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週末はルツェルンで [パリから週末旅]

 日曜日は恒例の週末旅。

 今回は、スイスの中央部に位置する都市ルツェルン(Luzern)を旅します。パリからは列車で約5時間。

 では出発!

Suisse_Luzern.jpg


下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2021年6月26日に放送)動画が出てこない場合は→こちらをクリック

映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。


 中世の城壁に古い橋。さらに湖に雪山。建物のファサードには大時計。スイスを代表するものばかりで期待が膨らみます。

 まず訪ねたのは、ロイス川にかかるこの屋根付きの橋(青印)。もともとは城壁の一部として作られていたため途中には塔があります。橋の長さは204メートル。天井部分には市の歴史を描いた絵が飾られています。

 橋を渡った先は美しい街並みの残る旧市街。広場には湧き水が流れ出しています。

 「この水はアルプスの山を通って流れてくるので、このまま飲むことができます」とガイドさん。

 湧き水、あちこちで流れ出しているようです。

 中世の趣を残す建物も、一味違っています。この広場に面した建物の壁には丹念に絵が描かれています。壁画は全部で70枚。これ、19世紀の看板だそうです。

 「絵を見ればどんなお店かすぐに分かるようになっています。たとえば、ここは薬局だった建物です」

 う〜む、絵の感じからは薬局だとわからないような・・・。薬草か?

 次は、チョコレート屋さんにやってきました。スイスと言えばチョコレート!このチョコレートはルツェルンの豊かな水の一滴を表しているとか。さっそくいただきましょう。

 甘いものを堪能した後は、少し足を伸ばして城壁の上に上がってみましょう(赤印)。白い雪をかぶったアルプスの山々を背にした街を眺めていると、鐘の音が聞こえてきました。

 その正体はこの大時計(緑印)。どういうわけか他の時計より1分早く鐘を鳴らすそうです。今はちょうど11時59分。

 さて、今度は、観光船でルツェルン湖巡り(水色印)。いつもなら年間300万人が利用する観光船もコロナ禍でガラガラ。そして、湖畔の建物が美しい。

 湖があれば山もあるというのがスイス。次はこの電車で山へと向かいましょう。途中、博物館から出てきたばかりの蒸気機関車に出会いました。客車を引っ張るんじゃなくて押すんですね。

 それはともかくとして、最終目的地はリギ山(黄緑印)。リギ山からは620峰からなるアルプスの屋根を一望できると言います。19世紀、英国やドイツの王族たちがお付きのものを従えて登ったようです。翌朝の日の出を見るために山頂で一泊するつもりだったようで食器類も一緒に持って登ったとか。それだけ素晴らしい眺めということでしょうね。

 しかし、この日はご覧の通りの悪天候。いつもならこんな夕日を目にすることができます。

 さて、そろそろ山を降りて今晩の宿へと向かいましょう。そこは・・・元監獄。もちろん、きれいに改修してあります。しかし、窓には鉄格子。監獄に泊まるのも乙なもの?一泊90ユーロ。物価の高いスイスにしてはリーズナブルなお値段。

 翌朝は、レンタサイクルでちょっと変わった場所に行ってみましょう。そこはガラス工房。職人さんはイタリア人とポルトガル人。ガラスの作品ができるのを見学することができます。そして、出口の前に立ちはだかるのがガラスの迷路。これはちょっと難しそう。

 脱出できたご褒美は、チーズフォンデュ。これまた美味しそう。

 そして夜の帳がおりたルツェルンはこんな姿を見せてくれました。


******* フランス人のつぶやき *******

「今日、弟の誕生日を祝うために家族全員が集まった。ただし、弟を除いて。弟は友達と一緒がいいといってアルプスに出かけていった[あせあせ(飛び散る汗)]

VDM(Vie de Merde)より


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