謎のクレーター [ブルターニュ地方]
日曜日恒例の週末旅はうまく動画が見られないのでお休みです。
本日は、ブルターニュ地方で発見された謎のクレーターのお話。
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2023年3月8日に放送)▷が出てこない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
殺伐とした風景の中に姿を現すクレーター。去年の夏まではすっかり忘れ去られていました。
というのも、去年の夏、山火事で焼けるまではこの一帯は鬱蒼とした森でした。
大規模な火災で木々が燃えてなくなり、隠れていたクレーターが顔を出したというわけです。
近くで見てみると水が溜まって池のようになっています。
このクレーター、一体なんなのか未だに謎です。
「それぞれ等間隔で並んでいるから不思議なんです」と男性。
こちらは去年の7月に山火事が起きた時の映像です。
半年以上たってやっと中に立ち入ることができるようになりました。
そしてにわかに注目を浴びているのがこのクレーターというわけです。
上空から見るとこんな感じで並んでいます。
「2時間半も探し回ってやっとみつけました」
「この山には様々な伝説がありますからねえ。いろんなことが考えられますよ(笑)」
そこへやってきたのがこちらの兄弟。謎を解くべく、双眼鏡と地図とメジャーを手に現地調査を開始。
「この写真だと直径がどれも同じです」
「それが等間隔でぽんぽんぽんと並んでるんですから謎です」
この航空写真を発見したのがこちらのジャン=ノエルさん。
1950年に撮影されたものらしい。ということはそのころすでにクレーターの存在がわかっていたようです。
これは第二次世界大戦時の爆弾の跡だと言います。
「アメリカ空軍がブレストを空爆して英国の基地に戻る際に、機体を軽くするために落としていったものではないかと思います」
確かに写真の感じからしてこの説が一番有力ですね。しかし、確固たる証拠がなければ断定はできません。
そんなわけで謎のクレーターは今も謎だそうです。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、部屋に充満する謎の匂いを消す効果的な方法がわかった。靴下をすぐに洗濯すること」
VDM(Vie de Merde)より
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