30ユーロで晩ご飯171 [お料理実践編]
月曜日は恒例の節約晩ご飯シリーズ。
30ユーロ以内で、4人分の晩ご飯をフルメニュー(前菜+メイン+デザート)で作ってもらいます。
今回は、ノルマンディ地方でレストランを営むシェフ、ブノワさんが、復活祭に因んでチョコレートを使った料理でチャレンジしてくれます。
では、スタート!
下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局TF1で2022年4月16日に放送)動画が見られない場合は→こちらをクリック
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
全部がチョコレートベースという料理は初めてというシェフですが、がんばってくれるようです。早速30ユーロを渡して材料を揃えていただきましょう。
まずは八百屋さんにやってきました。旬の野菜で甘くないチョコレートに合いそうなものと言えば、ホワイトアスパラガス。さらにパネ(白ニンジン)、ラディッシュ、洋梨、レモン、玉ねぎ、唐辛子を購入。
そしてもう一つ、じゃがいもの先祖と言われるこの野菜も購入。じゃがいもには見えないですね。合計で13.86ユーロ、残りは16.14ユーロ。
次はチーズ店でヤギのフレッシュチーズを購入。これが3.20ユーロで残りは12.94ユーロ。
このあとは、メイン料理の食材を求めて魚屋さんにやってきました。メルランというタラ科の魚を購入。これが7.35ユーロで残りは4.59ユーロ。
最後はデザート用の材料を手に入れるためにパン屋さんにやってきました。カカオ60%のチョコとカカオバターを購入。これが4.51ユーロでほぼ予算を使い切りました。では厨房で調理の開始。
まずは前菜から。
ホワイトアスパラガスの皮をむき10分ほど茹でます。その間、赤ワインとチョコとバルサミコ酢でチョコレートソースを作ります。お皿にホワイトアスパラ、ヤギのチーズを盛り付けソースをかけたら出来上がり。
次はメイン料理。
カカオバターを溶かした鍋でパネに火を通します。メルランは鉄板焼にします。その間に野菜を刻んでおきます。これを焼いた魚の上にのせてソースをかけたら出来上がり。ソースはカカオバターかな?
最後はデザート。
洋梨をシロップで茹でたら、茹で汁でチョコレートソースを作ります。こっちは甘いソース。これを洋梨の上からかけたら出来上がり。フランス定番のデザート。
春らしい色合いのお食事になりました。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、うちの娘がヒントを書いたメモを見つけた。『ゲームの答えはチョコレートパウダーの入った缶の裏にある』・・・ふたを閉め忘れたのは誰だ?」
VDM(Vie de Merde)より
凄いチョコレートの消費なんですね、年間一人が消費するのは7㎏以上とはね、最も料理にも使用するようですからその位は利用すのかもしれませんね。
by kousaku (2022-04-18 09:16)
kosakuさま
ナレーションで年間7キロ以上と言ってましたねえ。びっくりです。復活祭で食べて、クリスマスでも食べて、何かのお祝いのときにも食べてってやってると7キロ以上ってことになるのでしょうかね。
by carotte (2022-04-18 13:33)