30ユーロで晩ご飯170 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
本日は、フランス大統領選に因んで、エリゼ宮で3人の大統領に仕えた料理人がチャレンジしてくれます。
では、スタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年4月9日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
こちらがその料理人のエリックさん。現在はパリで自分のレストランを開いています。
では早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは贔屓にしている街角の魚屋さんにやってきました。牡蠣8個とラングスティーヌ(エビ)を購入。これが12.25ユーロで残りは17.75ユーロ。
これだけでこんなに使っちゃって大丈夫か?
「ぜんぜん大丈夫ですよ」とシェフ。
次はお肉屋さんにやってきました。メイン料理用に鶏の胸肉を2枚購入。これが7.47ユーロで残りが10.28ユーロ。
次は八百屋さんです。デザート用にイチゴを購入。さらにジャガイモ、りんご、泥付きニンジン、ほうれん草を購入。これが合計で6.21ユーロ。残りは4.07ユーロ。
最後はチーズ店でフロマージュ・ブランを購入。これが4.03ユーロで、ほぼ予算通りでお見事。では調理の開始!
「国家元首の料理人を務めるというのは普通とは違いますよね?」
「毎日、同じお客様に料理を出すということですからね。毎日、違った料理を出すようにしてましたよ」
まずは前菜から。
牡蠣の殻をはずしたら、リンゴで作ったジュレをのせます。粗塩にリキュールを加えて混ぜ合わせ、リンゴの千切りをのせた牡蠣と一緒にお皿に盛り付けます。カリカリのトーストをあしらったら出来上がり。あのシラク大統領が好きだった料理だそうです。
次はメイン料理。
ほうれん草とエビを胸肉でくるんだらラップのまま煮込みます。火が通ったら半分に切り分け、ジャガイモのピュレと一緒に盛り付けます。茹でてさっと炒めたニンジンを添えて煮汁と粗塩をかけたら完成。オランド大統領に好評だったそうです。
最後はサルコジ大統領が好きだったデザート。
イチゴをみじん切りにしたらフロマージュ・ブランに混ぜ合わせます。スライしたイチゴと一緒に器に盛り付けます。
味よし、見た目良しのお食事になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、友人が、とある大統領候補者に投票したらメールのやり取りはこれっきりにするぞ!と言ってきた。私が誰に投票するかもしらないくせに・・・」
VDM(Vie de Merde)より
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