夏のサラダ:ホリアティキ [ギリシャ]
月曜日恒例の節約晩ご飯シリーズも放送がなかったのでお休みです。
今回は、夏のサラダの続きです。
前回のレバノンから地中海を西へと移動してギリシャにやってきました。
下記ウィンドウの▷をクリックしてご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年8月11日に放送)
映像が途切れ途切れになってしまう皆さん。どうも映像の読み込みと再生の速度がうまく噛み合ないのが問題のようです。解決策として、本編が始まったところで一旦ポーズボタンをクリックし再生を止め、映像を読み込むまでしばらく待ちます。ある程度映像を読み込んだところで、もう一度再生ボタンをクリックすると途切れずに見ることができるようになります。少し手間ですが試していただけると幸いです。
海の見えるレストランでサラダを頬張る男性。
これがホリアティキ。ギリシャのサラダです。
「チーズはフォークを使って自分でカットします」
材料は4人分で、トマト2個、オリーブ、キュウリ、玉ねぎ、ピーマン。調味料は塩・コショウの他にタイムやオレガノなどのハーブ。
そして欠かせないのが、山羊の乳で作られたフェタチーズ。
こちらのシェフがサラダの作り方を教えてくれますが、とても簡単で10分もあれば出来上がります。
トマトはざく切り、キュウリは厚めにスライス、ピーマンも玉ねぎも千切り。これらを調味料と一緒にボールに入れて混ぜ合わせます。早い話が切って混ぜるだけ。
「作り方は簡単ですが、そのかわり材料の良し悪しが美味しさの決め手になります」
最後にチーズをのせてオリーブ油を垂らせばできあがり。
材料はどこの家庭の菜園でも収穫できるものが使われているとか。
こちらはミコノス島。何やら菜園で男性が野菜を収穫しています。
この方、ギリシャの国立銀行の元頭取。
「私は現在68才です。30年前にこの島にやってきました。ここで土と一緒に働くことにしたんです」
野菜が育つのはこの辺りの土地だけですが、強風が吹き荒れます。
「風で作物がダメになってしまうので、こんな風に間隔を開けずに植えるんです」
カゴいっぱいに野菜を収穫したら、娘さんがホリアティキを作ってくれます。
使う野菜の種類は家庭によって様々ですが、最後にオリーブ油をたっぷりとたらすことはどこも同じ。
こちらではもう一つのギリシャのサラダ、ザジキを作っていました。キュウリをおろして水切りをしヨーグルトに入れ、調味料で味付けしたもの。
地中海料理といってもどこか東洋の香りのするのがギリシャ料理の特徴です。
******* フランス人のつぶやき *******
「今日、お弁当を用意できなかったのでお店でサラダを買ってきた。それを見た上司が言った。『やっとダイエットする気になったか』」
VDM(Vie de Merde)より
コメント 0