)より
欧州ザッピング [トピックニュース]
本日は欧州各国のニュースをひとまとめにしたユーロザッピングという番組を紹介することにしました。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局Franceinfoで2022年6月21日に配信)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
まずはジョージア。
親ヨーロッパ派の人たち1000人ほどが首都を行進。ロシアのウクライナ侵攻の影響か、ジョージアはすでにEU加盟を正式に申請しています。
「私達がヨーロッパの一部だということを世界に知ってもらおうと集まったのです」
しかし、EUは経済の立て直しと民主化が先だとしているため、すぐに加盟は認められそうもありません。
次はドイツ。フードバンクの活動が活発化しています。
この一年で物価が7.9%上昇。そのためフードバンクは生活困窮者には欠かせない存在になってきました。
「国の支援は十分ではないですね。何から何まで値上がりですから」
生活困窮者は人口の13%で1300万人にのぼります。日本はどれくらいいるんだろうか?
一方、こちらはスペイン。西部から北部にかけて発生した山火事がなかなか鎮火しません。
そう言えば、アフリカからの熱い大気にすっぽり包まれ、気温は40℃に達していると言ってましたもんね。
しかも強風で思うように消火活動ができないようです。ナバラ州では25,000ヘクタールの森林が燃えてしまいました。早くなんとかなって欲しいですね。
最後は英国。
6月21日の夏至の日を祝うため、暗い中、ストーンヘンジに向かう人たち。太陽が登ると朝日に手を合わせて何か祈っています。
この方たち、ヒッピー時代を懐かしむグループなんだそうです。確かにそんな感じ。
これは日の出直前のストーンヘンジ。神々の世界に入り込んだような気分になります。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、欧州一のジップラインに乗るつもりだったのに、いざその時になったら怖くなった。すると父が言った。『そのダンボのような身体じゃあ大丈夫さ。スピードはでないよ』」
VDM(Vie de Merde)より
マクドナルドに罰金 [トピックニュース]
なんとか涼しくいられたのも昨日まで。今週末からは気温が上昇傾向で、月末には夏の片鱗が見えてきそうだ。
今日からは半袖Tシャツに短めのスカートか短パン。髪はきりりとアップか一本にしばる。このまま夏に突入か?
それはさておき、あのマクドナルドが、フランスに高額の罰金を払うことになったそうです。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年6月16日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
その額、12億ユーロあまり。日本円にすると1500億円ほど。
理由は脱税。従業員の訴えがそのきっかけとなりました。
「罰金が支払われることになってよかったです。次は我々の番です。何しろ、脱税していた間に利益を上げてたわけですから、その利益は我々に還元してもらう必要があります」とリーダー。
はあ、なるほどね。フランスの労働者は強い。
その訴えを受けて、フランス当局の6年余の捜査の結果、企業の租税回避の実態が分かってきました。
フランスの加盟店は使用料をこの企業グループに支払いますが、グループはその使用料をルクセンブルクやオランダに送金することでフランス国内における使用料の額を減らし、課税を軽くしていたことが確認されたのです。
原告側の弁護士は、この結果はその他の企業にも影響を与えるだろうと考えています。
「これは警告です。意図的に課税を逃れようとするようなことは減っていくでしょう」
マクドナルドは、裁判になるのを避け、罰金を払うことを受け入れたそうです。そして次のような声明をだしました。
「フランスのマクドナルドは、現在及び将来の使用料に対する適切な課税が実施されるように率先して対応していく所存です」
日本のマクドナルドはどうなんだろうと気になってきました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、とあるお宅の家を出る時『ではごきげんよう』と言って出てきた。すると家の主人が言った。『ちっ、どこへでも行っちまえ!』はい、私は、税務調査官」
VDM(Vie de Merde)より
暑さ対策 [トピックニュース]
月曜日の夜、たまたま窓をあけると煌々と月が輝いていて、ひょっとしてこれはスーパームーン?と思ったのだが、満月にはほんの少し足りない気がした。サイズも普通サイズに見えた。
そしたら昨日になって火曜日の夜がスーパームーンだったらしいことが分かった。
東京は曇り空で見えなかったはず(夜空を見上げなかったから不明)。次は7月だそうだ。その頃には梅雨があけて大きな月が見られるかもしれない。
それはともかくとして、予想通りフランスは猛暑の地域が拡大してました。ボルドーは37℃に達したとか。
そこで問題なのが暑さ対策。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月13日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
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こちらはブルゴーニュ地方の都市ディジョンの家電店。
ずらりと並ぶ扇風機。中にはこんな小さいのもあります。どうやら全部の扇風機が30%引きのようです。
テレビで猛暑のニュースが流れると、次は必ず家電店の扇風機売場が登場します。日本はどっちかというとエアコン売場の方が登場しますね。
翌日の予想最高気温は33℃。
「扇風機を求めてお店にいらっしゃる方が増えています。あらゆるご要望にお応えできるように様々な機種を揃えています」とお店の方。
扇風機売場のお隣には・・・例の家庭向けのプールのコーナーがありました。
なんかちょっとお風呂のようにみえる。ま、とにかく暑い時は水に入って涼もうってことのようです。
一方、屋外にはこんな施設もあります。ミストシャワー。これで周りの気温がいくぶんか下がります。今年は5箇所設置場所が増えました。
さらに市では、高齢者専用の暑さ対策窓口を開設したそうです。
登録者の数はすでに350人。注意報が出たら、15人ほどのボランティアが一人暮らしのお年寄りに毎日電話をかけることになっているそうです。
フランスが水不足になりかけていると聞いて、久しぶりに東京の水瓶を調べてみたところ、利根川水系の貯水は平年を上回って84%、荒川水系も同様で71%。東京は今のところ水は大丈夫そうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、暑かったから短パンをはいた。すると4才になる息子が言った。『ママのおヒザは、どうしてしかめっ面をしているの?』」
VDM(Vie de Merde)より
6月もさらなる猛暑 [トピックニュース]
日本の6月と言えばじめじめした梅雨ですが、欧州の6月はそれとは逆にカラッとして好天気が続きます。
しかし、今、好天気過ぎてこんなことになっています。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月14日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
ここは太陽の光が降り注ぐ南仏のマルセイユ。
降り注ぎすぎて避けるのも一苦労です。
しかも朝の10時には気温はすでに25℃、午後には36℃に上昇。見ているだけであのむわっとした暑い夏がよみがえります。
一方、こちらはスペインのマドリード。もっとすごいことになっていました。
数日前から最高気温は39℃か40℃。
どうしてまた6月にこんな暑さになっているのでしょう?
フランス気象局の予報士によると、大西洋のこのあたりの上空に冷たい空気があるのですが、上空をぐるぐる回るだけで動かない。
そのため、アフリカ北西部の熱い大気がどんどん北上し、スペインをすっぽり包んだかと思えば、更に上昇してフランスも飲み込もうとしているとか。
水曜日には南部が熱波に覆われ、木曜日には西部、金曜日には中部から北部、土曜日には東部へと広がることになるらしい。
気温は南部で39℃、西部から中部にかけては35℃〜36℃。パリも30℃をこえてしまうと言います。
これも気候変動の影響なのか?
「6月にしては異例の暑さです。2019年6月28日に46℃を記録したことがありますが、それに匹敵する暑さになりそうです」と、TF1で天気予報を担当しているエヴリーヌさん。
先月の5月は暑い上に雨が少なかったため水不足が続いています。土もこんなにカラカラ。
国は、本格的な夏を前に水の消費を抑えるよう呼びかけているそうです。
日本は水はたっぷりあると見えて、むしろ電気の消費を抑えるようにと言われてます。エアコンが使えないなんてことになったらかなり厳しい。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、私のアパートが暑いのに気がついた母親が、暑さ対策のために温度計をプレゼントしてくれた。おかげで部屋の温度がどこまで上がれば倒れそうになるかがわかるようになった」
VDM(Vie de Merde)より
議会選挙投票率低迷 [トピックニュース]
先週の日曜日、フランスでは国民議会選挙の一回目の投票が行われた。
最近は、各党が選挙を前に共闘して一つの集団を作り、その集団に名前をつけているから、どの党がどうなっているのかわからなくなる。
ざっと見たところ、今回はマクロンとメランションの対決の構図になっているような・・・。
しかし、結局はマクロンの集団が議席の過半数を確保するというのが大方の見方のようだ。
それはともかく、今回の選挙、有権者の52.3%が投票所にいかなかったとか。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年6月13日に放送)▷がない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらはフランス北部の町コミンヌ。一回目の投票の翌日の市場は、いつもと変わらず選挙の熱気は感じられません。
お店の方が気にしているのは政治よりも購買力。
「大統領選の時はマリーヌ・ルペンに当選させないためにマクロンに投票しました。でも議会選挙は行かなかったですね」
コミンヌでは棄権した人が61%にも達しました。
「私達のために何をしてくれるかというのが一番の関心事なんです」と女性。
つまり、国の政治というより地方の政治ってことのようです。
「国民議会の議員なんてなんの役にもたちませんよ」
「議員の政治では何も前に進まないですよ」
確かに、そう言われるとそんな気もしてきます。参議院選のことが頭をよぎる。
「棄権する理由はよくわかりませんが、今回の選挙はなんのために行われるのかよくわからないからじゃないですか?」と女性。
「たぶん2回目の投票の方が投票率はあがるんじゃないですかね」と男性。
第2回目の投票日は一週間後の19日の予定です。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、生徒会の選挙があった。立候補もしてないやつが僕より票が多かった」
VDM(Vie de Merde)より